一言で言って、いいアニメでした(万感)
ラスト5分、ED曲が流れ始めてからの展開がもう最高で!(*^^*)
鉄橋を渡る列車の中の茜の耳に、土手から叫んだ小太郎君の声は届いてません。でも…!
「どんなに遠く離れたとしても、」
「僕の気持ちは変わらないって伝えたい。」
「ずっと、大好きだ。」
小太郎君が伝えたかった気持ちは、想いが込められた小説を通してダイレクトに届いています(^^)
進路の問題を描くファクターだとばかり思っていた小説を、クライマックスでこんな風に活かしてくるとは…
小説投稿サイトという小道具こそ現代的ですが、想いを託した小説が図らずも相手の目に止まるなんて古風でロマンチックですよね~
小太郎君がLINEでメッセージを送る方法を選ばなかったのも、「終章」を茜が読んでくれると(あの段階では)判っていたからじゃないかと思います。
過去のED映像のLINE会話が二人の「それから」を描いていた、という仕掛けも鮮やかでした。少し大人のカップルのイチャイチャ会話かと思わせて実は…というw
感動するやら安堵するやらで、最終的にはニヨニヨ(^^)
遠距離恋愛への不安を綺麗さっぱり払拭してくれる、最高に清々しいラストでした♪
小太郎君の小説の存在を茜に教えた千夏はファインプレーで賞v
打算抜きで(むしろ無自覚なくらい自然体で)こういう後押しができちゃうんですよね、この子は(^^)
玉砕必至の告白にしても、同じ高校になったアドバンテージをそのまま活かしてじっくりアプローチを重ねる方法だってあったわけで…
それをせずに正面から気持ちをぶつけて爽やかに散る。恋の終わりまできちんと描いてもらえたことに満足しています。
遊園地でのあの終わり方じゃ、いくら何でも惨め過ぎますもん(^^;)
関連サイト
オリジナルTVアニメ『月がきれい』公式アカウント
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