2013/04/28
「多様体」を読んでいます
「天書の証明」は返却期限が来たため、先日返却。別の本を借りようかとも思ったのですが、食指が動くような本が見当たらなかったので、自分が持っている通読できていない本に再挑戦することにしました。それが服部晶夫著「多様体」です。


この表紙は私が買った時のもの。1976年出版です。今はとAmazonを見ると、古書として違う表紙のものがありました。ということは今は絶版ということでしょうか、いい本だと思うのに残念です。
私の学生時代だと、多様体に関する本の中では一番読みやすかったと思います。各章の初めに、その章の目的ともいうべき全体を簡単にまとめた記述があり、読者、特に独学者に配慮した作りになっているのはすばらしい。松島与三「多様体入門」と併用して読んでいましたが、服部本の方がはるかに読みやすかった。
第4章「ベクトル場と微分作用素」で、多様体上の常微分方程式のことが紹介されたり、第5章「接続とリーマン計量」で2階常微分方程式の記載があるなど、多様体に微分方程式が関係をしていることを考えると、先日書いた微分方程式の本に目を通しておくのも"あり"かなと思いました。
「まえがき」に、原稿の閲読と助言をいただいた方への感謝のことばが書かれていて、その中に今では大家になられた森田茂之氏の名前があるのも興味深い。
今は復習を兼ねて、以前読んだ箇所の再読の段階です。
私の学生時代だと、多様体に関する本の中では一番読みやすかったと思います。各章の初めに、その章の目的ともいうべき全体を簡単にまとめた記述があり、読者、特に独学者に配慮した作りになっているのはすばらしい。松島与三「多様体入門」と併用して読んでいましたが、服部本の方がはるかに読みやすかった。
第4章「ベクトル場と微分作用素」で、多様体上の常微分方程式のことが紹介されたり、第5章「接続とリーマン計量」で2階常微分方程式の記載があるなど、多様体に微分方程式が関係をしていることを考えると、先日書いた微分方程式の本に目を通しておくのも"あり"かなと思いました。
「まえがき」に、原稿の閲読と助言をいただいた方への感謝のことばが書かれていて、その中に今では大家になられた森田茂之氏の名前があるのも興味深い。
今は復習を兼ねて、以前読んだ箇所の再読の段階です。
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