成績優秀者は満足できない
私の尊敬する、春木恵さんのメルマガに
成績優秀な子は満足することが少ない
と言う問題提起があった。これは、私も経験があるが
常に百点満点を求められる
となったら
自分としては頑張った九十点
でも
認められない
状態になる。
さてこの問題をもう少し、一般化してからくりを考えると
- 成績のように数値化した動機付けは微細な進歩を見る効果がある
- こうした数値化はそれ自体が目標化する
- 特に成績優秀者は「良い点数が自らの存在価値」となってしまう
- そこでは勉強意欲はかき立てられるが、当人の幸福にはつながらない
と言う
成績の数値自体が目標の
ポジティブ・フィードバック
が発生している。これは、本来の
学問による地力向上
を忘れた
空回り状態
である。
なお、この問題は、会社などの出世争いでも発生している。
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ご紹介ありがとうございます!
成績の数字自体が目標のフィードバックになっていますよね。
学校や会社では、必要なフィードバックかと思いますが
心の土台を育む家庭においては、ヤル気や興味、プロセスなどに関心をむけながら
あなたが生きていることが素晴らしいんだということを、伝え続けたいと思います。
本当にありがとうございます。
投稿: 春木めぐみ | 2024年10月16日 (水) 20時40分
春木めぐみ様
コメントありがとうございます
一つの手段としての数値、これは有効ですが
それが全て!
となるから問題が発生する
ご指摘の通り家庭で色々な面で認める
これがあれば良くなっていくと思います
投稿: 鈴木 良実 | 2024年10月17日 (木) 09時13分