高松で。そして明日は広島です。
昨日は、高松に日帰りで行って来ました。
香川県と県看護協会主催の「思春期を考えるつどい」今年が28回目。一年に一回のこの会の、なんと私は3回目に講演をしているそうです。そういわれて思い出しました。当時の県の看護協会の会長さん、私が当時好きだった服、斉藤都世子さんのニットの服を着ていったら、会長さんも斉藤さんの服を着ていらっして、同じブランドが好きだということがわかって、気持ちがなごんだのです。その会長さんは、もう83歳になられていて、ご健在だと。今日の会に来たいと言っておられたのが、体調を崩されて来られなくなったと伺いました。
25年前なのですね。ずっとこの会を続けてこられた県と県看護協会に敬意を評します。続けることが大切!!そう思います。
と言ってふと気づきました。私も25年前だったら、前の病院勤務中。なんと、私はまだ30代です。それがアッと言う間にこの年です。長く続けてきたなあと、改めて思いました。帰りながら、もうそろそろ引退してもいいかなあ、なんて。
今、教育界が性教育に後ろ向きでも、現場では本当に大変で。そのことを理解している健康・福祉関係の行政の方たちが頑張っていらっしゃる、そのおかげで私の講演会もあちこちで開いて頂いているのですが。ありがたいことです。これも厚労省と文科省の管轄の違いですね。一体いつになったら、文科省は変わるのでしょう!!
明日の性教協広島サークルの会。そんな中でも、現場で頑張っている小学校の先生の実践の模擬授業があります。彼の模擬授業は以前受けたことがあります。生徒たちへの愛情あふれた、本当に情熱いっぱいの授業でした。彼に教えてもらった生徒たちは本当に幸せだと思いました。
単に、体の変化だけでなく、たとえば自分が腹が立った、怒ったときには、どう自分自身を表現するか、アサーションに基づいたその授業は、とても素晴らしくて。医療の現場に篭っている私にも、とても新鮮で。私もですが、私の夫にも、それからすべての医療関係者も、こんな授業を受けてほしいものだと思います。人の心を大切にした会話。とても大切なことですね。
村瀬先生のお話も久々です。先生は、広島大学の公開講座にも毎年のように来られています。一ツ橋大学での学生たちへの授業も、もう長い間取り組んでいらっしゃいます。エリートといわれている、受験勉強に頑張ってきた学生たちが、いかになんにも教育を受けていないか、その学生たちが、先生の授業を受けて、だんだんと気づいていく様子が、先生の著書「恋人と作る明日」(十月社)に書かれています。学生たちのレポートがとっても面白くて。
もし、彼らが先生の授業を受けなかったら。そのまま社会に出て、パートナーができて、その彼女との関係作りをどうしていたことか、と怖い思いを彷彿とさせます。私の現場でも、そんなエリートと結婚した女性たちの、とてもしんどい状況を見てきています。
明日、多くの方と出会えますように。
昨日、高松駅について、会場まで少し時間があったので、駅の二階でうどんを食べました。海老天二匹が入ったてんぷらうどん、しこしことこしのある讃岐うどんです。広島食べる讃岐うどんは、どうも出汁が濃過ぎて。ここのはちょうど良かったのですが、その出汁が少なくて。讃岐うどんって、基本的にはつけ汁で食べるものなのでしょうかね。
「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。
| 固定リンク
コメント
しまった!!
香川在住の知り合いに、先生のファンの方がいらっしゃるのですが、講演会の事を教えてあげれば良かった!!!
投稿: 銀蔵 | 2012年2月10日 (金) 08時55分