第12話 最終回「終わらないナツヤスミ」 「 たぶん、2度目の昨日なんだと思う。」 昨日に戻った事に、疑問を感じるみんなに、凛子の母親は、昨日は 行ってらっしゃいと 言ってたのに今日は、 頑張ってと言っていて、 2度目の昨日なんだと凛子。 そんな疑問を感じる中、これは 大チャンスだと2度目のオーディションに行こうと優香。 後ろに居る、お客が、夏海たちの会話が大きく、 うるさいなーって顔をしてるのが笑えるw しかし、みんなが疑問に思ってる中、大チャンスだと言う優香は前向きというか、めげない 性格の割には、また失敗してしまう所が、優香らしいと言えば優香らしいですね。 所詮、練習をあまりしておらず、付け焼刃じゃ限界があるって事でしょうか?w 繰り返しの失敗やセリフがデジャブな要素があり面白いですね。 昨日、来た神社が凛子の実家と同じ、 姫石神社だと分かり、 お石様を見つける凛子。 そして、 何の願いが叶ったのか?と言う沙季に、 夏休みが終わらなければ・・・と願った 事に気がつく、みんな。 そして、 これで願いが終わったのか・・・?と疑問を抱く沙季の予想どおり再び、日が戻り オーディションにチャレンジするが、また失敗する優香w 優香が完全に足を引っ張ってますね・・・というか、優香が満足するまで、何度でも同じ日が やってくるのか?と、そう思えてしまいます。 また、26日がやってくるが、打つ手が無くなり 気分転換に海に行こうと、優香。 優香は自由人ですねw 一方の沙季は、 いつまで続けるつもり? と、こんな事を繰り返してて良いのかな?って 疑問を抱きながらも、優香の” ずっと!”とツルの一声で何も言えなかったようですがw しかし、26日が何度でも繰り返しても疲れは取れないようで、披露が蓄積しているように 見えるのは気のせいでしょうか? 「 あなたたち、いつ帰ってくるの?」 そして、再び、遊びに出かけようとする凛子に、そういう凛子の母。 凛子の母は完全に気がついてますね。 巫女だからというのもあるのかもしれませんが、場所は違えど、同じ姫石神社の中で 住んでるから、凛子たちの願いを感じ取る(共有)事が出来たりするのかもしれません。 凛子の母親に言われた事について考え、 思い残す事が無くなればと、優香に言われ、 オーディションに再び?チャンレンジし、完璧に踊る事が出来、大喜びするみんな。 そして、今度こそは新しい日がやってくると思ったけど、再び逆行し、失敗に終わるが、 夏休みを止める方法が分かったと、みんなを呼ぶ凛子。 「 お石様が与えてくれた、奇跡とさよならするの。」 「 終わらないものは、思い出になってくれない。」 お石様の奇跡を無くす事が、帰る事だと凛子に言われ、奇跡を終わらそうとするが、 ためらう夏海に、 終わらないものは思い出じゃなく、最高の思い出にしたいと沙季。 「さよなら夏休み、さよなら永遠、さよなら奇跡!サヨナラ!!」
キセキと別れを告げる、夏海たち。 「 おはよう。」 27日を向かえ、キセキと夏休みの終わりを向かえる・・・。 「いつまでも4人が友達で居られますように!!」
そして、お石様を囲んで、手をつなぎ、そう願う夏海たち。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ いい終わり方だったと思います。 前回の展開、そして最終話のタイトルを聞いて、 夏休みが無限ループして、いつまでも 夏が続くんだ・・・こんな感じの安直な展開にだけはして欲しくないと思っていましたが、 それは杞憂に終わりました。 夏休みが終わらなければ、永遠に4人は一緒に居られる・・・みんなの願いは、計らずも 叶ったけど、 永遠は思い出じゃない。 終わりがあるから、次の日を迎えるからこそ思い出に残る・・・。 一期一会じゃないけど、限られた時間を、精一杯生きる、遊ぶからこそ楽しいのであって、 永遠に続く時間は、偽りの世界であり、虚無の世界である。 夏海の母と凛子の母親が喫茶店から外を眺め、夏休みで、子供たちが遊んでる姿を見て、 ずっと遊んでる事が出来るのが当然の事と言ってましたが、その言葉が、ある意味、 核心をついているセリフであり、 永遠に同じ日々が続くなんて事はありえない、だから こそ、大切にしないと・・・そう言う気持ちが込められてるセリフで印象に残りました。 スタート当初から凛子の母親は、お石様の事を知っている雰囲気をだしてましたが、もし かしたら、 永遠に夏休みが続けば・・・と同じような願いをしてたのかもしれません。 そう考えると、2人は すず、 さなと親しげに呼ぶ仲だし、 昔から偉いと、すず(夏海の母)を ほめてたし、子供の頃から2人は親友で、さな(凛子の母)は引っ越したけど再び、戻って きたのかな?そう思わせてくれます。 そしてラストで、お石様を囲んで、みんなが手をつなぎ、 4人は友達だと願う・・・。 お石様の願いは叶わなくなったけど、いや、お石様なんかに頼らなくても、 この願いは 自分たちで、作り上げる事が、願いを叶え続ける事が出来る・・・。 それこそが本当のキセキであり本当の友情である・・・。 沙季は引っ越してしまうけど、いつも一緒でつながっている・・・と。 そう思える、ステキで爽やかな終わり方で、スタート当初から中盤にかけては、作画の 崩れも相まって、方向性がいまいち見えず、どうなってしまうんだよ・・・と不安に駆られて しまいましたが、終わり良ければ全て良しじゃないですが、みんなの 青春の成長物語な 感じで 上手くまとめたなと思える最終回だったと思います。
第11話「当たって砕けろ!東京シンデレラツアー」 オーディション当日の朝、練習もしたし、選曲もバッチリで 合格間違いなしと自信満々の優香。 そして、東京に早く着き、オーディションの時間まで ダンスの、おさらいをしようと言う。 沙季は自信のある事は良い事だと言ってますが、相変わらず根拠のない自信ですねw でも、オーディション前にも練習しようと言ったりと、優香は優香なりに、 これに賭ける思いは 伝わってきます。 しかし、突然、振り付けを変えようなんて言う辺りは相変わらず、気まぐれっぷりも感じますw 「 こんなの、受かるはずないよ・・・」 オーディション会場に到着し、その人数、その雰囲気に呑まれ、自信を失う優香。 そんな優香に、 この夏、自分たちは信じられない体験をしてきたと・・・ それに比べれば、 全然普通だと、だから特別だと沙季。 「 どうして、それで良いと思ったんだろ・・・なんでもっと・・・」 オーディションが始まり、やるべき事をやってきた夏海たちに対し、 フォーシーズンのビデオ をヘビロテで見てきたと答え、後悔する優香。 そして、ダンスでも滑って転んでしまう優香。 「 なんで、わたし、もっと練習しなかったんだろう・・・」 練習してこなかった事を悔やむ優香を励ます、みんな。 次があると言う夏海に、 沙季が転校してしまうと、これでアイドルデビューが出来れば、 沙季と4人でいられると言う優香に 転校しても、オーディションに来ると沙季。 以前、優香は転校する事に反対する夏海に、 仕方が無いと冷静に現実を受け止めるべき
だと、言っていたのに、その影では、こんな事を考えていたなんて、当然自分がアイドルに成り たいという思いはあるには違いないですが、ほんと優しい娘ですね。 これで努力する事を覚えれば、完璧なんですけど、そうじゃない所が、また魅力でしょうか?w この夏は、いろいろあったと、改めて思い返すみんな。 「 夏休みが終わらなければいいのに・・・」 夏休みが終わると、窓を開けるといつもの風景が変わってしまうと、夏海。 暗くなる夏海たちから気をそらすように、 オーディションは本気だとか、 練習するようにとか、 絶妙なタイミングで明るく振舞って気遣いがさすがですね、優香は。 「 行かないで・・・」 疲れからか、熱を出してしまう夏海。 そして、 夏休みが終わらなければいいのに・・・とずっと思っていたと言う夏海に、 自分も 同じ事を思ってると沙季・・・。 そして、目を覚ますと、オーディション当日に日が戻り、驚く夏海たち。 「 明日への帰り道」の入り方が絶妙で、感動していたのに、まさかの、時間が逆行しての、 ループオチか・・・^^; しかも、お石様への願いは 遠隔操作(お願い)が可能という強引な展開・・・。 既に何でも有りな作品になっているのは、分かってはいたものの、 ここまで強引な展開に なるとは、驚きを隠せませんw
逆に言うと、もう何でもやってしまえ!!というスタッフの、ある種の開き直りには、清々しさも 感じてしまいます。 Bパートの終わりからEDへの入り方が切なく絶妙だっただけに、お石様が何かの願いを 叶えるのは構わないとしても、 時間の逆行だけはして欲しくなかったな・・・と個人的には 思ってしまいます。 これをしてしまうと、 何でもありになってしまいますからね。 そんな中でも、 アイドルに成りたいと人一倍以上に憧れていた優香ですが、7話の夏祭りの のど自慢に出場する時も、 自分が一番出たいくせに練習しないという姿を見せていた訳 ですが、今回もまた、以前よりは練習はしていたようですが、オーディションを受けに来た、真剣な 表情のライバルたちを見て、みんな一生懸命努力して、これが記念というか、 お遊びなんかじゃ ないと肌で感じたのでしょうね?夏海が言うように、チキンハートになってしまい、良い意味での 根拠のない自信が失われたり、審査中に、優香に巻き込まれたとはいえ、夏海たちは、この日の 為に出来る事を自分たちなりに精一杯やってきていたのに、 自分はフォーシーズンのDVDを 見ていただけと、夏祭りの、のど自慢の時にしてきた事と、何ら変わりない、何ら努力して きていない事に気がつき、自分が甘かった事、失われていく自信などは、オーディションと いう一種独特の世界を見る事が出来たと思う。 だからこそ、こういう一発勝負の真剣勝負を、本人たちが、お石様に自らの意思で願ったの では、ありませんが、オーディション当日に時間が戻ってしまった事が、残念でした。 最終回である次回で、どのような、まとめ方をしてくるのか分かりませんが、タイトルが語る ように、 永遠に夏休みがループして、4人はいつも一緒だよ・・・という安易なラストにだけ にはして欲しくないものですw
第10話「たいふうゆうれい、今日のおもいで」 島での思い出のアルバムを、みんなで見ながら、 4人で旅行もしたし、やり残した事も 無いと言う沙季に、何か言いたげな優香。 「 幽霊ホテル!!」 そして、 良い天気なのに台風が来ると言う夏海の一言で、 前にも突然台風が来た事が あり、お母さんに凄い怒られた事があった事を思い出すが、記憶がバラバラでハッキリ させようと、お石様に祈るが、何も起きず、そして優香が夏休みの宿題が終わってない事を 思い出し、沙季に手伝って欲しいとお願いする。 以前は、安易にお願い事をすると、 効力が無くなりそうな気がするとか、それなりに慎重 だったのに、記憶を思い出す為に、お石様の力を借りようとするなんて、お石様への願いも ずいぶんと軽くなったものですw それと、デジカメ全盛時代に、こういうアルバムを見ている姿が、なんとも新鮮な感じです。 家に戻り、宿題の準備をすると、そこには 過去の自分たちが! 4年前の自分たちを尾行していると、少しづつ過去を思い出し、 幽霊屋敷に行って、幽霊 退治しようと夏海が言いだし、みんなで武器を持って来ようと言っていたと優香。 催涙スプレーはともかく、ヌンチャクを振り回したりと、子供の頃の沙季は、ずいぶん暴力的 だなと思ったけど、そういう理由だったのね。 で、幽霊退治には、定番?のお札はを持ってきた凛子の ドヤ顔っぽい表情が、かわいく 今回のベストショットですw 「 それは幽霊に助けられたから・・・」 台風が来る事を知らず、幽霊屋敷に向かう4年前の自分たちを心配する沙季に、 今、無事 なのだから大丈夫では?と言う優香に、 幽霊に助けられたからだと凛子。 そして、 先回りして真相を確かめようと優香。 いくら幽霊屋敷とはいえ、海沿いのこんな細い道?を通らなくてはダメなのか?w 別ルートで先回りできる様だし、4年前の夏海たちは、なぜ、こんな危険なルートで向かった のでしょうかね? それなりに大きなホテルのようですし、廃墟になったとは言え、 少なくても車が通れる道は あると思うのですがw 屋敷に潜入すると、足音が聞こえ懐中電灯で通路を照らすと、 人影が映り、逃げ出す4年前 の夏海たち。 幽霊の正体はやはり、今の夏海たちだったのですねw 今の自分を幽霊だと思い込み、転んで、はぐれてしまい必死にお札を投げつける、4年前の 凛子がなんとも言えず、かわいいですね。 それに比べ、沙季や夏海たちは、 かわいげの無い子たちですw それだけ、幽霊退治もありますが、 凛子を助けたいという現われでしょうけどね。 「 思い出した・・・何でわたしたちが、ここに来たのか。」 4年前の自分たちから逃げ出し、とある部屋に閉じ込められ、部屋の隅にあるステージを 見て、 のど自慢大会で優勝し、コンサートを開こうとしたと、凛子は、4年前に作った 手作りチケットを優香に渡す凛子。 そして、ステージに上がり、歌う優香の後を追い、歌いだすみんな。 この ホテルの紹介雑誌を見て、ここでやろうと考えてたみたいですが、 既に廃墟で幽霊 屋敷と呼ばれていたのに、コンサートをやろうとしてたのか?w
なんて言うか、凄い度胸ですねw というか、仮にやっても、 こんな所に客が来るのか?と思ってしまいますが、それは純粋に 歌が好きで、歌を聴いてもらいと思うのが精一杯で、そこまで考えてないのでしょうねw しかし、沙季の雑誌はいったい、どのくらい古い雑誌なのかが気になる。 ちなみに、武器を見せ合って、お札と間違ってたのが、チケットだったようですね。 台風の最中、海沿いの道を進んで帰る、4年前の夏海たちは、高波にさらわれそうになるが それを助ける、夏海たち。 「 お姉さんたち、もしかして。」 「 いつか分かるから・・・今はまだ・・・」 危ないところを助けられ、沙季に、たずねようとする4年前の沙季の言葉を遮り、そういう沙季。 そして消えていく、夏海たちに 幽霊だと驚き逃げ出す、過去のみんな。 4年前の自分たちが未来に来た訳ですし、消えたのではなく、 元の世界へ戻るために逆に 自分たちが消えていってるんだけど、消えていくように見えたのかな? 本来なら、間違いなく消えていくのは4年前の方な訳で、幽霊というオチを作るためにも、 そうぜざるを得なかったようで、ちょっと強引ですねw そして、4年前の自分を見て、 フォーシーズンのように本気で成りたかったと改めて思い 出す夏海たちに、言い出せなかったと、 1次オーディション通過の通知を見せ、 最後の思い 出つくりに受けてみようと優香。 ローソンだけじゃなく、 トヨタレンタリースや マクドナルドなど実名が登場しましたね。 でも、協力のテロップに2社が入っておらず、大丈夫なのかな?なんて余計な心配をして しまいましたw アバンでの、あの 遠慮の無さそうな優香が言いづらそうにしてるなんて、意外な感じです。 それだけ、1次とはいえ、オーディションを通過し、 夢の実現への一歩を踏みだしたという 重みのようなものを感じたのかもしれませんね。 と同時に、 みんなを、本当に巻き込んでしまった・・・そんな責任感のようなものもあり、 なかなか、言い出せなかったのかもしれません。 でも、幸か不幸か、 4年前のアイドルにあこがれていた頃の、幼き自分たちを見て、 夢への思いを再燃させるという、展開が、なかなか上手く連動させたなと言う感じで、最近、 影の薄かった、お石様ですが、 久々に良い仕事をしたな・・・そんな感じですw そして、過去の自分たちが未来(現代に)に来たのか?という理由も、のど自慢で優勝し、 デビューには本当なら4年はかかると、 4年後の未来を知りたいと偶然にも願ってしまい、 それが実現し4年後の未来に来てしまったと、理由付けもありましたしね。 ちなみに4年という年数は、本人たちがオーディションに合格し、スフィアを結成したのが 3、4年後ですから、そういった意味で4年後なのでしょうね? しかし、過去の自分に遭遇すると、 タイムパラドックスやら ドッペルゲンガーやらが 生じ、タブーとされてるのですが、思いっきり自分自身を助けたりと、定説を一切無視して、 事を運ぶいさぎよさがステキですw まあ、お石様のキセキにより、 過去の自分が未来に来た訳ですし、タイムパラドックスに あたらないとも言えますけどね。 そしてラスト2話?は、いよいよ、本当に、オーディションを受ける事になりそうで、正に スフィアによるスフィアの為のアニメと成りそうな感じですねw
第9話「旅のソラのさきのさき」 「 お・・・お胸が!?」 民宿、晴に到着すると、出迎えたのは優香を助けてくれた子が目の前に現れ、男だと思って たら女の子で驚く、優香たちに、その男の子は双子の 沖山小晴で、自分は 姉の千晴だと 言うが高校生かと思ったら同じ中二である事を知り、愕然とする、優香と凛子。 水着とかスウェットスーツで胸がつぶれていたのじゃなくて、双子だったのね。 顔の作画の崩れだけじゃなく、胸の大きさも崩れたのか!?なんて、ツッコミを入れたかった けどこれなら納得ですw そして、同学年の千晴の胸の大きさと比べ優香と凛子は愕然としてたけど、夏海は、そう いうのにはあまり興味がないようで、なんか 夏海らしいな・・・って感じです。 沙季は・・・気にする訳ありませんね!?w しかし、優香が旅館の通り道にあった学校での部活を見ようとしたら、不機嫌になったりと 沙季が転校して欲しくないという思いが、思わず感情として出てるようですね。 「 あの下田の水越先生って知ってますか?お医者さんの!」 静岡の下田から来たと、言うと、そう千晴に聞かれ驚く、みんな。 そして 、診療所が休業して、水越先生が着てくれると助かると、女将に言われ、千晴の 一斉メール送信で、知れ渡り遊びに来た、子供たちから、逃げるように沙季を風呂へ連れて 行く、夏海。 いきなりのVIP待遇ですかw メールだけじゃなく、民宿の前で噂話をしたりと、小さい町ですし、噂が広がるのは早そう ですね。 沙季がのぼせ、鼻血を出し、騒いでいると小晴が心配し現れ、消えてしまう沙季。 なぜに、 お石様がw ともかく、沙季は、男の小晴に裸を見られたから恥ずかしくて消えたのではなく、 本土もんと 冷たく言われた事で、 顔を合わせたくなかったからなのでしょうね? 優香だったら、そう言われても、気にしないで・・・と言うか、そう言われたら返って積極的に 接していきそうですが、自分から遊びの誘いも出来ないくらい、受身的な沙季ですから、言わ れた事に対して、 悶々と悩みそうなタイプですからね。 しかし、4人の並びの位置と手の位置が、何か不自然ですねw 「 お石様の親戚。」 沙季が消えたのは、 あの子のせいだと、石を指差す凛子。 今までも、法則は関係ないけど、4人とも手を石の上においていたとはいえ、 簡単に願いが 叶う石のようですねw 透明人間ネタは色々ありますが、食べてるシーンを見た記憶があまり無いので、 食べたら こんな感じになるのかな?って、妙に納得できて面白い。 「 どうすれば、いいの?」 今までの出来事を思い出し、引越しについて思い悩む、沙季。 一方、沙季が消えたのは、 何か悩んでるからだと凛子に言われ、 引っ越すのが嫌だと 思うと、そして、 おじさんを説得するから、沙季は引っ越さないと言う夏海に、驚く優香と 凛子。 一人増えるのは生活が大変とか、 世の中仕方がない事があるとか、 あの優香が、 すごくまともな一般論を語り夏海を、たしなめるなんて意外すぎるw ていうか、優香に言われたら、おしまいですねw でも、会うのは遠くて簡単じゃないし、「 窓を開けても居ないんだよ。次元が違うよ。」 この夏海の一言に、沙季に対する 思いの全てが集約されてます。 そして、沙季の為に、みんなで思い悩んで考えたりと3人の友情が、ギュッと詰まってる シーンだと思います。 千春に島を案内すると言われ、あちこちを観光する、夏海たち。 そして、 水越先生が勤務する、診療所に行きたいと優香が言い出し、診療所に向かう。 「 先生の机に触るな!!」 診療所に現れ、そう怒鳴る小晴。 そして、(おじいちゃん先生は) 本土から新しい医者が来て、続けられなくなり本土の 孫の所に行くと言う。 小晴は、 泳ぎも勉強も教えてくれた、おじいちゃん先生が大好きで、体を壊し無理 だって事は、頭の中ではきっと理解してるのに、別れたくない・・・そんな思いがあり、 夏海たちを犬猿し、いわば八つ当たりしてた理由だったのですね。 小さな町なんかで、 よそ者が来ると、それを快く思わない、それかと思ってましたが、 完全に誤解でした。 しかし、沙季の母親が、島は良い所だと言っていて不思議だな?と思ってましたが、沙季が 生まれる前かどうか分かりませんが、この島に来ていて知っていたのですね。 「大丈夫、絶対いい先生だよ!わたしたちの友達のお父さんだよ。」
で、その思いは夏海にとっても同じ思いであり、千晴の「 寂しいのは、こうちゃん一人じゃ ない。」その言葉が、夏海のモヤモヤした気持ちに ケジメを付けさせてくれたようです。 そして、最後にと島の人しか知らない特別だと、教室からの美しい景色に感動し、元に戻る 沙季。 沙季も夏海と同様に、別れるのは寂しいけど、こんな綺麗な景色・・・そして、(水越先生を) 待っててくれる島の人々がいる・・・。 この島で暮らす事を決心し、 結論が出たから元に戻ったという事なのだろう。 「どこでもいいわ、みんなと一緒なら♪」
島を離れ、 次はどこに行こうか?と優香。 そして、 思い出を作れるなら、どこでも良いと沙季。 いや~、いい話だった。 なかなかの 感動ストーリーで、やはり作画の崩れが少ないと、感動もアップしますねw そして、4人にとって・・・特に沙季と夏海にとっては、一回り成長し、 充実した島への旅行 でした。 当たり前だけど、別れがあれば出会いもある。 夏海たちが、沙季の引っ越す場所に行きたいとやってきた島で、 本土もんと、小晴に冷たく 言われ、この旅行はどうなってしまうのか? 本土ものを受け入れてくれるのか?そんな閉鎖的な島でどうなってしまうのか?と、 思いきや、小晴も実は、水越先生と入れ替わりで離れる、おじいちゃん先生と別れるのが 嫌だと、言わば 夏海の考え方を持つ女の子であり、夏海や沙季の結論を導き出すために、 登場したキャラだったのですね。 診療所の場面からラストまでの展開が、寂しさもあるけど、爽やかさもあり感動です。 沙季を除いての3人が歌う「 夏を越えてキミと」の挿入歌も、絶妙なタイミングで、セリフが ある為、歌詞が聞き取り難いですが、 夏での思い出や、今までの思い出を胸に、転向して しまうけどずっと、友達だよと・・・そんな感じの詩が泣かせます。 そんな挿入歌の中、吹っ切れたみんなが、転校の挨拶の練習をしたりして、そしてラストに 見せる 沙季の笑顔が印象的であり、素晴らしい1話だったと思います。
第8話「ゆううつフォートリップス」 「 優香なんか、やらかさないかなぁ・・・」 遊びの連絡が来ず、寂しがる沙季へ、 優香が旅行に行こうと言ってると、夏海。 言う。 トラブルメーカーの優香も、 こういう時には役に立つという事か?w それにしても、沙季は自分から遊びに誘うのも、恥ずかしかったり、夏海から誘いの電話が 来て、嬉しい癖に何事も無かったように話すなんて、見栄っ張りですねw 「 四人で修学旅行♪」 沖縄、京都・・・候補は出るも決まらず途方にくれていた所、 沙季が引っ越す東京へ行って 見たいと、夏海。 スカイツリーに武道館・・・盛り上がる、優香たちに、 東京でも島だと恥ずかしそうに言う沙季。 島としか沙季は言ってないですが、地形から見ると、 八丈島のようですね。 しかし、まさか八丈島に引越しだなんて。 見栄っ張りな沙季ですから、東京なのは間違いないし、 東京とだけ言うのも分かる気がします。 それと、どうでもいいが、夏海がスイカバーを食べてましたが、きっと同じ成型品の型を使って でしょうが、スカイツリーのアイスバーがロ○テから出てるのですよねw いよいよ旅行当日、 手作りの、しおりを手渡す沙季w 沙季って、コダワリ派なのねw リビングで父親と会話している時、ペンを持って勉強でもしてるのかな?と思っていたけど、 きっと、しおりを作ってたのでしょうね。 夏海は沙季に 昔から凝り性と言ってましたが、こうやって 4人で旅行に行けるのは最後 かもしれないと、そういう思いもギュっと詰まってそうです。 そして、下田から旅立ち、 吉田拓郎の 夏休みの沙季バージョンが、旅って感じでGOOD♪ 特にポータブルプレイヤーから流れはじめ、窓からは海の景色が見えるなんて上手い演出 ですが、せっかくなのだから、晴れている景色が見たかったです。 で、優香が 東京タワーと、両手を上にあげてたけど、このポーズが戸松遥の、 あべのハル カスネタとダブり笑えたw というか、狙っての作りだろうと思う。 荷物を置き、船内を探検する皆。 特等席を見に行こうと優香が言って、沙季たちが怒られると制止しようとすると、怖いんだと 言っておきながら、誰か来たら 真っ先に逃げるなんて、前回の 水風船の濡れるのがイヤと いう回想を思い出させます。 そして、そのエピソードと連動して、優香が水着を探してた時に見つけたと、水風船を持ってくる なんて出来すぎですねw しかし、優香は懐中電灯で夏海の事を脅かしたり、船酔いしてゲ○したりと、騒がしいだけじゃ なく、ホント 迷惑なヤツですw 「 今回は、旅行だけど、つぎ行くときは引越しなんだって思っただけ。」 島が見え、暗い表情をする沙季を心配する夏海に、そう言う沙季。 そんな沙季に 中学のときだけでも居られないか?と夏海は言うが、 島の病院で働くのが 父の夢で無理で、わがままだと言う沙季に 、どうして我慢するのか?と夏海。 我慢をしてると自己主張が無いといわれ、主張をすると、我がままで自分勝手と言われる。 難しいテーマであり、夏海も沙季も間違えてないですよね? 当初は、お石様に 引越しが無くなる事を願えば良いのでは?と思ってましたが、父親の 意思を尊重しているようで、それを願うのは沙季が嫌がりそうです。 「 これだから、本土もんは!」 そして、島へ到着し、準備運動もせずに海に入り、足がつり溺れる優香を助けてくれた子に お礼を言う沙季に、そう冷たく言い立ち去る島の子。 フォートリップスって何だろう?と思ってたけど、4人の旅行者って意味だったのねw 引越しの日が近づけば近づくほど、沙季の心の中にある 引越しへの不安が良く分かる回 でした。 アバンを見て、沙季の部屋の荷物が明らかに少なくなっており、近づいてるな・・・とは瞬時に 思ったのですが(それを代弁するように、母親が片付いてると言ってましたが)、別れたくないけど 別れの日が、刻一刻と近づいてきている。 と、同時に引っ越す事により、 夏海たちとの友情が失われてしまうのではないか・・・? 自分の事を忘れてしまうのでないか・・・? そんな、自分の心の奥底に眠る 深層心理というか一抹の不安が夢となったのでしょう。 それは同時に、 未知の街へ行くという不安・・・。 転校とは、少なからず不安があるもので、Cパートで、 本土もんはと、冷たく言われ(まあ、 準備運動もせず、海に入った優香が悪いのだけどw)、その瞬間、 こんな場所で上手くやって いけるのか?と思ったことでしょう。 島の住民じゃない、本土から来た自分を受け入れてくれるのか・・・?
ラストの沙季の顔は、そんな不安な表情でした。 でも、この女の子ときっと分かり合え、友情が芽生え、転校も悪くない、 新しい場所でも上手く やっていける(はず)・・・と、そう思える話になっていきそうですね。 多少の作画の崩れを気にしないタイプで、今までも崩れているところはあったのですが、それ でも、何というか全体的なバランスは悪くなく、あまり違和感は無かったのですが、今回の特に Aパートラストでの場面は、 さすがに酷い・・・そう言わざるを得ない崩れ方だったw 特に、このキャプが、顔も別人だし、表情も笑顔なのでしょうが、 表情が硬く、楽しんでるよう には、全然見えず、なめとんのか!?と思える1シーンです。 最近、なかなかストーリーの出来が良いだけに、この作画の乱れが残念でなりません。
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