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「神のみぞ知る世界Ⅱ」 FLAG 4.0『地区長、誇りを取り戻す。』

 FLAG 4.0「地区長、誇りを取り戻す。」

逃げた駆け魂を旧校舎で発見した桂馬たち。
ところが成長した駆け魂の力は、それまで捕まえたものの比ではなかった!!
ハクアとエルシィ、ふたりがかりで捕まえようとするが、
駆け魂に操られた生徒たちに邪魔され、再び逃がしてしまう。
エルシィのミスに怒ったハクアは、一人で追跡を続けるが……。
~公式HPより~

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 「コイツだ・・・わたしが逃がしたやつ。
 駆け魂を追いかけ、エルシィと合流するハクアに、顔もありレベル3かもと不安なエルシィに、
やるしかないと、ハクア。
 しかし、駆け魂は、みんなの心の隙間を使って操り、逃げ出してしまう。
 逃げたと言うよりか、助かったと言う方が正しい気がする。
 レベル3で、強力にはなっているけど、凶悪では無いという事なのか?
 それに思考能力もあまり高くは無いようですね。

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 「わたし1人でやる。
 初歩だと言う羽衣を使っての生徒たち同時押さえ込みも出来ずに駆け魂を逃がしてしまい、
助けは要らないと、怒るハクアに1人じゃまた失敗すると桂馬。
 「わたしの方が、出来たのよ・・・優秀だったの・・・
 そして、エルシィは5匹も駆け魂を捕まえていて、一緒に行けという桂馬に、学校では優秀で
みんなの手本だったのに、落ちこぼれのエルシィの助けは要らない
と、ハクア。

 「どうせ、足手まといになりますよ~、わたしなんか・・・
 自分と一緒では無く、ハクアと一緒にいた桂馬に、いじけるエルシィ。
 ぷっぷぅ~って消防車の絵を落書きしながら、いじけるエルシィが、かわいすぎ。
 原作にも同じ場面がありますが、伊藤かな恵嬢のセリフのかわいらしさも相まって、かわいさ
倍増です♪

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 「本物は少しもマニュアル通りに動いてくれない・・・
 「こんなはずじゃない・・・こんなはずじゃ・・・無かった・・・
 また、最初から探さなければならず、バディも決まらず、学校を出てから失敗ばかりだと、
涙を流す、ハクア。
 「本物はマニュアル~」このセリフに銀河英雄伝説に出てくる提督シュターデンを思い
出してしまったw
 説明すると、理屈倒れのシュターデンと呼ばれ、戦いにおいて現実より理論を優先し
臨機応変さが全く無い
という、無能の提督だったお方でした。
 まさに、今のハクアがそうなんでしょう。
 違うところは、シュターデンは士官学校の生徒からもバカにされていたけど、ハクアの場合は
尊敬されていたと言う点においては好対照ですけどねw

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 「悪魔のくせに、心の隙間、つかれてどうする?
 落ち込む、ハクアにとり付き、操られるハクアに呆れる桂馬w
 「ハクアの心の隙間を埋めるんだ!
 一方、ハクアと生徒を相手にしなくてはならず、パニッくってるエルシィに、ハクアは悩んで
いて、それを利用されている
と桂馬。
 操られる生徒たちは、もうほとんどゾンビ集団ですね^^;

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 気安く、言わないでよ!
 操られて、らしくないと言うエルシィに、優等生と呼ばれ努力していたとハクア・・・。
 だけど学校の勉強が出来ても役に立たないと、そして、誰にも会いたくなかったと・・・
 学校での栄光の光から、闇へ落ちていくハクアのシーンは、ハクアの心そのものであり、
期待されていた優等生だからゆえの悩みが、辛く痛い。
 その点は、エルシィは気楽であり、だからこそ、プレッシャーも無く、もちろん桂馬の力という
のもあると思いますが、5匹も駆け魂を捕らえる事が出来たのかもしれませんね。

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 「大丈夫だよ・・・ハクア・・・
 「わたしの中では、ハクアは凄い悪魔だよ、今までもずっと、これからも、
ずっと・・・

 ガッカリよ・・・エルシィに励まされるなんて・・・わたし、本当にゼロに戻ったのね・・・
 ハクアを真似して、お手本にしてきた・・・だから、ハクアが凄いって信じてると、エルシィ。
 そして、駆け魂からの呪縛を解き放つ、エルシィ。
 単純で落ちこぼれで、打算の無い言葉だからこそ、伝わる思い
 ハクアは優等生だからこそ、その責任感もあったのでしょう、自分自身で作り上げていた
呪縛から開放され、自分らしく、ありのままのゼロからスタート
するハクアになれたのでしょう。
 悪魔の友情って美しいw

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 さっきとは、逆に自分が人間を抑えて、エルシィが駆け魂を捕まえると、そして、駆け
魂を捕まえた事が無い
と、恥ずかしそうに打ち明ける、ハクア。
 ここでも素直になれたからこそ、自分の今の実力を認める事が出来たようですね。
 そして、ついに駆け魂を捕らえる、エルシィ。
 自分の未熟さを素直に認めながらも、生徒たちを羽衣で拘束し、さすがの実力の片鱗を
十分に見せてくれましたね。
 
 「お詫びに、握手してあげてもいいわよ。
 エルシィから駆け魂を受け取り、華麗に捕まえるつもりだったと、そして桂馬に駆け魂を
捕まえてない事をエルシィに言わずに、良い奴だと、ハクア。
 ちょっぴりデレる、ハクアがかわいい・・・。
 もちろん、ハクアと桂馬の会話を教えてくれず、仲間はずれだと、指をツンツンするエル
シィ
もかわいいですねw

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 駆け魂が、何となくスノーマンや、ミシュランのキャラに似ている気がするw

 学校の勉強が社会に出ての実戦は役に立たないとよく言ったりしますが、悪魔の世界
でも言えるようです。
 研究分野など、その専門知識が必ず必要となる仕事ならともかく、仕事の内容にもよって
当然違いますが、自分も社会人になって、学生の頃に習った事が役に立つという事は、正直
あまりなく、せいぜい必要だな・・・と思ったのは、数学の方程式を忘れてしまい、数式の記号
を見ても意味がさっぱり分からなくなってしまった事ぐらいでしょうか?

 ともかく、ハクアの素晴しいところは、エルシィの思いが伝わったという事もありますが、現在
の実力を素直に認めることが出来た
という事でしょう。
 世の中には・・・自分も含め、おそらく全員が少なからず、自分の出来なかった事やミスを他人
(社会)のせいにしたりは少なからずある訳で、学校では優秀だったからこそ、社会では、その
勉強が役に立たず、はじめてここで、挫折を知り、落ちこぼれだったはずのエルシィを逆恨み
したりなどといった、責任転嫁をしなかったことであり、そんな弱い心をもった、自分たちへの
ハクアを通じてのメッセージ・・・そんな、感じがしました。 

 さて、原作では、本来もう少しハクアの話が続くのですが、次回のタイトルを見る限りでは、
とりあえず?ハクア編は終わりのようで、新たな攻略キャラの登場となりそうですね。 

「神のみぞ知る世界Ⅱ」 FLAG 2.0『一挙落着』

 FLAG 2.0「一挙落着」

楠がふたりに!? 春日流拳法・当主の務めを果たすため、捨てたハズの弱い自分「女」のココロ。
ところが軟弱なことをすると、未だ消えていなかった「女の子」が出てくるみたい…。
楠は弱い自分を倒すため桂馬とデートに出かけ「女楠」をおびき出す作戦に。
ハラハラとふたりのデートを見守るエルシィ、さて桂馬と楠のデートの結末は……。
~公式HPより~

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 「い・・・いいか桂木、これはデートではない。
 作戦であり、自分を意識する必要は無いという楠に”はい”と素直に答える桂馬にパンチする楠。
 否定するほど意識する。
 いいですね、こういうツンデレというか、意識しまくってるのに素直じゃない感じ。 

 「みんな主将がかわいいから見てるんですよ。
 街中の男たちの視線が気になる楠にそう桂馬が答えると、もう1人の自分が現れ捕らえようと
するが、逃げられてしまう。
 こんな街中で、他の人たちには見られないのか?
 エクトプラズムの一種のようなものでしょうし、霊感が鋭いような人にしか見る事が出来ない
のかもしれません。

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 桂馬はギャルゲを、楠はテーピングを買い、接点が無さ過ぎるという楠に手でもつなぎます?
と、桂馬がいうと再び現れる、もう1人の自分が現れるが、取り逃がすエルシィ。
 そして接点を求めゲームセンターや映画館、そして遊園地などへ向かう2人と1人(エルシィ)。
 名作フラ○ダースの犬(のパロディ)を見て泣くのではなく、軟弱と言い放つとは、見方を変えれば、
そう解釈も出来るのかと納得w
 しかし、桂馬は本当に自分に興味ないものには無関心ですね^^;

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 「何かないのか?あいつを押し出せる、究極に軟弱な事。
 「あ・・・あれをやるぞ。
 なかなか出て来ない、もう1人の自分。
 諦めない楠は、カップルでソフトクリームを食べてる2人を見つけ、あれをやると言う。
 舐めろ・・・舐めろ・・・
 武士への道を目指し、ソフトクリームを舐めようとする楠。
 舐めろのセリフが、いやらしすぎる・・・ドキドキしてしまうぞw

 「捨てたはずの、女のわたし!
 「どっちが勝つか分からんが、エンディングは見えた。
 ついに、もう1人の自分が分離し、戦いを挑む楠。
 どこに胴着を隠してた?w
 今までは、楠が、心の奥底にある可愛いもの好きの自分、軟弱な自分が時々出てましたが、
軟弱なもう1人の自分も、ファイティングポーズを無意識にとっているいる姿に、もう1人の自分
にも武道を志す自分が隠れている
事が分かります。 

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 硬派VS軟弱、互角の両者。
 「ずっと、わたしは男だった・・・男で居るしか無かった・・・
 「いっそ彼女を受け入れればいいんです。
 かわいい武道家を目指しましょう。
 しかし、徐々に軟弱なもう1人に押し込まれ、窮地になる楠に、勝つ方法を教えると桂馬の案に
何かを極める事は、何かを犠牲にする事だと言う楠たちに、両立出来ないのなら大した事
ない
と挑発する桂馬。
 赤VS青、かわいい赤が、硬派な楠本人、そして硬派な青が、可愛いもの軟弱なものに憧れる
女の子らしい、もう1人の楠と、色のイメージとしては逆なんですよね。
 そのイメージをあえて逆にしているのは、硬派だけど、可愛いものに心の底では憧れる楠。
 女の子らしい、もう1人の楠だけど、根底にあるのは硬派な楠本人で、お互いが認め合ってると
いうか、本当は2人で1人、合わさる事で本当の自然体の楠になる・・・そんな意味合いが込め
られているのかもしれませんね。

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 あなたはもっと、大きな強さを追うべきです!
 ネコが好きだから弱いという事は無いと、そして、もっと強くなれるかもと桂馬。
 「同じ、わたしなんだから。
 そしてデートも無意味だったのか?と問う、桂馬に楽しかったともう1人の楠・・・。
 そして、武道家として強くなったら、女のわたしを呼んで欲しいと、同化?する。

 桂木の事、嫌いか?
 最後にひとつだけと、キスしようとする女の楠に、抵抗しようとしていたがキスをする楠・・・。 
 髪飾りの花と濡煎餅を大切に飾ってる?ラストが原作には無く、アニメオリジナルであり、
記憶は無いのだろうけど、桂馬との思い出を、そして、軟弱であり、かわいいものを自然に
受け入れている、自然体の楠の姿が見えるようですね。

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 そして、第2期の大本命キャラ、ハクア登場!

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 二兎追うものは一兎も得ず!?

 いや、  努力しだいでは、二兎も得ることが出来る・・・という事なのでしょう。
 まあ、実際は、二兎というよりも、春日流の後継者として男子として生まれてこずに、女性と
して生まれてしまったが故に、そして期待に答えようとし、必死に自分を押し殺してきた、葛藤との
戦いでした。
 そして、きっと楠は、こうと決めたら、周りが見えないというか一直線であり、答えは一つしか
無いと思っていた訳で、それが、可愛いものや軟弱=武道には必要ないものでした。
 だけど、そう(無理やり)信じてきたけど、やはり、楠は女性であり、本当の心の強さの方が強
かったという事なのでしょうね。
 そして、桂馬の「かわいい武道家」「大きな強さ」の言葉により、正解は一つではなく、たくさん
あり、そして、本当の自分を受け入れる事により、今まで見えなかった事も見えるようになり、
それこそが桂馬の言う「大きな強さ」なのでしょうね。

  そして、いよいよ次回は「地区長、来たる。」で、ハクアの登場です。
 1期のラストから登場を示唆し、第1期で、大プッシュされた中川かのんに匹敵するような
別格あつかいになるのでしょうか?

「神のみぞ知る世界Ⅱ」 FLAG 1.0『一花繚乱』

 FLAG 1.0「一花繚乱」

ある日の校内、不良にからまれている桂馬の前に現れた、凛々しい少女・春日楠。
群がる不良を倒し桂馬を助けてくれた彼女だが、ヤラれっぱなしの“軟弱”な桂馬も
お気に召さない模様…。
楠の痛~いお説教にお手上げの桂馬だが、駆け魂センサーが反応してはほっとくわけ
にもいかず。
楠が主将を務める「女子空手部」に入部して接近を試みるが……。
~公式HPより~

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 「ゆうて いみや おうきむ
 復活の呪文ですか?
 間違えたって・・・どうやったら「かみの みぞし るせかい」と間違えるんだよw
 それはともかく、8ビット時のファミコンの世界を、グラフィック、BGMとも上手く表現し
なおかつ1期のおさらいをしてくれました。

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 「お前たち止めろ。
 エルシィが不良たちにぶつかり、桂馬がからまれていると、止めに入る少女。
 そして、不良の攻撃を軽くかわし、桂馬たちを助けるが、不良たちに立ち向かわず、軟弱
だと文句を言われ、状況がより悪くなっていると桂馬w
 助けてもらったのに、お礼も言わずに立ち去ろうとするなんて、桂馬は相変わらずで、人との
付き合い方がヘタで、失礼なヤツですw

 「な・・・軟弱な連中だ、二度と出会いたくないものだな。
 桂馬と涙ぐんでいるエルシィの2人を見て、顔を赤くして立ち去る少女、春日楠。
 そして、エルシィの駆け魂センサーが反応する。

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 「世の中は・・・かわいいものが、多すぎる。
 だけど、目指す道には必要ないものと強がる、楠。
 桂馬のヘタな駆け魂の絵を見て、エルシィは大爆笑だったけど、楠は、かわいいと、人それ
ぞれですw
 まあ、エルシィは駆け魂と知ってみてるけど、楠は当然、何の絵か知らずに見てる訳で
それだけでも解釈の仕方が違ってきますからね。
 しかし、ちゃんと?メモには踏まれた足跡が付いていたりして、芸が細かいですw

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 「師匠!僕を弟子にして下さい!!
 古式武術春日流の伝承者であり、女子空手部主将の春日楠に弟子入りし、武の心を極め
たい
という桂馬に極めるのは簡単ではないというが、違う世界では究めていると桂馬の異様な
圧力を感じ、そして桂馬の顔に顔を赤くし弟子入りを認める楠。
 ギャルゲのオーラが凄いw
 良く見ると1期でも登場していたキャラがいたりしますね。

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 「統一性があるようで、何か違う・・・
 軟弱を憎み、ネコを嫌い武の道を志す、強力に1本槍のキャラクターだけど何か違うと桂馬
だけど、ネコを抱いている楠を見て、単純な話だったと理解する。
 固焼きせんべい=ジジイとは何と失礼なw
 この壱から参は原作だと4コママンガになっていて、ちょっぴりデフォルメにアレンジされていて
より、かわいく良い感じになってると思います。

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 「こんな気持ち・・・捨てなきゃいけない。
 「どいつも、こいつもみんな消えてしまえー!!
 捨てるな!!
 ネコを捨てようとする楠に、訴えるもう一人の自分を振り払うように、ネコを捨てなければ
強くなれない
と楠はネコを放り投げるが、もう1人の自分がネコを助ける。 
 ネコを捨てなければ強くなれないなんて、強引な理論ですねw
 それだけ、桂馬の言うように一本槍な性格であり、これだと決めたら(決めつけたら)他の
方法を考える事が出来ない、性格
が良く現れてますね。

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 「これは軟弱ですよ~♪
 かわいいもの、軟弱な物に憧れる、もう1人の自分・・・。
 もう1人の自分が見えるのはチャンスであり、もう1人の自分を倒せば良いと桂馬は
軟弱な事をしようと言い、エルシィはデートを提案し、否定する楠だけど、喜ぶもう1人の楠。
 ピンクでフリフリの服が乙女でかわいいですね♪
 しかも、ちょっぴり下からのアングルがエッチですw

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 神のみぞ知る世界が帰ってきました。
 2期の攻略ヒロインのトップバッターを飾るのは、春日楠。
 そして、CVは小清水亜美
 第一声を聞いて、こういうちょっと強気なキャラはお手の物で、さすがの安定感です。

 第1話を視聴した感じでは、1期同様のクオリティを維持してますし、OPも1期同様に、
ELISA・・・じゃなかった、Oratorio The World God Only Knows
 EDも、1期同様に神のみぞ知り隊で、1話を見る限りではフィーチャリングという形では
ありませんでしたが、今後どうなっていくのでしょう。

 ストーリーとしても、これまた1期同様に、原作をほぼ忠実に進んでおり、春日楠編が
完結したら、いよいよあのお方の登場となりそうです。
 ともかく、アッと驚くようなサプライズというか、1期からの大きな方針転換も無さそう
ですし、良い意味で安定感があり、原作ファンとしては安心して、見てられそうです。

 今のところ公式HPを見ると攻略ヒロインは3人だけであり、少ないような気がします。
 もしかしたら、春日楠編をトップに持ってきてますし、楠に縁のある方の登場となるの
でしょうか?
 というか、そのエピソードは好きなので、是非やって欲しいものですw