第13羽 最終回「真実ノ絆」 帝都タワーに仕掛けた爆弾を起動させ、システムをロックした御中。サーバールームでは、 そのロックの解除に奮闘する松と、松を守る草野にガードロボットが迫る。いよいよ二人が 絶対の絶命のピンチを迎えた時、そこに意外な人物が現れる。 一方、結と共に頂上に到達した皆人は、御中より千穂の治療データを受け取ることに成功 する。だが既にタワーは限界を迎え、倒壊を始めていた……! 果たして彼らの運命は ──!? ~公式HPより~ 爆弾の解除を試みるが、隠しプログラムが作動し、ガードロボットの松を襲うとした、その瞬間、 瀬尾たちが助けに入る。 M・B・Iの、サーバールームに侵入し、隠しデータにアクセスするように氷嵯から依頼を 受けたと瀬尾は、チップに入った2重のパスコードを松に渡すと、松は 氷峨は何を考えているか 分からないというと、 だからだと瀬尾は不適に笑う。 松がアクセスに成功し、M・B・Iの技術、セキレイや神座島の記録・・・ 御中の独占している 遺跡の全ての情報を手にした氷峨。 ガードロボットを停止させると、多重トラップが作動し、ガードロボットからガスが噴出され、 く~ちゃんを頼むと松。 く~ちゃんを抱え、逃げ出す瀬尾たちから逃げ出し、サーバールームの天井の崩壊を防ぐ。 「 だ・・・第3段階?」 『 The third stage bigin to move.』 爆破を止めるがモニターに映る文字を見て、全てが仕組まれていた事に気がつき、気を失い 倒れる松。 ここで、瀬尾たちが登場するとは!? 氷峨は、やはりM・B・Iに変わり、 世界を手中にしようとしているのか? 瀬尾への依頼が、B・M・Iのデータバンクへのアクセスを目論んでいたとは。 当然、瀬尾がサーバールームでアクセス出来るとは思ってないでしょうから、 松を間接的に 利用しようとしていた訳で、想像以上に狡猾で、したたかで、もしかしたら、最大の敵 (ラスボス)は氷峨では?と思えた場面でありました。 「 君なら、たどり着くと思っていたよ、佐橋皆人くん。」 帝都タワーの屋上で待っていた御中、そして、 約束どおり千穂の治療データが入った チップを渡し、 この爆発はゲームの為じゃなく、建て直すための倒壊用で、 勢いで 使用してしまったと御中は、笑いながら時計台の天辺に仕掛けられたロケットで飛び出す 御中w 崩れていく帝都タワー。 そして、そして皆人を抱きかかえ、外へ飛び出す結。 うわ~、氷峨が、ユカリと椎菜を見てますよ^^; 氷峨の事ですから、皆人の妹であると知っているでしょうし、何やら否応なく、戦いの 中心に巻き込まれていきそうで、第2の鈿女と千穂にならなければ良いのですが・・・。 しかし、ビルの天辺にロケットなんて、どこまで御中は、子供なのでしょう。 こんな、御中ですから制止役の(あまり役に立ってませんが^^;)高美がいないと、どこまでも 暴走しそうですねw それにしても、帝都タワーの周りにもビルや民家ぐらいはあるはずで、いい迷惑ですねw 「 ダメ・・・こっちに来ちゃダメよっ!」 みんなが無事で近寄ろうとする皆人たちを制止する風花。 「待っていたよ・・・む~ちゃん。」 終わったはずなのにと言う皆人に、 楽しんでないと、そして、結と戦う事を希望する 鴉羽。 「 ナンバー88、結、受けて立ちます!」 「むすび~~~っ!!」
天高く飛び上がった鴉羽から振り下ろされる剣を、 白刃取りで受け止める結。 そして、 結を強くなったと認めるものの、この程度で残念だと鴉羽。 「俺だって、みんなを守るって決めたんだ!!」 結を助ける為、2人の戦いに割ってはいる皆人。 そして、 皆人を切れば、本当の力が見られるかもと剣を構える鴉羽。 鴉羽VS陸奥は、刀VS刀なので互角ですが、鴉羽VS結は刀VS拳なので、月海とか風花の ように飛び道具もなく、圧倒的に結は不利ですよね^^; しかし、皆人も、カッコよくなったものです。 セキレイは実は、 皆人の成長物語でもあるのかも・・・そう思えた場面です。 絆を信じなさい・・・ 結女の声が聞こえ、結の 鶺鴒基幹が輝きだす。 「 皆人さんの力をください・・・」 「 我が誓約の拳・・・葦牙が災い、打ち砕かん。」 皆人とキスをし、祝詞の力を得た結。 「 こんなに強くなるなんてねぇ・・・」 鴉羽の剣を砕くが、祝詞の効果が無くなり倒れる結を守る皆人。 「我らが絆を甘く見るな!!」 結と皆人を守ろうと、ボロボロの体で割ってはいる月海たち。 みんなの絆に負けたのか? 今日は帰ると立ち去る鴉羽。 この戦いを見て、 格ゲーを何故か思い出してしまった。 きっと、刀VS拳という異種格闘的な要素もあり、カプ○ンあたりで、真面目に作ったら 面白そうな感じがしました。 拳に刀、月海や風花の飛び道具?など技のバラエティもあるし、キャラも揃ってると 思うし、十分出来そうですよね? てか、マジ希望します。 「鈿女さん・・・約束守れそうです・・・」 「 ほら・・・わたし、歩けるようになったんだよ・・・」 「待ってるからね・・・鈿女ちゃん、ずっと・・・」
病気が治り、鈿女との約束を思い出し、空を見上げる千穂。 「 タワー破壊が発動の合図だとすれば・・・神器・・・御中はこれを・・・」 サーバールームでの事を思い出し、神器を見つめる松。 一方、サーバールームから得た情報を見ようとした氷峨だったが、画面には松の顔w 千穂の病気の治り早っ!! M・B・Iの力、恐るべしです。 そして、松は何故、 神器をもってるのでしょう? それに、 御中は爆弾はゲームの為に仕掛けた訳じゃなく、建て替えの為の爆弾と 言ってましたが、タワー爆破が第3段階の開始を意味するものなのなら、なんか変ですねw それとも、皆人たちの、帝都タワー襲撃とは関係なく、 第3段階を開始する時は、帝都 タワーを爆破するつもりだったのでしょうか? 「 あらあら・・・風花ったら、もっと取り返しのつかない怪我をしたいのかしら?」 皆人の治療を受けようと、裸の風花に、 怒りつつも笑顔を見せる美哉。 セキレイって言うのはね、限りない可能性の存在だと思ってるんだ・・・ その力の源になるのは、セキレイと葦牙の絆・・・
それを知ってもらいと、言っていた建人の言葉を思い出す。 「刮目して待ってくれたまえ!」 あれを手にしたものはいない・・・ ゲームはまだまだ、終盤ではないと・・・次なるステージへ向けて準備を開始する御中 だった。 もっと取り返しのつかない怪我ってw いつもの般若を出しつつも、 みんな無事に帰ってきた喜び、そして、皆人と結たちの絆の 強さを改めて感じ、建人さんの言葉を思いだす美哉が良いですね。 それにしても、セキレイより、ひ弱な皆人(人間)が、みんなの怪我を看病してますが、皆人の 方が、結が助けてくれたとは言え、あのビルの倒壊ですから、怪我があっても変じゃないのに、 元気そうですねw でも、これこそが皆人と結や、月海たちセキレイとの絆を感じる事が出来ますし、特に月海の 甘え方がかわいすぎです。(´∀`*) そして、 響&光は結局、セキレイを倒してないのですが、機能停止はしないのでしょうか^^; 9月5日にあった セキレイ秋祭り2で、 立花慎之助さんが、続編がありそうな事を濁ら せてはいましたが、1期に続いて to be continued って出てますね^^; そしてエンドカードの 何コレ・・・ が笑えるw これで、もう3 期は確定(やっぱり2年後か?)で、 松が言っていた、この 神器を巡っての 争奪戦になるのは間違いないですね。 この神器が何に役立つのか分かりませんが、 ドラゴンボールのドラゴンボールのような もので、これを集めると 願いが叶う・・・そんな感じでしょうか? セキレイ計画の最後まで生き残った セキレイは何でも願いが叶うと言ってますしね。 御中は、手にしたものはいないと言ってますが、 松は持ってますね。 元懲罰部隊の、美哉、風花、陸奥たちと違って、松は追われ、出雲荘に隠れているのは、 この神器を、盗んで逃げたから追われているとかでしょうか? そうだとすると、 この神器の力を松の事だから知っての事でしょう。 これで2期も終わり、 Pure Engagement を謳ってる様に、鈿女の死(機能停止)という、 悲しき展開はありましたが、その鈿女は、皆人に千穂を託し、それは、 一瞬でも敵であった、 結を守るために自らを犠牲にするという、出雲荘の住人の絆。 そして、鈿女に千穂を託され、思いを受け継ぎ、病気を治そうと、 命を賭け帝都タワーに 侵入する皆人とセキレイたちの絆。 特に、皆人と結を守ろうと、みんなが、鴉羽の前に立ちふさがり、月海の「 我らが絆を甘く 見るな!!」と・・・。 名セリフであり、 このセリフ、このテーマの全てが込められている・・・そう感じることが 出来たセリフでした。 一方で、 皆人と高美の親子の絆は微妙な感じがしますがw それ以上に、ユカリの事は全然、高美は気にしていませんが、葦牙とセキレイのデータ ベースがあるのだから、知っているはずなのですけどねw 基本的にツボな作品なので甘いですが、2期も面白かったです。 風花、焔が仲間になり、一方で、鈿女の死・・・。 鈿女が言っていたように、葦牙も色々、セキレイも色々・・・そして、その分の絆があり、 ドラマがある。 それが 幸せなのか、不幸なのかは分かりませんが、多数のセキレイたちが登場し、 様々な絆を、見事までとは、言えませんが、描いていたと思います。 ともかく、3期が、いつになるか分かりませんが、御中に言われたとおり、刮目して待って いたいと思います。
第12羽「乱戯ノ塔」 M・B・I社長、御中の待つ帝都タワーになんとか無事に辿り着いた皆人たち。安心したのも 束の間、どこからともなく聞こえてきた御中の声は「ここから制限時間60分とする」と無情 にも彼らに告げた。エレベーターが作動しない中、皆人たちは階段で頂上を目指すことに。 一方、皆人たちの支援をしようとサーバールームに乗り込んだ松たち。幾多の罠が待ち 受ける帝都タワーの中、果たして皆人は頂上に辿り着くことができるのか ──!? ~公式HPより~ 「 さて、ゲームの始まりだ。」 帝都タワーに侵入した、皆人たち。 そして、そこへ御中の声が響き渡り、 ゲームは1日1時間だから 60分以内に最上階へ 来れば望みの物を渡すと言う。 一方、凍った焔は、全身から燃え上がり、氷を溶かす復活した、焔の反撃の炎によって、周りを 囲まれた秋津たちは、退却する。 そこへ、 高美から連絡が入り、 松たちが向かおうとしているメインサーバーは危険であり 松を追って欲しいと、そして 自分は御中を止めてみせると言う。 エレベーターが使えず最上階へ向かって走る皆人たち。 「 そっか・・・ゲームってこういう事?」 「 なんか、わたしと遊んで欲しい子がいるのよね・・・」 「 中ボスが現れた・・・」 御中の罠によりシャッターが閉じ、 1人となった風花の元に現れる紅翼。 そして、対峙する2人を、楽しそうにPSP?から見つめる御中w 「 約束したんでしょ?」 「俺は・・・風花さんを・・・俺のセキレイたちを信じる。」
紅翼と戦う風花を心配する皆人に、 他にする事があると・・・そして、先に行けと言う。 風花を信じ、先に向かう皆人たち。 しかし、シャッターが閉じ密閉状態になり空気が限られ技の威力が落ち、窮地に陥る風花。 「 君と殺りあうのも久しぶりだ。」 「 あまり言い気分ではありませんね・・・このタワーにナンバー01以外の元懲罰部隊が 揃うなんて・・・」 一方、御子神と陸奥の目の前に懲罰部隊筆頭である鴉羽が現れ、それを上の通風口から、 見ていた松は、つぶやき通風口からサーバールームを目指す。 「 ここは、我が引き受ける!」 行く手を阻む、灰翅と戦うのは月海に任せ、最上階を目指す皆人と結。 逃げる、灰翅を追いかけ部屋に入ると、閉じ込められた壁が動き出し月海を潰そうとする。 こんな事をする御中を高美は止めようとするが、ゲーム中は邪魔されたくないと鍵の掛かった 部屋に閉じこもっていて、 何も出来ない高美^^; 最上階を目指す皆人たちに上から巨大な鉄球が転がってくるが一撃で粉砕する結。 「皆人さんの強い思いで、わたしたちは、いくらでも強くなれるんですよ。」 「葦牙とセキレイは繋がってるんです。」
驚く皆人に、そう言い 決して負けないと力強く答える結。 焔の行く手を邪魔する障害物、風花を閉じ込めていたシャッターが開き、そして月海を押し潰そうと していた壁が止まる。 そして、 帝都タワーは掌握したとサーバールームから松の声が聞こえ、 仕掛けられてトラップは 全て停止したと言う。 形勢は逆転し、そして そろそろ頃合いだと、剣を収め立ち去る鴉羽。 そして陸奥も、 戦いに得は無いと、渋る御子神を連れ帝都タワーから立ち去る。 「 いかんねぇ・・・裏技を使ったらゲームの作品性を損なう恐れがありますよ・・・と。」 高美が心配していた サーバールームにある、不法侵入者を抹殺するシステムを作動する 御中。 逃げる灰翅を追いかける月海は、偶然、風花と合流し、そして、同じく紅翼と合流した灰翅は 罠が解除されたら逃げる命令だと、撤退する2人。 一方、ガードシステムを、くーちゃんが頑張って、封じている間に、システムを止めようとする松。 タワーの改装工事を早めたと、帝都タワーに仕掛けていた 爆破装置を作動させる御中。 崩れていく帝都タワー。 そこへ御中の声が響き渡る。 「名づけて、ビル爆破大脱出!!」
次々に現れるガードシステムに囲まれる、く~ちゃんたち、そして皆人と結は最上階へ向け、 走り出すのだった。 高美ついに、大活躍!?
まったく、御中は次から次へと、とんでもない事を仕出かしますね^^; まさか、自分のビルまで、あっさりと壊し始めるなんて。 それだけ無邪気に遊んでいると取れなくも無いですが、高美じゃないですけど、何故こんな事を するのでしょう? 自分達が、いわば大切に育ててきた子供たちであり、そんな 子供たち同士を争わせて、 喜ぶ、御中の心境は?・・・こんな セキレイ計画とは?と改めて原点を考えてしまいます。 そしてやっと、高美が母親らしい・・・いや セキレイたちが心配なだけか?w ともかく、今までは、御中の暴走を止めようとしていた事はあったものの、 基本的には皆人を ほったらかしの、放任主義?の高美でしたが、今回はちょっぴり頑張ってくれ、嬉しかった です♪ 結局、なにも成果はありませんがw というか、こんな事になったのも、 高美が皆人の千穂を救いたいという願いを、自分の力で なんとかしろと、突き放した事が原因なんですけどね^^; もっとも、御中の事ですし、こんなにタワーにトラップ等を仕掛けてる訳ですから、この発言が なくても、何やら理由をつけては実行したでしょうけど、ゲームマスターだか何だか知らないですが、 勝手に60分以内にとかルールの改訂をするなと言いたい。 それこそ、ゲームの作品性を損ねてしまいますw そのあたりが、 自分が楽しければという御中の性格を見事に表現しているとも言えなくはない ですが^^; しかし、御中の見ていたPSP?のゲーム画面のキャラがかわいくていいね。 なんか同人ソフトの臭いがプンプンするし、だれか作ってくれないだろうか? でも、巨大企業でありハイテクなM・B・Iの割りにはゲーム画面がしょぼすぎw そして、せっかく帝都タワーでの戦いであり、サブタイトルが「 乱戯ノ塔」となっているので、鴉羽と 陸奥の戦いはあったものの、タワー外での場外乱闘ではなく、例えばユカリ&椎菜VS紅翼などと いった、 他の葦牙のセキレイたちも巻き込んでの乱戦になるのかと思いきや、結局は、紅翼と 灰翅との戦いだけで終わってしまい(焔は障害物競走をしていましたがw)、ちょっぴり肩透かしを 食らった感があり、残念でした。 次回、ついに最終回。 1期では、まだ弱かった結と戦わず傍観していた鴉羽ですが、紅翼のいう先約は当然、 鴉羽の事でしょうし、二人の戦いは必至のようです。 しかし、その1期では圧倒的な強さを誇った、紅翼と灰翅は、2期では最後まで、活躍する事が なく、ザコキャラ扱いで終わってしまいそうですね^^; それだけ、結の言うように 源人の結たちセキレイを思う強さが強さに変わっているとも言え ます。 逆を考えれば、夏郎の為に、頑張ってる紅翼ですが、その思いはホモには伝わってないし、 夏郎もそれほど紅翼の事を思ってないという事でしょうか?^^; キャラとしては、CVが伊藤静さんという事もありますが、かなり好きなキャラでツボなんです けどねw それはともかく、皆人と結たちセキレイが、どんな Pure Engagement・・・ 真実の絆を見せて くれるのか、楽しみに待ちたいと思います。
第十羽「果ツル空」 草野が落としてしまったぬいぐるみを探しに出掛けた皆人、結、草野、月海の4人は、立ち 寄った病院で出雲荘から姿を消していた鈿女と再会する。しかし喜びも束の間、葦牙で ある千穂の命を守るため、鈿女は“比礼の鶺鴒”として結と月海に鶺鴒戦を申し込む。 互いに譲れぬ想いを持つ一進一退の激闘が繰り広げられる中、その闘いを監視する人物も また、動き出し……? ~公式HPより~ 「 そう、両親も両親と暮らした家も、わたしにはもう何も無くなってしまった・・・ そう思ってた。彼女に出会うまでは・・・」 生まれた時から病に侵され、両親を亡くし、1人ぽっちになった千穂だったけど、 今は鈿女が いると、心配する、く~ちゃんに笑顔で話す、千穂。 「理由?そんなの1つしかないでしょ? あたしたちは・・・セキレイなんだよ!!」 戦う理由を教えて欲しいという月海に、そう答え戦いを挑む、鈿女は、千穂との出会いを思い 出す。 「 そしたら、あたし・・・何のために生まれてきたんだろう?」 セキレイ計画には参加するつもりは無いと思っていた鈿女は、とある病院の屋上のフェンスに 座っていると、自殺と勘違いした女性・・・そう千穂が止めに入る。 「 やっぱりそうだ・・・この子が・・・この子があたしの・・・」 「 見つけた・・・たぶん、あたしの生きる理由・・・」 それが鈿女と千穂の出会いだった・・・。 「 でわ、戦いましょう!セキレイの誇りを賭けて!!」 千穂を守る事が生きる理由であり、戦う理由・・・そんな、鈿女に、 本気ですか?とたずねる 結に、目をそらしながらも、 本気だと答え、ついに2人の戦いが始まる。 「 事情は知らぬが、己を不利にする事が、我らを欺いてきた贖罪になるとでも思うてか?」 1人ずつ呼び出せば良いものを・・・と思いつつも、セキレイの戦いは1対1が原則と戦いを 見届ける、月海。 「 ほんとに、みんな大好きだったよ!!」 加勢せず、見守る月海を、石頭だけど、それが月海だと思う鈿女。 「 セキレイは、葦牙の為に戦うのじゃ・・・鈿女もその為に命を懸けておる。」 千穂の命を守るために・・・鈿女が、結や月海を狙う理由を知り、結たちのもとへ駆けつけた 皆人は2人の戦いを止めようとするが、それを震える手で皆人を止める月海。 互いの力は五分と五分・・・力を使い果たし、倒れこむ鈿女と結。 そして、動けない結を目掛け、攻撃を仕掛ける、 ナンバー16、豊玉に、月海を狙う ナンバー 16、壱哉だったが、焔と風花の増援が入り、柿崎に撤退を命じる氷峨。 退却と見せかけ、その不意をつき、結に攻撃を仕掛ける壱哉。 動けない結に、槍が突き刺さろうとしたその瞬間! 2人の間に割ってはいる鈿女!! 「わたしにとって、鈿女ちゃんは、わたしの一番大切な人なんだぁ。」 く~ちゃんに笑顔で話す、千穂・・・。 「 鈿女さん・・・」 結の声に笑顔で答え、倒れる鈿女、そして薄れていく鶺鴒紋・・・。 「 あ~あ・・・わたしが引導を渡そうと思ったのに・・・」 「 残念でした、ねえさん遅いよ・・・」 風花の膝枕の中、強がりを言う鈿女、そして結のピンチに体が勝手に動いたと言う。 「 ねえ、佐橋ちゃん・・・いっこだけお願いしていいかな?」 「 安心して、俺に任せてください。」 千穂の為にもう何もしてあげられない、そんな自分に代わって助けて欲しいと言う鈿女に 戸惑いながらも、決心を固め力強く、答える皆人。 「 千穂の為なら、あたし何でもしてみせる・・・だから、だから千穂の全部、あたしに頂戴。」 「ごめん・・・ごめんね・・・千穂・・・」
空を見上げ、千穂との思い出を思い出す鈿女・・・。 こんなに広くて青い空をもっと見せたかった・・・そして、消えていく鶺鴒紋・・・。 「 おねえちゃん、泣いてるの?」 「今ね、聞こえたの・・・お別れなんだね?」 鈿女が機能停止した事を心で感じ取り、涙を流す千穂・・・。 「 あの子の形見よ、似合う?」 「 だって、飲んでも飲んでも酔えないんだもん・・・」 夜通し酒を飲んでる風花に、美哉にバレたら・・・と心配する篝のもとへ美哉が現れ、わたしも 頂くと、そして、ここも静かになったと美哉。 「家賃を払わず、帰ってこない住人は、1人で沢山ですから・・・」 あなたたちは必ず帰ってきて欲しいと言い残し立ち去る。 セキレイ計画に勝ち残り、自分の為に死んでいった鈿女を必ず返すと言う結、 そして、 お兄ちゃんが絶対、病気を治してくれるという、く~ちゃんの事を思い出し、松の部屋へ 向かう皆人は、松から 千穂の治療手段を氷峨が握っていて、そのデータは消去され、氷峨の息が かかってる病院から他の病院に移したという。 「 そのセリフを待ってたです。」 「 売られたケンカは、買わせてもらうデス!」 危険だけど氷峨と会って治療法を聞きたいと言う皆人に、それを待ってたと、そして、 葦牙と セキレイの絆を弄ぶ事は言語道断だと怒りをあらわにする松は、 氷峨の方から会いたいよう にすると言う。 「 元懲罰部隊の怖さを教えてやるです。」 氷峨コンツェルンのシステムに介入し、システムをダウンさせ、株価も大暴落する異常事態に、 氷峨は間違いなく、北の攻撃であり、肉弾戦だけが戦いじゃないと、そして 頼もしい人たち
だと言う。 これだけやればコンタクトを取ってくると、松のアタックが終わったその瞬間、皆人の携帯がなり、 それは、千穂の様態が悪くなったという知らせだった。 千穂の苦しむ様態を見て、悔しがる皆人、そして、そこへ花束を持った1人の男がやって来る。 「 佐橋皆人君だね?」 「 はじめまして、わたしは氷峨泉。」 「 やっと、お会いできましたね?」 そう答える皆人だった。 まさか、鈿女が死ぬ(機能停止)なんて~!! 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
「 果ツル空」と、それを、におわすサブタイトルでしたが、 クライマックスは鈿女との戦いだと 思っていただけに、こんなに早い退場にショックを隠せません。 何より、 原作は未読といえども、原作で鈿女が死んでないのは知っていたし、それなりに 原作通りに進んでいたのも知っていただけに、予想外でした。 という事は、途中からオリジナル路線に突入しているか、既に原作を追い越していると、そういう 事になる訳ですね? 製作者側としては、鈿女がここで死んで退場したという事は、原作ファンの方々にとっては、自分 以上に意表をつかれたでしょうし、 してやったりという事でしょうか? でも、その分、賛否両論あるでしょうし、鈿女ファンにとってみれば、 勝手に殺すなと、言いたく なるような気分なのでしょう^^; 原作を追い越したか、オリジナル路線に突入したかは、分かりませんが、これは、 明らかに3期に 続く布石であり、既に最後までのストーリーが出来上がってる事も意味すると思います。 先日の5日にメルパルクホールであった「 セキレイ秋祭り2」でも 立花慎之助さんが、明言はして ませんが、 3期がある事を濁らせている発言はありましたからね。 ていうか、そもそも、 2期で完結しないのは誰の目から見ても明らかですがw まあ、後は 大人の事情で続編は無し・・・という事は避けたいですね。 Pure Engagement 始めは、皆人と新たに結ばれる、風花と焔の為にあるタイトルなのだろう と思っていましたが、無論、この2人も含まれているのは間違いないですが、 鈿女と千穂の為に 付けられたのは間違いないですね。 出雲荘で、風花、篝、そして美哉の 昔から、卑怯なことをやってきた比礼のセキレイである 鈿女の正体を知っていた3人が酒を飲みながら、 幸せだっただろうと会話する場面があります が、千穂の身を案じながらも死んでしまうけど、確かに幸せだったでしょう。 それは、波乱万丈とはいえ、 生まれてきた意味は?と思っていた鈿女の前に、千穂という、 自分の全てを賭けても守りたいという葦牙と出会い、結という大好きなセキレイと、葦牙の 為に本気の戦いをし、その結を命を賭けて守り、ねえさんと慕う風花の膝枕の中、友を 守って、案ずる千穂を皆人に託して、大好きな出雲荘のみんなに囲まれて死ぬ事が出来た 訳ですから、自分の意思とは別に卑怯な事をし、手を汚しはしましたが、鈿女に闇討ちされ たり、知らないセキレイ相手に敗れていくセキレイより幸せだったと思います。 でも、 セキレイ計画に参加するつもりは無いと言っていた鈿女が、闇討ちをしたりと、 セキレイ 計画に翻弄されたのが皮肉ではありますが^^; 本編で泣かされ、10羽オリジナルEDの「 おぼえているから」が、鈿女と千穂の2人の笑顔や、誰も 居なくなった、鈿女の部屋などが映され、これがまた泣かせます。 そして、気が付きました?電柱の上に座っている 鈿女の帯がハートの型をしていて、千穂への 思いを感じまね。 もっとも、これは自分も気が付かず「 セキレイ秋祭り2」で先行上映され、はやみん(早見沙織)に 言われ気が付いたのですがw しかし、なぜ歌うのが、はやみんなんだろう?普通なら 生天目仁美さんだろうと思うのですがw ともかく、これで鈿女が死に、次回予告では東西南北の葦牙のセリフがあったり、またまた 御中がメールをしてたりと、次回のサブタイトル通り、 4大葦牙の戦いが勃発する祭りの前夜で 2期が終了となりそうですね^^; そうそう、氷峨が、松に攻撃され、 頼もしい人たちと言っていた言葉が意味深ですね? 今度は千穂の治療法を盾に、皆人を仲間にでも引き入れようとでもしてるのでしょうか?
第九羽「数多の絆」 皆人とデートをした帰り道、草野は目の前に現われた猫を夢中で追いかけてしまい、 皆人とはぐれてしまう。 迷い込んだ先は、とある病院の庭。そこで草野は、名前も知らない一人の女性と出会う。 一方、月海は帰りの遅い皆人と草野に業を煮やし、二人を捜すべく出雲荘を飛び出した。 その途中、立ち寄った公園でセキレイ同士の戦闘に遭遇した月海だが、片方のセキレイは “戦わず”の姿勢で――。 ~公式HPより~ 「 あたしはもう、決めたんだ・・・千穂が生きられるならなんでもするって・・・」 柿崎にそう、つげ立ち去る鈿女。 「 あのね、走れるもん!お姉ちゃん、きっと走れるようになるもん!!」 その頃、猫を追いかけ偶然、千穂と出会い、仲良くなった、く~ちゃんは、皆人の呼ぶ声が聞こえ、 別れ際にそう告げて立ち去る。 「 せ、セキレイ!?」 く~ちゃんを探す途中、男と一緒に歩いてた、女の子が倒れ、助けようとすると、女の子を助けよう ともせず、乱暴に扱う、男に文句を言おうとしたら、 何されてもいい・・・放っておいてと、彼女は そう言い立ち去る2人。 そして、入れ違いに、皆人の元にやってきた、く~ちゃんは、ヌイグルミを落とした事に気が付き、 車イスの女性を探しにいくが、既に居なくなり、面会時間も過ぎ明日来ようと言う皆人。 「 2人きりで楽しくて、時間わすれちゃったのかもねぇ?」 時間になっても帰ってこない皆人たちを心配する月海に、そう風花がつぶやくと、2人で 仲良く遊ぶ姿を妄想し、真っ青になり、探しに向かうと出て行く月海。 「 お前、セキレイだよなぁ?」 ユカリと女装した椎菜を、 見るからに弱そうと勘違いした、 じゅんいちは、ユカリがトイレへ行き 居なくなった時を狙い、椎菜に声を掛ける。 「 ナンバー84八嶋、参る!」 そこへ、偶然通りかかった月海は、八嶋の攻撃を避ける 椎菜を見て戦意が無いと感じ取る。 そんな、逃げる椎菜相手に攻撃が当たらない八嶋に苛立ち蹴りをする、じゅんいち。 「 何故戦わぬ?なれもセキレイならば、戦わんとする相手の意思は受け止めたらどうじゃ?」 椎菜が月海の言葉に気を取られている隙に、八嶋にキスをし祝詞を発動させる。 「椎菜~!!そんな奴、やっちゃえ~~!!」
戻ってきた、ユカリの叫びに攻撃モードに切り替わり、八嶋のグラビティハンマーを受け止め 椎菜は、 ごめんねとつぶやき、デスガーデンを発動させる。 ハンマーでかっ!! まるで、 モンハンのハンマーか?ってぐらいデカイw 皆人が病院で見かけたより、明らかに大きいですねw 戦闘モードになると自分の意思で大きさを自由に出来る、孫悟空の如意棒のような物なのかな? しかし、じゅんいちは、最強クラスといってもいいぐらいの、 椎菜の事を弱そうだなんて、完全に 自分で死亡フラグ立てちゃってますね^^; てか 、本当の最強はユカリですがw 砕け散る、ハンマー、そして、八嶋の鶺鴒紋が消えていく・・・。 八嶋に近寄り、涙を流す、椎菜の胸ぐらを掴む、じゅんいちに、ユカリの ライダーキックが 炸裂するw 蹴りを食らい、ナイフを取り出し、2人を襲うとするが、月海にナイフを折られ、今度はユカリの パンチを、ぶっとぶ、じゅんいち。 そして、鼻血を出しながらも、ブスと言う、じんいちの言葉に完全に、ぶち切れるユカリの足が 股間をめがけ振り下ろされるw 「 て、いうか、大きいオッパイ♪」 「 変態じゃ・・・変態がおる・・・」 月海にお礼を言うと、椎菜に、この人もセキレイだと聞かされ、 オッパイを触りたいと近寄る ユカリから逃げ出す月海。 「 そっか・・・これで、わたしたち対象外になったんだ・・・」 空には、M・B・Iのヘリを見つけ、そう実感するユカリ。 あ~あ・・・完全に怒りで人の顔をユカリはしてませんw 八嶋は結局、何も活躍できずに、機能停止しちゃうし、もう少し活躍が見たかった・・・。 そして、じゅんいちの見事なまでの体を張ったやられっぷりに、賞賛の拍手を送りますw しかし、変態の兄が皆人と知ったら、月海はどう反応するんでしょうね? はやく、兄妹の再会を見てみたいですw 「 ほんに・・・セキレイも葦牙も様々じゃのぉ・・・」 「 我は、なれのセキレイでよかったと思う・・・」 皆人たちと合流し、疲れて寝てしまった、く~ちゃんを見て、出会った葦牙とセキレイを 思い出し、つぶやく月海。 「 俺に何か、出来る事って無いんでしょうか・・・?」 街ではセキレイたちが戦い、ゲームとは言え、 好きな人と出会って別れるなんて納得 いかないと、篝に話す皆人にそれは、 君自身が見つけ、セキレイはそれに着いて行くと 皆人のもとを立ち立ち去りながら篝は、 以前ならあり得ない事だけど、悪くは無いと思う。 月海の 「なれのセキレイで・・・」と、言いながら、いつものように積極的に皆人に迫るのでは 無く、 皆人の袖をちょっとだけ、つまむ姿に萌えを感じますね。(´∀`*) それだけに、月海の 本当に良かったという思いが伝わってきます。 そうそう、月海は絶対に、ユカリと椎菜の関係を同性の葦牙とセキレイで、 百合~な関係
だと勘違いしてますよね?w 泥相撲の勝負で、ついに勝利する月海は、 勝ったからには褒美をと、ヌイグルミ探しに病院に 向かう、く~ちゃんと皆人に付いて行くと、そして、2位まではOKと結も行くことに。 車イスの女性を受付でだずねていると、鈿女と出会い、昨日の女性が鈿女の知り合いであり、 この 女性が、鈿女のセキレイだと、確信する皆人。 一方、胸騒ぎがする松は、 場所が病院だから胸騒ぎがすると、そして、 ケリを付けるのは、 わたし・・・と、松の意味を理解し病院へ向かう風花、そして篝。 病院の庭で、篝を襲った男を見つけ、携帯電話の話しを盗み聞きする皆人は、 葦牙の 命がかかってナンバー10が北のセキレイを仕留めるという会話を聞いて、ナンバー10が 鈿女だと思い出し、結と月海を心配する。 一方、外で話しがしたいと言う鈿女を待つ2人のもとに 比礼のセキレイが現れ、 その正体が 鈿女だと知って、驚く2人。 「ゴメン・・・死んでくれない?」
そう告げる鈿女だった。 あ~、ついに対峙してしまった、鈿女と結&月海。 鈿女の表情も険しく、その覚悟の程がうかがえます。 やっぱり最強は・・・いやいや最凶はユカリでしたw 大好きな千穂を守りたいと、戦いを決意する鈿女。 そして、アブノーマルな愛?で結びつくユカリと椎菜w それに、 セキレイ計画に翻弄され、たった1勝をあげる為に、命を賭け、そして生き残るセキ レイに機能停止するセキレイたち・・・。 一方で、セキレイを道具のように扱う、男、じゅんいちと、そんな、ひどい相手にも従順に従う、 セキレイ八嶋・・・。 その葦牙とセキレイの絆が、 他人にとってみれば不幸に見えるが、その八嶋が機能停止 する瞬間「 じゅんいち・・・さま・・・」と、じゅんいちの事を最後まで思い続ける・・・。 そして、暴力を八嶋にふるい、罵声を浴びせ、物のように扱いながらも、 ナイフを取り出し 倒れた八嶋の仇を討とうとする。 まあ、それが仇となって、更なる悲劇が、じゅんいちには待っていた訳ですがw 2人にとって、こんな関係が幸せなだったのか不幸だったのかは分かりませんし、歪んだ形とは いえ、これもまた、絆の1つ。 鈿女の口癖の「 人それぞれ、セキレイもそれぞれ」であり、また、 葦牙とセキレイの関係も 様々であり、サブタイトルである「 数多の絆」通りの内容でありました。 そんな、 絆をもてあそぶように、陰謀を張り巡らせる、氷峨とそれに従う柿崎。 美哉にお米をたかる、瀬尾のもとに氷峨から携帯に電話がありましたが、 氷峨は鈿女に続いて、 また、よからぬ事を企んでいるみたいですねぇ・・・。 響と光たちもまだ、一勝もしてない訳で、そのあたりを突いてくるのは間違いなく、1期に比べ、 2期は、 陰が薄いのが逆に不気味でもあり、鈿女に続いて、皆人たちチーム出雲荘を相手に、 戦いでも挑んでくるのでしょうか? でも、お米をたかるくらいお金が無いとは言え、鈿女と千穂の手術というような、生死を脅迫の 材料にするほどの、決定打は無いのも事実であり、どのような陰謀をめぐらせるのでしょうか? しかし、結と月海のツインテールはかわいすぎる。(´∀`*) ただ、残念なのは、風花と松のツインテール姿を見れなかった事かな?w
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