本日、以前より
店舗拡張工事を行っていた住吉書房元住吉店の
1階が先行オープンしました。
従来の住吉書房は2階・3階であり、1階はパチンコ店だったのです
が、
パチンコ店の契約満了・退去に伴い書店の店舗拡張および
バリアフリー化工事を進めていたものです。
■工事中の住吉書房元住吉店
ここしばらくの間、上記のように
工事用の防護シートで覆われており、
パチンコ店の取り壊しと住吉書房の店舗工事が行われていました。
■店舗拡張の告知
この時、防護シートには
店舗拡張についての告知が掲示されてい
ました。要点をまとめると以下の通りになります。
・エレベーターが2階からしか乗れないために車椅子、ベビーカー
利用の方には不便をかけていたが、エレベーターを1階から乗れる
ようにすることでそれを解消する。
・店舗拡張により総売場面積が300坪となり、お客様の多様なニーズ
に応える。
児童書コーナーにベビーカーで行きたい場合も多いと思いますが、
これは大きなアクセス改善になりますね。
ただし
本日の時点では1階の先行オープンのみであり、2階・3階や
エレベーターの工事完了はもう少し先になります。
■住吉書房元住吉店のリニューアル日程
2月22日(月) 1階プレオープン(本日)
2月中旬~3月中旬 2階、3階改修工事
3月中旬 グランドオープン
6月~7月 エレベーター全階開通
とりあえず本日1階をオープンし、それを代替店舗として2階、3階の
リニューアルを進め、3月中旬に一応店舗の再構成を完了。
エレベー
ターが1階から乗れるようになるのは6月~7月くらいという予定に
なっています。
■リニューアルした住吉書房元住吉店
そんなわけで店舗全体の工事はまだまだ続きますが、現在、
住吉
書房元住吉店の外観自体は仕上がっているように見えます。
■入口のスロープ
入口には階段がありますが、横に
スロープが設置されています。
Uターンするところで曲がるのがやや大変そうではありますが、車
椅子やベビーカーでも通行することができます。
■拡張オープンした1階店舗
1階店舗内も、ご覧のように綺麗に仕上がっていますね。現在は
この1階のみの営業となっていますが、これで
1階~3階まで一貫
した店舗として出来上がれば、なかなか良い書店になりそうです。
以前、武蔵小杉ライフで実施した
「武蔵小杉に関するアンケート」
でも、
「大型書店」「充実した書店」に関するニーズが圧倒的である
結果が出ました(
2009/3/13エントリ参照)。裏を返せば既存の書店
に対する不満ということになろうかと思いますが、元住吉のこういっ
た既存書店の動きをうらやましく感じる方もいらっしゃるのではない
でしょうか?
アンケート回答者の多くが単に「書店」ではなく、「大型書店」「充
実した書店」「気の利いた書店」といった回答であったことを踏まえ
ると、書店であれば何でも良いということではなく、要するに
知的
好奇心を充足させてくれる書店、ということなのでしょう。
一方で、
書店というのは儲かりにくい商売という面もありまして、
それだけ本当に買い支えるニーズがあるのか? という事業者側の
シビアな見方もあるのかもしれません。
さしあたり、書店ではありませんが
中原図書館が市内最大の図書
館として再整備されますので、それは読書環境としては大変嬉しい
ところですね。
住吉書房元住吉店は7月ごろまで工事が続きそうですが、武蔵小杉
からも自転車であればさほど時間はかかりません。
ブレーメン通り
商店街でのお買い物があれば、ちょっと立ち寄る楽しみになりそう
です。
【関連リンク】
住吉書房公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 住吉書房元住吉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート