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ロシア(2024年)

続き。
 ロシア(2025年)



★2024/12/19のRTの記事の抄訳。ロシアが2015年にシリアに(米軍と違って合法的に)介入したのは、自国をテロの脅威から守る為だった。
ロシアはシリアで目標を達成した———プーチン(抄訳)

★2024/12/16のスプートニクの記事の抄訳。ロシア軍の現状解説。
米国は新兵器開発の為に武器条約から撤退した———ロシア将軍(抄訳)

★2024/12/15のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。少しだけ補足した。西洋/NATOがウクライナに平和維持軍として駐留する話が進んでおり、これだけでも状況は既に十分危険だが、これにポーランドが参加するとなると、賭け金はこれまでに無い程跳ね上がる。
ウクライナ平和維持ミッションのどれかにポーランドが参加すれば第3次世界大戦の恐れ(抄訳)

★2024/12/13のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。BRICSや上海協力機構の中核を成すRIC(ロシア、インド、中国)トライアングルに於て、ロシアとインドは歴史的な石油取引を行った。ロシアはインドと中国のどちらか一方を犠牲にして他方に接近している訳ではなく、両者の間でバランスを取っている。
ロシアとインドの歴史的石油取引の5つのポイント(抄訳)

★2024/12/12のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシアは抵抗の枢軸と秘密の同盟を結んでいたりはしなかった。彼はイスラエルと抵抗勢力との戦争については中立を保っており、どちらの側にも立っていない。若し同盟を結んだりしていたら、イスラエルとの関係が台無しになっていただろうが、プーチンは合理的な観点から正しい選択をした。
ロシアは賢明にも今や敗北した抵抗の枢軸と同盟を組まないことを選択して危機を回避した(抄訳)

★2024/12/11のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。シリアのレジーム・チェンジに関するロシアの公営メディアの反応は驚く程冷静で、これまでの編集方針を大きく転換している。どうやらクレムリンは最悪の事態を回避する為に、当面は最悪のシナリオ予測の好評を差し控えるよう、合図を送った様だ。
ロシア公営メディアはシリアのレジーム・チェンジについて何を言っているのか?(抄訳)

★2024/12/09のブライアン・バーレティック氏の記事の抄訳。ジョージアで(またもや)企まれているカラー革命と、カラー革命全般についての復習。帝国の恐るべき「超兵器」は、人々の頭の中を植民地化する情報空間占有能力だ。頭の中を支配され、教育・法律・政治システムをを内側から乗っ取られた儘では、どんなに軍事力や経済力が有ったとしても、真の主権国家にはなれない。この点を理解しているかどうかで世界中のそれぞれの国の将来が決まる。
米国はロシアを引き伸ばす為の道具としてジョージアを狙っている(抄訳)

★2024/12/09のスプートニクのエカテリーナ・ブリノワ氏の記事の抄訳。シリア危機に関して、米国、イスラエル、トルコ、イラン、ロシアはそれぞれどの様な利害関係を抱えているのか。
シリア危機:米国、イスラエル、トルコ、イラン、ロシアの主要利害(抄訳)

★2024/12/09のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。シリアに起こったことは災厄でしかないが、トランプが主張する様に、ロシアに責任をなすり付けるべきではない。責任はアサドとシリア国軍が負うべきだ。
トランプはロシアとシリアについて真実の全てを語ってはいない(抄訳)

★2024/12/08のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ポスト・アサドのシリアは全面崩壊の瀬戸際に在り、このプロセスが直ぐに回避されなければ、シリアは世界最大のテロの温床と化すかも知れない。それを回避するには、5つのことをしなければならない。
ポスト・アサドのシリアの崩壊を防ぐ為にしなければならない5つのこと(抄訳)

★2024/12/07のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。タッカー・カールソンとのインタビューで、ラヴロフはHTSを支援している国としてトルコを名指ししなかった。これは恐らく2015年の様な最悪のシナリオを避ける為に、ロシアはトルコと「悪魔との取引」をしようとしているのではないかと推測出来る。
シリア情勢についてのラヴロフの評価を、タッカーとのインタビューから解釈する(抄訳)

★2024/12/04のRTの記事の抄訳。ロシアは西洋よりもずっとマシなビジネス環境を西洋企業に対して提供している、とプーチンが発言。
東は西より優れている———プーチン(抄訳)

★2024/11/29のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシア対外諜報局に拠ると、NATOは10万人規模でウクライナへの介入を計画している。ロシアはエスカレーション抑止の努力を重ねているが、NATOはまたひとつロシアにとってのレッドラインを超えて、プーチンの忍耐力を試すつもりなのかも知れない。
ロシア対外諜報局が、10万人規模のNATOがウクライナに介入すると警告(抄訳)

★2024/11/29のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシアとインドの間には幾つもの相違点が存在するが、両国のプラグマティックな戦略的パートナーシップが依然として強固であることは、露中関係よりも印象的だ。
ロシアの一流思想家が、ユーラシア安全保障を巡る自国とインドの違いについて説明(抄訳)

★2024/11/26のRTの記事の抄訳。ロシアとイランの二国間貿易に関する限り、両国は信用出来ない米ドルの使用を完全に停止した。
ロシアとイランは脱ドル化を完了———中央銀行(抄訳)

★2024/11/26のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシアがアジア太平洋へミサイルを配備するとしたら、その引き金は米国かROK(大韓民国)であり、その目的は、ロシアとDPRK(朝鮮民主主義人民共和国)の安全を守る為だ。だがこれは米国が進める中国封じ込めを正当化・加速させてしまうことによって図らずも中国の安全保障上の利益を損なうことになる。
ロシアがアジア太平洋地域へミサイル配備する可能性:その引き金と影響(抄訳)

★2024/11/25のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。フィナンシャル・タイムズはロシアがイエメンの傭兵を採用していると報じているが、違法な人身売買組織のやっていることとロシアが国家としてやっていることを意図的に混同して読者をミスリードしている。
ロシアがフーシの傭兵を採用していると云う報道はミスリードだ(抄訳)

★2024/11/25のスプートニクのイリヤ・ツカノフ氏の記事の抄訳。殆ど知られざるロシアの平和維持活動の実績。
ロシアの平和維持軍:不安定な世界で平和を維持する

★2024/11/25のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。米国の投資家が競売でノルドストリーム2を買収する計画を立てていることが報じられたが、これは上手く行けばロシアと米国とEUの相互にとって有益な取引に繋がる可能性が有る。
何故米国は破産したノルドストリーム・プロジェクトをアメリカの投資家に購入させるのか?(抄訳)

★2024/11/24のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシア対外諜報局のセルゲイ・ナルイシュキン長官の世界観を解説する。米国は一極覇権の衰退を遅らせる為にユーラシアを分断統治したいが、ロシアは多極化プロセスを加速する為に全員を団結させたい。
ロシアの対外諜報局長官が世界をどう見ているかを簡潔に説明(抄訳)

★2024/11/23のRTの記事の抄訳。少しだけ補足した。
動員は論外———クレムリン(抄訳)

★2024/11/23のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシアがウクライナを三分割しようとしている報道は、明らかに非現実的なので、ガセネタか捏造かのどちらかだろう。
ロシアのウクライナ三分割計画に関するインターファクス・ウクライナ通信の報道を解釈する(抄訳)

★2024/11/22のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。プーチンがウクライナに対して中距離極超音速ミサイルのテストを行ったのは、西洋に更なる挑発行為を思い止まらせる為の、誤解の余地の無いメッセージだと解釈することが出来る。
プーチンは到頭エスカレーションの梯子を登り始めた(抄訳)

★2024/11/22のインターナショナリスト360°の記事より抜粋。多少補足した。11/21に行われたネプロペトロフスク市(ドニプロ)に対するロシア軍の中距離極超音速ミサイル攻撃について、ロシアのプーチン大統領の説明。
中距離ミサイル発射に関するロシア連邦大統領の声明(2024/11/21)(抜粋)

★2024/11/20のRTの記事。ロシアは西洋のロシア資産押収への報復として、ロシア国内の西洋の資産の押収を行うと宣言。
西洋による資産押収に対する報復措置をロシアが明らかに(抄訳)

★2024/11/19のRTの記事の抄訳。ロシアの新しい核ドクトリンについて、ロシア・メディアによる簡単な解説。
プーチンがロシアの新たな核ドクトリンを承認(抄訳)

★2024/11/19のRTの記事。ロシアの新核ドクトリンの要点。核戦力はロシアにとっては飽く迄抑止力であり防衛が目的である、と云う基本は変わらないものの、核保有国同士の直接対立だけではなく代理戦争の場合までカヴァーする為に幾つか修正が加えられている。ロシアの核政策について妄想と勝手な思い込みで語る人が余りに多いので、ちゃんと事実を把握しておこう。
ロシアの新たな核ドクトリン(要点)

★2024/11/18のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。米国はウクライナが西洋の長距離ミサイルを使ってロシア国内の標的を攻撃することを許可した。これにロシアがどう対応するかで、紛争の今後の軌道が決まる。
運命の瞬間:ウクライナが西洋の長距離ミサイルを使用した場合、ロシアはどう対応するのか?(抄訳)

★2024/11/17のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。プーチンはショルツに、ノルドストリーム2再開による安価なエネルギー供給と引き換えに、ウクライナでロシアの助けになることを暗に提案している。これは上手く行けばトランプの計画を遅らせるか頓挫させる可能性が有る。
2年振りのプーチン・ショルツ電話会談の最も重要な部分を誰もが見逃した(抄訳)

★2024/11/09のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。西洋/NATOの正規軍が平和維持軍としてウクライナに進駐する可能性を前にして、ロシアは特別軍事作戦の最大限の目標を達成する上でジレンマに陥っている。
ロシアがウクライナ紛争で最大限の目標を達成する為の刻限は刻々と迫っている(抄訳)

★2024/11/08のRTの記事の抄訳。
ロシアの金準備高が過去最高を記録———データ(抄訳)

★2024/11/07のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。トランプは恐らく接触線に沿った紛争の凍結を提案するだろうが、拒否すればウクライナへの武器供与を強化すると脅迫した場合、プラグマティストであるプーチンは合意するかも知れない。
トランプの和平計画は恐らくどの様なものか、また何故ロシアはそれに応じると考えられるのか(抄訳)

★2024/10/29のRTの記事の抄訳。ロシアは先制攻撃の為ではなく抑止力としての核軍事演習を開始。ヨーロッパ諸国を核の先制使用ドクトリンを持った米国の核弾頭で溢れさせているNATOもこれに先立って核演習をしているのだけれど。
プーチンが核演習を開始(抄訳)

★2024/10/28にUSニュースが発表した、世界中の調査回答者達から強力な軍隊を持っていると見られている上位の国々トップ10
世界最強の軍を持つ国ベスト10

★2024/10/11のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシアとイスラエルのエネルギー貿易は継続されているが、これは両国の互いに対する政策を理解する上で重要だ。
ロシアはイスラエルに石油加工製品を販売し、カザフスタンからイスラエルへの石油輸出を促進(抄訳)

★2024/10/10のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/10/07にニューズウィークに掲載されたラヴロフ外相の書面インタビューは、平均的なアメリカ人がロシア高官の見解をフィルター無しで読む初めての機会かも知れない。
ラヴロフ外相のニューズウィークとのインタビューは、ロシアの立場を簡潔にまとめた(抄訳)

★2024/10/09のRTの記事の抄訳。
ロシアはウクライナに戦争賠償を求める可能性が有る———上級外交官(抄訳)

★2024/10/04のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシアはパレスチナの将来について抵抗の枢軸とは根本的に意見が合わないが、それはイスラエルからユダヤ人を放逐する論理が、イスラエルや一部の旧ソ連諸国から民族的ロシア人を放逐するのにも適用され得るからだ。
ロシアと抵抗の枢軸はパレスチナの将来について今後も根本的に意見が合わないだろう(抄訳)

★2024/10/02のRTの記事の抄訳。ロシアでは兵役に就けば重罪容疑者も起訴や収監を免除されるかも知れないことに。
プーチンが犯罪容疑者達に「刑務所から出る」カードを提案(抄訳)

★2024/09/29のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。少しだけ補足した。紛争に対して全く正反対の姿勢を貫いているイスラエルから、ロシアが学ぶべき教訓5つ。
ロシアがイスラエル・レバノン戦争から学ぶことの出来る5つの教訓(抄訳)

★2024/09/26のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。少しだけ補足した。2024/09/25にロシアは核使用のドクトリンを更新し、西洋ではこれが大騒ぎになっているが、プーチンがやってのは、「自分の言って来たことは来たことは単なるハッタリではない」と云うことについて改めて念を押しただけだ。
プーチンはロシアの核ドクトリンについて、既に自明だったことを再確認しただけだ(抄訳)

★2024/09/18のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。軍事戦略的力学は依然としてロシアに有利に傾いているが、ここに至るまでにはロシアは多くの即興をこなして来た。「全てはプーチンの計算通り」などと云う陰謀論は紛争の実際の進展と合致しない。
「消耗戦」は即興の産物であり、ロシアの当初からの計画ではなかった(抄訳)

★2024/09/15のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。キエフに西洋の長距離兵器を使ってロシア国内を攻撃することを承認するかどうかを巡るやり取りは、政治的な演出だ。
ロシアと西洋はウクライナの長距離兵器使用を巡って政治的演出を行っている(抄訳)

★2024/09/10のRTの記事の抄訳。ロシアの人口減少問題は深刻化の一途を辿っている。
ロシアの出生率が史上最低に———データ(抄訳)

★2024/09/09のロイターのアレクサンダル・ヴァソヴィッチ氏の記事の抄訳。
数千人が戦争を逃れる中、セルビアにミニ・ロシアが出現(抄訳)

★2024/09/04のパトリック・ランカスター氏による動画を紹介する。恐らく彼の様な人間の存在は、殆どの日本人にとっては理解不能なのだろう。この動画を知った後でどう云う感想を抱こうとそれは自由だと思うけれども、日本人の一人として、特に日本の自衛隊員の方々には、こう云う日本人も居るのだと云う事実をとにかく知っておいて欲しいと思う。
ロシアの為にクルスクで戦う日本人の特殊部隊兵のインタビュー

★2024/08/23のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシア軍がウクライナの重要な軍事物流拠点であるポクロフスク市を占領してその先で機動戦を展開すれば、紛争の力学は恐らく一変する。
ロシアのポクロフスク占領は紛争の力学を作り変えるかも知れない(抄訳)

★2024/08/20のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/08/19、ロシアは旧ソ連以外からの移民申請手続きを大幅に簡素化し、西洋からの移民に対して大きく門戸を開いた。
ロシアは到頭、西洋の社会文化的反体制派の移住を促進し始めた(抄訳+追加補足)

★2024/08/19のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/08/19、ベラルーシのルカシェンコ大統領はウクライナがベラルーシとの国境沿いに12万もの兵士達を配備したと語った。この部隊が今後どう動かされるかは不明だが。これだけの大部隊をロシアは無視すべきではない。
ウクライナはベラルーシとの国境に12万人もの軍隊を配備中だと報じられている(抄訳)

★2024/08/14のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/08/12にプーチンが高官達に語った内容は、ウクライナ軍のクルスクへの侵入は軍事侵攻ではなく単なるテロリズムと見做すつもりであり、従ってドンバスの戦線に戦力を集中する方針に変更は無いと云うことだった。
ウクライナのクルスク侵入に対するプーチンの評価を分析する(抄訳)

★2024/08/12のRTの記事の抄訳。キエフ軍のクルスク侵攻を受けたことで、ロシア軍の志願兵の数は急増しているとプーチンは語っている。
ウクライナ攻撃によりロシア人の入隊者数が急増———プーチン(抄訳)

★2024/08/10のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023年のペンタゴン文書は、ゼレンスキーが1年半前からロシア領土への侵攻を計画していたことを証明しており、ロシア側はこの脅威に対する適切な対策を怠った。
2023年のペンタゴン文書は、ゼレンスキーが2023年1月からロシア侵攻を企てていたことを証明している(抄訳)

★2024/08/08のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。08/07からのウクライナ軍によるクルスクへの奇襲から得られる、ロシアの政策立案者達が学ぶべき5つの教訓。
クルスク地域に対するウクライナの奇襲攻撃からロシアが学ぶべき5つの教訓(抄訳)

★2024/08/07のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/08/06に始まるロシアのクルスク地域に対するウクライナの攻撃は、ドンバス戦線の圧力を和らげようとする最後の悪足掻きだ。ロシアのクルスク地域に対するウクライナの奇襲攻撃は、最後の悪足掻きだろう(抄訳)

★2024/08/04のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。若干補足した。07/31にハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤがイラン訪問中にイスラエルによって暗殺されて以降、ロシアがイランに武器を送っていると云う報告が相次いでいる。それは事実である可能性が有るが、より大きな紛争を煽るのではなく、地域の緊張がこれ以上高まるのを回避するのが目的だ。
ロシアがイランに緊急軍事支援を行ったとの報道には真実が含まれているかも知れない(抄訳)

★2024/08/02のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/08/01にロシアと西洋が行った囚人交換は、新冷戦に於て外交が成功した稀有な例だ。
歴史的な囚人交換の5つのポイント(抄訳)

★2024/07/30のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。07/27にマリのトゥアレグ族がロシアのワグナーに奇襲を行った事件には西洋が絡んでいる。マリのトゥアレグ紛争は新たな新冷戦の代理戦争になりつつある。
西洋人、ウクライナ人、イスラム教徒は、トゥアレグ族の反乱軍がマリでワグナーを待ち伏せするのを助けたのか?(抄訳)

★2024/07/24のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。07/24にモスクワで起こった自動車爆弾テロについての分析。
モスクワの自動車爆弾事件を分析する(抄訳)

★2024/07/23のブライアン・バーレティック氏の記事の抄訳。2024/07/13に掲載されたビジネス・インサイダーの記事に拠ると、西洋は純然たる誤解と希望的観測に基付いて、ウクライナでの戦場の力学について理解しない儘代理戦争を進めている。
西洋はウクライナに於ける航空能力について誤った教訓を学んでいる(抄訳)

★2024/07/23のドラゴ・ボスニック氏の記事から一部抄訳。
ペンタゴンはロシアの防空能力について本当は何と言っている?(一部抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/07/16、ロシアのベルゴロド州の一部が封鎖されると発表された。恐らくこの地域の状況は今後悪化する可能性が高い。
ベルゴロド地域の一部を封鎖するのは、ロシアにとって難しいが必要な決断だった(抄訳)

★2024/07/16のスプートニクのジョン・マイルズ氏による、スコット・リッター氏へのインタビューの要約記事の抄訳。
ロシアは「世間知らずで無知な」西洋の攻撃から力を得た———スコット・リッター(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/07/08〜09のインドのモディ首相のモスクワ訪問は、彼とプーチンが三多極化プロセスを加速する為の共同の取り組みを倍加する点について非公式に合意した、と云う点に於て、今後の国際力学を理解する上で極めて重要なものだった。
モディのモスクワ訪問は、殆どの観察者達が認識しているよりも遙かに重要だった(抄訳)

★2024/07/09のRTの記事の抄訳。ロシア軍がニューヨークに進軍したと云う、フェイクニュースの様なホントの話。
ロシア軍がニューヨークに進軍!———待って待って、フェイクニュースじゃないよ(抄訳)

★2024/07/08にキエフのオフマデット小児病院がミサイルによって破壊された事件について、07/09のRTの記事2本とTASS通信1本の内容を纏めて、簡単な解説を加えてみた。毎度のことだが、これはキエフが自軍による犯行をロシアの所為にして恐怖を煽るプロパガンダ作戦のひとつだろう。
小児病院攻撃事件について、ロシア側の主張(抄訳と解説)

★2024/07/05のRTの記事の抄訳。2024/07/05のキエフのドローン攻撃による民間人殺害について。
ウクライナのドローンがロシアの町を攻撃して子供が死んだ———知事(抄訳)

★2024/07/01のスプートニクの記事。
西洋はロシアとの貿易制限により2,565億ドルの損失を被る

★2024年7月時点に於けるstatistaの国際統計数字から、軍事に関するデータを幾つか拾ってみた。
世界の軍の簡単な比較

★2024/06/27のスプートニクのジョン・マイルズ氏の記事の抄訳。クリミア在住の米国人ドキュメンタリー作家でアナリストのレジス・トレンブレイ氏のインタビュー。
「プーチンはエサに食い付かないでしょう」:ロシアはクリミア攻撃に対して慎重に対応する(抄訳)

★2024/06/24のスプートニクのイアン・デマルティーノ氏の記事。2024/06/19に平壌で署名されたロシアとDPRKの崩壊的戦略的パートナーシップが、米日韓の帝国主義3悪トリオに齎した衝撃について。
ロシア-DPRK(北朝鮮)協定はこの地域の米国の同盟諸国にとっては大きな敗北だ

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/06/23のテロ攻撃を受けてもロシアは報復しないどころか、停戦の提案がまだ有効であることを繰り返し、西洋との対話に向けて前向きな姿勢を示した。これはロシアが第3次世界大戦のリスクを避ける為に、どれだけ挑発を受けても宥和路線を継続するであろうことを示唆している。
ウクライナが米国の支援を受けて海水浴客達を爆撃。ロシアの反応は多くの人にとって予想外だった(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。多少補足した。2024/06/23にクリミア半島のセヴァストポリで起こった残忍なテロ攻撃を受けても、ロシアは第3次世界大戦のリスクを回避する為に、事態をエスカレーションさせようとはしないだろう。
セヴァストポリ攻撃を受けても、ロシアは黒海上空に飛行禁止区域を設定しないだろう(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/06/22、DPRK、ヴェトナムとの関係強化に続いて、ロシアはインドとも新たな軍事協定を結んだ。これによりロシアはアジア戦略の再調整を完了させたが、これはロシアが中国を特別視している(中米二極化を好んでいる)訳ではないことを証明している。
ロシアのインドとの軍事兵站協定は、新たに再調整されたアジア戦略を補完する(抄訳)

★2024/06/21のスプートニクのエカテリーナ・ブリノワ氏の記事の抄訳。ロシアの核ドクトリンについての再確認。
プーチンはロシアの核ドクトリンを改定し、NATOに明確なメッセージを送る(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/06/20に締結されたロシアとヴェトナムの戦略的パートナーシップは、米国が「アジアへの軸足変更(回帰)」を行う中、米国の影響力に待ったを掛け、越中間のパワー・バランスを維持するのに役立つ。
ロシア-ヴェトナム戦略的パートナーシップは東南アジアに於ける米国の影響力に待ったを掛ける(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/06/19に発表されたロシアとDPRKの相互防衛協定は地政学的なゲームチェンジャーだ。これは米国に核のチキンゲームを再考させるチャンスにもなるが、中米関係を悪化させるかも知れない。
ロシアのDPRK(北朝鮮)との相互防衛協定は地政学的なゲームチェンジャーだ(抄訳)

★2024/06/17のスプートニクの記事の抄訳。
ロシアは北朝鮮懲罰メカニズムの復活を認めない———国連特使(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。少しだけ補足した。2024/06/14、プーチンは極めて寛大な条件で停戦提案を発表したが、キエフと西洋がどうせ断ることは承知していた。彼がやりたいのは、今後予想される危険なエスカレーションの責任は彼等に在ることをはっきりさせることだ。
プーチンの寛大な停戦提案の真意(抄訳)

★2024/06/14、プーチンが外務省で行った演説から、彼が旧冷戦後の世界情勢をどう見ているかについてが解る部分を一部抜粋してみた。タイトルに「30年」と付けたが、その意味は読んで頂けれは自ずと解ると思う。私が見るところ、基本的にプーチンの言っていることは事実に基付いており、「プーチンは妄想を語っている」と主張する人は、それこそ妄想史観に基付いて語っている。
http://kawamomomurmur.blog.fc2.com/blog-entry-2920.html

★2024/06/11のRTの記事の抄訳。ロシア経済を崩壊させようとする西洋の試みは完全に失敗に終わっており、それどころか逆効果だったことが依然として証明されている。
世界銀行がロシアの経済成長予測を引き上げ(抄訳)

★2024/06/11のロイターのマーク・トレヴェリアン氏の記事の抄訳。
解説:戦術核兵器とは何か? 何故ロシアは演習を行っているのか?(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。少しだけ補足した。2024/06/09、ウクライナが核を搭載出来るF-16戦闘機をNATO諸国に保管する予定であることが明らかになった。これにより捨て鉢になったゼレンスキーがパイロットに命令すれば、ロシアを核挑発することも可能になる。
NATO加盟国にF-16戦闘機を保管するキエフの計画は第3次世界大戦のリスクを高める(抄訳)

★2024/06/07のRTの記事の抄訳。
ロシアは「深刻な人口減少」に直面している———ロシア副首相(抄訳)

★2024/06/07のRTの記事の抄訳。
米国は核戦争で同盟諸国を救わないだろう———プーチン(抄訳)

★2024/06/07のRTの記事の抄訳。プーチンが核使用について、議論そのものにすら警告を発するなど、極めて慎重な姿勢を取っていることが再確認出来る。
ロシアは核兵器の使用について「考えてもいない」———プーチン(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/06/05の米当局の発表に拠ると、ロシアは数隻の軍艦と航空機をカリブ海に派遣している。恐らくその目的は、核武装した敵が自分達の裏庭に居ることがどの様なものか、米国の政策立案者達や国民に感じさせることだ。
ロシア海軍のカリブ海訪問について深読みし過ぎてはいけない(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/06/05、プーチンは西洋がウクライナに、自国が供給した兵器を使用してロシア領土内の標的を攻撃することを許可したことについて、「非対称的な対応」を取る可能性を仄めかした。ロシアが武器を送る相手として最も可能性が高いのは、イラン経由での抵抗の枢軸だ。
西洋によるウクライナへの兵器供給への非対称的対応として、ロシアは誰を武装させるのか?(抄訳)

★2024/05/30のロイターの記事の抄訳。多少補足した。米国はこの期に及んでも核による対ロシア脅迫を止めようとせず、「核抑止」の理屈が最早通用しない様に見える無謀な米国の暴走にロシア側も苦慮している様だ。
若し米国が欧州/アジアにミサイルを配備するなら、追加の抑止措置を講じるとロシアが語る(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。米露関係は2024年5月下旬に急速に悪化したが、2024/05/25のロシアの発表では、ウクライナはロシアの早期核警戒システムを攻撃した。これは全く前例の無い動きだ。全世界は今史上最も、核の応酬の瀬戸際に近付いている。
ロシアの早期核警戒システムをウクライナが攻撃。キエフの暴走か、それともアメリカは黙認したのか?(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。多少補足した。2024/05/27のプーチン大統領の発言を読み解く。紛争がエスカレートして第3次世界大戦に突入するかどうかは、ロシアではなくNATOの出方次第だ。
プーチンはNATO、特にポーランドがウクライナでの代理戦争をエスカレートさせると予想している(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024年5月、ロシアはタリバンとの関係を急速に改善している。ロシアはアフガンとの関係改善を通して、パキスタンとの関係も拡大しようと思っている。
ロシアはタリバンとの戦略的パートナーシップを検討中(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/05/25、ポーランドのラデク・シコルスキ外相はロシアの戦術核の使用を牽制する発言を行った。NATO軍がウクライナに直接侵攻した場合、ロシアは自衛の為の戦術核の使用に訴える可能性が有るが、米国側はこれを望んでいない。
米国はロシアを相手に危険な核のチキンゲームを行っている(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。多少補足した。2024/05/13、BBCはウクライナの特別偵察部隊の司令官の話として、ロシア軍が陥落させたハリコフが事実上無防備だったことを認めた。
ウクライナの特別偵察部隊の司令官はハリコフ境界が無防備であると認めた(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/05/12にセルゲイ・ショイグ国防相の解任が発表されたが、これは実質的には昇進だ。
プーチンの観点からすればショイグの昇進は完全に理に適っている(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。バーレティック氏の解説動画はおまけ(英語が聴き取れる人向け)。2024/05/10のロシア軍のハリコフへの進軍は、5つの目標を達成しようとしている。
ロシアがウクライナのハリコフ地域に軍を進める理由(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/05/06にロシアが戦術核演習を準備していると報じられた背景には、NATO軍とロシア軍との直接対決の機運がNATO側で一方的に高まっていることが挙げられる。第3次世界大戦を引き起こしかねない現在の動きは全人類にとって極めて危険だ。
ロシアの戦術核演習はNATOのウクライナへの介入を阻止するのが目的だ(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/05/02、アヴリル・ヘインズ国家情報長官はロシアが台湾を巡って中国と共同演習を行っていると主張したが、これは真っ赤な嘘だ。
ロシアが台湾絡みで中国と訓練していると云うのは米国のスパイ達の嘘だ(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。日本人向けに補足した。2024/05/01、バイデンは中国、日本、ロシア、インドの経済を一括りにして移民を輸入していないことが問題の原因だと中傷したが、その何が問題なのか。
バイデンがインドに数百万人の移民を輸入せよと要求する経済的根拠は存在しない(抄訳)

★2024/04/24のスプートニクの記事の抄訳。
図解:伝説的なバイカル・アムール幹線が50周年を迎え、アジア太平洋に於けるロシアの存在感を示す(抄訳)

★2024/04/12のサイモン・サラジャン氏の記事の要点。多少補足した。レバダ・センターが2024/03/21〜27に実施した全国世論調査の結果。
世論調査で国外への永住を希望するロシア人の数が記録的な低さに(要点)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。シリアやイランに対するイスラエルの攻撃に対してロシアは軍事的に反応していないが、ロシアは単に自国の客観的国益と見做すものに従って行動しているだけだ。
イスラエルが報復に反応した場合、シリア拠点のロシアの防空システムはイランを助けない(抄訳)

★デイヴ・デキャンプ氏の記事の抄訳。2024/04/10、米欧州軍司令官クリストファー・カヴォリ大将は、ロシアを弱体化させる試みが失敗したことを認めた。
ロシア軍はウクライナ侵攻前より拡大していると米将軍が語る(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/04/06、ブルームバーグは中国がロシアに軍事・諜報援助を行っていると云うスクープを掲載したが、これは恐らく嘘だ。中国政府は国策としてロシアを支援したりしていないし、「反ウクライナ」でもない
中国がロシアに軍事・諜報援助を行っていると云うブルームバーグの主張は真実ではない(抄訳)

★RTの記事の抄訳。多少補足して解説を加えた。2024/03/27、プーチンはロシアのNATO侵攻の可能性を「ナンセンス」と一蹴した。
ロシアがNATOを攻撃するなどと云う話は「ナンセンス」———プーチン(抄訳と解説)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/03/22にモスクワのクロッカス・シティ・ホールで起きたテロ攻撃を受けて、プーチン大統領とキリル総主教は民族・宗教的なヘイトスピーチに対して警鐘を鳴らしている。
プーチンと総主教は民族・宗教的なヘイトスピーチは容認出来ないことをロシア人に再確認した(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/03/24、ポーランド軍が、ロシアのミサイルがポーランド領空を通過さしたと主張したことを受けて。ポーランド外務省はこの件について議論する為にロシア大使を召喚したが、大使はこれを拒否した。これはポーランドを含むEUの大使達がロシア外務省に対して同様の振る舞いをしたことに対する返礼だ。
ロシア大使はホスト国を鼻であしらうことで、ポーランドに外交的な教訓を与えた(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/03/22のテロの実行犯がタジキスタン移民だったことで、中央アジア諸国に対して国境を解放する政策の是非が改めて問題になっている。
ロシアは中央アジアとの国境開放政策を閉じるべき時が来たのか?(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。少しだけ補足した。2024/03/22、クレムリンのドミトリー・ペシュコフ報道官は特別軍事作戦を初めて「戦争」と表現した。これは恐らくNATOに、ウクライナに直接介入する計画の再考を促す為であろうと思われる。
ウクライナ紛争は「戦争」であると云うクレムリン報道官の前例の無い表現を分析する(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。多少補足した。2024/03/19のプーチンの発言を根拠にして、03/22のモスクワのクロッカス・シティ・ホールテロ攻撃事件に関してロシアが事前の情報を掴んでいながらこれを軽視して警戒を怠ったとする主張が流されているが、これは完全にフェイクニュースだ。
フェイクニュース警報:プーチンはクロッカス・シティ・ホール襲撃事件直前にISIS-Kの脅威を軽視したりしなかった(抄訳)

★2024/03/19のブライアン・バーレティック氏の解説に少し補足した。2024/03/18のロシアの大統領選に於けるプーチンの勝利に対する西洋の反応は、彼等が本物の民主主義を心底毛嫌いしていることを物語っている。
つまり西洋は本物の民主主義が大嫌いなのだ

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/03/18、プーチン大統領は、キエフ支配地域に安全地帯を設ける可能性について再度表明したが、この計画はNATOとの間で、ウクライナの非対称的分割を責任を持って管理することを目的とした妥協の可能性の基礎を築くかも知れない。
プーチンがウクライナに「衛生/安全地帯」を設置することについて語ったことは、妥協の可能性を示唆している(抄訳)

★2024/03/14のAFPとロイターの記事を紹介してみた。
西洋の二大通信社が、「ロシアの核の脅威」が嘘であることを認める

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。02/28に中国が提案した核兵器の先制不使用条約を、ロシア外務省は03/11に丁重にお断りした。両国はデリケートな問題に関して常に同じ認識を持っている訳ではないが、多極化の流れを加速させる為に、責任を持ってこれらの相違点を管理している。
中国の核兵器先制不使用条約の提案をロシアが丁重に断った件を分析する(抄訳)

★2024年3月時点での核使用に関するロシア政府の公式の声明をチェックしてみた。
核使用に関するロシア政府の立場(2024年3月)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。EUの大使達がラヴロフの招待を断ったことに対して、2024/03/05、安全保障理事会のドミトリー・メドベージェフ副議長はこれを激しく非難した。
EU大使達がラヴロフの招待を鼻であしらったことに対して、ロシアはEUとの関係を引き下げるべきだろうか?(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/03/04のメドベージェフの発言から、彼の言う「地理的国境」と「戦略的国境」の違い、言い換えれば勢力圏と緩衝地帯の違いを説明する。
メドベージェフの言う「戦略的国境」は「緩衝地帯」かそれとも「勢力圏」か?(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/02/20、ベラルーシのルカシェンコ大統領は、、西洋がポーランドで偽旗挑発を計画していると述べた。この計画は欧州圏の急速な軍事化計画に対する国民の支持を生み出す為だが、偽旗挑発が起こってその後の緊張が制御不能になった場合には、最悪のシナリオでは計算違いによって第3次世界大戦が勃発する可能性が有る。
西洋はロシアとベラルーシを非難する為ポーランドでの偽旗挑発を計画中?(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ロシアの黒海艦隊が狙われ、それがウクライナの単独作戦であるかの様に報道されたことの意味とは。
ロシア艦船破壊の責任を負うべきはウクライナではなく英米枢軸だ(抄訳)

★RTの記事の抄訳。2024年2月の時点で、ロシア軍は絶好調であり、消耗戦に於てキエフと西洋を大きく引き離している。
ロシアは防衛産業の強化を「大変上手くやった」———米将軍

★2024/02/24、「ロシアによるウクライナ侵攻」開始から2周年を迎えてのエッセイと参考文献紹介。
「ロシアによるウクライナ侵攻」開始から2周年を迎えて改めて、「自分の頭で考える勇気を持て!」

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。多少補足した。2024/02/14、プーチンはトランプよりもバイデンが大統領になった方がロシアによっては良いと発言したが、プーチンがトランプよりもバイデンを好むのには幾つかの正当な理由が有る。
プーチンがトランプよりバイデンを好むのは当然だ(抄訳)

★2024/02/14のTASS通信の記事。
プーチンはロシアがウクライナでもっと早くに積極的行動を起こさなかったことを後悔している

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/02/14、米下院議員がロシアの宇宙核の脅威を仄めかして騒ぎになったが、これはロシアの恐怖を煽ってウクライナ支援を取り付ける為に大袈裟に騒いだものに過ぎなかった。ロシア側の意図としては、この計画は軍備交渉再開の為の圧力だと見ることが出来る。
ロシアの宇宙核の恐怖を煽る報道の中、事実とフィクションを区別する(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/02/10の或る人気の軍事ブログの分析に拠れば、パキスタンはトルコのバイカル社経由でウクライナにドローンを輸出した。
パキスタンが武装ドローンを間接的にウクライナへ輸出している説得力の有る証拠が存在する(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。エクアドルが米国との裏取引に応じてロシア製の武器を間接的にウクライナへ移送したことへの報復措置として、ロシアはエクアドル産バナナの輸入を停止してインド産に切り換えた。これはインドが西洋からの制裁圧力に逆らっていなければ出来なかったことだ。
ことへの対応として、モスクワは多角化してインドと貿易する(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/02/08、ロシアがサウジに超音速巡航ミサイルを売ろうとしていることが報じられたが、ロシアの軍事外交は米国のそれとは対照的に紛争のエスカレーションではなく、紛争の政治的解決を促進する為にパワー・バランスを維持することを目的としている。
サウジはロシアとインドのブラーモス超音速ミサイルを購入することでバランス取りを強化するだろう(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。
プーチンはタッカーとのインタビューで、西洋の5つの神話の嘘を暴いた(抄訳)

★2024/02/08、FOXをクビになった元人気キャスターのタッカー・カールソンがロシアのプーチン大統領にインタビューを敢行した。ジャーナリズムの観点から言えばこれは正に快挙だったが、西洋では最早本物の反戦ジャーナリズムは歓迎されない。
タッカー・カールソンがウラジーミル・プーチンにインタビューした訳だが

★2024/02/07のベン・ノートン氏の記事の抄訳。2024/01/30、CIAのウィリアム・バーンズ長官の記事の解説。
CIA長官は中国を最大の「脅威」と呼び、ウクライナ戦争は地政学的・経済的に米国にとって得だと語る(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/01/26、プーチン大統領は、退役軍人達が主導するロシアの新たなエリート層の構想を明らかにした。
プーチンは退役軍人主導の新たなロシア・エリート層の構築を構想している(抄訳)

★RTの記事の抄訳。多少補足した。トランプ支持者にとっても「ロシアゲート」を信じる様な情弱リベラルにとっても気の毒なことだが、トランプがウクライナ紛争を解決する見込みは低いと、ロシア側は言っている。
モスクワはトランプの約束に冷や水を浴びせる(抄訳と補足)

★ロシア・マターズの記事の要点。内容は基本的にこれまでの再確認でしかないが、戦場では圧倒的にロシアに負けているにも関わらず、NATOはロシア征服の夢を諦め切れず、実際には超穏健派のプーチンが率いるロシアは侵略国家だと云う嘘を空しく喚き続けているが、ロシアのみならず身内からも本格的に愛想を尽かす声が続出している。
ロシアについて知っておくべき5つのこと(2024/01/12〜19)(要点)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/01/18、ロシアのラヴロフ外相は米国との軍備管理協定に関する協議をウクライナ紛争が終結するまで再開しないことを確認した。新STARTは2026/02/04に期限切れを迎えるので、恐らく米国は交渉の為の時間を稼ぐ為に、遅くともその1年は前にウクライナ紛争を終わらせたいと思っている筈だ。
ロシアはウクライナ紛争が終わるまで米国との軍備管理協議を再開しないだろう(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ポーランドのドナルド・トゥスク元首相が政権に復帰したことは、ポーランドとロシアとの関係にとってはどの様な意味を持つのか? ドイツの出方次第で、ロシアに対するポーランドの姿勢は大きく変わる。
ポーランドでのトゥスクの政権復帰は、彼がドイツの言いなりになるならロシアにとっては朗報かも知れない(抄訳)

★ブライアン・バーレティック氏の解説の抄訳。2024/01/12に発表された米国防総省の『国家防衛産業戦略』から、利益主導型の西洋の防衛産業基盤の間違いを読み解く。
http://kawamomomurmur.blog.fc2.com/blog-entry-2610.html

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/01/10の安保理決議で、ロシアは西洋がそれをフーシ攻撃を正当化する為に悪用するだろうと予見していたにも関わらず、拒否権を発動してそれを阻止しようとはせずに棄権した。誤解の無いよう、ロシアのこの決断の意図について解き明かしておかねばならない。
何故ロシアは西洋がフーシへの攻撃に悪用した安保理決議に拒否権を発動しなかったのか?(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/01/09、ブルームバーグはサウジアラビアが2023年12月中旬にウクライナに関する会談を主催したことを報じた。ロシアはまたしても排除されたが、彼等はこの内容の詳細を知っていた。知らせたのは恐らくインドであり、これは両国が如何に信頼し合っているかを示している。
リヤドで開催されたウクライナに関する秘密会談は不発に終わったが、重要なことが明らかになった(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。01/01のカラガノフと01/04のラヴロフの発言は、西洋がロシアを「キャンセル」したからと言って、ロシアは西洋を「キャンセル」したりしないことを証明している。
ラヴロフとカラガノフは、ロシアは西洋を「キャンセル」などしないことを確認(抄訳と解説)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。多少補足した。2024/01/01、プーチンは、ロシアの真の敵はウクライナではなく西洋のエリート層だと述べた。ロシア人とウクライナ人を不倶戴天の敵同士にしてやろうと云う西洋の策略に乗せられない為にも、ウクライナ人は全員がナチスである訳ではなく、西洋に利用されているに過ぎないことを思い出しておく必要が有る。
プーチンはロシアの真の敵はウクライナではなく西洋のエリート層だと明言した。これは大事なことだ(抄訳)

★RTの記事の抄訳。2024/01/01のプーチンの発言。慎重派のプーチンも漸く「帝国の連中に宥和策は無駄だ」と悟ってくれた様で何よりだ。
プーチンがロシアの真の敵の名を告げる(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。主流メディアも非主流メディアも、ロシアは紅海でのフーシによる海上攻撃を支持していると主張しているが、2024/01/03のネベンジア国連常任代表の発言からも判る通り、ロシアは親フーシではない。ロシアは米国にこれ以上紅海の軍事化を進める口実を与えたくない。
人気の有る話とは異なり、ロシアはフーシの海上攻撃を非難している(抄訳)

★2023/12/31、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は国民に向けて恒例の新年の辞を述べた。
プーチン大統領よりロシア国民への新年の辞(2023/12/31)

★2014/12/26に掲載された彼のエッセイ「帝国は崩壊しつつある。だからこそ戦争を必要としている」から、ロシアに関する冒頭部分を抜き出してみた。
故アンドレ・ヴルチェクのロシア讃歌

関連スレッド。
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
全体像が知りたい場合は「カテゴリ」の「テーマ別スレッド一覧」を参照。

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