merit
「merit」とは、称賛に値する価値・長所・美点・手柄・功績といったことを意味する英語表現である。
「merit」とは・「merit」の意味
「merit」を名詞として用いたとき、「称賛に値する価値」「長所」「取りえ」「手柄」「功績」といった意味をもつ。また、法律用語の名詞として用いられる場合は、複数形で用いられ、「請求の実態」「訴訟の本案」などの意味をもつことがある。称賛に値する価値」という意味をもつときは不可算名詞として、それ以外の意味をもつときは可算名詞として用いられる。形容詞を伴わずに使われることも多い。「merit」を動詞として用いたとき、「賞・罰・感謝・非難などに値する」という意味をもつ。このとき、活用変化はmeriting(現在分詞)、merited(過去形)、merited(過去分詞)、merits(三人称単数現在)となる。
「merit」の発音記号は、「mérɪt」である。カタカナで表記すると「メリット」である。実際に発音する際は、「メェリィトゥ」のようになる。「m」は、唇を閉じて息を止め、鼻に抜けるようにマ行の音を発音する。「e」は、日本語の「エ」より口を左右に大きめに開けて「エ」と発音する。「r」は、舌先を内側に巻き上げ、口内に触れないようにしながら「ル」のような音を出し、すぐに「i」の発音へ移行する。「i」は、日本語の「エ」と「イ」を同時に言うイメージで発音する。「t」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて一旦息を止めた状態を作った後、勢いよく息を破裂させるように「トゥ」と発音する。
「merit」の複数形
「merit」の複数形は、「merits」である。「merit」の語源・由来
原義は「評価に値すること」である。ラテン語で「評価に値する」という意味をもつ「mereo」と「こと」という意味をもつ「itum」が合わさり、変化して英語の「merit」となった。「merit」の類語
「merit」の類語には、「長所」という意味をもつ「advantages」「good points」「strong points」や、「手柄」「功績」といった意味をもつ「achievement」「credit」などがある。「merit」の対義語
「merit」の対義語には、「短所」「欠点」といった意味をもつ「disadvantages」「bad points」「weak points」などがある。「merit」を含む英熟語・英語表現
「make merit」とは
「make merit」は、誇る・手柄にするといった意味をもつ。「make a merit of~」という形で使われることが多い。また、同じ意味をもつ表現に「take merit to oneself for~」がある。
「certificate of merit」とは
「certificate of merit」は、褒状・賞状・表彰状といった意味をもつ。用例には、「I was so happy to receive a certificate of merit(私は賞状をもらってとても嬉しかった)」などがある。
「merit-demerit」とは
「merit-demerit」は、「メリット・デメリット」という意味をもつ英語として存在するものの、和製英語のようなものであり、ネイティブが使うことはほぼない。日本語で言うところのメリット・デメリットを表す英語表現には、「pros and cons(良い面と悪い面)」「advantages and disadvantages(利点と欠点)」などがある。
「judge a thing on its merits」とは
「judge a thing on its merits」は、「ものを(感情を交えず)その真価によって判断する」「ものを是々非々で判断する」という意味をもつ。人に対して使うときは「judge a person on his own merits」のようになる。
「merit」の使い方・例文
「merit」を名詞として用いる例文には、「This is a painting of no merit.(これは何の価値もない絵である)」「I like reading a myth that explains the birth or merit of a hero.(私は、英雄の生いたちや功績を説く神話を読むのが好きである)」「Do you have any merit?(あなたにはなにか取りえがありますか?)」などがある。「merit」を動詞として用いる例文には、「He merits praising.(彼は褒めるだけの価値がある)」「Your idea merits consideration.(あなたのアイデアは考えてみる価値がある)」「This discipline merits further study.(この学問分野は、さらなる研究をする価値がある)」などがある。ただし、「~に値する」という意味の動詞として「merit」が使われることは少なく、「deserve」「worth」などの表現が用いられることが多い。
「merit」の英語での説明
merit means "an advantage or good feature of something" or "a good quality that makes someone or something deserve praise" and so on. Synonyms for "merit" are "advantages" and "good points", "strong points", "achievement", "credit". Antonyms for "merit" are "disadvantages" and "bad points", "weak points".メリット
メリット
「メリット」の例文・使い方・用例・文例
- 彼があらためてメリットと今後の課題を整理する
- 我が社はスケールメリットの実現に成功した。
- この商品を使うメリットを考えよう。
- 地方自治主義のメリットとデメリットについて議論する
- サラリーマン法人化は雇用者だけではなく従業員にとっても多くのメリットがある。
- ぺイバック法はわかりやすいが、いくつかのデメリットがあることも覚えておきなさい。
- マルチブランド戦略にはいくつかメリットがあるが、それらのブランド同士でそれぞれの売り上げを食い合うこともある。
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- 3カ月間のトライアル雇用は、雇用者だけではなく、採用候補者側にもメリットをもたらす。
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