現在に活きる専門家
現在社会は
情報独占の優位は難しい
状態になっている。つまり、ネット社会、特にSNSの普及は、色々な立場からの発言が、多くの人に触れるようになっている。
従って
専門家の立場が弱い
と言う状況もでている。
私はこの問題も
昭和の発想での専門家の凋落
があると思っている。昭和の時代なら
原書が輸入されたらそれを買い占め
身内をアメリカ留学させそこで得た情報を日本で発表
などで
学会の大家
と言う地位を守った「大先生」もいた。今時これは通用しない。英語が出来れば、アメリカの大学の講義録など直接見ることが出来る。
さて、ここで
専門家の値打ち
はどのように示すべきだろう。
一つの切り口は
専門知識と現実の対応
専門知識の成立条件を知り適切に適用
がある。もう一つは
厳密思考の方法論を見せ
ここまで検討するから専門家
と言う値打ちを示す方法である。
両者には
科学哲学による議論基底
が必要だと思う。
最近のコメント