【主な登場人物(キャスト)】
エディ・モーラ(ブラッドリー・クーパー)
駆け出しSF作家
リンディ
エディの恋人
メリッサ
エディの元妻
ヴァーノン
メリッサの弟 自称・製薬会社コンサルタント 元ドラッグの売人
カール・ヴァン・ルーン(ロバート・デ・ニーロ)
ヴァン・ルーン社のCEO 大物投資家
ゲナディ
闇金業者
モリス・ブラント
敏腕弁護士
ハンク・アトウッド
アトウッド社のCEO
【あらすじ】
執筆に行き詰まり、リンディにもフラれたエディ。
元義弟ヴァーノンと偶然再会し、ズタボロの現状に同情されて1錠の薬をもらう。
それは、脳の力を100%引き出すという眉唾な代物。
帰り道、「どうせ人生どん底だ」とその薬を飲み込むと、ほどなくして効果が。
感覚が研ぎ澄まされ、過去に得た情報のすべてが結びつき、万能感に酔い痴れる中で新作を書き進める。
翌朝目覚めると、そこにいたのは元どおりのエディ。
失望しつつ、書いた分の新作を持って担当編集者を訪ねると、たちまち好評を得る。
ヴァーノンの部屋を訪ね、"NZT48"と呼ばれるその薬をもっと譲ってもらおうとすると、彼に雑用を押し付けられるもお安い御用。
舎弟のごとくすべてを済ませて戻ってくるが、待っていたのは荒らされた室内とヴァーノンの変わり果てた姿。
警察を待つ間、この強盗殺人の目的に考えを巡らせると、思い当たるのはただ一つ。
オーブンの中に手帳と現金、そして無数のNZT48を発見し、警察の目を盗んで家に持ち帰る。
1日1錠で可能性はリミットレスに。
4日で新作を書き上げたエディは、語学の習得から贅沢な遊びまでフルスロットルで飛ばし、ヴァーノンの金を元手に投資を開始。
資金不足はリスクを承知で闇金で補い、薬を増量しつつ10日で230万ドル以上を稼ぎ出す。
さらに、大物投資家カール・ヴァン・ルーンの下で仕事をするチャンスを得、リンディともヨリを戻してまさに順風満帆・・・と思った矢先、記憶が飛ぶ副作用に襲われるようになる。
手元の薬は残りわずかとなり、断薬をしたことで離脱症状がエディの心身を蝕んでいく。
カールから渡されたアトウッド社との合併の資料はまるで暗号にしか思えず、結局チャンスを潰す一方、副作用で前後不覚の間にモデルのマリアを殺した可能性が浮上。
NZT48の副作用がいよいよ恐ろしくなり、ヴァーノンの手帳で他の顧客に連絡をとると、皆が死亡するか病気になっているという現実を突き付けられる。
尚も電話をかけ続けると、数日前から見かける不審な男---今もそばにいるその男の携帯が鳴る。
追ってくる男をよろめく体で振り切り、メリッサと約束した店に辿り着くと、彼女もまたNZT48の服用者だったことを明かされ、加えて急に断薬すれば死に至ることを忠告される。
メリッサの忠告を肝に銘じたエディだったが、闇金業者ゲナディの取り立てに遭った際に虎の子の1錠を奪われる。
なんとかリンディのオフィスに辿り着くと、NZT48の秘密とその一部を彼女の家に隠したことを告白し、取ってきてもらうことに。
リンディは巻き込まれたことに憤りつつ薬を回収しオフィスへ戻ろうとするも、気付けば背後に謎の男。
殺しも厭わず追ってくる男に追い詰められるが、エディの指示で薬を飲み、並外れた判断力を発揮してそのピンチを脱する。
命拾いしたエディは、服用量を守りアルコールは避けるなど、NZT48との付き合い方を会得。
カールの信用を取り戻すことにも成功し、アトウッド社との合併の責任者となる。
その後、合併話は順調に進むも、アトウッドの体調不良を伝えるために夫人が訪れた際、その傍らにいたのは、あの謎の男。
つまりは、NZT48が切れたアトウッドのため、部下である謎の男が動いていたということ。
ラボを買収してNZT48を複製する目途がついた今、エディの懸案はふたつ。
NZT48に味をしめて強請ってくるゲナディには、数錠渡して時間稼ぎをしつつ、屈強なボディガードの雇用とセキュリティが強固な高級アパートへの引っ越しで対処。
マリア殺害容疑については、敏腕弁護士モリスの働きで、面通しもクリア。
そんな中、肌身離さず持っていたNZT48の包みが盗まれ、考えられる第一容疑者は、面通しの際に上着を預けたモリス。
そしてその疑いは、アトウッド夫人と一緒にテレビカメラに収まるモリスの姿で確信に変わる。
体調が悪化するエディの泣きっ面に、ゲナディと手下2人が強襲をしかけてくる。
すでにボディガードはやられ、絶体絶命のピンチに自殺が頭をよぎるが、生存本能が最後のチャンスを呼び起こす。
引っ越し荷物の中から最後の1錠を探し出すも、それすら手から滑り落ち、ドアを破って侵入してきたゲナディに追い詰められて今度こそ本当の絶体絶命。
薬が切れかけた自分と、これ見よがしに静脈からNZT48を摂取して見せたゲナディでは、形勢不利は明白。
が、そこから生じた油断を突き、最後の力を振り絞ってナイフをゲナディの胸に突き立てる。
そして倒れ込んだその眼前に、流れてきたのはゲナディの血。
切れを取り戻した頭で手下2人を倒し、モリスに盗まれたNZT48の奪還へ。
12ヵ月後、上院議員となったエディは、製薬会社アイベンを買収したカールの訪問を受ける。
投資への助言と今後得るであろう権力による便宜を求められ、さもなくばNZT48の供給を断ち切ると脅されるが、「薬はやめたがシナプスが変化した」と拒否。
もはやカールなど眼中になく、その眼差しはさらに先を見据える。
VIDEO
【感想】
怠惰な生活を送ってたエディが
NZT48 を飲んでからの急展開に、スロー展開の海外ドラマに慣れてるワタシはついていくのが大変だったわw
薬の効果で超人的な活躍をしたと思ったら、副作用に襲われたり、薬が切れて死にかけたり、そのアップダウンはまさに
ジェットコースター!(゚∀゚)アヒャ
でも、こういうテンポの良さこそ映画のいいところよね。
覚醒状態の時の映像表現 が凝ってるから、そこにも注目よ。
脳の力を100%引き出す っていう夢のような薬が物語の中心。
前提として、
普段人間が脳の力を20%程度しか使ってない っていう説があって、世間一般に浸透してるものだと思うけど、現在はこれを否定する説が有力になってるようね。
それはさておき、きっと誰でも一度はこんな妄想したことあるんじゃないかしら。
エディは最終的に
権力欲 を満たす方向に向かったようだけど、ワタシだったらあくまでも目立たないようにして、ひたすら
チートな能力 を楽しむわwヽ(・∀・)ノ
覚醒エディ が都合良く(悪く?)バカになっちゃうのは、脚本上ちょっと気になっちゃう点ね。
エディが
「皆の50手先を読んでる」 って言ってたわりには、上着を弁護士に預けて中に隠した薬を盗まれたり、安易に闇金から借金したり。
50手どころか2、3手先も読めてないでしょっていうw
ま、そうしないとトラブルが発生しないから仕方ないんだけど。
覚醒状態になって身に付けた語学が、ちゃんと
伏線 になってて感心したわ。
ゲナディの手下と戦った時の言葉はロシア語だったかしら。
他にもイタリア語と中国語を(設定上)流暢にしゃべってたけど、どうせなら
日本語 も聞きたかったわぁ。
最後はちょっと尻すぼみで終わった感があったけど、
続編の構想 は最初からあったのかしら??
ドラマ版『リミットレス』で製作総指揮も務めるブラッドリー・クーパーにそのへん聞いてみたいところね。
そして、ブラッドリーはエディ・モーラ上院議員としてドラマ版にも登場するっていうから楽しみだわ。
ドラマ版の主役
ジェイク・マクドーマン を食っちゃわないか心配だけどw(^д^;)
【新ドラマ】『リミットレス』キャスト&第1話感想 イケメン2人の共演に(*゚∀゚)=3 ムッハー
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