site:プレテストの問題発表
法務省サイトにて、PDFファイルででています。
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コメント
ダウンロードして解いてみました。
サンプル問題に比べ個人的には、
民事系が大幅に難化しているような気がしました。
町村教授は今回のプレテストについては
(とくに民事系について)
どのような御感想を抱きましたでしょうか
投稿: 東馬 | 2005/08/16 21:05
民訴については、問題自体サンプルより簡単でしたが、色々と工夫をしているなあ、というのが正直なところです。
単純に理論を述べるだけでなく、裁判例を提示して、その意味を分析し、問題の事例に当てはめて論拠を立てさせるところなど、従来の司法試験とも違うし、サンプル問題とも趣が違うものです。
投稿: 町村 | 2005/08/16 23:13
>民訴については、問題自体サンプルより簡単でしたが、色々と工夫をしているなあ、というのが正直なところです。
同感です。ただ実際問題として裁判例(判例ではないということなのでしょうか)一つで
参加を否定させるような論証を異議を申し立てる側は通常するのかなと解いてて感じました。
後、先ほどの大幅難化と個人的に思いましたのは(言い忘れましたが)大大問の方です。(全体でも難化だとは思うのですが)
旧商法中心で民法と民訴が絡められていると時間がいくらあっても足りないと感じました。
後、やはりといいますか6時間座り続けるのもなかなか大変でした。
以下問題と無関係に驚いたこと
#市販六法が利用されたこと(本番までの過渡的代替措置でしょうか)
#ドリンクはペットボトル飲料が特例として
認められたこと(さめたりぬるくならないように魔法瓶とかはだめなのでしょうか)
投稿: 東馬 | 2005/08/16 23:54
民事訴訟法は面白いですね。ある裁判例から規範部分を読み出して、それを一定方向の結論を導くプランニングのためにどう使えるかを考えさせるとは。何でもかんでも通説・判例だけで切って、あとは知らん顔をしているだけでは対応できないでしょうね。もっとも全員が組織的に出題意図を無視して変な答案をそろえていくと、その中から合格者を出さなければならないので元の木阿弥ではありますけど。
六法は、プレテストということでの妥協と思われます。まさかプレテストのために司法試験用法文を各LSに配給するわけにもいかず、かといって「買え」と言うわけにもいかず。
ちなみに、研修所の二回試験は、我々の頃は有斐閣の小六法が貸与されていましたが、最近もかわりないのでしょうか。
法務省のサイトを見ると、飲み物はいいけど、チョコレートとかの食物はダメみたいですね。飲み物に工夫を凝らすかw。
投稿: h | 2005/08/17 02:31
いやいや、できの悪い答案であれば、予定合格者数の範囲内であっても遠慮なく落とすというのが新司法試験の考え方でしょう。
とはいえ、100人しか合格しなくてもかまわないとはいえないでしょうから、自ずから限界はありますが。
投稿: 町村 | 2005/08/17 12:00