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One to Go

和書・マンガの評価と感想の記録。

[日記] 

-暖かい-
新聞によると4~5月の気温らしい。
冬服で色々まわったらいつも通り暖房も効いているし暑い。

高知県内は4~5月の暖かさ(高知新聞)

-SHERLOCK3-
なんと続編が始まるそうだ。
前シーズンの最後「ライヘンバッハ・ヒーロー」で
華々しく有終の美を飾ったわけだが,続くのならそれはそれで有難い。
まぁシャーロック・ホームズの方も「最後の事件」以降も続くし。
全3回というのは以前のシーズンと変らないな,期待したい。

SHERLOCK(シャーロック)3 [全3回](NHK海外ドラマ)

-くまもん-
くまもん焼酎をお土産に貰った。
やばいなぁ・・・高知マスコットキャラのカツオ人間より断然かわいい。
こっちはいくら可愛く見せようがキモカワだしな。
それにしてもお土産に焼酎って酒好きが知れ渡ってるな。

-何か笑いたい-
腹がよじれるほど笑いたい。
取り敢えずプロ野球高プレ珍プレーの乱闘編を見る。
少し笑えた,気分が軽くなった。

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  1. 2014/02/03(月) 03:08:44|
  2. メモ・日記
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[ドラマ] マークスの山



高村薫原作によるベストセラー小説を上川隆也、小西真奈美
ほか実力派キャスト共演でドラマ化したミステリーのBOX。
20年前の事件が発端となり起こった、猟奇的な殺人事件の真相を探ろうとする刑事たちの奮闘と苦悩を綴る。
全5話を収録。(Amazon)

「太陽を曳く馬」が個人的にツボだったので
高村薫の他の合田雄一郎シリーズを読んでみたくなった。
けど原作本を見るとかなり読み応えありそうなので
ここは取り敢えず映像作品でお茶を濁すことにしよう。
以前WOWOW?で映像化されていたのを録画していたのでそれを見てみることにした。
WOWOWの5話くらいのドラマって海外ドラマは見るんだけど
日本ドラマは忙しい時なんか後でいいかと録画してそのまま積んでしまうんだよな。
「マークスの山」と「レディー・ジョーカー」を録ったんだが
「レディー・ジョーカー」の方が見当たらず今回は「マークスの山」を視聴。
もしかしたら「レディー・ジョーカー」の方は同じ時期にWOWOWで
録りたいドラマがあったんでそっちにしたのかも,
CSIの1話先行放送を録った記憶が頭にチラつく。

「太陽を曳く馬」ではほとんど捜査本部というものの出番がなかった。
(2つの事件とも捜査は終わって検察の領域だったし。)
警察と検察に主要人物がいることからも
海外ドラマのLAW&ORDERでたまにあるような両組織の齟齬なんかがよく描けている。
「マークスの山」が初期作品なので登場キャラでこういうのを意識して創りたかったのかな。
見て思ったけどすごくサスペンスドラマ向けだなぁ。
警察と検察のドラマ,マークスによる連続殺人という普段の2時間ドラマなら
どちらかしか描けないドラマを倍の時間を使うことで上手いことドラマに仕立てているな。
これが2時間ドラマだったら上川隆也が主演だった「陰の季節」のように片方だけしか出来ないだろうなぁ。
あれもあれで良くはできていたんだけど,
上川隆也にしかスポットが当たらないというメリットでありデメリットがあるけど。
クソ真面目なやつしか出ないサスペンスって結構地雷があるんだけど,
これ4時間近く飽きずに楽しめたな。
ただちょっとイマイチかなと思ったのは殺人犯・マークスを事件に駆り立てた動機がなぁ弱いと思う。
これ原作だと違うんだろうか。

☆☆☆

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  1. 2014/02/03(月) 00:05:50|
  2. DVD・TV・映画
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[日記] 霧・他

-霧-
昨夜市内で久しぶりに濃い霧が発生した。
前が見えなくなるほどの霧って珍しく,
車もほとんど通ってなかったので静かで新鮮な感じだった。

-銭形平次-
銭形平次の主題歌は北大路欣也。
舟木一夫の方が有名なんだろうが,
私の頃の銭形平次は既に歌も平次役も北大路欣也だった。
特に「花のお江戸は 八百八町~」のあたりが
いつも歌い回しがオカシイなぁ思ってたんだけど
最近になって舟木一夫版があることを知った。
私は北大路欣也の歌い方のほうが好き。

-ビブリア古書堂の事件手帖 (5) -
前作は巻ほぼ丸ごと乱歩がメインだったけど,
今作は雑誌あり漫画あり小説ありといつものビブリアとなっている。
ストーリーはそろそろ一段落付きそうで,最後はまた太宰でやるんだろうか。

古書ネタ的に優れた話だったのは漫画・ブラックジャックの回。
こういうのが古書愛好家にはたまらないんだろうな。
そして本の重さで家が沈むと。

ただ古書ネタとして興味を惹いたのは古本雑誌・彷書月刊の回。
もう休刊しているそうで残念,図書館に置いてないかなぁ。

小山清の「落ち葉拾い」もビブリアのおかげで話題になって売れたそうだが,
今回の寺山修司の回があったが読んでいて彼の本を読むたくなった。
こういう本を読んでネタとなっている他の本を読みたくなるのがビブリアの魅力だよな。
彼の競馬に関する本を以前BOOKOFFで買ったが何処に置いたかな。



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  1. 2014/01/31(金) 06:45:28|
  2. メモ・日記
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[本の感想] 太陽を曳く馬

 

惨劇の部屋は殺人者の絵筆で赤く塗り潰されていた。
赤に執着する魂に追縋る一方で、合田は死刑囚の父が主宰する禅寺の施錠をめぐって、
僧侶たちと不可思議な問答に明け暮れていた。検事や弁護士の描く絵を拒むように、
思弁の只中でもがく合田の絵とは? (新潮社)

高村薫の本を読むのはこれが初めて。
この「太陽を曳く馬」は合田雄一郎シリーズの1つだそうだが
たぶん他の合田雄一郎シリーズとは少し毛色が違っていると思われる。
なんというか聞き込みだけで物語が終わった感じだ。
合田雄一郎はほとんど聞き役である。

2つの事件が起こった。
両者になんらかの共通点があるわけではない,関係者は共通だが。
2人の人間を殺し静寂の中で1つだけ絵を書き上げた絵描きの事件,
寺で起こった僧侶の事故死の再調査。
スポットがあたるのは2つに事件の当事者達の動機・意思である。
動機,主体・我の問題と言い換えてもいいが
それを宗教でどう扱うかこれがこの話のキモとなってくる。
事件はもう社会的に,法的にほぼ解決されている。
普通の刑事ものにあるような意外性のある動機ではない。
仏教という思想の中で語られる動機なのだ,
宗教的な動機だからそう考えれば意外か。
でもこう言えば自爆テロみたいな動機も含まれるし言葉足らずだ。
社会経験的動機でなく思想的動機。
思想,本書では禅宗(曹洞宗)をメインにして
大乗仏教それが生まれたインド思想
そしてオウムの思想が論じられる。
この問答がたまらなく面白い。
日本で仏教関連の啓蒙書を読むと倫理的な面に重きを置かれている本が多い。
本書でも言っているが要は八正道から導き出される倫理が日本の仏教には表層に表れている。
ありがたやありがたや仏様,これが世間の仏教だ。

でも違うのだ。
仏とは何なのか。
経典とは何なのか。
悟りとは何なのか。
仏教とは何か。
宗教とは何か。
仏教やインド思想をごちゃ混ぜしたようなオウムとは何だったのか。
この問いが世間ではブラックボックスとなっている。
これらの問いが展開されるのが本書に惹き込まれた理由でもある。

ちょっとネタバレをすると事故死した僧侶がオウムで瞑想の体験をつんでたことから
後半から仏教とオウムの比較,オウムは宗教なのかという議論が展開される。
読めば分かるがココらへんの議論というのは
どうとでも取れるところに仏教の難しさがあることが分かる。
違うと言えば違うだけの理由はあるし,そうでないともとれてしまう。

偽書という言葉があるが,仏教で偽書を認定するのは難しい。
道元なんかは見性を記してある経典を偽書だと厳しく処断し見性などないとする。
そもそも正典をはっきりと意識しなかったことが仏教が抱える問題ではある。
仮に釈迦の説法だけを正典とするなら大乗経典はどうなのと。
口伝が含まれてる可能性は実はあるし,逆に大乗非仏説というのもある。
だからこそなのだが仏教では信が重要なのだと僧侶達は言う。
道元は自らは仏弟子であり宗派などないと言いきった,その意気やよし。
そうは言っても宗門の数は今や数万にのぼるわけだ。

まぁここらへんも仏教なら戯論に陥るなと一蹴してしまうのかもしれない。
現に本書でも熱心に僧侶の中で議論が交わされるが結局まわり回って元に戻るわけだ。
合田雄一郎は,議論して結局はそれなのかという言葉からも自体が十全に表われている。
道元が最後に不戯論を持ってきたのは納得だ。
禅は仏教は言葉で伝えるとしても超言語でなければならない,
そうでなければ論理の循環に囚われてしまう。
言語を超えてしまったもの,だからこそ劇薬になりえてしまうのだが。
事故死した僧侶もこの劇薬が社会的には悪い方に効いてしまったわけだが,
それが宗教的に決して悪いと言えないのがアレだが。
それでも敢えて問うたことに意味はあったと思うし,問わせるのが宗教なのだ。
そして問いを出すのも答えるのも結局は仏でなく人間だからなのだろう。

私も主体をどうするかで哲学なんかでなく,神道でもなく,仏教に心惹かれた人間であるから
この問題というの読んでいて結構意義のあるものだった。
世代が違えども同じ時代に生まれた人間というのは同じような考えにぶち当たる。
親鸞も道元も同じような思想を見てとれるわけだが,だが両者は同じではない違う。
信というのはそうでなければならない。


この本を読んでいて玉城康四郎の「業熟体」という言葉を思い出した。
これもあの問いに対して1つの答えなんだろうか。

まぁ私も黙って坐ろうという体だ。
啓蒙はどうする????分かんねえよ。

☆☆☆☆

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  1. 2014/01/29(水) 23:44:32|
  2. 本 ☆☆☆☆
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[日記] スニーカー・他

ちょっと今月忙しくブログサボりがちです。
理由は,
労働が4割
ゲームが4割
読書が1割
他1割。
ゲームも読書もボンボン時間が消えていく。
ゲームはもうある程度やったので満足,ランクカンスト。

-スニーカー-
1足スニーカーが欲しいなぁと思ってABCマート行ったんだが
どうもスニーカーとなると最近何を買っていいのか迷う。
迷うと自分はよくアディダスを買う。
ナイキよりアディダス,たぶんこれは学生時代にスニーカーブームがきて終わり,
次にどれがいいかでアディダスが私の中ですっぽり収まったからだと思う。

無難ならニューバランスか。
でも何かニューバランスって履くともう若くないんだよなという印象がする。
まぁでも「M1400」が一足欲しいでもない。

そう言えば今年は「ポンプ・フューリー」が誕生20週年らしく
初代の復刻モデルが出るそうで。
スニーカーブームの折「ポンプ・フューリー」も一役買ってて
どうしても以降「ポンプ・フューリー」ってもう古いなという印象があるけど。
初めて買ってみるのもありかな。

リーボック「インスタポンプフューリー」20周年 初代モデルが復刻(Fashionsnap.com)

-コールドケース-
録画したDVDを整理してたら「コールドケース」を撮ったの見つけた。
途中のシーズンから撮ったものでなんとなく再生してそのまま見てしまった。
コレ使われてる劇中での音楽の権利関係で日本で販売が難しいらしいそうだ。
そうならシーズン1から撮っておけばよかった,悔やまれる。
面白いんだけどなぁ。

-高知出身-
そう言えば高知に住んでるのに高知出身の作家ってあまり知らないな。
「有川浩」と「西澤保彦」くらいは本屋や図書館で特集したから知ってるだけ。
で,wikiで調べたけど特に興味を惹かなかった。
比較的あったのは安岡章太郎くらいか・・・って彼去年亡くなったのか。

直木賞作家坂東眞砂子さん死去(NHK)

-ミニ四駆-
久しぶりに中学時代の友人に会った。
そこである趣味に誘われた「ミニ四駆」。
最近本格的にハマっているらしく大会とかにも出ているそうで。
彼の部屋にはとあるテーマパークで子どもと一緒に撮った写真の横に数台の
見るからにカラーリングして塗装にも凝ったミニ四駆が数台並べてあった。
塗装からこれは本格的にやってるというのが嫌でも分かる,
あとバンパーにつぐバンパー。
ミニ四駆が最近また流行りはじめたのは知っていたが
ハマっている人がこんな近くにいたとは。
結構本格的にやっているらしくパーツに関する話しなんかは面白かった。
一応子供の頃やっていた世代なので。

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  1. 2014/01/28(火) 06:32:28|
  2. メモ・日記
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