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情報の暴走

私も家内も昔から朝日新聞が嫌いであった。正義の味方ぶった、変なモラルの押しつけが鼻につく。ところが、恥ずかしながら、今はマイナー新聞となった朝日をとっている。私も家内も猜疑心が強く、情報はあまり信用しない。ネットの情報は、ほとんどデタラメであり、「情報は正しい」という妄想は、現代では通用しない。STAP問題でも明らかとなったが、最も権威のある科学雑誌でも信用できないのに、ほとんど思考力のない人間の書くことなど、信用する方がおかしい。
しかし、今回の朝日の問題は、多くの人を傷つけたという意味と、国益をl著しく損ねたという点で重罪であり、当然のことながら、時代劇風に言えば「打ち首獄門」である。NHKの報道と、笹井氏の問題との因果関係も云々された。報道に私は悪意を感じたが、直接的な因果関係を証明する事はできないだろう。
私は朝日をとっていなかった。20年ほど前に、朝日新聞の記者とその奥さんと話す機会があった。奥さんが、「どこの新聞をとっているの」と聞いてきた。私は「○○新聞です」と答えた。その時に言われたことは、「あなたは文化人ではないわね。教養のある人は朝日新聞を読むのよ」。これで私は朝日がさらに嫌いになった。
その後、遅配の問題が起こった。6時には新聞がこないと、読む時間がとれない。新聞配達の順番の関係で、新聞が遅れてくることが頻発した。そこで、いくつかの新聞代理店に電話をして、何時に配達できるかと交渉した。最も配達が早いのが朝日。単純な理由である。
今回の騒動後も、家内とどの新聞にするかを話し合ったのだが、配達時間が遅いのは困る。個人的には右翼的な産経が面白いと思っているのだが。配達期間の交渉を、もう一度やってみよう。時代は変っているかもしれないのだから。