ご縁のあった人たち

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2024年12月10日 (火)

民主主義を進化とみる危険性

シリアのアサド政権が崩壊した。これは、今までの独裁の暴行を考えれば、よい方向だと思う。しかしながら、日本のテレビなどを見ると

これで民主主義国家が出来ればよい

と言う論調のコメントを時々見る。この発想に危険なモノを見るのは、私だけであろうか?つまりこの発想の根底には

民主主義は優れている

と言う価値観がある。しかもこのような発言をする人の多くは

民主主義の成立条件

について理解していない人が多い。私は、民主主義の成立のためには

健全な市民社会
対話の成立する教養の普及

が不可欠だと思っている。この条件を満たさない場合には

開発独裁は必要悪

として認めるべきだと思う。

お隣の韓国の混乱も

はき違えた民主主義
対話の成立しない与野党

が原因だと思う。確かに、大統領の個人的な資質問題はあるが、あの国の政治を見たら

まともな交渉での妥協

は難しいと思う。このような条件で

本当に民主主義がよいか

もう一度考えるべきだと思う。

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