2012/03/23
「メーデー!航空機事故の真実と真相」という番組
最近、CATVの「ナショナルジオグラフィック・チャンネル」で放映されている「航空機事故の真実と真相」という番組をいくつか見ました。世界各地で起きた航空機事故の概要とその事故原因を紹介した番組です。Wikipediaにも紹介されています。
私が見たのは、「ヘリオス航空522便墜落事故」、「チャイナエアライン611便空中分解事故」、「ブリティッシュ・エアウェイズ5390便不時着事故」の3つ。いずれも人間のミスが原因で起こった事故です。
「ヘリオス航空522便墜落事故」は、整備士が整備中に与圧システムをマニュアルにしてチェックしたあと(この作業自体は正しいやり方)、オートに戻すのを忘れて整備完了したため、航空機が高度を上げた時に与圧システムが作動せず、低酸素状態になり、機長を含めた全員が意識を失って操縦できずに墜落したというもの。
「チャイナエアライン611便空中分解事故」は、22年前に起きた着陸時のしりもち事故で機体の一部が損傷していたにもかかわらず、十分な修理をせずに飛行を繰り返したため、長い年月の間に金属疲労を起こし、ついに飛行中に機体が真っ二つに割れて墜落。
「ブリティッシュ・エアウェイズ5390便不時着事故」は、確か一昨日放映されていたもの。飛行中に突然、機長席側の窓ガラスが吹き飛んで、機長の半身が外に出てしまい、コックピットは突風に見舞われた。副操縦士は突風の中、必死に操縦して最寄の空港に緊急着陸して、全員が助かった。機長は凍傷と骨折の大怪我だったが、見事回復して機長としてカムバック。事故の原因は、整備士がボルトをきっちりと確認せずに一回り小さいボルトでコックピットの窓を固定していたため。
これらを見て痛感したのは、人間のちょっとしたミスが大きな事故を引き起こすということ。油断はいけません。IT関連の仕事でサーバを管理する身の私にも、参考になりそうな内容でした。
ちなみに番組タイトルにある「メーデー」とは、Wikipediaによると航空無線で遭難信号を意味する符号とのこと。番組を見ながら、「なぜ5月1日なんだ?」と思っていた私です。
「ヘリオス航空522便墜落事故」は、整備士が整備中に与圧システムをマニュアルにしてチェックしたあと(この作業自体は正しいやり方)、オートに戻すのを忘れて整備完了したため、航空機が高度を上げた時に与圧システムが作動せず、低酸素状態になり、機長を含めた全員が意識を失って操縦できずに墜落したというもの。
「チャイナエアライン611便空中分解事故」は、22年前に起きた着陸時のしりもち事故で機体の一部が損傷していたにもかかわらず、十分な修理をせずに飛行を繰り返したため、長い年月の間に金属疲労を起こし、ついに飛行中に機体が真っ二つに割れて墜落。
「ブリティッシュ・エアウェイズ5390便不時着事故」は、確か一昨日放映されていたもの。飛行中に突然、機長席側の窓ガラスが吹き飛んで、機長の半身が外に出てしまい、コックピットは突風に見舞われた。副操縦士は突風の中、必死に操縦して最寄の空港に緊急着陸して、全員が助かった。機長は凍傷と骨折の大怪我だったが、見事回復して機長としてカムバック。事故の原因は、整備士がボルトをきっちりと確認せずに一回り小さいボルトでコックピットの窓を固定していたため。
これらを見て痛感したのは、人間のちょっとしたミスが大きな事故を引き起こすということ。油断はいけません。IT関連の仕事でサーバを管理する身の私にも、参考になりそうな内容でした。
ちなみに番組タイトルにある「メーデー」とは、Wikipediaによると航空無線で遭難信号を意味する符号とのこと。番組を見ながら、「なぜ5月1日なんだ?」と思っていた私です。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
トラックバックURL:http://sookibizviz.blog81.fc2.com/tb.php/1143-4ace8f2e