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2011年5月22日 (日)

ゲームでまちづくり

初めてのWiiに大興奮 七飯町で高齢者ゲーム大会 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

大変良い試みだと思います。企画した人達は賞賛されて良いかと。

ゲームをあまりやらない年齢層でしょうから、とても新鮮な刺激なのでしょう。それに室内で楽しめる。オンラインで繋いで競う、というのもゲームでは取り入れやすいと言えますしね。これなら遠隔地の会場をリンクする事が出来る。

この企画の場合、Wiiリモコンを大きく動かさなくてもゲームを楽しめる、という部分が却って利点となっているのかも知れません。あまり大きく運動させるものだと、高齢者の体力に負担をかけ過ぎる事になりかねませんから。

ただ、ひとつ野暮な突っ込みをすると。

馬場修一副町長のあいさつの後、七飯町老人クラブ連合会長の北見辰雄さん(83)が選手宣誓を行い、「人は初めてのことをすると、どきどきしたり、わくわくしたり、ハッとしたりして、脳のトレーニングになるといわれている。新しいことに挑戦することで、これからも人生を充実したものにするよう、ここに誓います」

(※強調は引用者) この強調部分が気になりましたですね。いや、この会長さんがどうこうというのでは無くて。やはりこういうゲームが「脳」と繋がって認識されているんだなあ、と。これも脳トレなどの宣伝の結果、なのでしょうか。

こういうのは、ひとまずは、みんなで楽しむ、とか、軽度の運動を室内でそれと意識せず行う、といった面白さの部分を目的とすればよくて、あまり大袈裟な効果を云々しなくても良いかな、と。尤も、昔は「ボケ防止」などと言われてパズルやゲームをやると良い、なんてのもあったので、今はそれが「脳に良い」に置き換わったくらいの認識、なのかも知れませんが。

もちろん、科学的に何らかの効果を正確に確認する、という目的があった場合には、きちんと行っても良いと思いますが、それはそれとして。

ともあれ、今後も、各地でこういった催しが盛んに行われて欲しいと思います。

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コメント

こんにちは。
引用されている「脳に良い」云々は、本当に余計なことだと思いますね。

ただ、試み自体は、本当にすばらしいと思います。
これ、お年寄り同士で、というのも良いですが、若い世代の人と対戦する、とか、そういうのも良いんじゃないかな、と思います(まあ、あまり体力を使うようなタイプのゲームですと、何ですが)
普段の会話とか、趣味趣向などでは、どうしてもジェネレーションギャップなどが出てしまうことがありますけど、ゲームを一緒にやった場合、「あのプレーはうまかった」とか、「あそこでミスしなければ」なんていう世代とかを超えたコミュニケーションの道具にもできるはずですし。

投稿: たこやき | 2011年5月22日 (日) 16:21

たこやきさん、今晩は。

やっぱり脳に云々てのは浸透しちゃってるんでしょうね。なにしろキャッチーですし。

違う世代でともに楽しめる、というのはありそうですね。それこそ孫世代と一緒にやる、とか、これまで関心が無かった層にも。

投稿: TAKESAN | 2011年5月22日 (日) 17:49

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