北陸の旅
2009年の夏休みに 北陸の鉄道の乗り鉄&撮り鉄の旅 に行ってきました。
目次は北陸の旅とします。
<予定ページ>で前日までの予定を掲載しております。
実際は以下の通りです。
2009年8月5日(水)
1.町田(20:46)→小田急線・特急はこね46号・0146 ・30000形10両・普通車指定席→新宿(21:17)
2.新宿(21:30)→山手線・普通・2123G・E231系11両・普通車自由席→上野(21:54)
上野駅にてビールや食料の買い込みや
入線まで他の在来線特急を撮りました。
しかし、13~の特急専用ホームの周りは大変熱がこもっていて、汗が止まらなかったです。
22:45 13番線に寝台特急「北陸」入線してきたので撮りました。釜はEF64-1151でした。
3.上野(23:03)→東北、高崎、上越、信越、北陸本線・寝台特急「北陸」・3011/3001・EF64-1151+14系客車8両・B個室喫煙席→金沢(6:26)
23:27 大宮着
00:31 高崎着
このあと、土合通過まで起きていようかと思いましたが、さすがに寝てしまいました。
上野から大宮の先まで47分ほどR10の動画撮影機能でこの区間の動画を撮りました。
◆宿情報
寝台特急「北陸」 ・B個室寝台
私の身長(175cm)で、頭が当たるところもありますので頭上には注意が必要です。
ベッドは頭の先から足先まで「きつきつ」って感じでした。
次回はA個室かなって思っちゃいました。
◆運賃
乗車券 小田急 町田→新宿 360円 x 2名 = 720円
JR 新宿→上野 190円 x 2名 = 380円※
JR 上野→金沢 7980円 x 2名 = 15960円※
特急券 小田急 町田→新宿 400円 x 2名 = 800円
寝台特急券 JR 上野→金沢 9130円 x 2名 = 18260円※
2009年8月5日小計 36120円
※新宿→上野→金沢 JR合計 34600円
2009年8月5日小計 1520円(北陸フリー切符適用後)
※印は北陸フリー切符適用外の費用を計算しております。
2009年8月6日(木)
5:20頃に目覚めました。
5:34 富山着
5:51 高岡着
6:14 津幡着
B個室の2階部分の窓から車窓を楽しみました。
6:26 金沢駅1番線に到着。
先頭部に回って、付け替えられた釜を撮りました。EF81-150でした。
6:29 急行能登が5番線に到着、時間が無かったので1番線の見通しの良いところから5番線を撮りました。何とか先頭部のボンネット形を撮ることができたので良かったです。
3番線に475系の旧型ヘッドライトがいたので、急いで撮り、北越1号が6番線に入っていたので、慌てて階段を下り何とかぎりぎりで乗り込みました。
1.金沢(6:38)→北陸本線・特急北越1号・1051M・485系6両・自由席4号車→富山(7:17)
富山駅構内で時間まで撮りました。
7:23 4番線普通・423M・419系3両
7:24 6番線高山本線普通・845D・キハ120系2両
7:28 5番線普通・1522M・413系3両
7:36 2番線普通・524M・475系6両
7:38 6番線城端線普通・1322D・キハ40+キハ47+キハ47
7:46 2番線おはようエクスプレス・22M・681系3両
2.富山(8:00)→高山本線・ワイドビューひだ6号・1026D・キハ85系3両・自由席→猪谷(8:40)
キロ85(グリーン席)+キハ85(自由席)+キハ85(指定席)の3両でした。
8:12 速星駅到着時に交換待ちをしていた849Dがなんと、キハ28+キハ58の国鉄色編成だったのです。知っていたら予定を変更していたでしょう。
神岡鉄道の廃線後の一部、猪谷駅構内などを撮りました。
9:04 高山方面からのJR東海のキハ48が2両(遠くて定かではありませんが)来ました。
3.猪谷(9:06)→高山本線・普通・855D・キハ120系2両・自由席→富山(9:59)
富山駅3番線に到着。
2番線に発車準備中のサンダーバード20号、1番線の475系の535Mを撮ってから、改札を出ました。
富山駅にはきれいな女性駅員が改札業務をしていました。
一部荷物をコインロッカーに預け、富山地方鉄道の改札まで歩きました。
普通に歩けば3分くらいの距離でした。
改札を通ると頭端式3面4線のホームでした。
10030形 (元京阪3000系)の2両編成が2編成、留まっていました。
不二越上滝線用の車両は1番線に入線してきました。
モハ14721+クハ171の2両編成が来ました。それぞれ、昭和37年と36年製であることが、乗ってわかりました。私と同じ年齢の車両がまだ走っているなんて感動ものです。
発車直前に特急うなづき号(16013、元西武5000系)も入線してきました。
4.電鉄富山(10:25)→富山地方鉄道・鉄道線・不二越上滝線・617・モハ14721+クハ171・自由席→南富山(10:34)
稲荷町駅で分岐され、車両基地もありました。
南富山駅到着後、構内を撮りました。
南富山駅前の駅員さんに「記念に切符を下さい」とお願いしたら、快く下さいました。
南富山駅から市内電車の乗り場まで徒歩1分でついてしまうくらい、距離が短く利便性に優れていました。
発車間隔は5~10分くらいで、これも利便性に優れていますね。
到着した電車のテールライトが壊れて、運転手さんが電球を交換していました。 停車までついていたのでしょう、素手では熱くてうまく取り外せなくて発車時刻が遅れていたみたいでした。
5.南富山駅前(10:52)→富山地方鉄道・市内電車→富山駅前駅(11:05)
鉄道ファンには古くて「萌える」車両が多かったのですが、ステップが高すぎて、高齢者の方々は乗り降りに苦労していました。この辺りは改善の余地ありと言ったところでしょうか。
市内電車の富山駅前駅は道路の真ん中にあり、その中で、折り返し運転できるような設備になっていました。富山北や万葉線みたいに駅前広場にターミナルの駅で折り返すという感じではなかったですね。
将来的にはライトレールと結ばれるそうなので、開通後にまた来てみたいです。
ところで、富山駅前駅(南口)から富山北駅(北口)に歩いていく方法を見つけることができませんでした。
富山駅前駅からJR富山駅に向かう途中にも北口方面への(ライトレールへの)案内を見つけられませんでした。
ちょっと焦りましたが、フリー切符があったので、JR富山駅南口から入り、跨線橋を渡って、北口で改札を出てライトレール乗り場に行けました。
跨線橋を渡っているときに偶然にも萌える列車がいたので撮りました。
11:16 6番線・北越3号・1053M・485系
11:16 5番線・普通・428M・475系6両(内3両は旧国鉄色(クリームと赤茶色っぽい))
11:20 4番線・普通・537M・413系3両
6.富山駅北(11:30)→富山ライトレール・富山港線→岩瀬浜(11:54)
富山駅北駅は駅前広場にきれいに作られた駅でした。
車両も低床タイプでしたので、乗り降りは楽です。
一部が複線で、大半が単線という路線でした。元JRの路線であったことを思い出させてくれるような駅がいくつかありました。出資しているスポンサー(広告)も結構多くありました。
さて、時間通りに岩瀬浜駅に着いて、岩瀬カナル会館で食事をするために向かいました。
徒歩5分くらいで到着できます。
しかし、この日は食事できるお店が全て定休日だったので、食べることができませんでした。
近くにコンビニがあったので、お弁当を買って食べました。
まぁ、こんなことも旅にはつきものと、あきらめましたが。
予定を繰り上げ、ちょっと早い電車で戻ることにしました。
7.岩瀬浜(12:46)→富山ライトレール・富山港線→富山駅北(13:10)
早く着いたので、時間まで撮り鉄しました。
13:08到着 4番線・普通・439M・413系3両
13:22 5番線・普通・543M・475系3両
8.富山(13:22)→北陸本線・普通・434M・419系3両・自由席→高岡(13:40)
予定では13:41 はくたか8号だったのですが、419系(元581,583系)が来たので思わず、乗ってしまいました。
乗車して車内を見ると、元寝台車であったことがわかる部分がいくつか残っていました。上段の寝台が格納されている部分や小さい窓など。萌えました。
20分ほど高岡駅で構内を撮りました。
DE10-1541牽引の貨物列車
キハ47、40の車両基地
13:50 5番線・はくたか19号・1019M・681系
13:52 7番線・氷見線普通・536D・キハ40+キハ40
13:53 4番線・はくたか8号・1008M・681系
改札には富山駅同様、美しい女性駅員が改札業務をしていました。
改札を出てから、万葉線の乗り場に歩きました。
駅前ターミナル前にあるので利便性は高いですね。
やってきた車両は7071という番号の車両。レトロ感がある車両でした。
ダイヤは15分間隔。
9.高岡駅前駅(14:15)→万葉線→新能町(14:30)
停留所や交換のための信号所以外は大半が単線でした。
R10の動画撮影機能でこの区間の動画を撮りました。
新能町から能町までゆっくり10分ほどで到着しました。
能町駅で撮り鉄しました。
かつて、貨物の輸送基地になっていたであろう施設が残っていました。
しかし、貨物駅も朽ち果て、使われていない線路は錆ていて、一部は撤去されていました。
能町駅は1面2線の無人駅。列車本数も少ないので雰囲気は寂しい感じでした。
対向の538Dと交換し、発車しました。
10.能町(15:06)→氷見線・普通・541D・キハ40(忍者ハットリ君ラッピング)+キハ47→越中国分(15:15)
1面1線。
徒歩5分くらいで海岸に行けるので、歩いてみました。
静かな海岸でした。
15:47 氷見線普通・540D・キハ40+キハ40 を海岸から撮影。
11.越中国分(16:28)→氷見線・普通・543D・キハ40(忍者ハットリ君ラッピング)+キハ47→雨晴(16:32)
2面2線。
駅には初老の駅員さんがいました。とても気さくな感じの方でした。
駅舎内外には雨晴海岸から見た北アルプスの写真がたくさん飾ってありました。
実は私もそのような写真が撮れればと思ってきたのですが、あいにくの曇り空で期待していた写真は撮れませんでした。
12.雨晴(17:44)→氷見線・普通・545D・キハ40(忍者ハットリ君ラッピング)+キハ47→氷見(17:52)
氷見駅は1面2線ですが、2番線は使用されていないようです(線路が錆びていましたので)
改札を出たら、宿の送迎バスの運転手さんが首を長くして待っていました。
宿は氷見駅から車で15分少々掛かりました。
◆宿情報
宿名:氷見グランドホテルマイアミ
電話番号:0766-74-2111
所在地:〒935-0422 富山県氷見市宇波10―1
部屋タイプ:貴賓室・源泉露天風呂付
部屋数:1室
プラン名:【夕部屋食】美味“富山湾の宝石”しろえびプラン
プラン内容:世界中でシロエビの漁場は富山湾だけ。人気急上昇の特選素材、濃厚な旨み
と独特の食感を味わってください。お刺身、唐揚げ、柳川等いろいろ。もち
ろん旬の魚料理も。大浴場の海の見える露天風呂は天然温泉100%、別館
岩風呂でもかけ流しを堪能できます。
※夕食のみ“お部屋だし”
料金明細
(1泊目)
(1部屋目)
24,150円(大人)× 2名
小計:48,300円
合計:48,300円(税込・サービス料込)
部屋は貴賓室というだけあって、十分すぎるくらいに広く、部屋に露天風呂もついていて、おいしい夕食を満喫しました。
◆運賃
乗車券
JR 金沢→猪谷 1620円 x 2名 = 3240円※
JR 猪谷→富山 650円 x 2名 = 1300円※
富山地方鉄道・鉄道線 電鉄富山→南富山 300円 x 2名 = 600円
富山地方鉄道・市内電車 南富山駅前→富山駅前駅 200円 x 2名 = 400円
富山ライトレール 富山駅北→岩瀬浜 200円 x 往復 x 2名 = 800円
万葉線 高岡駅前駅→新能町 200円 x 2名 = 400円
JR 富山→高岡 320円 x 2名 = 640円※
JR 能町→越中国分 180円 x 2名 = 360円※
JR 越中国分→雨晴 140円 x 2名 = 280円※
JR 雨晴→氷見 180円 x 2名 = 360円※
2009年8月6日小計 8380円
※JR合計6180円
2009年8月6日小計 2200円(北陸フリー切符適用後)
2009年8月7日(金)
1.氷見(8:18)→氷見線・普通・526D・キハ47+キハ47+キハ47→高岡(8:51)
2.高岡(9:03)→城端線・普通・329D・キハ40→城端(9:54)
城端駅は2面2線でした。
3.城端(10:10)→城端線・普通・332D・キハ40→高岡(10:58)
途中駅で人がかなり多く乗ってきました。
1両編成では座りきれないほどの人が乗車する形となりました。
超満員では無かったのですが、混雑していました。
高岡駅では4番線の富山方面の突端から撮り鉄しました。
11:05 4番線・北越2号・1025M・485系
11:08 DE10-1035牽引の貨物列車
11:13 5番線・しらさぎ1号・1M・683系
11:15 4番線・普通・540M・413系
11:17 7番線・氷見線普通・532D・キハ40(忍者ハットリ君ラッピング)+キハ47
11:18 5番線・しらさぎ8号・8M・683系
11:24 5番線・サンダーバード24号・4024M・681系
11:24 4番線・普通・435M・413系
11:30 7番線・氷見線普通・535D・キハ40(忍者ハットリ君ラッピング)+キハ47
11:34 5番線・はくたか4号・1004M・683系(北越急行色)
4.高岡(11:40)→北陸本線・普通・428M・475系6両→金沢(12:19)
発車間際に11:50発 6番線・普通・541M・475系3両 を撮りました。
428M・475系6両はテーブル、栓抜きが付いた昔の状態のままの車両でした。
津幡駅入線手前でしらさぎ3号・3053M・3両が七尾線を走っていく姿を見ることができました。
金沢駅では
12:28 4番線・七尾線・843M・415系(七尾線色)
を撮りました。
5.金沢(12:32)→北陸本線・普通・346M・413系3両→西金沢(12:36)
西金沢駅に到着と同時に大粒の雨が降ってきました。この日の金沢地方は大雨洪水注意報が出ていました。
付近で食事の予定でしたが、大雨で探すことができず、西金沢駅の駅前で雨宿りをすることにしました。
しばらくして、雨が小雨になったのでダッシュで新西金沢駅まで走りました。
西金沢駅と北陸鉄道・新西金沢駅までは直線で30mくらいしか離れていませんので乗り換えには便利です。
6.新西金沢(13:01)→北陸鉄道・31・普通・7202+7212→鶴来(13:28)
予定を変更して、1本前の鶴来行きに乗りました。
車両は元東急の7100形の中間車を改造(先頭車化改造および冷房改造)したもの(wki参照しました)。
乗車するとおもしろい光景を目の当たりにできます。
なんと、女性車掌が乗務しているのです。
車掌と言っても最後尾の乗務室からドアの開け閉めや駅到着のアナウンスをする一般的な車掌ではなく、
昔のボンネットバスの車掌というイメージで大きな「がま口」を肩からかけて車内を歩くといったスタイルなのです。
9:00-16:00まで乗務するとのことです。(鶴来から乗ったときの直接女性車掌に聞いたのですが、ちょっと記憶が曖昧になっています)
この列車の乗務は髪の毛の長い女性でした。2駅に1往復くらい、2両編成の車内を行ったり来たりしていました。
利用者アップの為のサービスだとは思いますが、良い試みだと思います。
都内の長編成の電車ではまず実現できませんし、続けていってほしいものです。
さて、鶴来到着後、雨足はほとんど変わらず、強い雨が降っていました。
ここでも食事を断念し、下り電車を待つことにしました。
7.鶴来(13:59)→北陸鉄道・33・普通・7101+7111→加賀一の宮(14:05)
車両は元東急の7000形の中間車を改造(先頭車化改造および冷房改造)したもの(wki参照しました)。
前述と違うのは、顔です。今回のは、3枚ガラスで、真ん中がドアになっています。
前述のは2枚ガラスで方向幕がないタイプでした。
この電車も女性車掌が乗務してました。
仮にB子さんとします。(前述の方をA子さんとします)
このB子さん、まだ新人さんなのでしょう。手帳にいろいろと書いてあることを読みながら、車内アナウンスをしていました。若くてかわいいお嬢さんでした。
加賀一宮駅に到着したときには雨はピークを向かえていました。
ホームは1両の半分くらいにしか屋根がないため、それも後方の車両に掛かっています。
北陸鉄道の車両はワンマンカーなので後ろ乗り、前降りです。運賃を支払う先頭車の一番前で運賃支払った後は屋根の掛かっていないホームを急いで屋根まで走った次第でした。
B子さんは申し訳なさそうに言葉をかけてくれました。
やっと、名駅舎の加賀一の宮駅に到着したので、外から駅舎を撮影したかったのですが、あいにくの雨。
どうしようと思っていたところに、駅傘が置いてありました。ありがたかったです。
その駅傘を借りて、外へ出てみました。
重厚な黄土色の瓦屋根のすばらしい駅舎でした。
数枚撮って戻ると待合室に鶴来→加賀一の宮間が11月で廃止になるのを止めようという趣旨の署名ノートがありました。
私は、女房とともに署名させていただきました。
この名駅舎を絶対に無くしてはならないという思いがあふれました。
今後の動向を見守りたいと思います。訪れた方は是非署名しましょうね。
8.加賀一の宮(14:28)→北陸鉄道・40・普通・7101+7111→新西金沢(14:57)
車両は前述と同じ(加賀一の宮駅で折り返しのため)。
女性車掌もB子さん。
ここで、女性車掌の勤務時間を伺い、署名してきたことを伝えました。
明るく気さくに応対してくれました。
雨足は少し落ち着いてきたものの、車窓を楽しむほどではありませんでした。
新西金沢駅到着時にB子さんは私に向かって会釈をしてくれました。
こういうさりげない仕草が心に残りますね。
新西金沢駅に到着したときは雨足は弱まったでの小走りに西金沢駅に行きました。
西金沢駅の跨線橋からは通過する列車が撮影できました。
9.西金沢(15:12)→北陸本線・普通・359M・413系6両→金沢(15:17)
予定では15:40 トワイライトエクスプレスを撮ることにしていたのですが、
雨模様であることとお昼を食べられなかったこと、
金沢駅構内の撮影は初心者の私には難しい(駅ビルが建っていてホームが暗かった)ことなどから、
断念しました。
また、大阪への出張時に出会う機会もあるだろうと思いながら。
10.金沢(15:25)→七尾線・サンダーバード21号・2021M・683系6両・7号車自由席→和倉温泉(16:29)
和倉温泉駅で撮り鉄。
16:37 2番線・のと鉄道・141D・NT211
改札には富山、高岡駅同様、美しい女性駅員が改札業務をしていました。
一通り撮影して、宿に連絡をしました。
わずかな時間で送迎バスを駅前までよこしてくださいました。
17:10頃チェックイン。
◆宿情報
宿名:ゆけむりの宿 美湾荘
電話番号:0767-62-2323
所在地:〒926-0175 七尾市和倉町和歌崎3の1
部屋タイプ:新館「白鷺亭」和室12.5畳+6畳 海側
部屋数:1室
プラン名:◎人気プラン【新登場】☆きときと!海鮮丸
プラン内容:春のイチオシプラン登場
~料理で感動!"旬"のと加賀会席☆かわいいミニ舟盛付
☆★ネット予約限定販売!~春をイメージした美湾荘特別会席コース
「"旬"のと加賀舟盛付会席」★
☆
【能登ワイン<赤>】~地元で大人気!
【サザエ麹漬】~自家製、お酒ワインによく合います!
【舟盛】~旬の地魚六種を鮮やかに盛り付け、鮑付☆お一人様一艘ご用意!
【治部煮】~鴨肉を活かした江戸時代から続く金沢の代表的料理
【加賀蓮根蓮蒸し】~もちもち食感が嬉しい!人気料理
【能登いしる鍋】~お魚から作った醤油「いしる」がとってもいい香り♪
【能登牛ステーキ】~証明書付A3級以上の極上のお肉です
【ズワイガニ】~ボイルしたズワイをかに酢で召し上がれ☆
【地魚海鮮カルパッチョ】~平目、赤いかなど旬のお魚がここにも登場
その他、山菜や筍など季節の炊き込みご飯!輪島産の青さの粕汁、そしてデ
ザートは地元で超人気の能登ミルクを使用した「中島菜アイス」・・・。
お食事は夕朝食ともお部屋にて。心行くまで石川(加賀、能登)の食をご堪
能ください。
□■お風呂■□
なんと!毎分62リットルも湧き出る良質の温泉、毛穴を引き締め、お肌に
もとてもよい泉質です。
大浴場「露天風呂」(海が目の前!)は男女とも源泉100%!!
ご利用時間 14時~午前1時、翌朝5時~9時半
料金明細
(1泊目)
(1部屋目)
26,250円(大人)× 2名
小計:52,500円
合計:52,500円(税込・サービス料込)
部屋の広さは氷見ほどではなかったものの、最上階の8Fからの能登島の眺めは最高でした。
雨上がりの厚い雲が多かったですが、それなりの写真が撮れました。
◆運賃
乗車券
JR 氷見→城端 950円 x 2名 = 1900円※
JR 城端→西金沢 1280円 x 2名 = 2560円※
北陸鉄道 新西金沢→加賀一の宮 490円 x 往復 x 2名 = 1960円
JR 西金沢→和倉温泉 1450円 x 2名 = 2900円※
2009年8月7日小計 9320円
※JR合計7360円
2009年8月7日小計 1960円(北陸フリー切符適用後)
2009年8月8日(土)
7:50 チェックアウト、送迎バスで和倉温泉駅まで送ってくれました。
和倉温泉駅でのと鉄道フリー切符を1000円(二人で2000円)で買いました。
土日に販売されるフリー切符で、乗りつぶしされる方は、大変お得な切符ですので、お勧めです。
しかし、フリー切符の売り場が見あたりません。
のと鉄道の券売機付近には職員らしき人を見つけることができなかったため、JR和倉温泉駅の窓口で、どこに売っているのかを伺ったところ、JRで販売しているということを聞きました。
私は、JRの売り場で二人分を購入し、構内に入りました。
1.和倉温泉(8:18)→のと鉄道・普通・125D・NT211+NT212→笠師保(8:27)
1面1線。
2.笠師保(8:35)→のと鉄道・普通・126D・NT203→田鶴浜(8:40)
2面2線。
駅前にはタクシー会社があります。ダイヤの薄いのと鉄道の時間稼ぎにタクシーを利用するというもの手かもしれません。
3.田鶴浜(9:22)→のと鉄道・普通・127D・NT203→西岸(9:38)
2面2線。
構内にはJRの保線車両、MATISAと書かれた車両が錆びだらけ状態で放置されていました。
4.西岸(9:54)→のと鉄道・普通・130D・NT212→能登中島(10:01)
2面3線。(海側1線はオユなどが置いてある)
郵便車のオユ10-2565とのと鉄道の特急車両NT801+NT802が展示(?)というか放置されていたので撮影。
構内に保線車両が2両いました。これらはまだ現役なのでしょうか、外観はきれいでした。
歩いて5分ほどに親戚宅があるので訪問。というか、既に住人はいなくて(跡取りがいなくて)空き屋になっていることはわかっていたのですが、お墓もあるので墓参りもかねて訪れました。
能登沖地震で崩壊なども心配されていましたが、家も墓も無事でした。
まだ時間があったので、駅前に喫茶店「咲ふらん」があったのでお茶して、涼みました。
乗車直前、七尾行き132Dと交換。132Dは女性運転手でした。
6.能登中島(11:37)→のと鉄道・普通・131D・NT212→穴水(11:57)
ちょっとだけ撮影して、すぐに折り返しで乗り込みました。
7.穴水(12:03)→のと鉄道・普通・134D・NT212→能登鹿島(12:10)
2面2線。
駅舎は塗装工事中でした。
駅から徒歩1分で海岸に降り立つことができます。
そこでしばらく撮影しました。
近くに、バス停があったので時刻表をみたら、なんと土曜日は1日に1本という驚きのダイヤ。
能登鹿島駅前到着が偶然にも12:36と書かれていたので、12:53の電車を待たずにこのバスを待ちました。
ほぼ定刻通りにやってきたので、乗り込みました。
8.能登鹿島(12:36)→北鉄奥能登バス→穴水(12:50頃)
乗客は皆無。途中で小学生が定期券で一人乗ってきただけで、私たちと含めて3人だけでした。
運転手さんの対応はとても良かったです。
乗車したときに、「こんにちは」と声をかけてくれました。地元の神奈中ではあり得ない光景でしたものですから。
また、運転に対してはおとなしく、荒い運転などなく、良い印象を受けました。
能登の内海の静かな海岸沿いを走る感じだったので車窓も楽しめました。
料金は290円、意外にリーズナブルでした。
穴水駅に着きました。
お昼が食べられるところを探しましたが、駅前にはお寿司屋さんが1軒しか見あたりませんでした。
そこで、その1軒の能登前「幸寿し」というお寿司屋さんに入りました。
入ってみるとカウンターしかないお寿司屋さんなので、値段もない高い寿司屋なのかなぁと思っていたところ、良心的に写真付きのメニューがあったので、安心しました。
旅の最後の食事でもあったので、ちょっと贅沢に地物の寿司を握ってもらい、ビールとつまみでおいしく頂きました。女房は上寿司。
しかし、そこに驚くべき子供たちがいました。見たところ小学生高学年~中学1年くらいの子供たち7人くらいの集団がカウンターでいろいろと食べていました。
能登牛のにぎりか刺身を注文し、大将に「高いよ」っていさめられていました。
私も、その会話を聞いてびっくりしました。カウンター寿しなんて、就職してからやっと行けるようになったのに小中学生の分際で何様なんだぁと。
一行が帰った後、大将と「あきれたもんだねぇ」って感じで、談笑しちゃいました。
落ち着いたところで、能登沖地震の事を伺いました。
かつては奥の方で長くやっていた事、地震で壊れてしまったので、駅前に仮設住宅みたいな造りで復興させた事などを。
さぞ、ご苦労も多かったことと察しますが、大将がとても気さくな方なので、そんなご苦労があったことなど感じさせないくらいの話ぶりには感服しました。
お勘定を済ませ、お店を出るときに、穴水名物「このわた」を一瓶下さいました。帰ってからおいしく頂きました。ありがとうございました。また訪れることがあったら、是非伺いたいと思います。
9.穴水(14:08)→のと鉄道・普通・138D・NT212→和倉温泉(14:41)
小中校生のご一行が能登鹿島駅で降りたので、空いた席に移動し、海側を眺めながら車窓を楽しみました。
予定では14:59 サンダーバード36号で金沢へ行って、金沢で撮り鉄をしようと思っていたのですが、
金沢ではたばこが吸えないので、和倉温泉駅出たところの喫煙所でたばこを吸うために見送ることにしました。越後湯沢までたばこ吸えなくなりますからね。
和倉温泉駅では681系のサンダーバードとはくたかのツーショットが撮れました。ツーショットが撮れるのもこの駅ならではですね。
10.和倉温泉(15:14)→七尾線・特急はくたか21号・3020M・681系3両・7号車自由席→金沢(16:12)
金沢駅入線前に車両基地にEF81の寝台特急北陸が停留していました。
金沢駅到着後、グリーン車が1号車なので、一番後方に移動しました。
そのときに、475系旧国鉄色、681系北越急行色、485系雷鳥も撮れました。
連結作業も終わり、乗り込みました。
グリーン車はやっぱり良いですね。2+1のシートなので、ゆったりとくつろげます。
しかし、3Cに座っていた初老の旅人。デジカメや携帯の操作音をサイレントにしていないため、その操作音が静かなグリーン車内に響き渡りました。
こういう無礼な人は電車に乗る資格などないと私は思います。
11.金沢(16:20)→北陸本線、北越急行線・特急はくたか21号・1021M・681系9両・グリーン車指定席→越後湯沢(18:52)
疲れて眠たいのを我慢して車窓を楽しみました。しかし、席がABだったので、海側ではありません。
ほくほく線内では高速運転を体感しました。長いトンネルが続くので車窓を楽しむという感じではなかったですけどね。
越後湯沢に到着後、
HK100の大河ドラマ「天地人」ラッピングの車両、乗ってきた681系、越後中里行き普通115系が撮れました。
そして、夕飯となる駅弁とビールを買いました。
12.越後湯沢(19:30)→上越新幹線・とき346号・346C・200系10両・9号車グリーン車指定席→東京(21:00)
座った席の後ろで20台半ばの男性2人が大きな声で話をし、フットレストを蹴飛ばし、うざ過ぎて寝ようにも寝ることができませんでした。大宮でやっと降りてくれました。ホント自分本位の人たちって迷惑ですよね。
13.東京(21:23)→中央線・快速・2173T・E233系10両→新宿(21:37)
14.新宿(22:00)→小田急線・特急ホームウェイ17号・30000形10両→町田(22:30)
町田駅からはタクシーで成瀬まで。
◆運賃
乗車券
のと鉄道 和倉温泉→笠師保 280円 x 2名 = 560円☆
のと鉄道 笠師保→田鶴浜 280円 x 2名 = 560円☆
のと鉄道 田鶴浜→西岸 410円 x 2名 = 820円☆
のと鉄道 西岸→能登中島 280円 x 2名 = 560円☆
のと鉄道 能登中島→穴水 510円 x 2名 = 1020円☆
のと鉄道 穴水→能登鹿島 280円 x 2名 = 560円☆
のと鉄道 穴水→和倉温泉 660円 x 2名 = 1320円☆
北鉄奥能登バス 能登鹿島→穴水 290円 x 2名 = 580円
JR 和倉温泉→東京 8090円 x 2名 = 16180円※
JR 東京→新宿 190円 x 2名 = 380円※
小田急線 新宿→町田 360円 x 2名 = 720円
特急券
はくたか特急券 グリーン車指定席券 6050円 x 2名 = 12100円※
上越新幹線 グリーン車指定席 4720円 x 2名 = 9440円※
小田急線 新宿→町田 400円 x 2名 = 800円
2009年8月8日小計 45600円
☆のと鉄道フリー切符が2000円(二人分)なので、5400円から3400円お得になります。
※JR合計38100円
2009年8月8日小計 4100円(北陸フリー切符適用後)
4日間の旅費合計 49710円 x 2名 = 99420円
---実際に掛かった費用一覧---
交通費
北陸フリー切符(グリーン車用) 48000円
8/5の町田から新宿までの運賃 1520円
8/8の新宿から町田までの運賃 1520円
富山地方鉄道・鉄道線 600円
富山地方鉄道・市内電車 400円
富山ライトレール 800円
万葉線 400円
北陸鉄道 1960円
のと鉄道フリー切符 2000円
運賃合計 57200円
北陸フリー切符との差額は99420円 - 57200円 で 42220円にもなりました。
宿代
氷見 48300円(ポイント4000円有り) 46560円(飲み物代他、全て込み)
和倉温泉 56012円(飲み物代他、全て込み)
宿代合計 102572円
総合計 159772円
今回は宿を贅沢にしてしまったので高く付いてしまいました。
しかし、この北陸フリー切符はかなりの「お得」感が得られる切符ですね。
北陸方面に行かれるの方はお勧めです。 鉄旅をしなくても普通に元が取れると思います。
毎回、鉄道旅をしていて、必ず感じることなのですが、車内マナーを考えない一部の心ない人の行動が目立ちます。自分がされたらいやな思いをするはずなのに、どうしてそうなるのでしょう。
北陸新幹線の建設はまだまだ進んでいない状況でした。
2014年の開業までに間に合うのでしょうか。ちょっと心配になってきました。
しかし、金沢まで開通しても、寝台特急「北陸」、急行「能登」、はくたか号なども廃止しないでほしいものです。
また、北陸鉄道の加賀一の宮駅、すばらしい名駅舎でした。これも廃止しないでほしいものです。
富山や高岡の市内電車、首都圏でも復活してほしいものです。環境に優しい乗り物として、再考すべきだと思いました。
JRの普通列車に使用されている車両はどれも昔を懐かしく思わせる車両ばかり、いつまでも走り続けてくれることを願います。
私個人としては、今回の旅は「鉄分少なめ」だったのですが、女房からのひんしゅくを買ったのは言うまでもありません。鉄につきあわせた分だけ、夜は贅沢にという感じにもなってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
長文、乱筆乱文お許しください。
北陸の旅(1)
北陸の旅(2)
北陸の旅(3)
北陸の旅(4)
14系でした。
1号車のスハネフ14-35の貫通扉を開けてHMや幌の状態を確認していました。
HMを綺麗に撮りたかったので、以下7枚似たような写真が続きます。
結果的には納得の行く1枚はなくて(^_^;)
スハネフ14-35(上野駅)1 posted by (C)キハ45