第9話「猫鳴く忍び寄る闇」
「まだ、お腹が減ってるんですか? あんなに食べたのに。」
お供え物の饅頭を食べるタマ、そして周りには、無残な妖の死体・・・。
妖が多くいて、鬼切り役まで存在する街に向かうという酒呑童子に、ついていくタマ。
公園で、如月先生はアートが感じられれば何を書いても自由と言う写生会が始まり、緋鞠を
モデルにしたいと、エロい目でみながら、話す泰三に想像つくと呆れる凛子。
「わたしの体を見つめてよいのは、若殿だけじゃ。」
「あの88、56、85の豊満ボディを独り占めにし、夜な夜な眺め回すとは~!!」
その言葉に、ショックを受ける凛子と泰三。
芸術は良く分からないと、花の携帯の写真を撮る緋鞠。
ネコが写真を撮るのは意外だと言う凛子に、データフォルダは写真で一杯だと優人。
「こうして残せて置けたなら、いつか無くしてしまうような事があっても、すっかり思い出せるじゃろう
しなぁ・・・」
写真は楽しい?と聞く凛子に答える緋鞠の言葉をじっと聞く優人。
「それで、若殿、 わたしはどんな格好をすればよいのじゃ?」
芸術の為、女の絵は裸婦が基本と脱ぎだす緋鞠。
「ネコなんかに負けてられないわ!」
脱ぎだす凛子に対抗しなくてもいいと優人が言うと、協力したくても出来ないと、嫌味を言う
緋鞠に怒る凛子。
そんな2人に呆れた優人は、蝶を追いかけ奥に入ると、何者かに捕まる優人。
何かとんでもない事が起きていると、無残に殺された妖の姿を見てクエス様に報告する鏑木。
「もう少しだけ、優ちゃんの・・・
天河の領域に入ってみようかしら・・・」
そして天河優人を引き入れるべきと進言する鏑木に自分に任せろと、そして優ちゃんの事は
一番分かってると言いながらも、表情を曇らせる、クエス様。
「緋鞠とはどこまでやったの?」
飛緑魔の明夏羽に言い寄られる優人。
「ここから先は、わたしがもっと、すごい事してあげる。」
キスまでという優人を見つめると、目の色が変わり気を失う優人。
そして、血をいただきに来たと迫る明夏羽。
「こんな事、させられて、わたし、お嫁にいけなくなる・・・なの。」
優人と緋鞠を捜しに来たが、なぜか泰三たちの絵のモデルになる静水久。
それを聞いて、大興奮する泰三たちの元へやって来た、緋鞠。
優人が居なくなった事に弁解はしないと緋鞠、そこへ、一本ダタラの沙砂をおんぶした、凛子も
合流し、優人を襲ったのは明夏羽だと聞く。
「鬼切り役の血かぁ、ひとすすりで、イッちゃうかも・・・」
優人の首筋から血を吸う明夏羽。
美味しいという明夏羽の前に現れた緋鞠と静水久は、優人の血を吸ったのは万死に値すると
戦いを望む。
「もしかして、西の妖たちが、やられた話し?」
戦いたくないと、そして自分の身を守るのに頭一杯という明夏羽の言葉を理解する静水久。
次々と全滅していると聞き、驚く優人たちの前に、もっと知りたくないか?と現れた鏑木。
カフェ・リリッシュで鏑木の話しを聞く優人や緋鞠たち。
「その全ては、何者かによって・・・食われていました。」
驚く緋鞠たち、そして、これは人間では妖の仕業と考えていると鏑木。
やっぱりと、明夏羽、だからこそ鬼切り役の血でパワーアップしようとしたという。
この妖は危険であり、公安4課に協力して欲しいと言われ、悩む優人。
「だいたい、妖を食う妖など、わたしも聞いた事が・・・」
不安を煽って、優人を引き込むなという緋鞠、そして突如、タマが現れる。
優人を連れ逃げようとする緋鞠に立ちふさがる酒呑童子。
緋鞠たちの攻撃を軽くあしらう2人。
「タマさんどれからいきます?」
「違う! ネコ! こいつの狙いはわたしたち妖!!」
優人には指一本触れさせないと言う緋鞠に違うと静水久。
緋鞠に飛びつき、胸を噛み付くタマ。
「少々、遅れてしまいましたが、まあ、パーティの主役は最後に登場するものですけど。」
助けに現れた、クエス様。
「でわ、パーティの続きとまいりましょうか?
ダンスのエスコートはお願いしますわよ、優ちゃん。」
藻前白面金毛九尾のタマと酒呑童子に戦いを挑む、クエス様だが、今のお前は美味しくないと
タマは緋鞠に、そして今はまだ、その時では無いと消え去る2人。
緋鞠の怪我を心配する優人にキズは大した事無いと言うが、妖気を内側に向けているが、時が
経てば美味しくなりそうだと、タマに言われたことを気にする緋鞠だった。
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たかはし智秋のエロいセリフで写真集を思い浮かべてしまいます。
実写になったら、そのままたかはし智秋でOKですねw
今回は、かなりのヤバめなシーンが多かったですが、光が入る箇所もありつつも、ギリギリの
所まで放送してくれた、スタッフとてれ玉に乾杯!
優人に馬乗りになる明夏羽を隠すように枝に掛かった服はDVD版では無くなるのでしょうか?
それに明夏羽が優人にキスするシーンも修正されるなんて、どんなキスをしたのでしょう?
クエス様の時のキスはOKだったのにね。
いまいち、判断基準が分かりませんが、アートなら当局は関知しないと、如月先生が言って
いたように、アートと判断されたものは、OKだったのでしょうか?w
緋鞠のあの88の巨乳にいきなり噛み付くなんて、うらやま・・・いやいや、タマは危険な奴です。
これは、天河連合軍としても、苦戦しそうで勝つには優人の光渡しが必要不可欠でしょう。
そして、デレクエス様も無事に仲間入りしそうです♪
妖を倒すという子供の頃の約束を支えに妖を根絶やしに・・・と頑張ってきて念願かなって
再会し、そして優人の記憶も蘇り、張り詰めていたものが解け、一番優ちゃんの事を知っていると
言いつつも今の優人は妖と共存する事と、知らない優人な訳で、それを知りたいと思ったの
でしょうね。
随分と柔らかくなったとは言え、領域なんて、カッコつけたりするのは、クエス様らしいですけどw
そして、味方になった、クエス様の強さは心強いですね。( ̄ー ̄)b
タマから「妖気を内側に~」と言われ命を救われつつも、そう言われた事に、動揺する緋鞠。
これは、妖としての本性を開放した緋鞠が美味しいと言ってる訳でしょうし、自分でも抑えきれ
なくなりそうになる事を知ってるからこそ、見透かされたようでショックだったのでしょう。
逆に言うなら、そうなった時の緋鞠こそが切り札となりそうで、それを制御出来るのは当然、優人で
あり、2人?の絆と言えそうです。
でも、鬼切り役の血を吸うことでパワーアップ出来るなら、全員で優人とクエス様の血を飲んで
しまえば、それでOKのような気もしますが・・・。
スッポンの血みたいですねw
そんな、妖や超人的な人間の中にいる凛子のポジションがやっぱり気になってしまいます。
まあ、表情だけはどんどん人間離れしていってますが^^;
それと、酒呑童子に菊池正美さんを起用したのは懐かしの元祖?ハーレムアニメ「天地無用」
などで主演した事をリスペクトしての事なのかな?なんて、余計な詮索をしてしまいました。
第8話「Curiosity killed the cat」
「俺は守られてばっかだ・・・」
緋鞠の性格なら、クエス様と戦う事は、想像出来たのにと寝ている緋鞠を見て思う優人。
「違う・・・優人が望んでいるのは普通の生活・・・何気ない日常・・・優人の周りで一番 非日常から
遠い存在は誰? わたしじゃない!」
「あの様・・・ネコはどう見ても敗走・・・わたしは・・・もし、わたしが傷ついたら、優人は・・・」
同じ頃、優人を思う、凛子と静水久。
静水久のお尻が見えても、無事放送♪ 天晴れ、てれ玉w
仕事とは言え、戦いをもみ消す為に苦労すると、そして、スチェッキンの弾丸の使用数を教えて
欲しいと文句を言う鏑木に、苛立つクエス様。
「家の為・・・そう、わたしは神宮寺家の為に・・・」
無茶をするなと言われ、神宮寺の為と自分に言い聞かせつつも優人を思い浮かべる。
「わたしは汚れた獣じゃ・・・ここに戻るべきでは、無かった。」
夢を見る緋鞠・・・そして目を覚ます。
「最悪じゃな・・・わたしは、負けた。」
「若殿の甘い言葉は、どんな刃より、たやすく、わたしを切り刻む・・・」
気分はどう?と優人に聞かれ、緋鞠が無事ならいいと言う、優人の言葉に苦しむ緋鞠。
壁に「Dragon Age」のポスターが?!
今、気がついたけど、今までも貼ってあったのかな?
「これを飲んだら、わたしは正気を無くし暴れ回るやもしれん。」
クエス様の魔力が残っており2日もあれば抜けるというが時間が無いと、秘伝の丸薬で抜くと
壊されてまずいものを持って部屋を出ろと言われ、正気を忘れた緋鞠を思い出す優人。
「放ってはおけないよ、例え緋鞠がどうなろうと、ここにいる・・・俺も一緒にいるから!」
「どうなっても、知らぬぞ・・・この薬、マタタビ成分が含まれておるからの。」
その言葉に引きつる優人。
「完全ネコ娘モード! てかネコそのもの~!!」
獲物を目の前にした捕食獣のような、緋鞠にパニくる優人。
「アホ・・・なの。 一晩中、バカネコとじゃれてればいいの。」
ドアの外でつぶやく静水久。
「こんな時に何考えてんだよ?!
今の緋鞠はマタタビの成分でおかしくなってるだけなんだ。」
「緋鞠の全てを受け止められなくて、何が若殿だよ!」
シッポで股間を触られ感じる優人。
いや、これは仕方が無いでしょうw
「正気を失っている間に色々したのじゃろ? どうじゃ、わたしは良かったか?」
正気に戻った緋鞠に、何もしないと慌て、否定する優人。
「今後は、俺の見ていない所で、倒れちゃダメだ・・・もう、1人で無茶はしないでくれ。」
冗談だと、そして正気を失っても、優しさは届いたという緋鞠に言う優人。
「これは命令だよ、いい?」
分かったと顔を赤くする緋鞠。
「訂正じゃな、やったのではなく、頂いた。 若殿、わたしは、もう負けぬ。
例え相手が西洋かぶれの鬼切り役だろうとな。」
優人にキスをする緋鞠。
そして、これ以上緋鞠に無茶はさせられないと決意する優人。
クエス様と同じように、強引にキスをする事で、クエス様と対等になりたかったという事なのかな?
安綱の代わりにと、野井原の倉にある刀剣の目録を持ってきた、分車妖妃の文は、オモチャの
様な名前もあるという緋鞠に、ただの伝言屋でjはなく、全て腹の中にあると、吐き出す文。
「おそろしいやつ・・・なの。」
引きつる、緋鞠に静水久。
これは、きちゃないw
おえ~と吐き出す声も、恐ろしすぎですw
「ようやく、来ましたわね、天河優人。 待ちくたびれて、ひと暴れする所でしたわ♪」
緊張する、優人。
ひと暴れ・・・って^^;
でも、声にとげが無く、素直なクエス様という感じがしますね。
「わたしの番号は、ラブラブクエス様で入れておきました。」
携帯を借りる、クエス様、そして、鏑木が優人に仕掛けられた盗聴器に気がつき壊す。
こんなに素直な、クエス様なのに、やっぱり”様”はつけるのね^^;
「俺が怒ったりしないと思った?」
飼いネコが虐められて黙っている主人はいないという優人に、じゃれあいで向こうから
襲って来たとクエス様は言うが、どちらが先かは問題では無いという。
「だけど、君はどうだ? 共存思想を持つ、緋鞠や静水久を根本から否定する。」
「俺は君とは違う・・・君のレールには乗れないよ。」
今の生活を壊したくないし、一緒に暮らせるなら妖も拒否しないという優人の話しを、じっと
聞く、クエス様。
そりゃ、妖とは言え、見た目は、かわいい女の子、ハーレム生活は壊したくないでしょうw
「君は味方じゃない。」
その言葉に驚く、クエス様。
「君は何故、俺にこだわる?」
「何を言ってるの? この男?」
「わたしが、今まで何を思って・・・」
「君は欲しいんでしょ? 天河の力が・・・光渡しが。」
天河家も神宮寺家も鬼切り役の中では、虐げられた存在だと静水久から聞いたと優人。
「神宮寺家の復興の為に、その力がいる・・・違う?」
「全ては神宮寺家の為?・・・違う。」
打算で結婚は出来ないと言う優人に、ナイフを向けるクエス様。
「何故、わたしの声が届かない?
あなたは変わった・・・もう手遅れかも。」
「これが・・・結果なのか? クエス?!」
もう必要ないと、優人に襲い掛かるクエス様。
Nice Boat キタ――(゚∀゚)――!!
ナイフが刺さる瞬間、光り輝き、記憶が蘇る優人。
「クエスちゃんも、鬼切り役なの? だったら、2人で頑張ろうよ。」
窓から落ちていく、クエス様・・・
「2人一緒と言うのなら、わたしの背中、守ってくださる?」
「約束するよ、一緒に戦うんだもん。
当然さ・・・だから、いっぱいやっつけようね。」
「何だよ、何なんだよ、俺・・・鬼切り役に乗り気だったのは、むしろ俺の方だったじゃないか?!」
自分が記憶を無くしても、クエス様は覚えていた・・・と、涙を流す優人。
「血生臭い戦いの時も、家の為と自分に言い聞かせていた時も、ずっと・・・いつか暗示のごとく、
わたしが捕らわれるようになっても、心の奥底では、それが支えだった・・・」
優人の背中にもたれかかる、クエス様。
「優ちゃんが背中を守ってくれるまで、わたしは誰にも背を向けなかった・・・なのに優ちゃんが
守るのはネコやヘビばかり・・・正直、かなり幻滅した。」
自分は最低だと優人。
やっと、自分の気持ちを素直に言えるようになった、クエス様がかわいいですね。
神宮寺の為に、ネコやヘビを殺せば敵になる・・・殺す気は無いが、本気で刺そうとしないと、
天河家の力、そして記憶が蘇らないとクエス様。
「あんな表情、まだ見せてくれるのなら、わたしも少しは期待に答えなくては。」
窓から落ちた時、本気で心配してくれて、許してもいいとクエス様。
ネコたちと停戦すると、そして、隙だらけだし、年頃の男の子だとクエス様。
「ですから、妖ごときに任せずとも、若さゆえにほとばしる
欲求ぐらい、わたしが処理をして 差し上げましょうと!」
我に返り、何を言わすの?と逆ギレする、クエス様。
「とにかく、優ちゃんは、黙って、わたしの背中を守ってくれればいいんです!!」
「優ちゃん? 何じゃ、おぬし? いまさらツンデレか?」
緋鞠が現れ慌てる2人に、窓が割れた時、結界が無くなり、こっぱずかしい話は全て聞いた
という緋鞠に、引きつるクエス様。
なんて、はしたないクエス様w
「ああ、わたしと優ちゃんのスイートルームがぁ。」
同じ屋根の下に住んでいる、自分に勝てないという緋鞠に、即死刑にすると言うクエス様。
そして、緋鞠は斬る剣を選ばせてやると、文が吐き出す武器に慌てるのだった。
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クエス様がデレたぁ~!!
優くんなんて、こんなデレデレな、クエス様はクエス様じゃありませんw
それに、もう少し、緊迫した戦いを見たかったw
でも、今までの、ツンツンした、クエス様は演技で、本当のクエス様はこっちなんでしょう。
「背中を守ってくれるまで・・・」なんて言っている様に、心を許すと決めていたのは、優くん
だけで、だからこそ自分の事を”様”とつけたり、ツンな感じで、隙を見せまいと、ずっと気を
張り詰めていたのかな?なんて思います。
それだけに心に決めていた優くんに、記憶を失ってたとは言え「君は味方じゃない。」なんて
言われた、クエス様はショックだったでしょう・・・。
それでも、クエス様は、優人の光渡しが発動すると、そして記憶が蘇ると信じ、本気で刺しに
行った・・・それだけ、優くんを信じていた証拠ですよね?
ここまで、信じられるって緋鞠たちにも出来る事なのかな?なんて思います。
少なくても、静水久は、光渡しの練習では出来ませんでしたよね?
小さい頃の約束を守る為にだけ、頑張ってきた、クエス様。
クエス様は、本当は素直で、優くん一筋の純粋な娘なんです。
だからこそ「欲求ぐらい、わたしが処理」なんて、大胆発言も、わざとじゃなく純粋に、自然に
口にしちゃうんですよね。
このあたりは、ちょっと計算して言ってる緋鞠とは違いますね。
それと、優人の記憶を封印したのって、本来の優人は「いっぱいやっつけよう」なんて、優しさの
中にも攻撃的な性格が奥底には隠れていて、この性格を直すために、記憶を封印し、普通の人と
して生活させようとしたのかな?
ともかく、このクエス様編?で、終了になるのかな?と思ったら、残り4話を残し、敵から味方になり
優人たちが戦う(和解?)する敵は、4話やハードコア編のPV、それに今回の最後に出てきた
巻き髪ドリルのタマと酒呑童子になるのでしょうか?
まあ、優人を巡る争いは、ますます激しさを増しそうですがw
そうそう、そういえばクエス様と一緒にいた鏑木が、優人に盗聴器を仕掛けたりしましたが、
これって、やっぱり、タマとかと裏では結びついているってことなのかな?
それとも、タマとは関係なく、別の行動だったのか?気になりますね。
それと気になると言えば、スチェッキンと言えば、ブラックラグーンでパラライカが使用していた
事を思い出してしまいましたw
銃には詳しくありませんが、同じ銃を使用しているなんて、結構有名なのでしょうね。