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イランの核と対イラン攻撃

★2024/12/17のテッド・スナイダー氏の記事の抄訳。トランプはイランへの先制爆撃を検討していると伝えられているが、これは余りにも明らかな偽善に満ちている。
イランを爆撃することの偽善性(抄訳)

★2024/11/13のRTの記事の抄訳。少しだけ補足した。米国がポーランドやバルト海沿岸に軍事施設を置くのは、ロシアが従来主張して来た通り、イランのミサイルを警戒してのことではなく、ロシアを封じ込めることが目的であったことが、ポーランド当局者達によって裏付けられた。またしても「ロシアのプロパガンダ」は事実だった訳だ。
ポーランド大統領、米ミサイル基地の真の目的を認める(抄訳)

★2024/10/29のスプートニクの記事の抄訳。核兵器についてのイランの方針は、イスラエルからの攻撃を受けても変わらない。イランは核兵器を持つつもりは決して無い。
最近のイスラエルの攻撃後も、イランは核(原子力)政策を見直す予定は無い———外務省(抄訳)

★2024/04/24のRTのアッバス・ジュマ氏の論説の抄訳。
イランの「核」計画についてはイスラム法を読めばはっきり分かる(抄訳)

★2024/04/15のブライアン・バーレティック氏の記事の抄訳。多少補足した。ワシントンがイスラエルを利用してイランを大規模戦争に引き摺り込みたがっていることを、2009年の戦略文書から読み解く。米国の「核合意」なる茶番は、ワシントンの対イラン攻撃政策の一環として理解する必要が有る。
来るべきイスラエル・イラン戦争をお膳立てした2009年の米国政策文書(抄訳)

★デイヴ・デキャンプ氏の記事2本を纏めてみた。米国はイランが核兵器を開発しておらずその予定も無いことを知っているが、その存在しない核開発計画を理由にイランを脅迫している。核合意なるものはそもそもイランに圧力を掛ける為の方便でしかないので、「ならず者国家のイランケシカラン!」と思っている人は事実の再確認をお勧めする。
ホワイトハウスはイランが核開発するとは考えていないが、核開発を阻止する為に軍事的手段に訴える用意が有る

★2024/02/01のデヴィッド・スワンソン氏の記事の抄訳。元記事のソースリンクは多くが失効しているのでそれらは省略したが、一部は代えが利く記事やリンクを見付けたので置き換えておいた。
「イランを今直ぐ攻撃しなければ大変だぞ」と20年間聞かされ続けて来た訳だが(抄訳)

★2024/01/05のブライアン・バーレティック氏の解説動画の抄訳。米国の外交政策の基本パターンを理解する上で非常に参考になる。所謂核取引なるものは、米国がイランを攻撃する口実を作る為の茶番に過ぎない。
イランの爆弾事件の黒幕は? 米国はイラン国内のテロリズムを長年支援している(抄訳)

★2023/03/01、インターセプトのスクープ。
ペンタゴンはイランとの戦争に備えた緊急時対応計画を策定(要点)

★2022/10/27、ロシアのネベンジア常任代表の指摘。英仏独はイランの核問題に関する決議に関して、国連憲章第100条第違反を犯している。
国連憲章の威信に対する脅威に関する安保理会合でのヴァシリー・ネベンジア常任代表の声明(要点)

★テッド・スナイダー氏の記事。今更な話題ではあるが、「イランの核開発」は米国のでっち上げであって、無論米国もそれを知っている。
米国はイランが核爆弾を製造していないと認める(要点)

「平均的なイラン亡命者」とやらは、イランに爆弾を落としたがっているネタニヤフを全面的に支持し、イランに制裁を課してイランの「悪い連中」を爆撃でやっつけたら、人々は喜んで解放されるだろう、とか発言している。イランにしてもヴェネズエラにしてもキューバにしてもシリアにしても、国外に逃亡したこの「亡命者」連中と云うのは、やたらと自国への攻撃を支持したがる。
https://twitter.com/JayTharappel/status/1573865335383478272

2022/09/19のNYタイムズの記事。米国防総省はソーシャルメディアを通じて国外の人々に影響を与える秘密作戦の見直しを命じた。偽情報を拡散する方法は概して2つ:新米的なメッセージを広めることと、標的とされる国や勢力を分裂させるメッセージを送ること。イランでは親政府的なメッセージと反政府的なメッセージの両方を拡散していた。8月のスタンフォード大等の研究に拠ると、FacebookとTwitterによって「組織的な不正行為」を理由に削除された中東と中央アジアのアカウントは親米的なメッセージを広めていたが、これは Trans-Regional Web Initiative の一部である。投稿の洗練度はまちまちの様だ。
Pentagon Orders Review of Its Overseas Social Media Campaigns
 NYタイムズが閲覧制限が有るので別リンクも紹介しておく。
Pentagon Orders Review Of Its Overseas Social Media Campaigns

米帝と制裁合戦を繰り広げるイランの外務省は「テロ行為への関与」を理由として9人の米帝当局者を制裁対象にし、「重大な人権侵害」の為に15人をブラックリストに載せた。
 「イラン・イスラム共和国は、一方的な強制措置の発布と適用は、国連憲章に定められた国際法の基本原則の完全な侵害であり、国際法の露骨な違反であり、人権の享受を妨げることを再度明言します。」
 ———尤もな主張ではないかと思う。帝国主義者共は本当に好き放題やり過ぎる。
Iran sanctions 24 US officials over ‘terrorism’ and rights abuses

リンゼー・グラハム米議員はイランの核開発の脅威について「多くのイラン人科学者が多くの事故を経験しているが、今後更に多くの事故が起こると予想している」と発言(つまりイスラエルによる暗殺を仄めかしている)。イラン側は当然非難している。
Iran accuses US lawmaker Lindsay Graham of 'encouraging Israel to assassinate its nuclear scientists'

イランでは数百の電車路線が大幅な遅延と「前例の無い混乱」に陥った。当局はサイバー攻撃の結果だと発表したが、それ以上の詳細は不明。
Alleged Cyberattack Creates "Unprecedented Chaos" For Iran's National Rail Network

バイデン政権がイラン特使に選んだのは極悪非道な『制裁の技法』の著者。他国の経済を破壊し人々から食糧を奪い産業を妨害し失業率を上げたことを自慢するなんて、こいつは一体どんな悪魔なんだ。
Biden Iran envoy boasted of depriving civilians of food, driving up Iranian inequality in sadistic sanctions manual

CENTCOMのケネス・マッケンジー将軍は、中東での米軍のプレゼンスを維持・拡大する為に、イランとの緊張関係を捏造して来た立役者。危機に対応する為に軍が必要なのではなく、軍の必要性を証明する為に危機が必要とされる。
How CENTCOM Chief McKenzie manufactured an Iran crisis to increase his power

イランのウラン濃縮の目的:
 ・濃縮度が低い場合 → ブーシェフル発電所用。
 ・20% → 核医学用の医療用同位体を供給する米国製のテヘラン研究炉の燃料棒。
 どちらも核兵器とは全く何の関係も無く、これらの言い分を疑うべき理由は何ひとつ無い。>
Israeli DM Falsely Accuses Iran of Seeking Nuclear Arms

2011年米議会で、核不拡散条約の陰で医療法同位体生産法が可決され、核医学/放射線医療に必要な濃縮ウランの独占が図られた。そして健康帝国主義の陰にはWHOを牛耳るビル・ゲイツの存在。軍産複合体と医療業界と核/原子力の利権がここで一本に繋がる。
Health Imperialism and Discriminatory International Laws

トニー・カタルッチ氏の論説。イランとの核合意の目的は和平ではなく、イラン攻撃(制裁等を含む)の為の口実作り。この点を先ず頭に入れておかないと、ワシントンの連中がどんな茶番を演出しようとしているかが全く理解出来なくなると思う。
-イランを待ち受ける危険な挑発

トランプ政権のイラン特使エリオット・エイブラムズはインタビューでファフリザデ暗殺を擁護し、「イスラエルは自らを守る権利を持っている」と発言。暗殺の黒幕がイスラエルであることを言外に仄めかす形だ。
Trump’s Iran envoy: It’s a mistake to believe Iranian officials are replaceable

イランの核開発デマは、イラン反体制派と寝ているネオコンもリベラルメディアも同じ様に拡散している。スタッフの顔触れを見れば、バイデン政権の対イラン政策が基本的にトランプの最大圧力路線を継承するのは明らか。
CORPORATE MEDIA SHILLS FOR ASSASSINATION OF IRANIAN SCIENTIST

複数の匿名の米当局者が、イランが支援するイラクのシーア派民兵が攻撃して来る可能性が有ると発言。イランは寧ろ自重するよう呼び掛けてはいるが、民兵も一枚岩ではない。いざ変事が起こった時にどう云う展開になるかは明らか。
Anonymous US Officials Warn of Potential Iranian Attacks in Iraq

ガレス・ポーター氏の記事。ファフリザデ氏暗殺の犯人が誰であれ、イスラエルのモサドは彼がイラン核開発の指導者だと云う偽情報を流して来た。IAEAは嘘の事実に気付いていながら証拠を黙殺。2011年の工学部の学生銃撃時も同様の捏造工作が行われた。
How Israel deployed an intelligence deception to justify killing scientist Mohsen Fakhrizadeh

トランプ米大統領は上級顧問との会議で、イランの(完全に合法的な)核濃縮施設への攻撃の選択肢について質問。仮に攻撃が実行されれば、攻撃の直接的被害と六フッ化ウランガスの放出により数万人単位の死者が出、地下水源の汚染により数百万人が深刻な健康被害を被る。
Trump Bruited Strike on Iran Civilian Nuclear Facilities, Which May Kill as Many as Did Nuclear Bombing of Hiroshima

トランプ政権は政権交代の2021/01/20まで、イランに対し毎週制裁の「洪水」を繰り出すと発表。バイデン政権とイランとの核交渉を困難にするのが狙いらしい。エイブラムズとポンペオはイスラエル参りを予定中。本当にこいつらは碌でもないことしかしない。
Trump administration plans "flood" of sanctions on Iran by Jan. 20

金融セクターに対する米帝の制裁により、イランではインシュリンが払底している。イランでは25歳以上の人の11%が糖尿病を患っている(肥満もまた資本主義が世界に広めている主要な害悪のひとつだ)。
New US Sanctions are Choking Iran’s Insulin Supplies

曾てイラン・コントラ事件で活躍し、昨年からはヴェネズエラのカラー革命工作に於ける特使として活躍しているエリオット・エイブラムズが、今度はイラン特使に任命される。今度はイランのカラー革命工作を強化する積もりか?
Superhawk Elliott Abrams Named Special Envoy on Iran

2020/07/23の事件。下手をしたら衝突して大勢の死傷者が出ていたかも知れない事件なのに、例によって米軍は合法だと居直って謝らない。これが文明国のやることか。
米戦闘機、シリア上空でイラン旅客機に異常接近 機内パニックに

2020年6月以降、イランの石油パイプライン、発電所、造船所、工場、原子力施設等のインフラで謎の爆発が数十件続いているが、匿名の情報筋に拠ればこれはイスラエルの犯行。米大統領選の前に対イラン戦争を始めたい様だ。
More Mysterious Explosions Hit Iran

匿名だがイスラエルの元国防当局者とEUの情報筋に拠れば、2020年6〜7月のイランでの攻撃の幾つかはイスラエル諜報部によるもの。トランプ在任中にイランへの軍事攻撃をエスカレートさせるのが狙いだとのこと。
Israel keeps blowing up military targets in Iran, hoping to force a confrontation before Trump can be voted out in November, sources say

イランの核合意なるものは、アメリカ帝国がイランに仕掛けているハイブリッド戦争の一環であり、時間稼ぎと攻撃の正当化の為の茶番に過ぎない。時間の経過と共に、そうした解釈が正しかったことが益々明らかになって来る。
FIVE YEARS ON, THE NEFARIOUS GOALS OF THE IRAN NUCLEAR DEAL REVEAL THEMSELVES

イスラエル諜報部が捏造したと思われる怪し気な核文書に基付いて、IAEAがイラン非難に至った背景の解説記事。天野事務局長の死去に伴って、米帝とイスラエルの圧力が強化された様だ。
Israel leverages dubious ‘Nuclear Archives’ to re-enlist IAEA in campaign against Iran

米国務省はイランの原発作業に対する制裁免除を2020/07/27の予定で終了。理由は不明。ロシアや中国の企業はこんな勝手な所業は気にしないだろうが、欧州の方ではどう出るか分からない。
US Ends Sanctions Waivers for Iran Nuclear Site Work

身勝手な米帝に振り回されて徒らにイランへの制裁に加担しても、将来を考えると湾岸諸国には旨味が無い。寧ろイランとの和平プロセスを進行させて協力した方が良い、とする分析。
Why are Arab States No Longer Bound to Follow Washington’s Policy on Iran?

2020/05/19-21、米軍はペルシャ湾で実弾演習を実施。ガソリン輸送の件でイランとヴェネズエラのタッグに負けた腹いせか? 他国の軍が同じことをしたら国際社会はどう反応する? 米帝の無法な例外主義は相変わらずだ。
US Military Holds Live-Fire Drills in Persian Gulf

2020年5月、ペルシャ湾の米海軍は100ヤード(約91m)以内に近付いたら「合法的な防御措置」を講じると云うガイドラインを発表。一体どんな法的根拠が有ってこんなことを言うのやら。
Keep your distance: US Navy tells vessels in the Gulf to stay 100 yards away or be seen as threat

ガレス・ポーター氏の記事。2018年4月にイスラエルのネタニヤフ首相が提示した、イランの核開発の証拠となる文書についての調査報道。結論:明らかに捏造。モサドが作った偽造文書。
With apparently fabricated nuclear documents, Netanyahu pushed the US towards war with Iran

★2006/04/18に初公開されたミシェル・チョスドフスキー教授の記事の抄訳。米軍が実戦投入を検討している核地中貫通爆弾の解説。
動画:イランに対する核バンカー・バスター爆弾は第3次世界大戦を引き起こすだろう———ペンタゴンの構想(抄訳)

*このスレッドは2022年3月までの分はTwitterでの「イランへの攻撃」スレッドから回収したが、イランメディアを引用したものは検閲が厳しくなってソースが閲覧出来なくなってしまったので割愛した。
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
全体像が知りたい場合は「カテゴリ」の「テーマ別スレッド一覧」を参照。

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