2012/03/25
綴りにa,e,i,o,uを持たない英単語
だいぶ前に永田雅宜氏の「可換環論」を開いてみたとき、「syzygy」なる用語が出てきました。この本は理解しようと思って開いたわけではないので、定義も忘れてしまいました。ただ面白いと思ったのが、英単語としてはそれほど出てこない「綴りにa,e,i,o,uを持たない英単語」であること。これに関しては中学で英語を習い始めて英和辞典を使うようになってから、何度か調べてみたことがありました。
最初に「綴りにa,e,i,o,uを持たない英単語」を知ったのが "rhythm"(リズム)。「へぇー、こんな綴りの単語があるんだ!」と思ったものでした。普通、略号でない限り、綴りにa,e,i,o,uがないと発音できないものですが、yをiの音にして読むので、読めるわけです。他にはhymn,gym(これは短縮形か),gypsyなどがあります。使ったことはありませんが、名前だけは時折見るテキストエディタのxyzzyというのもあります。
ところでsyzygyですが、この記事を書くためにちょっとWebで調べてみると、What Is...a Syzygy?というPDFファイルがありました。ちょっと読んでみたのですが、一見したところ加群のfree resolutionのことなのでしょうか?(あまり詳しくないので自信はありませんが)思い出したのがSpanierの「Algebraic Topology」。この本の第5章"Products"の第2節「ホモロジー普遍係数定理」の初めに、よく似た内容が書かれています。任意のR加群Aはfree resolutionを持つ。それはただ一つではないが、chain homotopyの意味でuniqueである(つまりR加群Aのfree resolutionはすべてchain homotopic)と書かれています。ただSpanierの本にはsyzygyの語は書かれていません。
また、気が向いたら調べてみます。
ところでsyzygyですが、この記事を書くためにちょっとWebで調べてみると、What Is...a Syzygy?というPDFファイルがありました。ちょっと読んでみたのですが、一見したところ加群のfree resolutionのことなのでしょうか?(あまり詳しくないので自信はありませんが)思い出したのがSpanierの「Algebraic Topology」。この本の第5章"Products"の第2節「ホモロジー普遍係数定理」の初めに、よく似た内容が書かれています。任意のR加群Aはfree resolutionを持つ。それはただ一つではないが、chain homotopyの意味でuniqueである(つまりR加群Aのfree resolutionはすべてchain homotopic)と書かれています。ただSpanierの本にはsyzygyの語は書かれていません。
また、気が向いたら調べてみます。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
トラックバックURL:http://sookibizviz.blog81.fc2.com/tb.php/1145-434a2f88