神への生け贄について
神への生け贄を捧げる、このような宗教行事は、今でも残っている。しかしその心は伝わっているのだろうか?
私が考えているのは
生け贄が象徴するモノ
である。つまり、私たちの生活は
色々な人の犠牲の上
で成立している。これを忘れないために
神様に捧げる
と言っているのではないかと思う。
ここで大事なことは
現在では多くの苦難が見えない
状況である。しかし、江戸時代まで遡れば
水害対策の工事でも多くの人が死ぬ
状況であった。また、農作業についても
多くの労力を加えている
と言う状況が皆に見えていた。
これに対する感謝の心が
神に捧げる
になったのではと思う。
しかし、私たちの生活を振り返ると
安価に良品を入手
その裏には
低賃金労働者の犠牲
があるのではないか。このように考えると
神への生贄を野蛮
と考える我々の方が
人を踏みつけ
ているのではないかと思ってしまった。
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