2010/05/20
環境計量士試験の問題を解いてみました
以前に書いた「60+60=63!?」に関連した問題が、今年の環境計量士試験の環音にありました。
(問題文は、EcoNetBankのサイトからお借りしました。)
(問題文は、EcoNetBankのサイトからお借りしました。)
暗振動を60dBとおいてみます。測定対象の振動がない時は60dB、ある時は3dB違うというわけですから63dB。つまり「60+60=63!?」で書いた内容によって、測定対象の振動は60dBであることがわかります。よって補正値は60-63=-3dB。
「60+60=63!?」の最後に、60dBの機械が3台あると65dBになると書いていますから、対象の振動がある時とない時で5dB違う場合は、60dBの機械が2台分、つまり63dBが測定対象の振動レベル。よって補正値は63-65=-2dB。
60dBの機械が4台ある時は、63dBの機械が2台あるのと同じ。つまり66dBになり、対象の振動がある時とない時の違いが6dBですから、60dBの機械が3台分、つまり65dBが測定対象の振動レベル。よって補正値は65-66=-1dB。
よって答えは3ということになります。
音響エネルギーが2倍になれば3dB増え、3倍なら5dB、4倍なら6dBということを覚えていれば解ける問題です。
また、「新幹線鉄道に係る環境基準」に関連した問題もありました。同じく今年の環音問15。
測定は遅い動特性(SLOW)で行うので、4が誤りです。
「60+60=63!?」の最後に、60dBの機械が3台あると65dBになると書いていますから、対象の振動がある時とない時で5dB違う場合は、60dBの機械が2台分、つまり63dBが測定対象の振動レベル。よって補正値は63-65=-2dB。
60dBの機械が4台ある時は、63dBの機械が2台あるのと同じ。つまり66dBになり、対象の振動がある時とない時の違いが6dBですから、60dBの機械が3台分、つまり65dBが測定対象の振動レベル。よって補正値は65-66=-1dB。
よって答えは3ということになります。
音響エネルギーが2倍になれば3dB増え、3倍なら5dB、4倍なら6dBということを覚えていれば解ける問題です。
また、「新幹線鉄道に係る環境基準」に関連した問題もありました。同じく今年の環音問15。
測定は遅い動特性(SLOW)で行うので、4が誤りです。
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