廃棄本をもらってかえった

昨日、図書館へ行ったら、廃棄する本(リサイクル資料と表現)が並んでいて、自由に持ち帰って良い旨表示されていた。

IMG20230114152308-crop.jpg だいたいが子供の本や実用本で、どれもいらないなと思っていたら、どこかのおばさんが2人が、こんなものも出てるんやなぁという声が聞こえた。そちらの方を見ると、しっかりした装丁の大型の美術本が7,8冊並んでいる。

この図書館ではたびたび廃棄本展示があって、以前も廃棄本をもらって帰ったことがある。そのときは新書と文庫で、惜しげなく廃棄できそうなものだったが、今回は、こんな立派な本も廃棄処分になるのかと驚いた。

以前も出ていて、私が見る前にめぼしいものは持っていかれていたのかもしれない。


出ていたのは7~8冊、全部はおぼえてないが、ティントレット他、セザンヌ、ロダン他などが出ていた。何冊か手にとってどうしようか考えて、結局、「レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ、ボッティチェリ」が1冊になったものをもらうことにした。ファブリ-研秀 世界美術全集 全20巻というものの、第2巻である。

IMG20230114124229-crop.jpg もちろん経年変化で薄汚れてはいるし、少々焼けもあるけれど、まだまだ鑑賞に耐えるものだと思う。
なぜか図書館の本なら必ずあると思う蔵書印やラベルが貼られていない(その跡もない)。

同じシリーズであと5冊ぐらい出ていたが、残りはどうなってるんだろう。廃棄するならみんなまとめてではないのかな。あるいは役所のすることだから、納本から一定年数が経ったものを廃棄するなら新しい刊行物はまたあらためてとなるのだろうか。

ちょっと気になったので、メルカリで検索してみたら、同じものが全巻セットで10,000円とか、バラで1,000円とかで出品されている。
まさか図書館の廃棄本をもらってかえってメルカリに出品する人はいないと思うけれど(本の天に「リサイクル資料」と赤字で押印されている)。
あるいは図書館自身がメルカリに出品するとかはしないのだろうか。

そういえば職場の図書室も廃棄本を出していた。前に、「ギリシア悲劇」と「プルタルコス英雄伝」(全3巻)をもらって帰った。

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