衝撃! 中国は今や世界で最も信頼されている政府であると、米国の報告書が明らかに(要点)
2001年以来、国際世論についての信頼度の高い報告書を毎年発行しているエデルマン・トラスト・バロメーターが2023年にその最新の報告書、「二極化した世界をナビゲートする」を出したので、サイラス・ジャンセン氏による解説を頼りに、その幾つかのポイントを抜粋してみた。この種の国際世論調査結果は既に何度も紹介して来たが、基本的な傾向は変わらない。中国政府は人民の支持を得ることに世界で最も成功している。
Shocked! American Report Reveals China is NOW Most Trusted Government?
1)自国の経済的展望はどうか? 各国で期待が軒並み低下する中、唯一上昇しているのは中国。ゼロコロナ政策時には「中国経済は間も無く崩壊する!」と云う予言が大流行りしたが、またしても大外れだった訳だ。
そして最も期待度が高いケニアと、2位のインドネシアは、どちらも中国の一帯一路構想の重要なパートナー。両国とも発展途上諸国だが、それは今や「これから発展する国」と云う意味なので、国民は希望を抱いている。
2)経済的不平等はどうか? NGO、企業、政府、メディアに対する信頼度を、高所得者(上位25%)と低所得者(下位25%)とで測った場合、どちらも中国が1位。経済的不平等の問題が無くなった訳ではないが、「信頼の不平等」で見た場合、中国は既に日本と同じ位(19ポイント)で、米国(23ポイント)より低い。
3)社会の団結度はどうか? 二極化の度合いを示した図を見ると、中国は最も分断されていない部類に入っている。他方、米国は最も分断されている国のひとつであり、日本や他の西洋諸国はその一歩手前。自称自由民主主義諸国は、最早ひとつの国として成り立つのかどうかが怪しくなって来ている。
4)政府に対する信頼度はどうか? 中国は2ポイント下がっているが、それでも世界トップ。米国は3ポイント上がっているが、それでも僅か42%。日本は更に低くて33%。他の西洋諸国も似たり寄ったり。自称自由民主主義陣営が中国に対して民主主義について説教を垂れるのは、劣等生が優等生を前にふんぞり返る様なものだ。
まぁこう云う数字を出すと、ネトウヨ化した「普通の日本人」なら、「中国人なんて皆洗脳されていて、中国が如何に酷い国なのかを理解するだけの頭も無いのだ!」とかアホなことを言い出しそうではあるが、そんなことは無い。例えばこんな報告も有る。
2023/03/09、エコノミストの記事に拠ると、現在、中央委員会のメンバー(中国で最も強力な党幹部370人)の20%以上が、何等かの外国教育(主に西側の大学で)を受けている。つまり彼等は洗脳されていて狭い世界しか知らないから中国共産党を支持している訳ではない。「外の」世界を知った上で中国に留まっているのだ。
また、こんな報告も有る。2018年に米国大学での中国人留学生と客員研究員を対象にした調査に拠ると、
・回答者の42%が、米国に来てから、米国に対する印象は悪くなったか、かなり悪くなったと回答している。他方、
・回答者の40%以上が、米国に来てから、中国に対する考え方が肯定的になったと回答している。
詳しく解説する必要は無いだろう。彼等は実際に米国で暮らしてみて、現実の米国が思っていた程いいものではなかったことを知ったのだ、そしその裏返しとして、それに比べたら中国は思っていた程悪い国ではなかったと、認識を改めたのだ。
2023年3月、ゴールドマン・サックスは、中国のGDP成長率予想を上方修正した。西洋諸国の邪な期待に反して、中国の前途は明るい。
Shocked! American Report Reveals China is NOW Most Trusted Government?
1)自国の経済的展望はどうか? 各国で期待が軒並み低下する中、唯一上昇しているのは中国。ゼロコロナ政策時には「中国経済は間も無く崩壊する!」と云う予言が大流行りしたが、またしても大外れだった訳だ。
そして最も期待度が高いケニアと、2位のインドネシアは、どちらも中国の一帯一路構想の重要なパートナー。両国とも発展途上諸国だが、それは今や「これから発展する国」と云う意味なので、国民は希望を抱いている。
2)経済的不平等はどうか? NGO、企業、政府、メディアに対する信頼度を、高所得者(上位25%)と低所得者(下位25%)とで測った場合、どちらも中国が1位。経済的不平等の問題が無くなった訳ではないが、「信頼の不平等」で見た場合、中国は既に日本と同じ位(19ポイント)で、米国(23ポイント)より低い。
3)社会の団結度はどうか? 二極化の度合いを示した図を見ると、中国は最も分断されていない部類に入っている。他方、米国は最も分断されている国のひとつであり、日本や他の西洋諸国はその一歩手前。自称自由民主主義諸国は、最早ひとつの国として成り立つのかどうかが怪しくなって来ている。
4)政府に対する信頼度はどうか? 中国は2ポイント下がっているが、それでも世界トップ。米国は3ポイント上がっているが、それでも僅か42%。日本は更に低くて33%。他の西洋諸国も似たり寄ったり。自称自由民主主義陣営が中国に対して民主主義について説教を垂れるのは、劣等生が優等生を前にふんぞり返る様なものだ。
まぁこう云う数字を出すと、ネトウヨ化した「普通の日本人」なら、「中国人なんて皆洗脳されていて、中国が如何に酷い国なのかを理解するだけの頭も無いのだ!」とかアホなことを言い出しそうではあるが、そんなことは無い。例えばこんな報告も有る。
2023/03/09、エコノミストの記事に拠ると、現在、中央委員会のメンバー(中国で最も強力な党幹部370人)の20%以上が、何等かの外国教育(主に西側の大学で)を受けている。つまり彼等は洗脳されていて狭い世界しか知らないから中国共産党を支持している訳ではない。「外の」世界を知った上で中国に留まっているのだ。
また、こんな報告も有る。2018年に米国大学での中国人留学生と客員研究員を対象にした調査に拠ると、
・回答者の42%が、米国に来てから、米国に対する印象は悪くなったか、かなり悪くなったと回答している。他方、
・回答者の40%以上が、米国に来てから、中国に対する考え方が肯定的になったと回答している。
詳しく解説する必要は無いだろう。彼等は実際に米国で暮らしてみて、現実の米国が思っていた程いいものではなかったことを知ったのだ、そしその裏返しとして、それに比べたら中国は思っていた程悪い国ではなかったと、認識を改めたのだ。
2023年3月、ゴールドマン・サックスは、中国のGDP成長率予想を上方修正した。西洋諸国の邪な期待に反して、中国の前途は明るい。
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