hybrid
「hybrid」の意味
「hybrid」とは、異なる二つの要素が組み合わさったもの、またはそのような性質を持つものを指す。生物学においては、異なる種や品種の交配によって生まれた個体を指すことが多い。技術や製品の分野では、異なる技術や機能が組み合わされたものを指すことが一般的である。「hybrid」の発音・読み方
「hybrid」の発音は、IPA表記では /ˈhaɪbrɪd/ であり、カタカナ表記では「ハイブリッド」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ハイブリッド」と読むことが一般的である。「hybrid」の定義を英語で解説
A hybrid is a thing composed of two different elements, or having a mixed character. In biology, it often refers to an offspring resulting from the crossbreeding of different species or varieties. In the field of technology and products, it generally refers to something that combines different technologies or functions.「hybrid」の類語
「hybrid」の類語としては、「crossbreed」や「mixture」が挙げられる。「crossbreed」は、特に生物学の文脈で異なる種や品種の交配による個体を指すことが多い。「mixture」は、一般的に異なる要素が混ざり合ったものを指す。「hybrid」に関連する用語・表現
「hybrid」に関連する用語や表現として、「hybrid car」や「hybrid technology」がある。「hybrid car」は、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた自動車を指す。「hybrid technology」は、異なる技術が組み合わされた技術のことを指す。「hybrid」の例文
1. The hybrid car is powered by both gasoline and electricity.(ハイブリッドカーはガソリンと電気の両方で動力を得る。) 2. This plant is a hybrid of two different species.(この植物は異なる2つの種の交配によるものである。) 3. The company developed a hybrid technology that combines solar power and wind power.(その企業は太陽光発電と風力発電を組み合わせたハイブリッド技術を開発した。) 4. The hybrid bicycle has features of both road bikes and mountain bikes.(ハイブリッド自転車はロードバイクとマウンテンバイクの両方の特徴を持っている。) 5. The hybrid computer combines the advantages of analog and digital computers.(ハイブリッドコンピュータはアナログコンピュータとデジタルコンピュータの利点を組み合わせている。) 6. The hybrid system integrates renewable energy sources with conventional power generation.(ハイブリッドシステムは再生可能エネルギー源を従来の発電と統合している。) 7. The hybrid approach combines traditional teaching methods with online learning.(ハイブリッドアプローチは従来の教育方法とオンライン学習を組み合わせる。) 8. The hybrid fruit is a cross between a grapefruit and a tangerine.(ハイブリッド果物はグレープフルーツとミカンの交配品種である。) 9. The hybrid material has the strength of steel and the lightness of aluminum.(ハイブリッド素材は鋼の強度とアルミニウムの軽さを兼ね備えている。) 10. The hybrid engine offers better fuel efficiency and lower emissions.(ハイブリッドエンジンは燃費が良く、排出ガスも少ない。)ハイブリッド
「ハイブリッド」とは、異なる物を組合わせる事によって生み出された物のことを意味する表現である。
「ハイブリッド」とは・「ハイブリッド」の意味
「ハイブリッド」とは、異なる物を組み合わせたり掛け合わせたりする事で作られた物を意味する用語である。ハイブリッドの語源は、ラテン語の「hybrida」と言われている。ハイブリッドを用いた言葉として多くの人に知られていると言えるのが「ハイブリッドカー」である。主にミニバンやセダンといった種類の車を中心にハイブリッドシステムが採用されている。また数はそれほど多くないものの、ハイブリッドシステムが採用されている軽自動車も登場している。ハイブリッドは異なる種類の生き物の掛け合わせによって誕生した動物を表現する際に用いられる事もある。例えばブタとイノシシの交配によって生まれたイノブタはハイブリッドな生き物となる。尚、野菜を交雑させて作られた新たな品種は「ハイブリッド野菜」と言われる事がある。一方、ハイブリッドはビジネスシーンでも用いられている用語と言える。例えば営業部門が行う販売活動だけでなく、オンラインショップや直販店など複数の販売方法を組合わせた方式は、「ハイブリッドマーケティング」と呼ばれている。さらにハイブリッドは人に対して使われるケースもある。例えば、スポーツと仕事の両方ができるなど複数の能力・スキルを持っている人は「ハイブリッドな人」とも呼ばれる。
ちなみに「ハイブリット」は誤記であるため、注意が必要だ。
「ハイブリッド」の熟語・言い回し
ハイブリッド車とは
ハイブリッド車とは、複数の動力源が搭載されている車の事を指す。一般的なハイブリッド車の動力源はガソリンによって動かすエンジンと電気によって動かすモーターである。ハイブリッド車の場合、速度が低い間は電気で動くモーターを使用して走行し、燃費効率が良くなる速度に達したタイミングでモーターからガソリンで動くエンジンにシフトして走行するのが基本的な仕組みとなっている。ハイブリッド車はエンジンとモーターという2つの動力源を組合わせている事でガソリンの消費が遅くなるため、ガソリン代が抑えられるというメリットがある。またCO2や排気ガスの量を抑制する事もできるので、環境に優しい車とも言える。
ハイブリッド開催とは
ハイブリッド開催とはセミナーや説明会などのイベントを、会場とオンライン両方で開催する方式の事である。従来は直接会場まで行かないと参加する事はできないが、インターネットを活用する事で遠方からでも簡単に参加できるのが大きな魅力と言える。またイベントをハイブリッド開催とする事で、イベント内容をアーカイブ化して後からじっくり視聴する事ができる。そのため、イベント終了後に興味のある部分のみを繰り返し再生して視聴するという事が可能となる。さらにトラブルに柔軟に対応できるのがハイブリッド開催のメリットである。万一何らかのトラブルで会場を使う事ができなくなっても、オンラインにシフトしてイベントを開催する事ができる。
デジタルハイブリッドとは
デジタルハイブリッドとは、異なる複数のデジタルの製品・サービスが一つに組み合わさっている状態を指す用語である。例えば電話だけでなく、動画の視聴や様々なアプリの使用が可能なスマートフォンは代表的なデジタルハイブリッド製品と言える。
「ハイブリッド」の使い方・例文
「ハイブリッド」を用いた主な例文としては、「彼は英語とスペイン語を話す事ができるハイブリッドな人だ。」、「現在、多くの自動車メーカーがハイブリッド車の販売を行っている。」、「通常の授業とオンライン授業を組合わせたハイブリッド授業を導入する。」、「その犬は、チワワとトイプードルのハイブリッドのように見える。」、「ハイブリッド車を利用していると、燃費の良さを感じる。」、「当日、会場に来られない人のためにイベントのハイブリッド開催を実施する事になった。」、「ハイブリッドバイクは通勤・通学に便利である。」、「和と洋が融合しているハイブリッドな建物である。」、「芸術とスポーツのハイブリッドとも言われているダンスを習っている。」、「陸上だけでなく水上も走行できる自動車と船が組み合わさったようなハイブリッド車両である。」などが挙げられる。ハイブリット
「ハイブリット」とは、種や品種の異なる動植物の雑種・異質のものを組み合わせた混合物のことを意味する表現である。
「ハイブリット」とは・「ハイブリット」の意味
「ハイブリット」は「ハイブリッド」とも呼ばれており、「組み合わせたもの」という意味で様々なシーンで用いられる。一般的に耳にすることが多いのは「ハイブリットカー」で、ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーターを供えているのが特徴である。ハイブリットカーは燃費が良いというメリットがあるため、セダンやミニバンに採用されるのが一般的である。また、数は少ないが軽自動車でもハイブリットが採用されているものがある。車のハイブリットシステムにも色々な種類があり、主なものは次の3つとなる。・ストロングハイブリット:エンジンと電気モーターを搭載して燃費効率の良い最も一般的なハイブリットシステム
・マイルドハイブリット:通常走行はエンジン稼働であるが、モーター機能付き発電機を搭載して減速時や加速時をサポートする
・プラグインハイブリット:外部から充電でき電気モーターのみで長距離の走行ができる
ビジネス用語としても「ハイブリット」は用いられており、「ハイブリットマーケティング」という言葉もある。営業担当者が販売活動を行うだけでなく、販売店や直販店、オンラインショップなど複数の販売方式を組み合わせた方式のことを指す。そのほか、人に対しても「ハイブリット」という言葉が使われることがあり、その場合は2つ以上の能力を備えていることを指す。運動と勉強の両方ができる、中国語とスペイン語が話せる人などは、「ハイブリットな人」である。
「ハイブリット」の語源・由来
「ハイブリット」は、雑種・混生物という意味を持つ英語の「hybrid」に由来する。英語の「hybrid」の語源は、豚と猪から生まれた子孫という意味を持つラテン語の「hybrida」である。「ハイブリット」の熟語・言い回し
ハイブリット車とは
「ハイブリット車」とは、2つ以上の動力源を搭載している車のことを指す。低速時はモーターによる走行で、燃費効率が良い速度になったらエンジン走行に切り替わるため燃費が良い。そのほかにも、排出されるCO2が少ないため環境に優しい、走行時の音が静か、エンジンへの負担が少なく長持ちするなどのメリットがある。ただし、自動車税や自動車重量税、自動車取得税の減税措置が取られているものの、購入価格は高めである。
ハイブリッド開催とは
「ハイブリッド開催」とは、ライブや展示会、説明会などを会場とオンラインの両方で開催することである。従来は会場に足を運ぶしか参加する方法がなかったものが、インターネットを通じてどこからでも参加できるため参加へのハードルが下がるのが魅力である。イベント終了後にアーカイブにして公開したり、参加者(視聴者)のデータを分析して次のイベントに役立てたりすることもできる。新しいイベント方式として採用されることが増えている。
ハイブリッド授業とは
「ハイブリッド授業」とは、対面授業とオンライン授業を組み合わせた授業スタイルのことである。不登校の児童の学習支援としても役立つ。
「ハイブリット」の使い方・例文
・そのバンドはジャズとロックのハイブリットを演奏した。・その動物は、シマウマと馬のハイブリットのように見える。
・現在、ほとんどの自動車メーカーがハイブリットを提供している。
・ハイブリットバイクは通勤に最適である。
・従来のガソリンエンジンに代わるものは、ハイブリットだけではない。
・ハイブリット車を運転していると、ブレーキと加速の方法について考えるようになる。
・ダンスはスポーツと芸術のハイブリットだと彼は言う。
・ハイブリット授業は、従来のクラス内授業とオンライン授業を組み合わせたものである。
・その建築は、古典的なスタイルとモダンなスタイルのハイブリットである。
・ハイブリット航空機は、飛行機のように飛行し、ヘリコプターのように離着陸できる。
ハイブリッド
ハイブリッド(hybrid)とは、異種のものの組み合わせ・掛け合わせによって生み出されるモノあるいは生き物を意味する語。動物の場合は「雑種」ともいう。
ハイブリッド(hybrid)の語源はラテン語の「hybrida」。もともと「イノブタ」を意味する語である。そこから、生物の掛け合わせによって生まれた動物(雑種)という意味に転じた。後に、異種の要素を組み合わせた製品を形容する語彙としても用いられるようになった。
ハイブリッドな生き物の例としては、豚と猪の交配によって生まれたイノブタや、馬とロバの交配によるラバなどが挙げられる。野菜の交雑によって生まれた品種は「ハイブリッド野菜」と呼ばれる。
工業製品でハイブリッドといえばハイブリッドカー(ハイブリッド車)がまず挙げられるが、ハイブリッドカーは「エンジン(内燃機関)+電気モーター」のように複数の動力源を組み合わせて動力源を切り替えながら(複合式動力で)走行する自動車のことである。ちなみに「電動アシスト自転車」も、「人力+電動モーター」のハイブリッド軽車両である。
ハイブリッド車(ハイブリッドカー)は、異なる動力源を複合して走行できる自動車の総称であり、その組み合わせは多種多様である。最も一般的に知られている方式は、内燃機関であるエンジンと電気で動くモーターを動力源とする電気式ハイブリッド車であろう。走行はエンジン主体だが、車両の電装品に電気を供給する発電機能を強化してエンジンに対する動力源としても用いる、といった構造をもつ車も「ハイブリッド車」に該当する。
ハイブリッド車のうち「マイルドハイブリッド」と呼ばれる種類の車は、搭載されている発電機能を強化してエンジンの動力を補助するモーターとして機能させる。走るための燃料をエンジンが消費するのを抑えて二酸化炭素の排出を抑制し燃費を向上できる。発進時はモーターで動き出し、加速ではエンジンにかける負荷をアシストし、減速時には逆にエンジンの回転をバッテリーへの充電に変換する機能が交互に働くことによってエネルギー効率を向上させている。
マイルドハイブリッドに対する「ストロングハイブリッド」方式の車には、マイルドハイブリッドよりも大きなバッテリーとモーターが搭載されている。エンジンを停止してモーターのみで走行でき、完全にモーターだけで走行できるモードも用意されている場合が多い。マイルドハイブリッドと違い、走行状態によってエンジンとモーターを使い分けるように出力配分をあらかじめ決めておくことで燃費向上を図っている。
ストロングハイブリッドは基本的には車両に搭載された充電機能を使ってバッテリーを充電するが、「プラグインハイブリッド」方式は外部から充電できる仕組みを導入し、走行距離を向上させた。プラグインハイブリッドはコンセントに繋がるプラグから直接バッテリーに充電できる。プラグインハイブリッド車は「PHEV」ともいう。これは「プラグイン・ハイブリッド・エレクトリック・ビークル」の略である。
プラグインハイブリッドの一種というべきか、「レンジエクステンダー」は、従来のプラグインハイブリッドに加えて小型発電機システムを搭載してモーターによって走行できる距離を大幅に増大することを実現した仕組みである。これによって充電ステーションがない場合もガソリンなどの燃料補給をすることでハイブリッド走行することが可能となっている。
自動車以外の工業製品における「ハイブリッド」の例としては、たとえば、水に熱を加える機能と蒸発する機能を組み合わせる「ハイブリッド加湿器」、腕時計に活動量の測定機能やメール機能などを持たせた「ハイブリッドスマートウォッチ」、ハードディスクドライブに動作記憶などを補助するキャッシュメモリとしてフラッシュメモリを搭載した「ハイブリッドHDD」、アナログ型のコンピュータとデジタル型のコンピュータを組み合わせた「ハイブリッドコンピュータ」などが挙げられる。
ハイブリッド加湿器は加湿に熱を利用する。加湿に水の蒸発原理を利用する方式を「気化式」、ミストを噴霧する方式を「超音波式」というが、このいずれかと熱を組み合わせて加湿する加湿器が「ハイブリッド加湿器」に該当する。気化式との組み合わせでは水を吸い上げたフィルターに温風を当てて蒸発させる。超音波式との組み合わせでは温めた水を超音波によって蒸発させることを実現している。
ハイブリッドスマートウォッチにはスマートウォッチのような大きな液晶画面がない。アナログ腕時計と同様の文字盤があって、時計としては普通の腕時計と同じ仕様になっている。つまり、ハイブリッドスマートウォッチは、従来型の普通の腕時計に加えて、ウォーキング距離や消費カロリーを計る活動量計の機能、メールなどの着信通知機能などのスマートウォッチがもつ機能を搭載している。液晶画面がない分だけ電池の持ちもスマートウォッチよりは良い。
ハイブリッドHDDはハードディスクドライブにフラッシュメモリを搭載した記憶デバイスである。このフラッシュメモリは小型の半導体素子メモリを使った記憶媒体で、小型SSDとも呼ばれている。フラッシュメモリは小型であり容量は小さい。データはハードディスクに記録して保存する。データ保存にあたって頻繁に使うデータだけをフラッシュメモリーに一時保存しておくことでアクセスの高速化を実現させている。これによって使用頻度の高いデータの読み出し・アプリケーションの起動などの高速化が期待できる。
ハイブリッドコンピュータは高速での計算を得意とするが計算量に限界のあるアナログ計算機と計算精度をメモリの限り無制限に上げることができるが計算速度に限界のあるディジタルコンピュータを組み合わせたコンピュータである。リアルタイム性を求める計算はデジタルコンピュータでは計算が遅い。アナログコンピュータは速いが回路に混入するノイズの影響を受けやすく精度が悪い。ハイブリッドコンピュータは、アナログコンピュータで精度は劣るが高速で予測値を得て、それに基づいてディジタルコンピュータで高精度の計算をするような使い方を可能とする。
素材にも様々なハイブリッドがある。歯科の治療に使われるハイブリッドセラミックやハイブリッドインレー、ハイブリッドレジンなどは物を作り出すための製品素材の組み合わせだ。一方で自然の物と人工の物の組み合わせもある。競技場に使われるハイブリッド芝などがその例だ。
ハイブリッドセラミックはレジンと呼ばれる紫外線などを当てると固まるプラスチックのような従来から保険適用で歯科治療に使用されていた素材と保険適用外で綺麗な磁器であるセラミックを混ぜ合わせた素材。歯科治療の際、詰め物やかぶせ物として使われる。セラミックだけで詰め物・かぶせ物をすると高額になるが、混ぜ合わせることで経済的で、かみあう歯を痛めないメリットがある。反面、セラミックより変色しやすくへりやすい。
インレーとは歯科治療の詰め物のこと。従ってハイブリッドインレーはハイブリッドセラミックで作られた歯科治療の詰め物を指す。
最近では、3Dプリンターを使用して歯科治療の詰め物やかぶせ物を作ることができるようになった。ハイブリッドレジンは、紫外線をレジンと呼ばれるプラスチックのような素材にあてると固まる性質を利用した光造形方式の3Dプリンターの造形材料として使用される。この素材は、プラスチック様のレジンに丈夫なセラミックを混ぜ合わせることで加工のし易さと強度を両立させるために考え出されたものだ。
ハイブリッド芝は強化型天然芝とも呼ばれる。競技場などで使用される天然芝に一定割合で人工芝や繊維を組み合わせて敷いたものだ。天然芝の維持や管理は大変で、きめ細かな手入れが必要な上に芝の管理には相応の経験と技術が要求される。また、費用もかかり経済的ではない。特に稼働率を下げたくないスタジアムなどは、使用頻度が高ければ維持が困難となってしまう。この維持の手間や芝自体の耐久性を向上させる手段として天然芝に人工芝や繊維を混ぜて補強することが考え出された。天然芝と人工芝の混ぜかたには、天然芝面に一定間隔でステッチ式に人工芝を混ぜる方法や人工芝を敷き詰めた上に砂を敷いて天然芝の種を蒔いて育てる方法、マイクロファイバーなどの人工繊維と砂などの混合材を敷いた上に天然芝の種を蒔く方法などがある。
ハイブリッド【hybrid】
ハイブリッド
ハイブリッド hybrid
全体 ★★☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
軽油に代わる燃料の開発,あるいはディーゼルと他の動力源による
異種のもの同士が組み合わされて,新しいものができること。また,新しくできたもの。
- 「ハイブリッド○○」の形で,様々な複合語を構成するが,その多くは「複合○○」と言い換えると分かりやすくなる。
- ガソリンエンジンのほかにも動力源を持ち,ガソリン消費量を抑えて走ることのできる「ハイブリッド車」「ハイブリッドカー」は,「複合動力車」という言い換え語が適切である。
- 植物や動物における種の掛け合わせを指す場合は,「異種混合」などと言い換えるのが適切である。
HYBRID
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 18:44 UTC 版)
『HYBRID』 | ||||
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CURIO の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
レーベル | エピックレコードジャパン | |||
プロデュース | 佐久間正英、白井良明 | |||
チャート最高順位 | ||||
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CURIO アルバム 年表 | ||||
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『HYBRID』(ハイブリッド)は、CURIOの1枚目のスタジオ・アルバム。
概要
- デビュー・アルバム。
収録曲
- バター (4:28)
- 作詞:NOB、作曲:AJA
- ひまわり(ALBUM VERSION) (3:55)
- 作詞:NOB、作曲:AJA
- 2ndシングルのアルバムバージョン。
- レイン レイン (4:23)
- 作詞:NOB、作曲:AJA
- アイニイコウ (4:13)
- 作詞:NOB、作曲:AJA
- 君のすべてを見ていたい(ALBUM MIX) (4:36)
- 作詞:NOB、作曲:AJA
- 2ndシングルのカップリング曲のアルバムバージョン。
- 真夏の夜 二人の夜 (6:01)
- 作詞:NOB・AJA、作曲:AJA
- NO.2 (1:21)
- 作曲:AJA
- Mr.ダイナマイトのテーマ (2:50)
- 作詞:NOB、作曲:AJA
- 3rdシングルのカップリング曲としてリカット。
- 風の宅配便 (4:00)
- 作詞:NOB、作曲:AJA
- 3rdシングルとしてリカット。
- いつか見た夢 (5:50)
- 作詞・作曲:BRITAIN
- 4thシングル。
- 新世界(ALBUM VERSION) (8:18)
- 作詞・作曲:AJA
- 1stシングルのカップリング曲のアルバムバージョン。
- ときめき (5:22)
- 作詞:NOB、作曲:AJA
- 1stシングル。
脚注
ハイブリッド
ハイブリッド(英: hybrid、英語発音: [ˈhaibrid])は、
概説
Oxford Dictionariesの説明でまず挙げられているのは「種や品種が異なる植物や動物から生まれた子孫。例えばラバのようなものである。そして2番目に挙げられている意味が「ふたつの要素を組み合わせて作られたひとつのもの」とある。広辞苑でも同様の説明で、1番目に「雑種」、2番目に「異種のものを組み合わせたもの」としている。
そもそものhybridの語源はラテン語の「hybrida ヒュブリダ」(=豚とイノシシから生まれた子孫)である。Oxford Dictionariesによると、17世紀初頭から英語のhybridが使われるようになり、例えば「自由人と奴隷の間に生まれた子」を呼ぶような場合に使われはじめたという。
現在の日本語では音写した「ハイブリッド」で通用するが、和語や漢字(漢語)表現では「かけあわせ」、「交配」、「雑種」、「混血」、「まぜあわせ」、「混成」などとなる。
工学、技術の分野で、2種の要素を組み合わせた製品がさかんに作られている。
言語におけるハイブリッドには、異種の言葉の組み合わせ、というものがある。
生物
前述の通り、イノブタを意味するヒュブリダを語源とするが、転じて広義の交雑種(Hybrid)または雑種を指し、生物学、生理学的な種内雑種から種間雑種まで広い範囲が含まれる。
種内雑種は稔性があり、ハイブリッドの語源となったイノブタ、アイガモのような家畜、家禽などがある。エンドウの種内雑種に関するグレゴール・ヨハン・メンデルの論文はVersuche über Pflanzen-Hybriden(普通、『雑種植物の研究』と訳される)である。
種間雑種としては、自然界でも交雑が見られるモウセンゴケ、ウマとロバの交配によるラバ、ハイブリッドイグアナ、レオポン、細胞融合と組織培養等のバイオテクノロジーによって作出されたポマト、オレタチ等がある。個体の形成まで至らないが、細胞融合によって作出されたハイブリッドの細胞まで指す事がある。詳細は各項目参照。
- カニド・ハイブリッド - 狼犬などのイヌ科の動物の、種もしくは亜種を超えた交配により生まれた交雑種の総称である。
- ハイブリッドイグアナ - ガラパゴス諸島のオスのウミイグアナとメスのリクイグアナの間で生まれ、両方のDNAを持つ雑種のイグアナ。地球温暖化の気候変動で海藻の枯渇が一部起こり、オスのウミイグアナが陸に上がり、メスのリクイグアナと交雑した結果、誕生した新たな雑種。生物は気候変動に新たな生息地を求めるが、ここでは移動ができない。移動ができなければ絶滅もあるが、ハイブリッドイグアナは新たな進化と考えられている[3]。
- ハイブリッドライス - 雑種強勢(ヘテロシス)という、雑種第1代目(F1)が両親よりも優れた性質になる現象を利用した多収穫米のこと。(野菜は米よりも技術的に容易で、米に先んじて多くがハイブリッド化されている(ハイブリッド野菜))。[4]
語彙
異なる言語の要素を組み合わせた語彙をハイブリッドと言う。たとえばtelevision(テレビジョン)という用語は、もともとギリシア語の「tele テレ」(離れて、離れた)と、ラテン語のvisio「見る」(を名詞形にしたvision)を組み合わせた言葉(造語)である[1]。英語の基礎語彙の「beautiful(フランス語“beauté”+英語接尾辞“-ful”)」もそうである。
- 英語などの例
- automobile オートモービル(自動車) - ギリシャ語 auto (αυτό、「自分で」) + ラテン語 mobilis(「移動できる」)
- chloroform クロロフォルム - ギリシア語 χλωρός (khlōros) 「暗い緑色」 + ラテン語 formica (この場合、formic acidを指していてつまりギ酸)
- genocide ジェノサイド - ギリシア語γένος (genos)ゲノス「人種、人々」+ ラテン語 cīdere シーデレ 「殺す」
- heterosexual ヘテロセクシュアル(異性愛) - ギリシア語ἕτερος (heteros)「異なった」 + ラテン語 sexus「性」
- hexadecimal ヘクサデシマル(十六進数) - ギリシア語ἕξ (hex)「六の」+ ラテン語 decimus 「十代の」
- homosexual ホモセクシャル(同性愛)- ギリシア語 ὁμός (homos) 「同一の」 + ラテン語 sexus 「性」
- metadata メタデータ - ギリシア語μετά (meta) + ラテン語 data (dare「与える」からの派生語「与えられたもの」)
- Minneapolis ミネアポリス - ダコタ語 mini(mine)「水」+ πόλις (pólis) 「都市」
- sociologyソシオロジー(社会学) - ラテン語 socius 「社会」や「人の交流」 + ギリシア語λόγος (lógos) -logy
- 日本語におけるハイブリッドの例
- 高層ビル - 「高層」という漢字表現(中国語寄りの表現) + 英語のbuildingのカタカナ表記「ビルディング」の短縮形(ちなみにハイブリッドしない表現は「高層建築」)
- コーヒー牛乳 - 英語の「coffeeコーヒー」 + 日本語の「牛乳」(ちなみにハイブリッドしない表現は、「ミルクコーヒー」あるいは「カフェオレ」)
- 写メ - 日本語の「写真」 + 英語の「mail メール」
- 自動車レース - 日本語の「自動車」 + 英語の「race レース(競走)」
科学技術、工業製品
電子工学、計算機工学、情報技術
- ハイブリッドコンピュータ
- アナログコンピュータのアナログ量のままでの処理できることや処理や計算速度の速さなどの利点と、デジタルコンピュータのデジタル量としての情報を一時的にも長期的にも記憶ができる、また大記憶容量にできる、複雑なプログラムで働かせることができるなどの利点の両方を利用する目的で、両者を接続または組み合わせ、1台のコンピューターとして働くもの。1970年代においては、まだ特定の利用分野でデジタル方式とアナログ方式の両方式が優劣を競い合い、それを組み合わせたハイブリッドコンピュータはハイブリッド計算機と呼ばれた。その後殆ど利用されず、デジタル方式にとって代わられた[5]。
- 混成集積回路[6][7](ハイブリッドIC)
- ハイブリッドHDD(ハードディスクドライブ)
- フラッシュメモリをキャッシュメモリとして搭載したハードディスクドライブ。OSやアプリケーションソフトウェアの起動の高速化とHDDの消費電力の低減を実現する。Vista以降のバージョンのWindowsの「Windows ReadyDrive」等のソフトウェアによりサポートされる。
- ハイブリッドディスク
- Super Audio CDのプレイヤーと通常のCDプレイヤー両方の再生機で再生できるオーディオディスクのことをSACD/CDハイブリッド仕様あるいはハイブリッドディスクと呼ぶ。
- ハイブリッドスリープ
- パソコンでVista以降のバージョンのWindowsを搭載した場合の電源の切断モードの一つ。XP以前のバージョンのWindowsまで使われたスタンバイと休止状態(ハイバーネート、hibernate)を兼ねたもの。オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアの状態をスタンバイとしてメモリーに待避させ、また休止状態としてハードディスクドライブにも待避させる。次に電源を入れ、作業を再開するのは、メモリーから即座(2秒以内とされる)に対応する。停電やバッテリー切れの場合は、ハードディスクドライブから失われたメモリーの内容を補う書き込みをして再開する。コントロールパネルから「電源オプション」、「電源ボタンの動作の選択」、「電源ボタンを押したときの動作」を休止状態に指定しておき、画面のスタートボタンから「Windowsのシャットダウン」でスリープを選んで終えるとハイブリッドスリープとなる。
- ハイブリッド法
- ハイブリッド検索
放送技術
- ハイブリッド放送
動力
交通機関の場合は、複数の動力源を組み合わせた場合に、ハイブリッドと呼称する場合が見られる。
- ハイブリッドカー
- ハイブリッド気動車・機関車
- 内燃機関と蓄電池などのエネルギー貯蔵機構を併用する気動車及び機関車。なお、その他の用法についてはハイブリッド機関車も参照。
- ハイブリッドロケット
このほか、船舶、飛行機などにおいて、実験段階ではあるが複数動力併用の可能性が模索されている。
二輪車では人力とのハイブリッドとして電動アシスト自転車やモペッドが利用されている。
システム工学、環境、エネルギー
- ハイブリッドシステム(制御理論)
- 制御理論では、連続時間動的システムと離散事象を兼ね合わせた考え方。近年では組み込みシステムやミドルウェアの発展において、連続時間と離散事象を一括して扱えるハイブリッドシステム論が重要な役割を担うとして、その研究はDARPAや情報社会・メディア総局などで盛んに奨められている。
- ハイブリッドシステム(エネルギー)
- ハイブリッド加湿器
他
- ハイブリッドイメージ (Hybrid image)
- 2007年にマサチューセッツ工科大学 (MIT) が発表した人間の視覚的錯覚をもとにした一つの画像が見る距離によって違った2通りに見える画像。全く違う2つの画像を、一つは輪郭のはっきりした画像とし、もう1つはぼかした画像とし、その2つの異なった画像を重ね合わせた画像をハイブリッドイメージと呼ぶ。これを見た場合に近距離では前者が、遠距離では後者が見えるもの[8]。
- コンバインドサイクル発電
金融
- ハイブリッド証券 - 証券取引の分野では、社債と株式の中間的特性を備えた証をハイブリッド証券と呼ぶ。劣後債、永久債、優先出資証券、利益参加社債など。日本では金融機関が多数発行してきた。通常の株式発行に対し、一株あたり利益の希薄化や新株主による経営参加のリスクを防ぐことが出来るほか、通常の債権発行に対し財務の柔軟性を高めることが出来る。一般に通常の有利子負債よりも調達金利が高くなるとされる。
「ハイブリッド」を冠する固有の商品、サービス名、アルバム名など
製品名・サービス名
- セイコー・ハイブリッド - 1970年代末に発売された腕時計。アナログ全盛の時代から液晶デジタル時計が普及しはじめた頃のモデルで、アナログ文字盤とデジタル表示部を組み合わせたもの。なおライバルのシチズン時計では同様の商品を「デジアナ」と命名した。
- ハイブリッドカム (Hybrid CAM era) - 民生用ビデオカメラでは日立がDVDとハードディスクドライブ(マイクロドライブ)を搭載したビデオカメラ、ハイブリッドカムコーダWoooを2006年8月に発売した。特徴はビデオカメラだけでHDDからDVDに保存できる便利さにある。
- ハイブリッド携帯通信 - 1999年7月からDDIポケット(現:ウィルコム)が順次投入したベストエフォート方式の新型PHS「H”(エッヂ)」シリーズの広告活動の際に付けたキャッチコピー。
- ぺんてる製の水性ゲルインクボールペンの商品名。1996年から発売されている。
- ハイブリッド・レジャーランド東武動物公園 - 東武動物公園の動物園や遊園地などが一体化した複合型レジャー施設。
- ハイブリッドめーるサービス - 郵便事業会社が運営するパソコン通信と郵便制度の双方を利用した通信文配達サービス。差出人がコンピュータで作成した通信文をインターネットを介して郵便事業会社が引き受け、郵便事業会社において印刷し、専用の封筒に納めて、全国に配達するサービス。派生サービスに同様の手段で内容証明郵便を作成、発送する「e内容証明」がある。
- ハイブリッド (パチスロ) - 山佐のパチスロ機。2つの違った出玉確率の方式を組み合わせたものをハイブリッドと呼ぶ。
- SBIハイブリッド預金 - 住信SBIネット銀行が提供する預金口座。この口座に入金された残高はSBI証券における株式等の買付代金に即時反映される。
- ハイブリッドシナジードライブ - トヨタが提唱するハイブリッドカー開発コンセプト 2代目プリウスから導入された。
バンド名・名称・タイトル名
- ハイブリッド (バンド) - イギリスのエレクトロニック・ミュージックバンド
- ハイブリッド (パチスロ) - 山佐から発売されたパチスロ機
- HYBRID - CURIOのアルバム
- Beautiful World/HYBRID - ゲームソフト・ラピスリライツ 〜この世界のアイドルは魔法が使える〜に登場するユニット、Rayのシングル
日本のエレクトロニクス分野での使われ始めの経緯
英語のhybridを漢字表現に翻訳せずそのまま「ハイブリッド」とカタカナ表現にする形で使われ始めたのはかなり遅く、ようやく1960年から1970年代のハイブリッド計算機が日本でも欧米を追い商品化された時代からで、一部の関係者はこの言葉を使った[9][10]。また1964年に IBM が開発、販売した汎用コンピュータであるSystem/360の基本ハードウェアに「hybrid integrated circuit」も使われた(参照:System/360#基本ハードウェア部品)。当時流行したアマチュア無線機においては、真空管とトランジスターを併用した機種をハイブリッドと称した。
一方、コンピュータ分野とは別に1970年当初頃から混成集積回路(後のハイブリッド集積回路)が新たに作られ、これが電子部品として多数、また多くの分野で広く活用され始めたのは1980年代となってからであった。混成集積回路が新たに作られた時代にハイブリッド計算機は既に有り、米国では「hybrid integrated circuit」とも言われたが、日本ではハイブリッドとは呼ばず、初期には日本語の「混成」を冠した言い方が多かった[11][7]。その後は混成集積回路もまた他の分野でも次第にカタカナのハイブリッドを冠するものが現われ、言葉として広く定着してきた。
脚注
- ^ a b c d e f Oxford Dictionaries [1]
- ^ 広辞苑 第6版 「ハイブリッド」
- ^ テレビ朝日開局50年周年記念2008年1月4日放送、番組「地球の危機2008」から。ガラパゴス諸島のSouth Plaza島の状況
- ^ ブリタニカ百科事典
- ^ ハイブリッド計算機、1971年(昭和46年)、計算機の歴史、統計数理研究所、統計数理研究所
- ^ JIS C 5610:1996「集積回路用語」(日本産業標準調査会、経済産業省) 4節「集積回路用語」,(2)デバイス関連用語,番号2037
- ^ a b 電子材料編集部編『最新ハイブリッドIC技術』、工業調査会、1984年
- ^ ハイブリッドイメージを解説する英文サイトとその静的なハイブリッドイメージを動画で表すサイト
- ^ “三浦 武雄-コンピュータ博物館”. museum.ipsj.or.jp. 2024年7月30日閲覧。
- ^ 日立R&D(研究開発) トップ> 社外表彰> 1970年から1979年:1977 紫綬褒章(Medal with Purple Ribbon)ハイブリッド計算機の開発(Development of hybrid computer)
- ^ [2] - 国立科学博物館の産業技術の歴史に掲げられる厚膜ハイブリッドIC(厚膜混成集積回路)
関連項目
HYBRID
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 22:41 UTC 版)
「トヨタ・カローラアクシオ」の記事における「HYBRID」の解説
ハイブリッド車の基本グレード。1.5Xの装備に加えて、フロントグリルがハイブリッド専用デザイン(フィールダーHV用と共通)になる以外にアナログ式タコメーター、および4.2インチTFTマルチインフォメーションディスプレイ付2眼式アナログメーター、「ナノイー」付オートエアコンなどが装備される。このほか、メーカーオプションでシートヒーターの装着設定がある。
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