年末年始の18旅もいよいよ最終回を迎えました。
小倉駅まで戻ってきて美味しいとんこつラーメンを食べ終え大移動が待っています。
18旅とはいえ今夜帰らなけらならないのであえての新幹線で可能な範囲で行きます。
山陽新幹線のホームは2面4線。反対のホームにはこだま号ですがレールスターがいました。
ここに入るのは3度目7年ぶりです。前回は新大阪からひかりレールスターで来ました。
乗るのは14:01発
さくら584号新大阪行き。
当初乗る予定の列車が30分から1時間早い列車でしたが起きてチェックアウトしたのが遅くなり
博多駅出る前にみどりの窓口で指定券の変更してもらいました。
さくら584号が入ってきました。山陽九州新幹線専用の水色のN700系の登場です。
この風景を見送ると18キロある新関門トンネルが待っています。
5年ぶりの九州は福岡しか回れませんでしたがいつの日かの再訪を
楽しみにし元旦青空の九州とお別れです。
トンネルを抜け新下関通過後最高速度300キロで一気に疾走します。
途中山陽本線と一緒に並走しますがこの区間は2日目通過しましたが
あの爆睡で(おめぇがアホやからや・爆)見逃した区間でした。
厚狭駅は新幹線駅の仲間入りしたのは20世紀末の1999年でしたが
利用者は線内ブービーで見ての通り誰もいませんでした。
長大トンネルもある中次は新山口。通過中には車両基地があり
キハ47やSLの転車台を見ることが出来ました。
列車の待ち時間があれだけありながら体を休めることに集中したので
次行くことがあれば3日目の折尾駅みたいに時間かけて駅を巡りたいです。
小倉から一気に爆走し徳山まで戻ってきました。
山陽新幹線・山陽本線の山口県中部地区で新山口よりも徳山の方が
なんとなく縁がありそうなのもかつて500系のぞみが停まってたこともありえそうです。
この駅の前後には急カーブがあり東海道新幹線の熱海駅より通過速度が遅く
170キロぐらいのスピードに落として通過しなければならずちょっとした難所のようです。
2時半を過ぎ西側に日差しがあり逆光でしたが・・・徳山といえばこの工業地帯の風景ですね。
いつかの再会を約束して先へ進みます。
その先は長大トンネルの連続ではたまた最高時速を出しながら一気に駆け抜け
知らない間に新岩国駅も通過しました。
広島駅では500系に遭遇しました。
今年3月でデビュー20周年のアニバーサリーイヤーを迎えましたが
山陽新幹線内のこだまの地味な運用ながら圧倒的な存在感は健在であります。
エバンゲリオン塗装の車両も2018年3月まで延長が決まってて機会があれば
のぞみとして最後に乗って以来久しぶりに乗りたいですが・・・果たして。
出てすぐには広島カープのホームグラウンドマツダスタジアムが見えます。。
先月行われた交流戦でも最後の最後でソフトバンクに負け越し2位に終わりましたが
今年もオリックス戦で鈴木誠也が延長12回にサヨナラホームラン打ったり
1日土曜日中日戦ではエルドレッドが3打席連続ホームランを打ってます。
我がタイガースは交流戦最後の楽天戦からまさかの8連敗を喫し
野手陣の殆どが大不調に陥り30日の会見で金本監督から若手に対し
チャンスはいくらでも与えたと最終通告を発しました。
この言葉を聞き俺が思うには若虎(特に野手)が発奮しない限り阪神タイガースに未来はないと思ってます。
原口、中谷、高山、先日登録抹消された北條達が福留、鳥谷達を脅かす存在にならない限り
危ぶみ続けるのではと懸念しています。
広島といいますと宮島・尾道・鞆の浦といった瀬戸内の海をイメージされる人も多いですが
山陽新幹線は長いトンネルを合間を縫いながら内陸や山に近い方を通過していきます。
広島県から岡山県に入り次に停まる駅までですがその途中には赤穂線と並走する区間があります。
新大阪から岡山の1972年に開業した路線で今年45周年を迎えました。
相生を過ぎマンションが立ち並ぶ風景が見えてくれば
山陽新幹線の旅は終わりが近づきます。
15:50姫路に着きました。駅で問い合わせた所
さくら/みずほの指定席は結構埋まってて
のぞみの方がすいてるというのを駅員さんから教えてもらいました。
元旦だから楽勝で空いてると思ったら大間違えで事前に情報をもらうといいのは
鉄道旅する上で心がけています。
ホームからは世界遺産にも指定されてる
姫路城を一望できます。
新幹線のホームから真っ正面で見ることができる駅は数少なくその一駅です。
福山駅も見えますがこちらは福塩線のりばが石垣の様子を見ることが出来ますね。
改札を出て次の列車に乗るまでのつかの間の時間を使い駅前に来ました。
こうしてみると新幹線ホームから見るのもここから見るのも目の前にお城があるといいたいですが
実際に天守閣まで辿り着くのは結構時間がかかります。
姫路駅北口は2013年に現在の駅舎と駅ビルが完成しましたが
駅の規模からすると物足りない印象が強いですが隣にビルがあるので何とも言えませんね。
さっきの写真で言い忘れましたが山陽姫路駅とデッキで結ばれてます。
その所属鉄道会社である山陽電鉄は先日7月2日開業110周年を迎えました。
一昨年7月に乗ったきり機会が中々巡ってきませんが俺も行きたいところがあり過ぎて
順番待ちが続いてる状況はまだまだ続きます。
駅入り口には門松が立派に立っておりました。
これをみながら2017年は体調がいい状態が続くことを願ってたのは間違いありません。
前年は大旅行から帰ってきてから躓いたので二の舞だけは嫌と言いたかったのは間違い無しです。
次の列車に乗る為ホームに戻ってきました。
2006年に高架化されましたが旧ホーム時代は3度現在の高架化されてから7度目です。
そのホームには221系、目の前に播但線の103系が停車中でした。
ホーム長が長いので播但線の向こうに姫新線の車両が停車してまして
ここは西播州、岡山県や北近畿の但馬、中国山地方面に向かう列車のスタート地点であります。
どうしてもお城が有名過ぎてなかなか聞かれませんが
姫路駅は鉄道の機能としてみるとジャンクション駅の風格満点です。
そして姫路で忘れてはいけないのはまねきの立ち食いそばですね。
高架化されてもこうしてホーム上で営業されてることは嬉しいことです。
4年前に阪神百貨店の今は無きスナックパークで食べて以来お目にかかれてませんが
どこかでチャンスをつくらなんですが・・・。
姫路からは新快速で一気に行けるので16:45発の野洲行きに乗車。
一気に突っ走っていきますが外は夕日が見え後何十分かすると日の入りを迎えます。
年末年始の時期は本当に日照時間が短いんやなと感じてしまいます。
明石駅を過ぎたらパールブリッジの愛称を持つ明石海峡大橋が見えてきます。
明るい時間帯で見ることが殆どで夕方の日の入り前に見るのはこれが初めてでした。
オレンジの夕焼けとブルーモーメントの間の空は美しいです。
列車は神戸駅までやってきました。ここは山陽本線の起点で東海道本線の終点でありますが
単なる通過駅で道標もひっそりと記されてるだけです。
神戸の中心は三宮なのですが洋風の歴史ある駅舎が建ってる駅であります。
姫路を出て約1時間で大阪まで戻ってきました。
そのまま真っ直ぐ帰ることもできましたが時間も時間で晩御飯休憩のため来たのです。
近年は近鉄をはじめとする在阪の大手私鉄に乗る機会が多く
去年のお盆以来4か月ぶりにここに戻ってきました。
言わずと知れた大阪ステーションシティーの中にいまして大屋根が覆っています。
ここで晩御飯をどこで食べようかとヨドバシカメラはじめ駅周辺を彷徨い続けてましたが・・・・。
1時間半近く歩いてどこも行列もしくは当日は満席で行く当てもなく
大阪駅に戻ってきて仕方なく口にある立ち食いそば屋さんにしました。
元旦夜にして旅の締めの飯は何ともさみしいものでしたが
歩き回ってどこもやっておらず営業してても当日は入れなかったので
消去法で選ばざる終えなかったのですが食べれず帰路に着くよりはマシかと。
何とも寂しいご飯の後はラストスパートの新快速に乗ります。
1時間半とはいえあっという間に米原へ戻ってきました。
12両編成の新快速は大阪から乗るとき必ずと言っていいほど混雑が酷いですが
この日は楽勝で座れました。元旦というのもありますが他の車両はたくさん人がいたみたいで
18シーズンはこの光景はお馴染みのようです。
昼2時前小倉を出て7時間かけここまで来て無事帰ってこれた安堵感と
あっさりと終わってしまうんだという気持ちを抱えながら列車を待ってました。
この車両が入ってくると非日常から日常という現実の世界へ戻る313系の快速で
4日間に渡る2回目の18旅は幕を閉じました。
4日間振り返るとやはり2日目後半徳山から乗った普通列車が流れが一気に変わり
それまでのハイペース訪問から一転のんびりモードに変わってしまったのではないかと振り返ってます。
3日目もいつもなら早い時間に駅に行くのに9時半すぎたりでしたが
恐らく前年の北海道の無茶のことがありたまにはのんびりいこかになったのかもしれません。
乗ったのも名古屋から博多と一見面白みのないストレートなルートでしたが
本当にご無沙汰の下関、門司港、高架化目の前の折尾、白壁の街の柳井等
皆さんに楽しめるように回ってました。
途中更新が1週間空いてしまい皆さんにはご迷惑かけましたが・・・(本当にごめんなさい)
今後も体調が良ければ編集に精を出しうーんという時は休めたりしながら行こうと思います。
長い連載でしたがいつものように最後までのおつきあいありがとうございました。
本日のNikon D7200。
新幹線の車内から見た夕日。
おしまい。
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