残り5話はどれだけ遅れても1話ずつ感想を書くつもりだったんですがver.122.0の感想を書く前にver.123.0を読んでしまって大失敗!
これ読んでしまったらもう、まっさらな気持ちでver.122.0の感想を書くとか無理じゃないですか…やられました;;
ということで、ver.122.0の内容も込みでver.123.0の感想です(^^;)
完全に騙されました!
これが巧妙なところはパッと考えただけでも3つあって、1つは「記憶喪失」というベタなネタをあえて正面からやることで「エイプリルフール」という同じくらいベタな仕掛けのカモフラージュになっていること。
時期的にちょうど新学期前の3月末~4月頭の話で、普通なら脳裏をよぎってもおかしくないエイプリルフールの可能性が全く思い浮かびませんでした(^^;)
もう1つは、前週の「最終回まであと4話」宣言でクライマックス感を煽っていること。
これがあるお蔭で「どうせ構って欲しさでからかってるんじゃ…」と思われるのを回避してる感がありますよね。これが通常の日常回の延長線上にあったなら、全てイチカのお芝居という可能性にもあるいは思い至ったかも知れません。
そしてもう1つ、“みつどもえ時空”だと4月1日前後のこの時期ってあまり巡って来ないエアポケットみたいなゾーンなんですよね。
『みつどもえ』にエイプリルフールの話が無かったわけではありませんが(89卵性「LIAR DAY GAME」。あと、こちらのお漫画も^^)、総じてのりお先生の読者はエイプリルフールネタに慣れてませんw
循環せずに時が進む“ロロッロ時空”ならではの仕掛けだったように思います(^^)
車道に飛び出したちとせを助けようと咄嗟に出た「ちと……」 のつぶやきは「記憶が戻った!?」と思わせる演出になっていて、そこから始まりの第1話の飛行シーンの再現に繋げる流れには感動しか…!
結果的にイチカの野暮な種明かしでオチがつくわけですが、それでも「感動を返して」という気分にはならない集大成感のあるシークエンスです。
そうでした、記憶を失っていたのはちとせの方でしたね…
ちとせの「ロボさんの 友達」 の言葉と表情は、そのままエンドロールが流れても不思議が無いくらいでしたね。
最終回までむしろまだ3話もある…!という気持ちになりました(^^)
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マンガクロス
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テーマ:週刊少年チャンピオン - ジャンル:アニメ・コミック
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