びっくりした! 兵庫県知事選挙

20241117hyogo.jpg 昨日投開票が行われた兵庫県知事選挙、なんと議会で不信任決議され失職した前職が当選した。
多くの人にとって驚きの結果だろう。

この人に投票した人の考えを推測してみよう。
  • 車両進入禁止のところに車で乗り付けたっていうけど、知事なんだからそのぐらいしても当然だろう。緊急車両も入るところだと思うし。
  • 段取りができてなかったら職員を叱りつけたというけど、あんまりひどく声を荒げるのはどうかと思うけれど、できてないなら叱られるのは当然だろう。
  • いろんなところに「おみやげ」を要求したとかいうけれど、何百万もするようなものじゃなし、知事だったらそのぐらいあって当然だろう。ものほしげに頼んでたらちょっと情けない気もするが、そのぐらいいいじゃないか。

失職前には知事を貶める報道一色だったが、あまりに一方的に苛めるものだから、県民が反発した面もあったかもしれない。

もし不信任決議後に県議会を解散していたら、おそらく知事をかついだ政党は大きく議席を減らしただろう。そして新しい議会が再度不信任決議を行っての失職だったら、知事個人の敵性の問題でどれだけ選挙をするのだという反発も出て、再選はなかったかもしれない。
そう考えれば静かに失職する選択は正しかったのだろう。

この結果で一番不安を覚えているのは県職員だろう。報復人事などが行われるのではないかと。
また議会も、この知事から出される議案の取扱いに苦労するに違いない。

県民も思っているだろうけど、失職の原因となったパワハラとかおねだりというのをこれに懲りてきっちりあらため、報復人事で争いがさらに続く事態にならないよう、それこそまっさらな気持ち、謙虚な姿勢で県政を運営してもらうことを願うばかりだ。

それにしても米国大統領選、与党過半数割れの衆議院総選挙、いずれも少しは驚きの要素があったけれど、兵庫県知事選は、その影響はともかく、びっくり度合いでいえば、トップだと思う。

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