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「迷い猫オーバーラン!」 第13話(最終回)『迷い猫、まとまった』

 第13話(最終回) 「迷い猫、まとまった」

 前回が事実上の最終回、今回は総集編という事なのですが、DVD特典などでお馴染みの
オーディオコメンタリー風に、迷い猫同好会の活動記録として各話を、文乃、千世、希が
語るという、作りが、面白かったです。

 これが、普通のように、声優本人としてコメントするのではなく、キャラとしてコメントして
いるからこその面白さが随所にあったと思います。
 特に、千世のハイテンションっぷりは凄く、相当量のセリフがあり、井口裕香さんは大変
だったでしょうw
 でも、その分、コメンタリーの面白さが倍増したと言っても、過言じゃありません。

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 3話で、文乃が巧への告白したした場面で文乃が「あ~~~!!」って叫んで、その告白
した所が、聞こえないように邪魔する所が、文乃らしくて笑えます。
 4話での温泉の話しで、最後に文乃たちが温泉に入っている所を巧が見て、文乃に殴られる
所を見て「たぶん、幸運の力みたいなのを右手が消しちゃってるんだよ。」とのコメントを
インデックスのような声で語る、千世がナイス。ъ(゚Д゚)
 テンションが全然、違うから忘れてたけど、中の人、同じなのよねw
 うん、秋が楽しみだ。

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 ストレイキャットを潰そうとした、5話でトイレに行くといって逃げる千世だけど、6話になった
とたんに戻ってくる芸の細かさw 
  7話では、まさかのロボット作品で、しかもOPが福山芳樹という豪華さに驚きました。
 コメントを忘れたように、グラングレイバーのOPでの千世のテンションが、ただでさえ高いのに、
更にボルテージ急上昇の上がりっぱなしで、主題歌を一緒に歌ったり、コールを入れたりするのが
良いですね。
 カラオケで盛り上がること必至ですw  
 そして、8話のコメント中でL字のテロップが、なんとも・・・^^;

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 10話での家康が着ている、クロス?は千世によると結構、高かったみたいで、特注品との
ことですw
 「ブルマーチェーンとスパッツ流星拳は良く分かってらっしゃる。」と熱く語る、千世に、年齢的に
分からないと冷めてる文乃が好対照です。
 まあ、確かに、生まれてませんね^^;

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 そしてEDでは、1話から12話の監督の名前があがります。


 総集編も終わり、これで本当に最終回となった訳ですが、一番の話題であり賛否両論で
あっただろう、各話全て監督が違うという、実験的な作品とも言える「迷い猫」ですが、個人と
しては、好きな監督がいますが、好きな監督=面白い作品とも思っていませんし、誰々の
監督作品だから見ると言ったような、執着してもいませんので、特に気にしないで見てました。

 それよりも、原作が未読という事や、本放送前に流れていたPVのイメージから、もっとテン
ションの高い、例えば11話のブルマVSスパッツ抗争のような、ドタバタストーリーが展開
されるであろうと、予測していたのですが、思ったより大人しめな展開が多く、肩透かしを
食らった感はあり、千世と家康(プラス鳴子叶絵)の暴走っぷりは、見事であり期待通りで
したが、その反面、巧と大五郎がいまいち、大人しいというか常識的で特に大五郎の存在感が
ちょっと薄かったのが残念です。
 リアルとしては、常識外れではなく、良い友達になれるのでしょうけどねw

 とは言え、原作者である松智洋さんがシリーズ構成として、参加されたり、何とかして、面白い
作品を作りたいという、意気込みは感じ取ることが出来たと思います。
 それが、このオーディオコメンタリーの形式を使用した、総集編であり、その代表が前述の
各話別監督制だと思う。
 これが成功したのか否かは、正直微妙な所だとは思いますが、テレビアニメの作り方に対し、
こういう作り方もあるんだと、一石を投じた事には間違いないでしょう。
 そして、今後、このような作り方が現れるか?楽しみな所ではあります。

 ただ、最後に、もう少し、ストーリーを重視するのか?暴走によるハイテンションを重視する
のか?方向性をはっきりさせた方が、1クール作品としての「迷い猫」には合っていたような
気がします。
 と言いつつも、全体には楽しめましたし、良作・・・とまでは、正直な所、言いがたいですが、
佳作な作品ではあると思います。
 
 これで、活動記録レポートは以上で終わりとなります。
 スタッフの皆様、お疲れ様でした。 

「迷い猫オーバーラン!」 第12話『迷い猫、決めた』

 第12話「迷い猫、決めた」

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 家族について考える、希。
 「我が学園にブルマの花園を!!
 これは戦争だと、スパッツ派を叩き潰すと宣言する千世。 

 「モヤモヤを抱えているより、真っ直ぐ、素直に自分の気持ちをぶつけた方が楽しい
じゃない?
」 
 1人教室で、ブルマかスパッツか悩む希を見つけ、そうアドバイスする文乃。

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 ブルマ派が優勢で進む前半戦。
 そこへ、突如、二時の方向から敵兵が現れる。
 ぶるっつ。
 ブルマとスパッツをはいた希が現れ、1人で勝つといい、圧倒的な強さで幕を閉じ、ショックを
受ける文乃と千世。
 「2人に仲良くして欲しい。
 勝者の命令だと、自分の望みはこれだけだと希・・・。

 「わたしも、巧と二人三脚に出たい・・・
 自分の気持ちに正直に言えた希に、巧との二人三脚を譲る、文乃。
 そして、しぶしぶ諦める千世。

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 児童福祉施設である村雨学園の子供たちの中で、優秀な者は、村雨家の養子として迎え家族と
なると、施設長の村雨四摩子。
 そんな話しを聞いていた、乙女姉さんは、希は施設を逃げ出してきたと・・・帰りたいと言わない
限り離さないと言う。

 体育祭で希を応援しようと、連れて来られた村雨所長は遠くから希を見つめ、楽しそうに巧と話す
姿を見つめる。

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 そして、いよいよ二人三脚が始まった。
 出遅れた巧と希だが、希に熱があると気が付き棄権しようと言うが、文乃たちが譲ってくれたし
絶対に走りたいと訴える。
 そこへ現れた施設長は、解熱剤と栄養剤を渡し、逃げ出した理由をたずねると、もう泣かせるのは
嫌だと・・・自分が村雨に選ばれた時、他の子たちが泣いていて、幸せを奪ったと・・・。
 「みんな、ここにいていいって・・・ここに帰ってきていいって、言って
くれるから・・・

 そして、もし家族を自分で決められるなら、ここに居たいと、泣きながら訴える、希。
 「とにかく、希は俺たちの家族なんです。
 2人の間に、考えもままならず、しどろもどろになりがら割ってはいる巧。
 だけど、その希と巧の思いが通じ、しばらく預けると立ち去る施設長。

 再び、走り出し笑顔でゴールする2人・・・しかし、力尽き倒れ保健室で目を覚ます希。
 「わたし・・・巧が好き。
 「巧の好きは特別の好き。
 そして、文乃と千世の前で巧が好きだと宣言し、慌てる2人に、文乃も千世も巧が好きで
どうしよう?と言われ、更に慌てふためく文乃がドアを開けると、目の前には巧。
 「に・・・2回死ね~~!!
 いつものように、訳も分からず殴られる巧だった。 

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 まだだ、まだ終わらんよ!
 どこかで、ものすご~く聞いたことのある予告でのセリフでしたが、これは施設長が村雨で
ある事にかけてますね。 
 他にも、ワンピースのような希の姿がいたり、相変わらず小ネタが利いてますw
 ともかく、今回で最終回だと思っていたら、次回もあったのですね^^;
 次回は総集編のようで事実上では今回が最終回のようではありますが、1クールで総集編
なんて必要なのか?なんて思ったりもします。
 こんな事やるなら、メイドコンビの佐藤と鈴木が主役の番外編でも製作して欲しいものです。
 予告であれだけ活躍してくれた訳ですし、キャラがもったいないですよ。

 上手くまとまって、良い出来でした。
 監督がアリアとかで有名な好きな監督である佐藤順一である事が、評価を甘くしている
かもしれませんが、最後のセリフには、文乃のお決まりの「2回死ね!」で終わり、EDで
歌うのか?と期待していた「スパッツの歌」は歌わなかったものの、施設長の村雨から
携帯電話を送られ、子供たちの笑顔の写メもあり、関係も良好なようで、大円団で終わり、
突出した面白さは無いものの迷い猫らしさが出ていたと思いますし、上手くまとまっていて、
最終回に相応しい出来だと思います。
 
 希が自分の感情に乏しいというか、あまり自己主張をしなかったのは、施設時代に自分が
目立ったことによって、他人が不幸(になったと思い込んで)になってしまった事によるためで 
そして、みょ~に知識があったり意外に常識があったのも、施設で勉強していて、始まって
以来の才能があったからだったのですね。

 幸せには分量が決まっている・・・そう思い込んでいる希は、ブルマか?スパッツか?
自分が選択(主張)する事により、施設の子供たちのように、また、千世か文乃が不幸になって
しまう事に悩んでいたのでしょう? だけど、文乃の気持ちをぶつけた方が楽・・・その一言に
より、完全に吹っ切れましたね。
 しかし、ぶるっつとは・・・w

 吹っ切れた思いは、つれて帰ろうと思っていた村雨所長にも通じる訳ですが、村雨所長の
初登場の雰囲気だと、もっと強引に連れて帰ろうとして、村雨所長VS迷い猫同好会の攻防が、
あるのかと思いきや、あっさりと引き下がる所長にはビックリし、ちょっと肩透かしを食らった感も
ありますが、変に暗い展開になるよりも、良かったのかな? と思います。

 そして、熱がありながらも、文乃と千世が譲ってくれたことの感謝もあって巧との二人三脚を
強行し、なんとかゴールし倒れてしまう訳ですが、そのゴールから目覚めたら、巧が好きだと
宣言するまで進化
してしまい、文乃も千世も巧が好きでどうしよう?と言いながらも楽しんで
いるような雰囲気さえする希の姿を見ていると、二人三脚はゴールしたけど、3匹(乙女姉さん
も含んで4匹?)の猫の1つの皿(巧)を巡るハイテンションラブコメの物語が、これから本格的に
恋物語はスタートするって感じがしていいですね。
 
 そんなスタートラインを作ってしまったのは、気持ちをぶつけた方が楽なんて希にアドバイス
した文乃な訳ですが、その本人がバレバレだけど、巧に対する好きという気持ちを隠している
訳ですからね^^;
 でも、文乃の言動は巧の言うように逆に言う訳ですから、そういった意味では分かりやすく、
文乃語的に言えば素直にぶつけてるとも言えるのでしょうけどねw

「迷い猫オーバーラン!」 第11話『迷い猫、割れた』

 第11話「迷い猫、割れた」

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 迷い猫同好会の本格的な活動をした最初のアレを動画サイトにアップしたと家康は、その、
映像を映し出す。
 「見つけたわよ、希。
 そこには踊っている希の姿が・・・そして、同じ頃、その動画を見てと画面を見つめる1人の女性。

 梅ノ森学園の体育祭が近づき、ハリセンを片手にハイテンションでクラスの出場種目を決める、
委員長の叶絵。
 すると、盛り上げ方が足りないと、千世が突然現れ、撮影にプロを使い、体育祭の模様を学園の
ホームページにアップすると高らかに宣言する。
 「無論、被写体としてのコスチュームも最高のものを用意したわ。
 千世が言うと、佐藤に鈴木がメイド服を脱ぐと、ブルマ姿の2人。 

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 絶滅したブルマを復活させると、またまた高らかに宣言する千世に、涙を流し歓喜する家康、
そして、絶対に、はかないと、反論する文乃。
 「ここは、いつも楽しいね・・・でも、これ以上は贅沢・・・
 そんな千世や文乃たちの姿を見て、巧につぶやく希。
 
  「別に、巧と出たい訳じゃないんだからね。
 その夜、一般の人も参加出きる二人三脚に、弟の巧と出場すると言う乙女姉さんに、こう言い
つつも反対する文乃、そして千世。
 
 朝、学園に登校すると、巨大なブルマのオブジェがあり、学園の恥部だと撤去を求める文乃に、
過半数は配下(賛成)であり無理だと千世。
 誰も、ブルマの魅力には逆らえない!!
 萌えも無い短パンを、男子たちは選ばないと言う千世に、なすすべもない文乃・・・。
 そこへ、現れ文乃を励ます叶絵。
 「ならば・・・ならば・・・わたしたち女子は、ブルマでは無く、スパッツを
推奨するわ!!

 スパッツ・・・そう聞いて、動揺する男子たちw
 ブルマVSスパッツ
 これが、後に語られる「血のブルマ事件」の始まりである。 

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 ブルマ派か?スパッツ派か?決められずに学内を逃げ回る巧。
 「ブルマチェーン!!
 梅の森大総統の軍門に下れと、勧告する家康に抵抗する巧に、必殺ブルマチェーンが襲い
掛かる。
 「スパッツ流星拳!!
 ブルマ派の好きにはさせないと、助けに入る叶絵たち女子。

 「何よ・・・何年も幼なじみやってるんだから、分かりなさいよ・・・
 助けた叶絵は巧をスパッツ派の本拠地へ連れて行くが、こっちへ来てとは言わない
言い残し、出て行く文乃を不思議に思う叶絵に、どっちつかずだからだろうと巧。
 
 叶絵に、ここに居るだろうと、体育館にいる希を心配してやって来た巧に、猫が4匹でご飯の
お皿は1つだけだと・・・そして言い続ける希。
 「ご飯は1つだけ・・・食べられるのは1匹だけ・・・わたしは、どうすればいい?
 そう言ったものの、忘れてと希は言うが、何に悩んでいるのか?と悩む巧にトラップ臭を
プンプンさせる、佐藤と鈴木に捕まり、千世に右腕になって働くように誘いを受けるが断る
巧は、何故、ブルマに固執するのか?とたずねると、幼児体型の千世ならブルマ姿は
無敵
であると、暴露する佐藤に鈴木。

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 そんな時、スパッツ派の文乃たちに、襲撃を受け巧を返せと千世に迫る。
 「あんたこそ、巧とどうなりたい訳?
 「わたしは・・・巧と・・・
 千世は巧と家族に成りたいと・・・そして、文乃は?とたずねられ、言葉に窮するが二人三脚に
出たいと苦し紛れに答える文乃。

 そこへ、提案があると軽音部に所属する先輩の藤野珠緒は、体育祭の前日のリハーサルで
勝負をし、それまでは停戦し、宣伝と練習のみにすると言う提案を受け入れる文乃に千世。
 そして、この協定は後に「軽音部協定」と呼ばれることになる。 

 その頃、ストレイキャッツに現れた1人の女性。
 「施設長の村雨四摩子と申します。
 そう名乗り彼女は、乙女姉さんに名詞を渡すのだった。

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 主人公たち以上にハイテンションな鳴子叶絵が、ストーリーに加わってくる回は見ていて
面白いですね。
 『血のブルマ事件』って、こういう事だったのかw。 
 そして、タイトルの割れたって、ブルマ派とスパッツ派の派閥の分裂だったのね^^;

 希が、これ以上の幸せになるのを不安に思ったり、希がかつて居ただろう、その施設の所長
である、村雨がストレイキャッツに現れ、次回の最終回に向けてのシリアスエンドになりそうな
布石をしっかりと打ちつつも、その一方で、ブルマVSスパッツという、あまりにも、バカバカ
しい展開を繰り広げ、その中にもミュージカル要素あり、スパッツ流星拳なんて、聖闘士星矢
パロディあり、そして、大げさに歴史的事実のように語られるナレーションといい、かなりツボに
はまる回で、秀逸でした。
 それに、よく見ると、テニスの王子様や、キャプテン翼、それにスラムダンクあたりのユニ
フォームらしきものが、映っていたりして、何故?ジャンプ系?と思ったら、マンガ版はジャンプ
コミックスですから、考えてみると簡単な答えですねw
 そして、スパッツを宣言した時の文乃の目はギアスのように見えたりと・・・まだまだ、いろいろと
お遊び要素が隠れていそうですw 
 そうそう、施設所長である村雨四摩子って、絶対にZガンダムのあの悲劇のヒロイン、フォウ・
ムラサメ
から来てますよね?

 しかし、ブルマは佐藤や鈴木が、メイド服のスカートをめくって見せるという、破壊力十分の
プロモーション活動?をしているのに対し、文乃や叶絵たちのスパッツ連合は、まだスパッツ姿を
見せてないのですよねぇ・・・。(´・ω・`)
 最終回では、勝敗はともかく、文乃たちのスパッツ姿を見てみたいものです。(´∀`*) 

 希を連れて帰る?為に登場した、施設長の村雨は、どう接してくるのか?そして、ブルマと
スパッツの抗争の決着は?
 いろいろと気になりますが、最終回のサブタイトルが「迷い猫、決めた」となっているので、
きっと、巧が二人三脚の相手を決めるということなのでしょう。
 
 文乃か?千世か?無難に乙女姉さんを選ぶのか?第4勢力である希を選ぶのか?そういう
恋?の行方が気になる所です。
 そして、希が「ご飯は1つだけ・・・」と巧に謎かけの様に、話しますがこれって、きっと、希は
巧の事が好き
になって、4匹とは、文乃、千世、乙女姉さん、そして希の事であり、ご飯とは
当然、巧の事なのでしょうね?
 そして、迷い猫同好会(ストレイキャッツ)という居場所を見つけ、いまでも十分に幸せなのに、
巧の事が好きになっていいのか・・・?
 そんな風に悩んでいるような気がしますし、どう希は、結論を出すのでしょうか? 
 そういった意味での「決めた」も含まれているのでしょう。

  あっ、そうそう、今回は「ブルマの歌」がEDでしたが、最終回でのEDが「スパッツの歌」という
とんでもない歌で終わってしまうのか?そんなとこも注目ですねw

「迷い猫、オーバーラン!」 第10話『迷い猫、持ってった』

 第10話「迷い猫、持ってった」

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 「つかま~え~たぁ♪
 公園に1人でいる、女の子の捕獲に成功する乙女姉さん。  

 「変な音・・・カランコロン
 ストレイキャッツのドアに付いている、ドアベルが壊れ、鈴の音が気になる、希。
 「じゃあさ、乙女終了って表に書いておこう♪
 痛ヘリで、ストレイキャッツにやって来た、千世は、客が居ないというが、客が居ないのは
みんな乙女姉さんが目当て
だと言う文乃に千世が言うと、本気で実行し満足げな希w

 そして、窓際に座る、1人の女の子に気が付く、千世。
 女の子の名前は、ほのか
 乙女姉さんが一目惚れして、連れて来た女の子だった
 知り合いなのか?と念のためにたずねる文乃に「分かってるくせに。」と意味ありげな返答を
する、乙女姉さんに、ショックを受けた事を思い出す・・・。

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 「知らないの?いまどきのアイドルユニットは、ちびっ子メンバーの1人や2人が居て常識♪
 事情を聞いて、また拾われたのねと、そして子供が居てもおかしくないと、冷静に受け
止める千世、そして、営業停止・・・そんな事が、頭をよぎる文乃。
 Bienvenue!
 千世だけじゃなく、ケーキを作って、ほのかを歓迎する希。
 1人だけ不安な文乃は、公園で乙女姉さんに捕まった事を、ほのかから聞いてショックを受ける。
 そして、秘密特訓があると言って家康の家に泊まりに出かけた、巧に対し、肝心な時に何で
居ないのか?
と逆ギレするw 。
 
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 壊れたドアベルの音が気になる千世、そして、ネコたちも、音が気になるご様子で、しぶしぶ
修理する事にする文乃。
 ベルを直そうとする文乃に、わざとじゃないと言って悪戯する千世にキレる文乃は、ゴメンと
言いつつ、千世に蹴りを・・・そして、戦闘体勢になり身構える2人。 

 希と親しくなった、ほのかは、笑わないでねと言って希に手帳を見せる。
 そこには、綺麗な鳥の絵が描かれていて、おおるりのメスだと説明する希。
 そして、ほのかは、この鳥を見かけ、夢中で追いかけたらお母さんとはぐれてしまった
話すと、ちょうどその時、車のエンジン音が聞こえ、乙女姉さんが、1丁目の交番で、迷子の捜索
願いを出していたという、ほのかのお母さんを連れて戻ってきた。

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 「ほのかちゃん、帰っちゃうんだ・・・
 そう、言う文乃に帰る所があるから当然だと、乙女姉さん。
 また来るねと言って、ストレイキャッツを去っていく、ほのか・・・そして、それを見送る希たち・・・。
 そして、夜空を寂しげに見上げる文乃・・・なかなか会えない両親を思う、千世・・・。
 「帰る・・・所・・・」 そして、同じく夜空を見つめ、そうつぶやく希・・・。
 
 朝になり、否定しつつも巧の事を待っていた、文乃。
 疲労こんぱいになりつつも、ついにやったと、満足げな巧。
 「2回と200万回死ね~!!
 リュックが破れ、その中から出てきた、萌えDVDの数々・・・。
 そんな秘密特訓をしていた事を知り、キレる文乃だった。

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 リアルな痛ヘリを見てみたいw

 サブタイトルの持ってったって、乙女姉さんが迷子の子をストレイキャッツまで連れて
(持って)来ちゃったって事だったのね^^;

 というか、誘拐じゃないのか!?なんて思ってたりしたら、どうやら文乃も同じ事を考えて
真っ青になる訳ですが、今まで、ある意味、一番の常識人でもあり、ほのかの手帳に描いて
ある鳥がおおるりのメスだと分かったり、みょ~に博学の希が、この誘拐と言う事に対して、
あまり気にしてないのが、意外な反応でした。
 でも、考えてみると、そもそも希本人が、乙女姉さんに誘拐されてきたようなもの
だから、そう言うことに関して無頓着というか、逆にケーキを作って歓迎してあげるなんて、
自分の妹が出来た・・・そんな思いの方が大きかったのかもしれませんね。
 しかし、welcome!じゃなくて、パティスリーがフランス語だからでしょうけど、bienvenue!
を使ったりするなんて、スタッフの不思議なこだわりを感じますw 
 
 それにしても、今回はラストに向けてか?ちょっぴり切ないというか、しんみりした展開
なんですよね。
 迷子(迷い猫)の女の子(ほのか)がやってきたけど、その子は迷い猫じゃなく、帰る所が
あって、お母さんと一緒に、居るべき所へ帰っていく
・・・。
 そして、それを、見送る人間の迷い猫に、本当の迷い猫。
 帰る所が無い・・・そんな人(ネコも)たちが集まった、ストレイキャッツ・・・。
 だけど、ほのかが登場し、帰っていった事によって、改めて自分達の境遇について考える
というか、物思いにふけるように、会いたいけど、なかなか会えない両親を思う千世。
 寂しげに夜空を見上げる文乃、そして、同じく夜空を眺め「帰る所・・・」とつぶやく、希・・・。 
 
 お遊びから本編に戻った前回の9話の話しで、巧をめぐっての、文乃と千世のラブコメな
展開でラストを迎えるのか?と思っていたのですが、再び希が居なくなって・・・でも、やっぱり
希たちみんなの居場所はストレイキャッツであり、ここに居る限り、迷い猫なんかじゃ
ないよ・・・
なんて、ちょっぴりしんみり、そして爽やかなラストな展開にでもなっていくので
しょうか?
 今後に向けての、大切な1シーンになるような感じがします。

 でも、監督が毎回違うのもあるのでしょうが、あまりストーリーにつながりが無く、迷いに
迷ってるのも、この迷い猫の特徴?ですから、何がどうなっていくのか分かりませんけどね。
 事実、次回の予告で言っていた、血のブルマ事件って何だ!?どう考えても、まともな
ストーリーになるとは思えませんねw

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 そういえば、冒頭から思わせぶりだった壊れたドアベルは、いったい何の意味があったの
でしょう??
 ただ単に、文乃と千世を格ゲーのように戦わせたかっただけなのか?
 それとも、これもまた、最終回に向けての、実はものすご~い、伏線だったりするのでしょうか?
 ・・・ってそんな訳ないか?w 

「迷い猫オーバーラン!」 第9話『迷い猫、泳いだ』

 第9話「迷い猫、泳いだ」

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 「楽しそう・・・
 テレビに映し出される海水浴の模様を見て、つぶやく希。
 そして、乙女姉さんの一言で慰安旅行が決定する。

 近場の海にやってきた、みんな。
 希のリクエストを答える為に来たのだから、やりたい事を叶えてあげると千世は言うが、
上手く答えられず、困っていると、カリスマプロデューサーを自称する千世が夏の定番を全て
体験させてあげると、はりきりだす。

 海に走り出す、みんなを見つめ「ちょっと気合入れてきたのに・・・」と水着を見て、ポツリと
つぶやく、文乃。

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 「残念ですなぁ・・・
 文乃、希、乙女姉さん、そして千世の胸を見て、ガッカリする家康にノーコメントと言葉を
濁す、巧と大五郎^^;

 「嬉しかった・・・海に来て、みんなと遊べて、楽しかった♪
 スイカ割り、ビーチバレーと遊びまくり、笑顔で答える希。
 そして、千世の一言で慰安旅行の夜の部をおこなう事を大決定する。

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 「オッパイは~、お湯に浮くのよ~
 露天風呂に入り、ゆったりとする、乙女姉さん。( ´∀`)b

 そして、その頃、2人っきりで浜辺を歩く、巧と文乃。
 「内心、喜んでる・・・って事か?狼少女だし・・・
 都合を考えてもらいたいと、急に泊まる事になって、ちょっと怒ってる文乃の姿を見て、巧。
 そして、貸しボートを見つけ、海に出た、2人。
 「ほんと・・・まったく、この狼少女は・・・
 ちょっと沖に出すぎだと、心配するけど、気持ち良さそうにしている文乃。

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 巧たちが居ない事に気が付くが、夕食前には戻るだろう?と安心している乙女姉さん達。
 しかし、ちょうど雨が降り、雷が鳴り出し、荒れる海の中、近場の岸に避難し、近場にある
小屋を見つけ、雨宿りする事にするが、岸に上げたはずのボードが海に流され、 明日まで
一晩過ごすことにする。
 
 自己防衛だと、巧から離れる、文乃に信用無いな・・・と巧。
 「一晩だろうと二晩だろうと、文乃と2人っきりで居ても、変な気、起こすなんて絶対に、
これっぽっちも有り得ない!

 何もしないと誓えるのか?と言われ、そう断言する巧。
 「あんた、最低~っ!!
 「なんだよ・・・
 黙って聞いていた、文乃はビンタをし、巧に背を向け涙を流す・・・。

 雨が止み、空を見上げ星を見つめる巧の元へやって来た、文乃。
 「綺麗・・・いまの、わたしの独り言・・・
 互いに独り言と言いつつ、会話する2人。
 願い事を叶えるなら、数が多いほうが良い・・・獅子座流星群に、お願い事をしたことを思い出し、
願いは叶ったのか?とたずねる巧。
 「叶ってない・・・何も叶ってない・・・
 「何で分かんないの?何で気付かないの?
 巧に思いをぶつけ、巧の胸に飛び込み、倒れる2人・・・。
 そこへ、巧たちを捜索していた、千世たちに見つかり、慌てて文乃が熱を・・・と誤魔化す
巧の言葉を聞いて、倒れこむ文乃。

 ある日のストレイキャッツ。
 意識しあう2人を、じ~っと見つめる千世と家康。
 「ぶっつぶ~す!!
 そして、絶対に認めないと宣言する千世だった。

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 オッパイはお湯に浮くんです。(`・ω・´)ゞ
 そして、女心・・・いや、文乃心は難しいのです。

 今度は、どんな暴走が待っているのか?と期待と不安での視聴でしたが、Aパートでは、
サービスシーンが有りながらも、Bパートでは、文乃と巧にスポットを当て、文乃の巧に
対する思いが爆発した感じでした。
 そして、Cパートでは、ストレイキャッツでお互いが意識し合い、巧も文乃の事が好き
なのかどうか?ハッキリと判断出来ませんが、あの表情を見ていると、事実上の告白に
まんざらじゃないような感じ
ですね。
 あの素直じゃない、狼少女の文乃がここまで、ハッキリと巧に対する思いを言うのだから
遭難パワー恐るべしですw

 ここに至るまで、文乃の、いつも通りの素直じゃない言葉に対して、今回は、巧がいちいち、
こう思ってるだろう・・・と文乃の本心はどう思っているのか?とを解説するように、していたのは、
本編に戻り、改めて文乃の性格の説明でもしているのかな?と思っていたら、こんな素直
じゃない文乃だからこそ、この思いを巧に伝えるのには、一大決心がいるんですよ

強調する為の布石だった訳で、その効果を十分に発揮していたと思います。  
 
 そして、これ独り言・・・と、お互い語尾に付け加えながら、夜空を見上げ、語り合う?姿が
素適で、巧の事が、子供の頃から大好きで、好きだって伝えたい・・・だけど、恥かしいくて、面と
向かっては言えないけど、この独り言と言葉を付けるだけで、とりあえずは会話じゃない訳で、
ツンで狼少女の心が、徐々に素直になっていく、過程がいいですね。

 ともかく、文乃の思いが鈍い巧にも通じた訳ですが、それを快く思わない千世がいる訳で
ぶっつぶす」宣言もあり、三角関係(希も入れて四角?)が勃発するのは確実であり、
ようやく、お遊びから本編に軌道修正し、ハイテンションラブコメのラブコメ部分が期待
出来そうですね?
 ただ、やっぱり、今までの過程が足りず、千世がどうして、こんなに巧の事が好きになった
のか?その経緯が知りたいです。
 これがあるのと、無いのとでは、感情の入り方が全然変ってくると思いますしね。
 あっ、あくまで期待するのはラブコメであって、シリアスなドロドロな展開にだけは、なって
欲しくないですけどね^^;

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 しかし、次回の「迷い猫、持ってった」って、いったい何を持っていくのでしょう?
 またまた、意味不明のタイトルですね^^;
 そして、これが、今回一番のサービスカットだという事は言うまでもありませんw