技術の哲学とは?
先日、科学哲学について少し書いた。
科学哲学の学び直し その1: 勉強の方法補充 (cocolog-nifty.com)
科学哲学の学び直し その2: 勉強の方法補充 (cocolog-nifty.com)
科学哲学についてまとめ: 勉強の方法補充 (cocolog-nifty.com)
これを書いていて思ったことは
モノ作りや技術面に関する哲学は?
と言う疑問である。もう少し言えば
科学哲学の「理想世界」発想を前提にした技術論・モノ作り論
があるかという議論である。私はこの問題に関しては、昨日の記事
日本はなぜ対応できない: 勉強の方法補充 (cocolog-nifty.com)
も絡んでいると思う。つまり
モノ作りの姿が見えないから投資も出来ない
状況である。
私の考えでは、技術として使えるようにするためには、理論側では
理論が相互につながり網にようになる
そこから具体的な現実に降りてくる
状態が必要だと思う。使える知識は縦横の広がりが必要: 勉強の方法補充 (cocolog-nifty.com)
一方、現場の側では
状況を抽象化し理論を適用
と言う努力が必要になる。
こうした、組み合わせの努力が必要だと思う。
これで少し思うのだが、私の学生時代に
工学部でも設計論を学んでいない
と言う状況であった。
この辺に一つの原因があるように思う。
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