サラリーマンのすらすらＩＴ日記

反省して謝罪する姿勢は評価でき、NHKとしてはこれが精一杯の内容かもしれませんが、これでいいのだろうかという感じでした。NHKスペシャルであれだけ氏のことを大々的に紹介しながら、それが間違いだったことに対しては簡単に済ませてしまったわけで、物足りなさを感じた方も多かったと思います。それでも全く反省しない他のマスコミよりは遥かにましですが。

最近のSTAP細胞の関連の問題で、マスコミはリーダー研究者を高く持ち上げておきながら、誤りがわかると一転批判に回るというやり方。この偽作曲家の場合と同じです。誤った情報を世間に流した道義的責任を一切反省することなく、当事者を批判することで自分たちは真実を報道しているんだという勝手に思い込んでいる。反省だけならサルでもやる、とは昔はやった言葉ですが、反省すらしないサル以下とも言えるやり口に辟易している方も多いでしょう。

真実を知ることは難しいのはわかりますが、誤りを知った時点で素直に反省することは、人によってはそれより難しいことなのかもしれません。そんなことではいけないのですが．．．