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ヒトメラニューモウイルスと溶連菌

ゴールデンウィークにしては静か。待ち時間は最高で30分。土曜日だけはおそらく長くなるだろう。テーマはヒトメタニューモウイルス(MPV)感染と溶連菌。基本的には好発年齢と症状が違う。MPVは0歳から3歳、溶連菌は4歳から中学生ぐらい。
連休の予定を以下に。
5月2日(土曜日):通常通りの診療
5月4日(月曜日):7時30分から11時まで
5月6日(水曜日):7時30分から11時まで
5月5日だけは予定がない。家内と散歩に行く予定だが、こどもの日なので、どこに行っても人が多いはず。散策コースを探し中。昭和記念公園近辺になるのかな?

キリギリス届く

生まれたばかりのキリギリスが、10匹(以上)宅急便で届いた。ケースに土をしいて、エサをセットして移し替え。飛んで逃げるし、入れても出てくるし、この作業は結構神経を使う。今年は早めに届いたので、ゆっくりと育てて、「ギーチョン、ギーチョン」という声を楽しみたいと思う。
今年はカブトムシに幼虫は育たず、オオクワガタとノコギリクワガタの幼虫を育てている。小さい頃からの趣味で、この癖というか、習性は治りそうにない。夏は虫、冬は鳥、春夏は魚と四季折々、テーマは決まっていた。群れるのが嫌いなので、ほとんどが単独行動。これからは虫の季節。ワクワクするのは私だけ?

40度

ここにきて、39度から40度の高熱が出る患者さんが増えてきた。溶連菌にしては高すぎる?アデノ、RS、ヒトメタニューモウイルス(MPV)、ロタ、インフルエンザなどが疑われる。セキが強くて呼吸が苦しい場合は、RSかMPV。軽いセキならインフルエンザ。嘔吐があればロタ。症状がない場合はアデノか化膿性扁桃腺炎。
色々な病気が姿を見せ始めた。恒例行事なのだが、今週は少し忙しくなる予定。29日(水曜日)は7時30分から11時までの診療。急患のみの対応。スピードアップする予定。ご協力お願いしたい。

ゴールデンウィーク前は荒れる?

予想通り、溶連菌が増えてきました。アデノウイルス(プール熱)も増えてくるのでは?と予想しています。ヒトメタニューモウイルス感染やRSウイルス感染、マイコプラズマ肺炎も散見され、「三宅小児科すぎなみ」からロタやRSが報告されています。通常ゴールデンウィーク前にの4月下旬は荒れ模様となりますが、今年は比較的静かな年ですね。
ゴルデンウィークは以下の予定を。
4月29日(水曜日):7時30分から11時まで
5月2日(土曜日):通常通りの診療
5月4日(月曜日):7時30分から11時まで
5月6日(水曜日):7時30分から11時まで
なお、5月13日(水曜日)、14日(木曜日)は臨時休診させていただきます。「三宅小児科すぎなみ」は13日(水曜日)は臨時に診療する予定です。宜しくお願い致します。

2回目の学校検診

今日は2回目の学校検診。今朝は聴診器などの小道具の準備。前回は学校に、書類を忘れて迷惑をかけてしまった。年のせいか、置き忘れや物忘れが多い。ま、元々忘れ物常習犯ではあるのだが。今日も三女が鞄持ち。娘と話ができる時間は、個人的には楽しい。
杉並はBCGが個別接種となった。当院では接種出来ない。また、杉並ではロタワクチンとオタフクワクチンについても助成があるが、当院では助成券は使えない。この点はご了承願いたい。
昨夜も雨が降った。今年の4月は雨が多く、逆に待ち時間は0から10分ぐらいで推移している。ストレスが少なく、有り難い。今週末は三女たちが広島に帰省する予定。家内と次女も5月にリベンジの(?)帰省を計画中。家族みんな、忙しく時間に追われる生活。子育て中のお母さんを見ても、本当に大変だと思う。まあ身体が動くうちは、バタバタを楽しむしかないのかな?

今年の手足口病

手足口病が流行するのでは?という報道。東京でも局地的に流行がある。臨床的にはコクサッキーA16型のようだ。発熱はほとんどなく、手の掌と足の裏に発疹、口内炎、肛門の周囲と膝にも発疹というタイプ。重症化はほとんどない。
基本的には発熱がなく、食欲があれば登校、登園は可。

溶連菌の当たり年?

4月も下旬に入り、少しずつ感染症が広がってきた。ハナとセキの風邪、嘔吐下痢、手足口病、伝染性紅斑(リンゴ病)、ヒトメタニューモウイルス感染、溶連菌感染など。私が気になっているのは溶連菌。4年前に大流行した年があったが、今年も多くなるのでは?と思っている。
溶連菌の症状は、発熱、咽頭痛、嘔気、嘔吐、腹痛、頭痛、かゆみのある発疹などである。ハナセキはない。好発年齢は幼稚園から中学校の世代。ただし、家族感染で大人もかかる。夏休みまでは溶連菌に注意。

結婚記念日雑感(珊瑚婚)

私事で申し訳ないのですが、明日が35回目の結婚記念日。珊瑚婚と呼ぶのですね。35だから珊瑚。ちなみに30年目を真珠婚、40年目をルビー婚というらしい?娘たちがケーキをお祝いに。夕方、2人で味わいました。
私が信じているのは、自分の直感力。理論的な背景はないのですが、「これだ」と思うことはありませんか?逆に「なんか変だ」と思うのも直感力。おそらく、今までの経験を思考の蓄積が、自然に出てくるもの。理論より先に直感力。変なこじつけや、都合のいい理論より、この直感力が正しいと思っていました。6年間一度も話したことがなかった家内と、薄暗い夜道で出会っと時に、直感力は働きました。家内の直感力はどうだったかは、確認していませんが。
結婚して帰省した時に、母も直感力が働いたのではと思っています。家内を見て、母は本当に嬉しそうでした。でも、私も家内も、そこで直感力が働きます。今でも「あの時の違和感は」と家内は言います。「笑みのなかに、絶対に返品不可と書いてあったよ」と家内。私も全く同じ感覚を持ちましたね。
一緒に生活するのは楽しいですよ。次女の神尾が笑いながら「母の忍耐の35年」。まあ、否定はしませんが。結婚は5枚切る予定の2枚目のカード。カードを切る根拠は当然直感力。歩いて、登って、見て、聞いて、五感を研ぎ澄まして直感力を磨いていきたいですね。
ケーキを食べながら「これからもよろしくね」と言ったら、「こちらこそ」との返事。人生は直感力の勝負?残りは運かな。

欠航

昨日の夕方、珍しく携帯が鳴った。今日の早朝、家内と広島に帰省する予定の次女の神尾から。「明日は広島へは、飛行機は飛ばない」とのこと。広島空港のレンタカー会社から、連絡があったらしい。空港の整備不良なのか、天候のせいなのか。飛行機が使えない時には、土曜日の午後に家内1人で、新幹線で広島に向かう予定だったが、時間的には無理。帰省は諦めることになった。アクシデントは仕方がない。
全く話は違うのだが、私は生鮮食料品を見るのが好き。物価の動きを、いち早く把握できるから。ついでに、牛肉と豚肉の品揃えも。肉は地域の生活レベルを垣間見ることが出来る。この2ヶ月、物価は高くなった。同じ値段でも、品物の量が2割ぐらい減っている。明らかにインフレである。原油以外の輸入物価が高くなったからだと思っていた。
先日の会議の雑談で、輸入小麦、大豆、牛乳と乳製品の価格を、ドルベースと円ベースで検討してみた。チャートをみると、すべての食物原料が円ベースでもかなり安くなっている。原油などは半値である。円安の影響というのは、まさに幻であり、インフレ誘導に便乗した値上げをいう結論になった。どこかで、大きな利益が発生し、消費者が負担していることになる。大手企業のベースアップがマスコミで大きく取り上げられ、いつかは給料が上がるだろうという期待。インフレは良いことという刷り込み。
私は贅沢には全く興味がないので、インフレの影響は主に食品。まあ、美味しい物も、全く興味が無いのだが。歯が悪くなって、果物はバーミックス、野菜はスープメーカー。1歳になったリクが、私のスープを喜んで食べている。家内が歯科の健診に行った時に、私のかかりつけでもある歯科の先生が、私の事を心配して、「少しは硬い物を食べてもいいですよ。介護食ではなく美味しい物を」と。そこで家内は、「介護食ではありません。離乳食ですよ」と答えたらしい。この離乳食はとても美味しくて、私はとても気に入っているのだが。
話は脱線したが、インフレは悪いとは思わないのだが、この後に来る生活は、おそらく今以上に苦しいものになるのでは?と私は思っている。

広島空港再開

事故の広島空港が再開。家内と次女とハルとナツは、日帰りで広島へ。レンタカーで義父のもとに。義父は「無理をしないで」と言っているが、家内と次女の気持ちで。義父に会ってから、義母の墓にお参りしてUターンの予定。次の週末は三女夫婦とカイとリクが、広島に向かう予定。何とも忙しい話だが、義父が曾孫に会うのを楽しみにしているらしい。家内は「孫や曾孫に会うと顔つきが違う。急に元気になる」と言う。
昨夜は世田谷区医師会主催の、BCGの講習会があった。1年前から世田谷ではBCGが個別接種になっている。この講習を受講しないと、BCGの接種はできない。私も家内も1年前に受けている。昨夜は三女がこの講習を受ける事に。とういうことは、家内がリクとカイの面倒を見ることになる。体力のある2人を家内だけに任すわけにはいかないので、私も参加。そこに仕事で「すぎなみ」の神尾が立ち寄った。ハルとナツが参戦して大騒動になってしまった。
三女は10時前に帰ってきて、カイとリクを寝かしつけたところで、やっと私と家内は風呂に。今週もバタバタしたが、来週も同じパターンになりそうだ。

心雑音

昨日は小学校の春の健診。3回に分けて行うので2学年を2時間かけて診察。三女が鞄持ちとして、嬉しそうについてきた。久しぶりで、新しくなった小学校に感慨深い様子。
健診のポイントは心音。昔のブログでも書いたが、私の聴診器は35年もののヒュレットパカード(HP)が作っていた骨董品。使っている医師はまずいない聴診器。このヘッド(聴診器の先端)は優れもの。他の聴診器とは、音の解像度が違う。心音も呼吸音も、他の聴診器で聴くと、私にはほとんど聴こえないように感じられる。問題は聞こえ過ぎること。
診察すると、ほぼ全員の収縮期雑音が聴かれる。そこから、異常か正常か?を判断するのだが、健診はスクリーニング。心房中隔欠損などの音を見逃すわけにはいかない。少しオーバーに異常を拾って、一度だけ検査をして貰い、異常が無いのを確認するのがスジ。昨日は迷う例が3例あった。
いろいろ、迷う事例もあったが、子供たちと顔を会わせるのは楽しい。新築の校舎はは新鮮?残り2回の健診を楽しみにしている。

広島空港の事故

今週末は家内と次女とハルとナツが、空路で広島に帰省する予定であった。母方の孫や曾孫は特別なのか、義父もとても会うのを楽しみにしているようだ。来週末も娘達は広島行きを予定しているらしい。「家系は母方を中心に動く」が、私の幼い頃からの考えである。つまり、生物の掟。
ところが、広島空港の事故で、事情が変る可能性が出てきた。現在、広島空港は閉鎖されている。事故の検証が終わらなければ、空港は利用できないだろう。静観するしかないのだが、予定が立たない事態となった。
今日は久しぶりの晴れ。明日も天気はよさそう。午後から学校健診で、その後は会議。やることがあるうちが花?

寒い新学期

新年度になって2週間。やっと慣らし保育が終わり、小学校も給食が始まった。雨の多い4月で、気温も低い。爽やかな気分になれない4月の始まりである。今日も午後は激しい雨になる予定。
ヒトメタニューモウイルス感染の小流行はあるものの、他の感染症はほとんどなく、この気温では予防接種も少ない。テーマは保育園で流行する予定の、ハナとセキの風邪かな?今週の木曜日の午後から、小学校の春の健診が始まる。初仕事((^0^))今週末は家内と娘たちが広島に帰省する予定。仕事は忙しくないのだが、何だかバタバタした4月である。

エコキャップ運動

ご存じのエコキャップ問題。大まかに言えば、ペットボトルのキャップを400個から500個で、1人分のポリオワクチン代(おそらく日本では危険と非難された生ポリオワクチン)20円が、NPOエコキャップ推進協会から、「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付されていたのが、(おそらく内紛で)この1年間寄付がないという事実がオープンになった。
元来、エコキャップ運動が果たしてエコなのかは大きな疑問であり、その数千万以上の売り上げを当てにしてきたNPO法人も、大きな問題である。果たして善意で集められたキャップが、きちっと子供たちのワクチンとして届いたのかも、大きな疑問が残る。
またエコキャップに賛同した方から、多額の寄付がなされていた可能性もある。また、キャップを集めるために、ペットボトル飲料に対する購買欲が増したならば、環境に悪い影響を及ぼしたことにもなる。
この2つの非営利法人、実際のお金の動きを調べる必要があるだろう。違法な行為があれば、解散させるのがスジ。「子どもを救う」「エコ」という言葉は、「すべてお金」と解釈するのは、ひねくれ者の私だけだろうか?生ポリオの危険煽った人間や、輸入仲介業は、すべて金目当てであった。今回の告発も、根っ子は同じかもしれない。
(今回の問題)
エコキャップ推進協会が寄付先としている世界の子どもにワクチンを日本委員会は、1年以上、寄付金を受け取っていないことを受けて「弊法人に寄付をされず、その他ワクチン支援の支出がないことは極めて重要な事実」、「多くの方々の善意や信頼を裏切るものであり、とうてい許容しがたい事実を招いていると言わざるをえません。」などと内容証明郵便を通じて批判している.。
(NPO世界の子どもにワクチンを日本委員会)
1994年1月から活動を開始、代表は元内閣総理大臣細川護熙の妻細川佳代子である。その後2006年7月1日に特定非営利活動法人格を取得。活動の目標は「予防可能な感染症で命をおとす子ども達が数多くいる発展途上国に、ワクチンを供給すること」。ワクチン供与に特化した活動を行っていることが同法人の特徴である

コミュニティー

1年間で最も静かな診療です。少し流行があるのは、ヒトメタニューモウイルス感染と溶連菌ぐらい。花粉症や食物アレルギーに関する仕事もほぼ終了。今月は雨が多く、そして寒い。その影響もあって、MRワクチンのⅡ期も少ないですね。天気が回復したら、忘れずに接種を。来週も雨が多そうですが。
新学期が始まると、多くのサークルや部活の勧誘が始まり、1ヶ月もするといくつかのグループができる。1つの村社会。現代風に言うとコミュニティー。コミュニティーは連帯感があり、同じような目的をを持って行動することが多い。協調性のない私は、この村社会にはどうしても馴染めない。最大の欠点でもある。メダカの群れではないが、コミュニティーに属することは、1つの安心感に繋がる。
多くの人口があり、いくつかのコミュニティーがある状況では、はじき出されたり、1人で放浪していても、さほど孤独感も寂しさもない。ところが、少ない人口の場合には、コミュニティーの選択はできず、村八分という状況になる。田舎育ちの私は、村の掟を見て育った。とても田舎で暮らすという発想はわかず、都会で孤独に暮らす事を願っていた。
この歳になると、人は1人では生きていけず、人との繋がりは大切だと思う。祝日の早朝に散歩していると、公園で多くの方がラジオ体操している。ほとんどが私より年齢が上。まさに1つのコミュニティーである。会話したり、健康を確かめたり、悩みを打ち明けたりしているのだろう。
長年付き合ってきた友人、知人は大切である。ある意味、血の繋がりより。そこには長年培われたコミュニティーが存在する。短期間に出来上がったものではない。年老いた親を呼んで同居すると、不幸な結末をむかえることが多い。認知症が進んだり、鬱状態となる。コミュニティーを作ったり、コミュニティーに参加する体力や知力が残っていないからだ。また、環境が変ると、適応するのが大変である。その意味で、環境の変化は、高齢者には危険である。
私は村社会には属さないのだが、今の家族と仕事をしながら、人生を終えるしかないのか?と自問自答しながら生活している。若者はいくつかのコミュニティーを作り、多くの事を学ぶべきかもしれない。まあ、私が言っても、全く説得力はないのだが。

代理体験

最近は小説を読まなくなった。学生の頃は、4畳半一間(当然風呂はなく、トイレも共同)でひっくり返って、小説ばかりを読んでいた。人生で実際に経験することは、ごく一部であり、小説を読むことで実際に体験したような感覚となる。その経験(疑似経験とか代理経験という)を材料に、色々な事を考える。その意味で、純文学は意味があると思っていた。
仕事を始めて、「実生活は小説より奇なり」と感じるようになった。私の仕事は移動もないし、見える景色も変らない。しかし、臨床経験の中から、実に多くの事を考えさせられる。履歴書を書いて気づいたのだが、およそ36年の医師生活で、2カ所でしか仕事をしていない。これも極めて稀な履歴である。静岡県立こども病院で2年間の研修を終えて、感染免疫アレルギー科で9年、東京で開業してもうすぐ25年になる。
25年になると、患者さんは成人し、お母さんやお父さんが定年の年齢に、そして、助っ人に来られていた祖父母の方は、介護される年齢となる。親子3代のドラマがあり、人生がある。その人生は人それぞれであり、小説よりも言葉は悪いがドラマチックだと思う。こんな経験が出来る仕事は、おそらく私の仕事しかない。その意味で、私はとても恵まれていると思っている。
この経験を仕事や人生に生かしていきたい。これが、人間学であり、人生は人間学の集大成である。しかし、私が死んだら、この経験はすべてゼロになる。それが生物の掟。以前にアニマルライフというブログを書いたが、人生はアニマルスピリッツが原動力。闘争だけがアニマルスピリッツではなく、逃走があり、妥協があり、諦観もある。そのすべてを感じながら人生を送っている。価値観は自分で決めるもの。人生の価値観は、学んだ人間学の中にある。

冬に逆戻り

新年度、新学期が始まって暖かな日が続いていたが、昨日と今日は冷たい雨となった。1年で最も病気の少ない季節。そこに雨と低温で、ほとんど開店休業状態。このような状況は記憶にないので、15年ぶりなのか20年ぶりなのか?本を読んだり、居眠りしたり、魚の世話をしたり、休息を楽しんでいる。人生には休息は必要である。
仕事は嫌いではないし、休息は退屈になるし、自分でもやっかいな性格だと思う。今日は「すぎなみ」の神尾が手伝いに来ていたので、家内と3人で色々な打ち合わせもできて、有意義な1日?散歩をしながら、上を見ると既に桜は散っている。気温は冬。このアンバランスも面白い。テーマは予防接種のみ。明日は天気回復。

履歴書

4月から校医となった。実感はわかないのだが、来週から3回に分けて健診が始まる。木曜日の午後を利用する予定なので、診療には影響はないだろう。昨日は昼休みを利用して挨拶に。歩いていても暖かく、桜は散ったが春らしい天気。今日は一転して、冷たい雨となった。
校医になるには履歴書が必要とのこと。私は履歴書を書いた記憶がほとんどない。1回ぐらい?たいした履歴はないので、書くのは簡単だと思うのだが、この手の作業は大の苦手。この雨のお陰で、書く時間があるはず。誤字脱字が得意なので、横で家内が監視することになるかも?まるで小学生の宿題をやる母と子のように。

帰省せず

幸いなことに、帰省する必要はなさそうと判断した。いくつかの情報を考慮し、このまま静観することに。今年のテーマは「見送ること」なので。昨日は携帯を眠る時は枕元に、また診察室に(患者さんから離れた場所に)置いての診察となった。急に何が起こっても不思議ではない年齢なので、患者さんに突然迷惑をおかけすることもあると思う。家内や娘達と、対応策は検討しているのだが限界がある。その時は容赦願いたい。
今日は冷たい雨となった。せっかくの桜祭りが残念。この時期のテーマは予防接種。明日からは新学期が始まるので、当分の間は、静かな診察が続く予定。今年は選挙の春でもある。「胃腸炎の診断書」で本会議欠席の衆議院議員。仮病なのだろうが、「昨日から嘔吐と下痢」との本人の申告があれば、否定する証拠はないので、診断書を書く事にはなるのだろう。そこに診断書の盲点がある。
「否定をする証拠」」がないのは、実際には困る。除籍にはなっても、議員を了解免職する根拠としては無理がある。まあ、次回の当選はないのだが。この様な人物を擁立した党の責任は免れない。

帰省の可能性

私的なことで申し訳ありませんが、昨夜母が施設から病院に移ったとの連絡がありました。主治医との話で、年齢的に何が起こっても不思議ではない状況と判断しました。家内と今日の午後の飛行機で帰省しようと思ったのですが、明日は春休みの最後の日曜日。東京に戻るキップが取れません。このまま、病院と連絡を取りながら、様子見という事態となりました。
年齢(94歳)的に考えると、今回は厳しいかな?と思っています。今週アレルギー検査を行って、新学期でのアレルギー等の生活指導表の作成しなくてはならないケースが、かなり溜まっています。この仕事は放置できませんので。緊急事態には「すぎなみ」の神尾が、出来るかぎり協力する予定です。
仕事の時間となりましたので。

4月2日

値上げの春が始まった。パンやケーキが小さくなったと感じるのは、食欲のある私だけ?原油価格の低下は歓迎だが、円安の影響で、輸入原材料の価格が上がり、価格に転嫁されることになった。インフレが目標なので、一応は目標達成に近づいたことになるのか?
値上げ以外は、静かな新年度の幕開けである。外国人観光客も増え、人の流れが変った?待機児童の問題や、地域的には急激な子供人口の増加でクラスが増え、部屋が足りないなどの問題がある。新入園児は慣らし保育で、お母さんは2週間ぐらいは仕事にならない現実も。
今夜遅く、上北沢の桜並木を家内と散歩。ついでに上水公園まで足を伸ばした。昨日の風で、多くの花びらが路面に落ちて積もっていた。驚いたのは、上北沢の桜の花の中で、2羽のカラスが眠っていた。
新学期が始まって、仕事は至って静か。予防接種も多くはない。今週末は上北沢や八幡山でも桜祭り。のどかな上北沢の春である。