中国の人口が減少、インドが人口最多国に

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JETRO 2022年9月27日
報道によると、中国国家統計局が昨年末の総人口が、前年末より85万人少ない14億1175万人だったと発表したとのこと。

人口が減少に転じたことも驚きだが、これによりインドの人口が中国を上回った見られるそうだ。
国連は2023年にはインドの人口が中国を上回ると予測していたがその通りになった。

国が豊かになると出生率が下がるという傾向は昔から世界中で見られることで、中国が人口減になることはいずれそうなると思っていたけれど、思いの他早かった。
まだまだ中国は先進国並みの生活ではないだろうと思っていたから。

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何人目でも性比は同じだから、
全体としても性比は変わらない
国の偉大さの指標の第一は養える人口だと思っているから、私は昔から世界で最も偉大な国は中国だと思っていたが、今後はインドが世界一偉大な国になるというわけだ。

これには以前の「一人っ子政策」が関係していると見る向きもある。
あたりまえのことだが子供を二人産まなければ当然人口は減っていく。厳密に一人しかダメということではなかったから今まで人口増が続いてきたのだろうが、中国国民は多産は国の政策に反するという意識があって、出産を控えることに慣れてきたのかもしれない。終章率が低い先進国並みの生活には至っていなくても、出生率が下がってきたのではないだろうか。

ところで一部報道では、一人っ子政策で、男の子が欲しいから、男の子が生まれたら以後、子供は生まないという夫婦が多く、そのため男の比率が多いというような解説があったが、そうはならない。
もし男女比が顕著に偏っているなら、女児を排除する人為選択が働いていると考えられる。

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