陸で狩りをするタコ

anadako-kani.png 先日のNHKの「ダーウィンが来た!」は、「小笠原で大スクープ!陸で狩りをするタコ」というものだった。

とにかくびっくりした。
番組中で専門家も驚いたとコメントしているぐらいだから、私がびっくりするのも当然。

大ダコが、海中から触手を伸ばして陸にいる獲物を狙う、というのなら、そういうホラー映画(たしか「テンタクルズ」)というのがあった。

ところが、こいつ(アナダコ)は、海辺で水をたたえた穴に潜み、触手を伸ばすのはもちろん、飛び出して陸上で、カニなどを捕まえる。

凄いのは、波がうちつける磯辺にいるカニを捕まえるのに、波を利用するという話。
カニは波が来ると流されまいと動きが止まる、波のほうは砕けて白く泡立つのでカニの眼はホワイトアウトする、これを好機とアナダコは、動きが止まり視界を遮られたカニに飛びつく。しかもこのとき波に乗っかる、つまり波を利用しているようだという。

それにしても、このアナダコにカニが襲われるところは、なんとも怖ろしい。
小さなタコだから良いが、これが映画のような大きなタコで、人間も襲うというのなら、おぞましさは半端でない。
北斎の春画「蛸と海女」を思い出した。
「触手もの(tentacles)」というのは、AVの1ジャンルになっているらしい。さすがは北斎。

Tako_to_ama_retouched.jpg

そういえば漫才トリオ時代にタコのまねで人気のあった某府知事は、知事公舎でおっぱいに吸い付いて、おっぱい星人と言ってたという報道があったなぁ。

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