fc2ブログ

サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
2012/10/30

本屋さんはなぜ本の中身の細かいところまで知っているのか?

「数学のたのしみ」の2005年夏号を図書館で借りてきました。この本の初めに数学者・上野健爾氏と物理学者・益川敏英氏との対談が載っています。益川氏がノーベル賞を受賞されたのが2008年ですから、この本は受賞の前に出たものです。



益川氏がノーベル賞を受賞された時、大手の本屋さんに行くと、この本が並べてある棚に「ノーベル賞受賞の益川氏の記事があります」との紙が貼ってありました。本屋さんとしては脚光を浴びている氏の記事を紹介して、客に手に取ってもらおうというわけです。しかしなぜ本屋さんはこの本の中身を知っているのでしょうか?一般によく知られた本ではありません。目次を見れば益川氏の名前が書いてありますが、すべての本の目次を片っ端から調べたわけでもないでしょうから、不思議に感じました。

先日、数学上の難問「ABC予想」を証明したという論文が発表され、数学者の望月氏が一躍脚光を浴びました。翌日、大手の本屋さんに行くと、「プライムナンバーズ」という本が置いてある棚に、望月氏のニュースを紹介した新聞記事のコピーとともに、「プライムナンバーズの初めに"ABC予想"のことが書いてあります」と書かれた紙が貼ってありました。私はたまたまこの「プライムナンバーズ」を読んでいたので知っていたものの、この時も「なぜ本屋さんはこんなメジャーでもない本の中身まで知っているのだろう?」と思ったものでした。

今思うと、大手の本屋さんは本の中身(キーワード)をデータベース化していたものを持っているのかもしれません。そしてニュースが流れると、本社がデータベースを検索して各店舗に情報を流し、張り紙を促しているのでしょう。そうでもない限り、こんなことをタイムリーにできないでしょうから。

本屋さんに詳しい方、いかがでしょうか?

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://sookibizviz.blog81.fc2.com/tb.php/1364-c06b2c10

■  カレンダー

12 | 2025/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

■  プロフィール

sookibizviz

Author:sookibizviz
仕事の内容やソフトの紹介を交えながら、日々の悪戦苦闘を綴っていきます。

■  最新記事

■  最新コメント

■  最新トラックバック

■  月別アーカイブ

■  カテゴリ

未分類 (64)
BizViz (24)
IT (1119)
計量 (76)
環境 (26)
数学 (181)
ニュース (46)
本 (187)
音楽 (113)
囲碁 (5)
将棋 (26)
ブログ (14)
日記 (19)

■  FC2カウンター

■  検索フォーム

■  RSSリンクの表示

■  QRコード

QRコード