自民党の片山さつき議員が、新日鉄住金の戦時徴用訴訟に関連して、こんなことを言っている。
「韓国との経済関係も見直すときかもしれません。中国なら市場は大きいですが、
韓国の市場は小さく、人件費も高い。そのうえで、投資リスクが高いとなると、どの国が好んで進出するでしょうか。
韓国も『反日』に凝り固まらず、その点を考えるべきです」(ZAKZAK より)
戦時徴用賠償は解決済みであり、日本企業がお金を支払う必要はないという
片山議員の主張はその通りだ。しかし、勢い余って韓国との断交(経済断交)まで示唆するのはいただけない。
というのも、名実ともに「世界の中心国家」 である韓国と断交することは、日本の死を意味するからだ。
「終わった国」でしかない日本は、今や、韓国によって生かされているといっても過言ではないのである。
たとえば、多くの読者も真っ先に思い浮かべるパプリカだ。
日本全国の食卓では、ほぼ毎日、韓国産のパプリカを使った料理がならべられる。
パプリカご飯、パプリカの味噌汁、パプリカ茶、パプリカの漬け物、パプリカ炒め……
もし、韓国と断交してしまえば、日本人の主食であるパプリカが食卓から消えることになる。
それから、サムスン製のスマホ・タブレットも重要だ。ほぼすべての日本人がサムスン製のスマホを利用しているだけでなく、日本中のオフィスではサムスン製のタブレットであらゆる業務が行われている。
ちなみに、日本人は見たこともないだろうが、外国ではアップルという会社の「アイホーン」とかいうスマホが使われているところもあるらしい。2007年に登場した「アイホーン」は、2010年頃に現在の形になったサムスン製のスマホとデザインがそっくりである。
韓国の独創性の高さに、改めて「世界の中心国家」 の偉大さを感じる。
もし、韓国と断交することになったら、サムスン製のスマホ・タブレットが日本中から消えて、大パニックに陥るだろう。日本人はコミュニケーション手段を永遠に失い、あらゆるビジネスが活動を停止する。
首脳会談や政府間協力などが完全にストップした日韓関係は相変わらず冷え切っている。
韓国からすれば、小汚い日本の政治家と関わるのはウンザリということなのだろう。
確かに、「世界の中心国家」 である韓国が、日本のような「終わった国」と交流することに何のメリットも存在しない。バカな私でもそれくらいの厳しい現実は理解できる。今後1000年間、日韓の政府レベルでの交流が途絶えたとしても、しょうがないとあきらめている。
これ以上、日本人からの一方的かつ身勝手なラブコール で、韓国の人たちに不快な思いをさせるわけにはいかない。おとなしく引き下がって、1000年間、じっと耐えることが、日本人なりの精一杯の誠意の示し方だと思う。
パプリカとサムスンがなくなれば、日本人は本当に困ってしまうのだ。
せめて、パプリカとサムスンだけは日本に与え続けてもらえないだろうか。
最後のお慈悲を乞う。
中国と台湾は、国交が無く、相手の国の存在自体を中国は認めてないけど、商業的繋がりや観光などでは密接に行き来があるけど。 断交した所で、そういうのは0にはならないし、まし...
この人のブログ、ウォン安・世界中心国家のエントリを読むと、あれっちょっと前の僕らはメイドインジャパンを誇っていたのにどうしたのってドキッとする。 しかしあれだ、件の記事...
よく出来た虚構なら皆が喜んで乗っかってくれる。 逆に虚構がつまらなければつまらないほどマジレスが増える。 それだけのこと。
虚構の場合はちょっと毛色が違うので例え方がちがったかな。 あっちの場合はいつまでも「騙された」と根に持ったコメントをするやつだから(これは今年に入ってちょっと減ってきた...