第25話 最終回「世界の種子」 「 はじめまして、結城明日菜です・・・ただいま、キリトくん・・・」 「 桐ヶ谷和人です、おかえり明日菜・・・」 まさか須郷が和人を殺してまで、地位や権力を守ろうとするなんてね。 なんて、独りよがりな、ダメ人間なんでしょう。 それはともかく、その須郷に襲われたけど、明日菜への仕打ち、自分への仕打ちを思い出し 殺そうと思いながらも何とか過剰防衛スレスレの所で、思い止まった和人。 死なないゲームはぬるいといってましたが、これはゲームではなく 現実・・・。 そして、須郷に負わされた傷は 本当の痛み・・・そして、須郷に負わせる傷も 本当の傷。 改めて、 現実であると再認識させるには十分な展開。 そして、病院の病室にいる明日菜は、 ポリゴンなんかじゃない。 2人がキスをして、窓辺に見えるキリトとアスナが見届け、手をつなぎ去って消えていく・・・。 仮想空間の世界での自分たち(キリト&アスナ)の役割は終わり、 これからは現実世界の 和人と明日菜の番なんだよ・・・と、そう思わせてくれる、素敵なアバンで、もうこれで終わりで 残りの本編は、番外編的な感じに思えます。 しかし、須郷信之の人間性を見抜けないなんて、明日菜の父親も大企業レクトのCEOの ようですが、良くここまでの大企業に出来ましたねw 明日菜も目覚め、SAOに閉じ込められ浦島状態じゃないけど、学生たちは2年も勉強が 遅れた訳ですから、 同じ学校で勉強しているようですね。 同じ世界で生きた人たちだからこその、苦労が分かるでしょうし、良いシステムだと思い ますが、一方で、 何か問題が起きた時に、集めておけば便利だという、そういう政府?の 思惑もあるように感じます。 それはともかく、シリカ(綾野珪子)やリズベット(篠崎里香)も、この学校に通っているよう ですし、シリカのアップ場面で、鳥の影が通り過ぎ、ピナの事をちょっぴり思い出させる演出も 些細な事ですがグッドです。 リズベットも、キリトの事を諦めてないようですし、ゲームの世界だけじゃなく、現実世界 でも、モテモテ人生は続いていきそうで羨ましい限りですw でも、学生はともかく、2年間も働かず、問題なのは社会人であり、そちらの方のフォローが どうなってるのか気になります。 特に、仕事があるかと悩んでいた ニシダが心配で、オフ会では、シンカーとユリエールが 結婚したようですが、それはどうでも良いから(失礼w)、個人的には、ニシダさんが、どう なったのか、気になって仕方がありませんw オフ会にも居なかったようですしね。 そして、今回のタイトルでもある「 世界の種子」は、VRMMOを動かすための開発ツール みたいな物のようで、単純にいうと ツクールシリーズのようなものなのねw 茅場晶彦が肉体は死んでもALOの中で生きるのを選択したのは、きっと世界の種子を 世界中で花(VRMMO)を咲かし、その 世界を渡り歩きたかったからなのでしょうね? それこそが、茅場の言っていた 対価という事のような気がします。 「 あの世界のキリトの役目は、もう終わったんだよ 。」 ラストでは、ALOの空に 浮遊城アインクラッドが現れ、アスナやクラインたち、SAOでの 仲間や、ALOで出会ったサクヤやアリシャ、ユージーンたち。 それにリーファに ステータスをリセットして弱くなって手伝って欲しいと・・・。 最後にキリトは何と言ったのでしょう? 「 さあ、みんなで100層をクリアしようぜ!」 そんな所でしょうか? みんなでアインクラッドへ飛んでいきながら、壮大なBGMが流れ、今度はゲームであって 生死を賭けた戦いではなく、遊びである・・・ みんな楽しもうぜ!そんな雰囲気を感じ 取れる良いラストだったと思います。 これで2クール続いた、ソードアート・オンラインは終了です。 全体的に、川原礫先生のもう一作品である アクセル・ワールドのような、あまりにも現実 離れしている世界より、3D映像技術や、Kinectのような技術が発展してきており、近い世界に ありえるのでは?と思える世界と、ファンタジーの世界をバーチャルMMOというゲームを用い、 自分もネットゲームをやっている人間として身近に感じ、楽しめました。 原作はまだまだ、続いているようですし、アクセル・ワールドの2期が決定してますし、こちらも 是非、2期をやってもらいたい・・・そう思える作品でした。
第24話「鍍金(メッキ)の勇者」 「 君の本当の体をね・・・」 子安武人さんの変態&悪役の演技は世界一ィィィ
という事で、子安さん・・・いや違った、オベイロンのアスナに対する変態プレイやキリトに 対する悪態を見ていると、憎たらしい表情の作画と相まって、なんだか頭にくるのを通り越して ニヤリとすると同時に、 ノリノリで演じてるんだろうな・・・と伝わってきますw とは言え、所詮、ヒースクリフ(茅場)と違い、小物の悪党。 システムを悪用し、システムを利用し、キリトを一方的に痛みつけるオベイロンに、対抗する ように、システムを凌駕し人間の可能性を信じて、死んでいった?茅場の声を聞き、 茅場の システム権限により自由となったキリトに一方的に、やられてあっけなく敗れ去ったオベイロン には、 もう少し反撃してくれよ・・・と、ガッカリもしましたが、 トラの威を借る狐じゃないけど キリトも言ってましたが、 茅場のシステムを盗んだだけですから、それが失われたとなれば 何も出来ない、小物っぷりが強調されていて、これは、これで有りでしょうけどね。 しかし、ユイがシステムにある程度、干渉できるとはいえ、牢獄の檻を簡単に破ったりとオベ イロンが必死にアスナが逃げられないようにしてきた事って、いったい何だったんだ?と、 ちょっぴり哀れですし同情してしまいますw それにしても、茅場はシステムを凌駕する人間(キリト)の可能性に期待しているようですが 強さはシステムに依存されているだけで、本当の強さではない・・・まさに鍍金(メッキ)であり 上手いタイトルだと思います。 ついにキリトがティターニア(アスナ)を助け出すことに成功し、リアルの世界に戻った、和人が 家から自転車に乗って、直葉も吹っ切れたようで、和人を見送り、明日菜がいる病院に向かう シーンが流れながらのEDを見て、 あれ!?今回で最終回なのか?と、一瞬思ってしまい ましたが、次回もあるようですね。 考えてみれば、次回のサブタイトルでもある、システムの世界?に存在する茅場晶彦から 託された、 世界の種子をキリトが、どう扱い選択するのか? それに、オベイロンの野望が潰えてしまい、須郷が和人や明日菜に対してどのような対応に 出るのか?そのあたりの展開もありそうです。 まあ、研究者であり、ある意味、自分の趣味の為の茅場と違い、野心まるだし、往生際が悪 そうな、須郷ですから、明日菜の父親に対して見苦しい言い訳とかをしそうですけどねw 最後にちょっと疑問が・・・。 明日菜は助けたけど、他にも囚われた300人もの人たちは無事に戻れたのでしょうか? その辺りが気になってしまいます。 まさか、見殺しって事は無いよね?w
第22話「グランド・クエスト」 「 わたし・・・わたし・・・キリト君のこと・・・」 「 もう一度・・・もう一度、アスナに。」 ついにバレてしまいましたね。 何が?って? それは 、キリトとリーファの正体ですよ!! 正確には、キリトも隠してた訳じゃないので、 お互いの素性が判明したって事ですけどw Aパートから、ユイは、 ママ、ママ・・・って、言いまくりで、どのタイミングで アスナママって 言ってしまうのか? キリトも世界樹の上から落ちてきた システム管理用のカードを手に入れ、アスナが世界樹の 上にいると確信し、どのタイミングで アスナって名前を言ってしまうのか?ドキドキしながら見て いましたが、Bパートでついに、つぶやいてしまいました。 視聴者からしてみれば、お互いの正体が分かってるからこその ニアミス的な面白さがあった 訳ですが、素性がバレて、 物語が佳境に差し掛かっていると嫌でも感じてしまいます。 しかし、ユイがママと言った時からもそうですが、アスナが落とした(と思われる)カードを 手にし、 アスナに会いたいと言う気持ちが頂点に達し、” 発狂してしまう”と表現してましたが、鬼気迫る 感じで戦うキリトを見ていると、特に次から次へ敵が出てきて、 不気味に笑うキリトを見た瞬間、 19話での 我を忘れて鬼神(モンスターになってましたがw)のように戦う姿が再び見れる のか?そして、どんな超人的な動きをして切り抜けると思いきや、以外にも死んでしまいビックリ ですw でも、これにより、アインクラッドでは ゲームオーバー=死でしたが、 あえてキリトが死ぬ事に よって、 現実ではなくゲームであると共に キリトとはいえ無敵ではないと認識させてくれる 展開が見る事が出来たのがある意味の収穫であり、上手い展開だと思います。 それに、こういったヒーロー物というか、バトル物?は、一度は挫折(敗北)した方が、盛り 上がりますしね。 余談ですが、こういったMMORPGなどの死は、いわゆる ペナルティがあるものですが、そう いったものは無さそうに見え、実際はどうなのか?ストーリーとは関係ないけど、ちょっと気に なってしまいましたw しかし、世界樹に登るのは グランドクエスト<<世界樹の守護者>>というクエストになってる ようですが、こんな無数のような敵が現れるなんて ゲームバランスがムチャクチャですw まあ、須郷にしてみれば、ゲームバランスよりもアスナ・・・いや、 ティターニアを逃げさせ ない為(見つけさせない為)のものなのでしょうから、バランスなんて考えてないと思います けど・・・ね^^; 大多数での攻略も無理なクエストなのに、あれだけソロで耐え切ったのは、アスナへの想いと キリト(和人)の卓越したゲームテクニックの何物でも無い訳で、キリトは敗れて、 強さは数値上 でしかないと改めて思い知った訳ですが、それでもここまで、耐え切ったのは ゲーマー和人の 凄さを見ましたw まあ、ぶっちゃけゲームの枠を超えて何でも出来たら チートですからねw 一方で、アスナを助けるために、冷静さを完全に失ったキリトを見てのリーファの困惑っぷり、 そして、キリトが兄であると知ってしまってのリーファが見ていて辛くなってしまいます。 ユイがママと呼び、ママと言うからには、 女性(キャラ)だとは分かっているだろうし、きっと フラれるのを百も承知だったのかもしれません。 だけど、大好きな、和人お兄ちゃんの心が、 結城明日菜にある現在、そして血は繋がって いなくても、兄だからと諦めようと・・・直葉も” 自分の心を裏切った”と言っているように無理 やりにでも キリトを好きになるようにしての、 直葉なりの努力というかケジメのつけ方だった のでしょうからね。 それが、こんな事になるなんて、第三者からみれは、逆ギレですが、多感な15歳の女の子 には、辛すぎる 現実であり仮想世界です・・・。 次回のサブタイトルは” 絆” この2人の兄妹の関係がどう修復されるのか?気になりますね。 でも、事あるごとにリーファの手を握って(嫌なヤツならセクハラになるだろうけど^^;)お礼を 言ってたりすれば、嫌でも意識しちゃうし、キリトは無意識なのだろうが、 思わせぶりな行動
にも問題ありますよね?w
第20話「猛炎の将」 二刀流かよ!?
ALOの世界にやって来た時、SAOの時にあったユニークスキルである 二刀流が無くなってる
と言っていたのに、いつの間に使えるようになったのでしょう?? しかも、リアルな世界でも、あくまでオンラインゲームですから アイテムの貸し借りは、メニュー 画面を通じて行うような気もするのですが、リーファの武器を 勝手に拝借したりとキリトは好き 勝手し放題なんですねw それとも、 実体化しているアイテムなら自由に奪い取る事が出来るって事なのかな? もしそうなら、泥棒・・・ 本当の意味でのシーフもいそうですねw それとも、ユイがシステムに介入し操作したって事なのでしょうか? このあたりも、もしかしたら原作には説明があるのかもしれませんが、 もしそうなら、キリトが ALOに来た時に言ってましたが完全にビーターならぬ チーターですねw そんな二刀流スキルを使い、ALO最強と言われるユージーンを倒し、いっきに最強クラスに なってしまったキリトですが、そんなキリトに敗れても、当初は 斬りたくなったと、 典型的な悪役
かと思いきや、根は武人気質なのか?カゲムネの真意は分かりませんが、ウソと感づきながらも、 見逃して帰っていく姿は、カッコ良く、 剣と剣で会話をしたって感じで、もしかしたらアスナ救出の 仲間に加わったりするかもと思わせてくれます。 そんな、ユージーンに勝利したキリトを見ての、リーファの驚いた表情から、満面の笑みで 顔を赤くする姿に 、漠然とした好意から、好きに変わった瞬間のように感じました。 サクヤやアリシャがキリトを誘惑しようとして、思わず 「キリト君はわたしの!」と、阻止しようと して戸惑って赤くなってしまう姿が、なんとも可愛いですね。 その一方で、キリトは何となく妹のような、親しみを感じてるのか? 女性を感じてない対比が 何とも切ないと言うか、 リアルでの境遇そのものなのが面白いですね 種族間抗争や同盟やらを領主の間で決めてたりと 本当の世界と感じるようなリアリティを 感じさせてくれる一方で、サクヤの アップデート5.0とか、いきなり、 やはりこの世界はゲーム なんだと思い出させてくれて、このギャップなようなものが笑えますw しかし、領主をどうやって選んでるのでしょうね? ギルドの団長なら自分で立ち上げて団長になるのは分かりますが、領主となれば、簡単には いかないはずで、選挙とかをしてるのかな? それとも、なりたい人が先着順と言ったら変ですが、早い者勝ちなのかな?w いずれにしても、領主になると妙にリアルな世界ですから 公務が多そうで、純粋にVRMMO RPGを楽しむ事は出来そうにないし、自分ならやりたくないですねw そして、ついに檻からの脱出に成功したアスナ。 このまま簡単にオベイロンから逃げられるとは思えず、再び捕らえられるのは時間の問題なの でしょうか? と同時に、ヒロインの座をリーファから奪い返すのはまだ時間がかかりそうですw まあ、とりあえずスタッフロールでは、キリトに次に名があり辛うじて保ってますけどね。 アスナと言えば、家の近くにある最近出来た車のガレージ(整備工場?)には、痛車の施工 (痛車じゃないのもあるけど)をしているのか?痛車が、止まっていて気になっていたのですが、 最近では アスナの痛車も止まってあり毎朝、眺めては萌えてますw
第18話「世界樹へ」 「 今なら分かる気がする、お兄ちゃんがこの世界に魅せられた理由が!」 直菜は和人が 、あんな事になったのに、何故こんな危険な世界に入っていったのか? しかも、明確には語られてないと思いますが、 どう考えてもSAOの世界に囚われて現実 世界に戻ってくるより前に、ALOのサービスが開始されているようですし、直菜も 和人が 目を覚ます以前よりプレイしているようで、 身内がこんな事件に巻き込まれているのにも 関わらず何故プレイするのか?と疑問に思ってはいたのですが、危険を冒してまで ゲームに ハマる和人の気持ちが知りたかったと言う訳だったのですね。 それだけ 兄の和人の事を大好きで、もっともっと、良く知りたいという事なのか。 そんな、リアルでは大好きな兄がいる一方で、 キリトに惹かれるリーファ。 「 道案内するだけ・・・」と顔を赤らめ自分に言い聞かせようとしている直菜がなんとも可愛い ですね。 それに、 中学生らしからぬ胸が、けしからんwww いずれにしても、キリトの正体が兄の和人とは知らないけど、言ってしまえば 姿かたちは 違えども、なんとなく和人の雰囲気を本能的に感じ取ってるのでしょう。 それに、種族にとらわれず、 自由に世界を飛び回る(正確にはアスナを助ける為だけど) キリトの姿に、シグルドのパーティに束縛したり、面子を重んじたりする態度にも嫌気を 感じていたのも、間違いないようです。 こういうタイプは根が深そうで「 近いうちに必ず後悔する事になるぞ。」と捨て台詞を吐い たりと Cパートラストの敵?もシグルドの陰謀と思って間違いないでしょうw しかし、 典型的な小物の悪役のセリフですねw レコン(長田くん)も、何やら嫌な予感がしているようでパーティに残ると言って、 意味深な セリフを言っていました。 しかし、本来こういうゲームは 世界を冒険してこそ楽しいのに、領地を追放されたものを レネゲイドと蔑んだりと、 領地を離れることが悪のような考えがあるようで、リーファも言って ましたが、 空を飛び回る事が出来る自由さがある割には、狭い世界ですねw それに狭いと言えば、お互い隣の部屋には、キリトが居てリーファが居るの、お互いの正体が バレそうで、バレない・・・現実世界に戻れるからこそ、出来る面白さが良かった。 今後も、何と言いかドリフのコント的なドキドキ感で楽しませてくれそうですねw 「 キリトくんは・・・キリトくんは、生きてる!!」 そして一方のヒロイン、ティターニア(明日菜)ですが、囚われの身でどうしようもないのも あるのでしょうが、オベイロン(須郷)に迫られ、体を頑なに拒否したりと、気の強さは見せる ものの、 随分とおとなしい感じで、 キリトが生きていないかもしれないという絶望からの 諦めのようにも感じました。。 だけど、理由はどうあれ、生きていると知って、 扉の暗証番号を確認したりと生気が戻って きた感じがし、それは、オベイロンは ナーヴギアを被る根性は無いと言ってますが 、きっと キリトくんなら助けに来てくれると信じての 希望そのものですね。 しかし、須郷は病院で、和人に 明日菜と結婚するとか挑発的な事をあえて言って、 和人が キリトとなって、再び仮想世界にやってきて、それを完膚なきまでに叩き潰す事を望ん でいたのかと思っていたのですが、買いかぶりすぎで 根っからの陰険で嫌なヤツでしたw そういった意味では、ALOで、早くから キリトの存在に注目していたのボス 茅場に対し、 見た目だけで判断する須郷の 度量の狭さ、小物っぷり、滑稽さがより強調されていて面白 かったですね。 それも、すべて 子安武人さんの演技力があっての事ですけどね。 ちなにみに、和人たちの実家は直菜が川越の中学に通っているようなので、どうやら 川越市
在住のようですね。 オープニングで所沢駅が描かれてたり、所沢の明日菜のいる病院に自転車で和人が見舞い に行っていたので、所沢市かと思っていたのですが、違っていたようです。 まあ、距離としては約15キロぐらいでしょうから、行けなくはないですね。
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