部活動
部活動(ぶかつどう)もしくはクラブ活動(クラブかつどう)とは、極端に言えば日本固有の文化の一つである。[1]多くの生徒は部活動を好きでやっているが、嫌々やっている生徒も多少見られる。
概要[編集]
部活動を行う主な目的はストレスの解消や暇つぶしなどがあげられる。しかし、部活に義務感で参加する生徒もおり、また、部活動によって多大な時間と体力を奪われ、勉強できない場合も多く、これを言い訳として成績が下がる者も多い。何らかの事情があった場合は部活を退くこと(退部)ができるが、中学の場合、内申点に響くことがあるので注意。(ただし多くの地域では退部による内申点の減点はない。しかし、これが原因でいじめの原因となることもある。)また、今まで入ってた部をやめて他の部に移ることを転部と言う。また、どこにも属さないと強制的に帰宅部に入部させられる。同じ東アジア圏でも、中国・韓国には日本のマンガの部活描写はファンタジーなのではないかとの懐疑の声を上げる者がいる。これぞ日本固有の文化と言える所以である。
部活動の裏の目的としては、「皆頑張ってんだからお前も頑張れよ」といった具合で周りと同調するという事を9割がてら強制的に学ばせて主体性の無い人間を作り上げたり、社畜根性を鍛え上げさせていつまでも日本にブラック企業を存続させようといった目的があり、日本の教育の極めて歪んだ点が明白に反映されている。
日本社会における評価[編集]
日本企業に就職する際は、今まで何を学んできたかよりも、中学高校時代にやっていた部活動・スポーツのほうが重視される。「部活動何してた?」という質問は、どこに就職しようがミニにタコができるくらい訊かれる文句である。野球部が最も評価される一方で、帰宅部はまるで犯罪者のように扱われる、という事実は日本人である限り逃れられない宿命である。よって、やる気と元気といわき。つまり、ストレス耐性、根性力、元気、はつらつさがあるかどうかである。評価された人達は社蓄として働き、彼らによってブラック企業が形成される。これは最早収拾がつかない社会問題である。
代表的な部活動(体育系)[編集]
体育系の部活は、体操服やユニフォームなどを着用して活動するのが一般的。活動場所はグラウンドや体育館。また、校舎の一部分(階段など)で行われる場合もある。入部の際には厳格な試験があり、技量が低い生徒がスポーツを学ぼうと入部希望した場合「教えなきゃ出来ない奴は教えても出来ない」と拒否される。「楽しむなど論外」という姿勢が、社会に出てからの社畜化に大きく貢献するのは言うまでもない。
ここでは特に断らない限り同じ部活として記すが基本的に男子部と女子部に分かれ、よほど人数が少ない場合を除くと男女混成で競技を行うことは少ない。一応「マネージャー」という名前の雑用係として男子部に女子が入ることはあるが、女子部に男子マネージャーが入ることはまず無い。そのせいか運動部に所属する生徒は男女を問わず男らしくなる傾向があり、社畜向きの性格になっていく。また女性プロアスリートに対して、「女捨ててる」という言葉が誉め言葉になるのもこれに由来している。
体育系部活の世界は実社会の縮図(貧富の差に焦点を当てて)であり、レギュラー(富裕層)と補欠(貧困層)とがあり、富裕層は試合に十分過ぎる程出れて楽しい反面、貧困層は試合に出たくても出れず、辛いだけの憂鬱な毎日が続く。ある研究者の調査によると、小学校、中学校、高校全てで富裕層だった者は5.1%、ずっと貧困層だった者は13.8%だというデータがある。格差の拡大も問題である。レギュラーは試合の出場時間が長いため、経験値が速く増えていくが、補欠は試合の出場時間が短いのでどんどんレギュラーとの経験値の差が拡がる。(世界に置き換えると南北問題である。)また、補欠の間でも優劣の差があるので、試合に多少は出場出来る人と全くと言っていい程出場できない人もいる(世界に置き換えると南南問題である)。このように、同じ学年で下位の人が、上位の人に追いつくのはほぼ不可能な話であるので入部して下位だと思った人は退部するのも得策の1つと言えよう。
- ボーイズラ部
- 男どうしで絆を深めあうため切磋琢磨する部活。女子はそれを観戦したり、理想の組み合わせについて議論したりする。
- 野球部
- 入部後、何故か強制的に坊主にさせられる。体罰も多いし、練習も厳しいことが多い。(午後8時までかかる場合もある)マゾヒスト向け。
- 高野連の男尊女卑思想により、女子はマネージャーとしてしか入部出来ない。野球をしたい女子ではなく、部員の世話(性的な意味で)をしたい女子向き。
- 将来の進路に大きく影響する部活動であり、プロにならずとも「これでも若い頃は甲子園で…」と自慢し続ける痛いオッサンになれる。
- 女子野球部
- 野球をしたい女子が、高野連のイジメから逃れて立ち上げる部活。ただし甲子園どころか公式大会には一切出られず、女子野球部専用のショボい大会限定となる。
- その大会は、女子チームだけでなく男女合同チームやソフトボールチームまで参加可能という雑多ぶり。メイプル戦記がもっと売れてくれたら、女子野球の気運も高まったのだが[要出典]。
- サッカー部
- 女子生徒から人気がある。と言われているが、実際は人気者の生徒が多く所属しているだけである。したがって人気欲しさに入っても残念な結果にしかならない。プロにでもなればまあそれなりの人気は出るので悔しさをバネに努力して見返してやるのもいいだろう。
- 合宿部屋で逆さ女とお友達になれるかも知れないので、「とりあえずサッカーとオカルトが両方好き」という程度でも入部を検討する価値はありそうだ。
- バスケットボール部/ミニバスケットボール部(小学校のみ)
- バスケットボールが上手いかどうか、特に小中学校においてそれはステータスになる、とバスケ部員は本気で思い込んでいる。しかし現実には、サッカー部、バスケ部がやたら「時代遅れのスポーツ」などと卑下したがる野球部のほうがモテる。バスケットボールは頭を使う、練習が厳しいと思い込んでいる人種が多いが、実際のところ運動部全体で考えるとそれほどの差異は見受けられない。自己中心的でナルシストな人が多いと昔から言われるのは、こうした気質からである。ユニフォームはダボダボしているので胸元が緩い。現在ではシルエットがすっきりしてきているので、その恩恵も徐々に減ってきている。女子バスケ部は学校で裸足でいることが多く、足フェチ男子の性欲の対象となる。
- 鞄の中に靴下を入れていた場合、匂いを嗅がれるなどされている可能性も高い。ただし、その女子のルックスによるのは言うまでも無い。有能なプレーヤーをゲッチュするために、ロッカールームにあるデスノートを拾い上げてはいけないぞ。むおおおおお。
- バレーボール部
- 背の高い生徒が好んで勧誘される。が、背が低いそこのキミでも入部は可能だ!!
- 近年ではハイキュー!!などの影響もあってモテ度が上がっていると言われるが、文化系のおねえさんや年下好きのおにいさんおねえさん限定であるため注意が必要。
- 卓球部
- 体育系部活動の中では、最も文化系のノリである。通称男たちの墓場。彼女が出来るやつは極めて稀。出来たとしても相手の顔面偏差値は期待できない。別名ヲタの集。
- 陸上部
- ユニフォームが男女ともにかなりキワドイ。スポーツとしてはかなりストイックな部類に入る。団体競技が苦手なキミにお勧めの部だ!!
- 水泳部
- 男女共にセクシーなユニフォームが特徴。男子が女の子とすれ違うと、臨戦態勢になってしまうことがある。夏場はほとんど練習で、水泳はカロリー消費量が半端ないので最も練習がきつい部活である。冬場は筋トレ部、マラソン部に改称される為(温水プールの施設がある学校は別)、部員が練習に来ない上に顧問が忙しいという理由で監督に来ない場合がある。
- シンクロ、水球をやる学校もある。水球の場合プールが深いため、(2mくらい)プールの底に押し込むゲームがはやり、押し込められた人は検閲により削除となる。また、水中にアレがあることが稀にあり、その日からプールを極端に嫌がる部員が増える。あまりに上手いと嫉妬されて生霊に水中に引きずり込まれることもあるので注意。あと、「開かずのロッカー」には手を出さないでね!
- 体操部
- バク宙や前宙などを出来るようになり、ブサメンでもモテるようになる人気部活・・・
- と言いたいがあまり人気はない。多分前転などで転がってるイメージと宙返りは難しいというイメージのせいだろう。
- だが実際は相当運動神経が悪くともバク宙くらいなら半年もすれば出来る場合が普通。恐怖心を克服出来ればだが。
- このように体操部は女子受けを良くするには最高の部活なのだ!
- 実際は運動神経いい奴と悪い奴の技術の格差が激しいが・・・
- 剣道部
- 剣道着の下は大概下着である。が、下着のシャツを着ない者も結構いる。ちなみにこの節を書いた私はシャツは脱いでいた。だって暑いんだもん。ノーパンのやつ(残念ながら男子だけの模様。)もいるらしい。夏場にも関わらず体操着のハーフパンツを着てるやつはいっぱいいる。男子はキンタマがオーバーヒートしてしまうので非推奨。奇声を発しながら打突しないと何故かノーカウントになってしまう。大抵この部活の顧問はゴツイ、厳しい、汗臭いのいずれかが多い。また、この部活の部員の8割は「部活がそんな好きじゃない」という珍しい部活だ。そして夏は暑く、冬は寒いので適してる季節がない。結構痛い。けど、上下関係は結構薄い場合が多い。痛いのは相手が下手くそな証拠。女子はそれなりにいて5対1くらいの割合。
- 防具は部の備品として結構な数があるものの、どれも酷く臭いので入部と同時に新品を買う羽目になる。これが結構な御値段で、親に負担を強いる都合上辞めるに辞められないという。しかし、初期投資こそきついものの、その後の出費は月に1本も買わない竹刀代(1本2000円〜)、年1万円程度の部費程度しかない。まあ、最近の親はアホが多いからそんなの気づけないんだけどね。遠征費がかかるって?そんなのどの部も同じさ。
- 柔道部
- 何故か畳とは切っても切れない関係にある。野球部と同じく強制坊主のとこも少ないがある[2]。結構厳しい。やることは押し倒しての揉み合いである。あわよくば女子と、と思う男子も多い[3]。とはいえ女子部員及びマネージャーがいなければむさ苦しいこと極まりないし、いたとしても部員はゴツイケースも多々あるのでマニア向けである。
- 女子生徒女子学生が道場の脇を通っただけで妊娠する、などという伝説が各地の高校大学に存在する。
- アメフト部
- 何故か新聞沙汰とは切っても切れない関係にある。ラグビーと混同するとかなり怒られるが違いは何だろう。花形になればクラスを牛耳れる。
- 実は日本女子アメリカンフットボール協会の働き掛けで、女子部もそこそこあるらしい。ランジェリーフットボールではなく。
- 相撲部
- 巨乳が多い。え?
- 伝統だなんだと女人禁制の筈だが、女子マネージャーは例外らしい。江戸時代には「風紀を乱す」という理由で観戦さえ野郎限定だったというのに。
- 地方の学校でこの部活にいる場合、顧問や親戚に「東京見学行かないか」「飛行機乗りたくないか」などと誘われたら絶対に断ろう。相撲部屋に売られるぞ。
- スキー部
- 夏の間は運動部一影が薄いかもしれない。・・・っていうか夏は何してんの?
- テニス部
- ヤリチンが集う軽い部活…と思われがちだが大学のサークルでもないのでそんなことはなく普通に厳しい。女子のスカートは神、だったがブルマ絶滅と共に見かけなくなった。生パンでやるバカはそもそもそんなにいなかったが。
- テニヌの王子様のせい、かどうかは知らないが、テニス=爽やか=>モテるという公式を信じて、モテたい一心で入部する中学生も結構いるが実際はあまり当てはまらないので、汗臭せぇし別にモテない+練習および先輩先生が厳しいという現実を叩きつけられ去っていくものが後を絶たない。
- バドミントン部
- テニスに似たスポーツの一種。ただし風を嫌うため、夏は蒸し風呂である。テニスに比べて速度が遅いので男女混成も多い。
- 弓道部
- 何かしらのエロを感じる部活動である。胸襟が鍛えられるので胸が大きくなるとのもっぱらの噂。だが不祥事も度々。
- また「巨乳が弓引くと乳首が千切れ飛ぶ」という都市伝説が貧乳女子によって流布されており、部内の貧乳率は高め。
- 剣道部と並ぶ金食い虫であり、親の負担が大きいためあまり歓迎されない。
- 日本拳法部
- 基本的には中学にはなく、高校にある部活。女子も多く、投げ技もあるため、柔道同様あわよくば女子と・・・という展開がないこともない。しかも柔道部より大抵女の子がかわいい。しかし、防具越しなのが残念。
- 下記のものづくり部同様、彼らをバカにすると、ほぼ瞬殺されるだけでなく、普段の部活の習性から下手すればとどめを刺される。そのため、生徒指導部の宿敵。くわしくは頭の固い方を参照。
- ボクシング部
- 体罰禁止に対して、一部教師が「合法的に」不良生徒を殴るために創設。合唱コンクールに出場したら機動隊が来ちゃうレベルの荒れた学校に多い。
- 自転車部
- たまに公道練習中に事故を起こして報道される。競技人口が少ないからといってナメてかかると痛い目にあう。ウェアがあり得ないほどピッチピチなので女子の入部者は皆無。
- 弱虫ペダルの影響か近年入部者増加中らしい。
- ラクロス部
- 女が多い部。男が入ったら天国だ!!
- …とは言え大抵は「女王様の群れの中に奴隷が一匹」という状態になるが。天国だね!!
- ラグビー部
- ラグビーとはいえ結構厳しい。先輩達による暴力行動もあり、さらには顧問をクビにさせるといった行動もある。部員のほとんどがクラスを牛耳る人間である。
- ウエイトトレ部
- ひたすら体を鍛える部活動。歪みねぇ身体を築こう。
- 「体鍛えたいけど、運痴だし、行く場所もねぇ」って人におすすめ
- 恐らく運痴が一番輝ける運動部。近年の筋トレブームもあって女子率も向上中。ダンベル何キロ持てる?
- 薙刀部
- 影の薄い部。女子限定のイメージが強いが男子も在籍。どうでもよい。
- 新体操部
- 下着のラインを見せ付けるかのようなユニフォームが特徴。観客の8割はエロ目当てという説もある。剥き出しの白い肌に汗の雫を滑らせる少女の様は男たちの目の保養となる。
- 裏新体操部
- 新体操用具(ボール・フラフープ・リボン・ジャグラー)に見立てた大人の玩具を使って新体操を行いながら自慰(オナニー)を行うという、かなりダークな室内競技の部。シングルスとダブルスの両方存在する。
- ちなみに、この部ができたせいで、子を産ませられた女生徒が少数ではあるがいる模様。
- あい部
- 他人の身体を愛撫するという様なことを行う、なんだか異様な部。部室は持たず、もっぱら人気のない音楽室や体育用具入れの中が活動場所となる。基本的に男女のペアになる。ある一線を越えると運動部になり、激しいスポーツが行われる。覗いちゃダメよん。
- 「エッチなのは、いけないと思います!」なんて言ったら即退部
- 山岳部(ワンダーフォーゲル部)
- 普通の男女一緒にやる部活よりも男女の仲が深まりやすいと年々報告があがっている。しかし逆に仲が悪くなりやすいというのもある。手を出すときには、無理のない告白プランと自分の顔に御相談ください。たいてい部室は男女とも同じであるので大いに期待して入部するがよい。
- 銃刀部
- 銃を扱う部活。主に、軍隊のマニアが入る。銃刀法違反で逮捕される人もしばしば。
- 応援部
- 男臭さを極めた部活として名高いが、さほど応援する気は無い。田舎の学校の応援部員の多くは尊師を崇拝し、似たような髪型を好む。
- 嗚呼!花の応援団のせいでネジ曲がったイメージが定着してしまい、多くの生徒に恐れられている。
- チアリーディング部
- 応援団の女子部。激しいパフォーマンスと露出度の高いユニフォームで応援する。見に来る男たちはほぼ100%エロ目当てである。
代表的な部活動(文化系)[編集]
文化系の部活は、制服を着用したまま活動するのが一般的。活動場所は教室。よっぽどの事がない限り男女混成。と言うか分けるほど部員が集まる方が珍しい。廃部の危機にさらされているような少人数な部は、逆にレギュラーポジションが約束されており、よく補欠確定した運動部員が転部してきたりもするが、大体歓迎されるのでオススメ。活動具合は学校の偏差値と顧問のやる気に比例関係にあるものが多い。アニオタを兼任することは進学校ではかなり普通。
音楽系部活動[編集]
- 吹奏楽部
- 女子生徒が非常に多い。夏場、男子生徒は前に座る女子生徒の透けるブラジャーに気を取られ、演奏に身が入らないことがある。実は体育系ではないのかと噂されるほど過酷な体力トレーニングが課されるので注意が必要。
- たいていの学校では、入部した新入生の5人に1人は退部する。文化系運動部とも言われる。勝手に女子の笛を吹かないこと。といいたいが、タオルで拭いてからまわし吹き……などよくある話だったりする。
- よく「水槽楽部」と罵られる。
- 軽音楽部
- 中二病患者向け。とりあえずバンドをやれば女にモテると思っている人が多い。逆もあるがそもそも肉食系女子なので、決して部活のおかげで恋人が出来ているワケではない。
- けいおん!のせいで一時部員数が増えた学校も多いが、考えてみよう。あの連中、部室を喫茶店扱いしてるんだぞ。
- 合唱部
- 体育系文化部。とある学校では平気で腹筋背筋500回ずつをやる。
- 発声練習を見られるのをあまり好まない。なぜならそれは一般人には狂気そのものにしか映らないからだ。
- 新入部員には、目や額から声を出したり、上腹部と下腹部の筋肉を入れ替えたりなど、一般人には不可能と思われる能力が要求される。しかし人間言い続けられればいつしかそれに馴染んでしまい、洗脳されるが最期、人間でありながら楽器として青春時代を送ることになってしまう。このことから一部の学校では新手の宗教団体という扱いを受けている。
- とある筆者はこの部活に所属してるが、強制的に求められる笑顔、おふざけとしか思えない振り付けを強要されるという。
- 綺麗にハモると、頭の上の方で天使の声が聴こえるらしい。
創作系部活動[編集]
- 美術部
- クリエイティヴなヲタク/腐女子向け。入部時点である程度絵が上手くないと入る気にはなれない。もし、常人が入ったら間違いなく短期間でヲタク、腐女子のどちらかになる危険性があるので注意が必要。ヤンデレな先輩には気を付けた方がよい。
- とあるユーザーが通っている中学校では中学、高校合わせて部員が一人という部活がある。しかし、なぜだか知らないが、1年間持ちこたえている。何人かは普通の絵を黙々と描いている。
- 本当に絵の腕を上げたい人は外部の美大受験予備校にいくので、美術部にははいっていない。
- 漫研(研究会/同好会の場合も)
- ときどき、美術部とこれとで分裂しているときがある。行った学校にコレがあり、自分はヲタ/腐女子だと思う者はこちらに入ったほうがよかろう。もっとも、その後の君の青春は、一切保障はできないが。ま、ヲタクや腐女子がまともな青春時代を送れるのは極めて異例のことだけど、友達がいるだけマシな方。実は文化部が盛んで進学校なら他の部でもオタク共鳴は起こりうる。
- 映画研究部
- 少数人制。映画鑑賞の合間に、テレビにゲーム機を接続して遊んだりできる。アバンチュールな自主制作映画を撮ったりもする。
- ついでに某マンガみたいな展開は皆無。
- 編集中に撮った覚えの無いコマがあったら、幾ら臨場感溢れるシーンであっても無視しよう。さもないと・・・
- 演劇部
- 残念ながらオスカー・ワイルドの演劇を取り上げている学校は多くないと思われる。大きな劇の時は、20億匹のスタッフを動員するが、なんにしろ間違えるとガスコンロで焼かれる(魂)。これは、作者の経験である。演技力によっては文化祭で悲劇を巻き起こす事が多い。
- ちなみに、現代ではなぜか大会などにおいて女子:男子が3:1程度になり、幸せかのように思えるが、どっちみち他のクラブと変わらず一部の人間同士の話となってしまう。
- 書道部
- 渋さでは他の追随を許さない。墨の色のように暗いというのが一般的なイメージだが、そうでもないことが往々としてあるため人生はわからないことが多いと言うことがわかる。
- 年中行事の際には大活躍するため、内申点を稼ぎたいなら是非。
- 放送部
- 文化系の部活動の中で一番大変な部活。運動会や文化祭などの委員会的な活動なんかをさせられられる。部活内にオタクと呼ばれるものや、ゲーマーと呼ばれるアホなどが多い。男子と女子の境界線がないので戦争と呼ばれる戦いが毎日繰り広げられえる。(男子の中では残酷なものが多く、女子は腐女子が多い)
- 学校行事のときは生徒会との抗争が発生する。抗争の原因は生徒会が音響を担当する放送部に事前の通告をせずにプログラムの変更をしたり,マイクなどの備品を乱雑に扱って破損させることにある。
- ストレスフルな部活で途中で退部する人も多い。例えるならば給料の出ないブラック企業。
- 学校行事に関しては毎年代替わりがある生徒会よりもノウハウを積んでいる上に,準備期間や当日には生徒会よりも早く登校し遅く下校する日々が続く。だがあくまで縁の下の力持ち的な存在なので広報誌などで大きく取り上げられることはない。
- 部活動だがその姿は一般企業の縮図である。そこらの教職員よりも一般企業の社会人らしい立ち振る舞いが求められる(税金で食ってるやつらは世間の常識が一部通用しない)。一般の高校生らしい青春を歩むことは出来ないかもしれないが世の中の不条理や組織の運営,プロジェクトの計画的な進行を身をもって経験することが出来るので就職後に役立つ部活である。
- 学校行事では自分のクラスの位置ではなく放送室や放送席で活動をしているのでアルバムのクラスのページに自分の写真がないかもしれない。
- 放課後は長い時間狭い放送室で活動しているので部員は家族と同じような感覚になる。
- 部室として使用する放送室には冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトルがあり、マグカップが常備されている。
- 写真部
- 写真をもりもり撮りまくる部活。文化祭などのイベントでは部活の特権により盗撮がいくらでも許される。またベルビアなどの高価なフィルムを部費で購入することができるため、大量の部費をかっぱらい、他の部活や生徒会から睨まれることも。
- たまに光画部だったり撮影部だったりするが、活動内容に差はない。学校行事の写真撮影は業者がします。
- 新聞部
- 新聞を作る。一年中桜が咲いている場所では、手から和菓子を出せる男が部長を務めることもある。また、生徒会の不祥事を必死に探したり、捏造することで情報の大切さや、報道の自由を実感できる。
- 文芸部
- 本などを読んだり小説を書いたりする部活。長門有希が居たり、SOS団に進化したりする。自作小説は文化祭で配布されることがあり、下手すればたちまち黒歴史と化す。
- 基本はオタク部であり、演劇部や漫研と組んで大がかりな黒歴史を作る事も多い。
- 華道部
- 基本的に華道部は女子限定の部活であったはずだが、どこかの中学校では唯一男子がいた華道部があるらしい。ちなみにその男子はヲタクかつデブであった。
- 大和撫子を目指す部。美人が多い・・・とは言えない。顧問からお菓子を貰うことをあまり期待するな。
- 家庭科部
- いつもはベラベラ喋りながら裁縫をし、たまに菓子を作って喰う部活。
- 家庭科部員は大抵男子に「部活やってんの?」と聞かれている。ほぼ女子会に等しい。男子も入れる場合が多いが、誰も入らない。
- ものづくり部
- 工業高校にのみ存在する。旋盤やフライス盤を駆使して金属を加工しまくる。なお、彼らを馬鹿にすると拳銃や機関銃を作り、ひぐらしのなく頃にを超えるような地獄を作り上げてしまうので要注意。
- ロボット部
- 工業高校にのみ存在する。(ロボット部みたいな部活がある普通の高校もある)よく分からないロボットや、それ用のプログラムを恐ろしい目付きで作る。暴走すると、メイドロボやガンダムを超えるようなトンでもないロボットを作ってしまうので、常に監視しなければならない。
- たいていこの部活の生徒の学力平均値は他の生徒に比べはるかに高い(例外あり)。また、コントローラーをプロポと称したりもする。
研究系部活動[編集]
- 鉄道研究部
- 鉄オタの聖地。部員の99%が男子である。ただし最近では女子にも鉄道が好きなやつもいるようなので、もしいたら超ラッキーである。当然、奪い合いになるが。研究と言いながら学園祭のためと言って鉄道模型を弄ったり合宿と称する旅行の計画を立てるだけという一番遊び要素が高く、Moneyのかかる部活である。ていうか遊んでいるだけじゃね?まぁ鉄道が好きならばの話で好きでないならば苦痛でしかない。偏差値の低い学校では無いかあっても低レベルな場合が多いが、偏差値が高くなるほどレベルが高い傾向がある。その分、オタク・変人である可能性が高いがそこは諦めるか更生させよう。ここに入ると女子からは大抵、冷たい目で見られる。しかし諦めてはいけない、執筆者のように鉄オタ兼アニオタでありながら彼女もできちゃうやつもいるからだ。一応言っておくが、顔は普通である。入部するためには時刻表が読める必要がある。更に使い捨てカメラではなくそこそこまともなカメラがあった方がよいだろう。参考に言うと、俺のとこの部員の同級生はみんな光学12倍ズームのデジタルカメラを持っていた。因みに、ここの合宿は移動ばっかで意外と疲れるし、遅延が発生すると走りこみをさせられる。このようなかなり過酷な部類に入る合宿でPS3あたりを持っていくと神扱いされるので挑戦してみる価値はある。執筆者はPS2が限界だったが。又、ビジネスホテルによっては有料放送が付いているのでアダルトビデオが見れるかも。ただし、スケジュールには一秒の誤差も許されない学校もあるかも!?
- コンピュータ部
- ヲタク系男子の巣窟。厳格な三次元女人禁制(二次元女人との交際は推奨される)という戒律がある。いや・・・、極稀に女子いるけどね。活動内容は多岐に渡るが、本業はプログラミングのようだ。日々フリーセルやマインスイーパーのスコアを競う熱心なアスリート。
- スクリプトキディやサーバーモンキーが放し飼いにされている動物園の側面も持つ。パソコンはもちろん自作でなければならない、そうでないと部内でのスペック自慢に参加出来ないので、疎外感を感じる事になる。アンサイクロペディアの閲覧や編集作業が部の活動の一環として認められている。パソコン部員たる者機械を操る能力だけではなくユーモアのセンスも必要だ。その他、教師のパソコンの修理や改造を引き受けて、小銭や得点を稼ぐチャンスもある。機械類の修理を理由に、堂々と女子寮に上がり込める特権すら保持している。しかし、現実の女性ではなく、エロゲのヒロインに恋をするのがパソコン部員の嗜みである。ちなみに中学校ではわざわざパソコンで全登場人物が棒人間氏の紙芝居を作る合間に某動画サイトを見るのが関の山であるとされる。プログラミング?ああ、コマンドプロンプトって奴?
- また運動部に比べ規則が緩いため、学校に帰宅部が存在しないために仕方なく在籍している帰宅部員も居る。
- 天文部
- ロマンチックな雰囲気の中、SEXの相手を探す・・・なんてのは大学サークルの話。エクストリームスポーツ徹夜を行う体力(生命力)と精神力(SAN値)が要求される体育系文化部である。
- 古代ギリシャ人は夜空を見て「あれはゼウスが不倫(白鳥座に化けて獣姦)して生ませた双子座」なんて考えていたため、実際知れば知るほど雰囲気ぶち壊しです。星空はただ漠然と眺めるのではなく、天体写真を撮ったり(特殊フィルム+一眼レフ、現像に写真部の力を借りたりする)、流星群のときは合宿を組み人里離れた冬の山などで凍えながら流れ星を数える苦行(徹夜)を行う。たとえ羊を数えているようなテンションになっても、いろんな意味で野外観測中は寝てはならない。
- もちろん平日であれば翌日に始発に乗って登校だったりするので徹夜は強制ではない、しかし何かと廃部の危機に晒されがちな文化部、やる気を出している新入部員がいればそれに付き合うのは上級生として当然のこと、晴天であればなおのことである。合宿以外の活動は空の綺麗な田舎の学校であれば夜の校舎を貸し切って天体観測、運動場(※普段は運動部の縄張り)のど真ん中で大の字になったり出来るかもしれない。合宿の報告は部誌や文化祭で簡単な天体現象の説明と共にすることがあるが、作成中に部員の誰かがしばしば「宇宙ヤバイ」といった中二病を発症してしまう。次回の合宿では急に踊りだしUFOを呼ぼうとするから眼を離すな、面白いから。
- なぜか星の砂を持っている人が結構いるようだが、その件の詳細についてはまだ不明な点が残る。稀にSF研究会と間違って入部する者がおり、その名残なのかお堅いSF小説が部室から出てきたりする。なお星占いは迷信だとしているが、顧問が雨男(雨女)であると信じて疑わない者が多い。入部者勧誘のキャッチコピーは「来たれ晴れ男、晴れ女!」
- 科学部
- あるいは化学部。白衣を着ると賢そうに見えるかもね。ただしそこらへんの大学生協でも買えるから利点とは言い難い。文化祭でペットボトルロケットやスライム製造以外に何をしているのか不明。
- ものづくり部や日本拳法部程ではないにしろ、彼らを怒らせるとみんな大好きテルミット反応や黒色火薬、高電圧兵器、サリンなどで襲撃される可能性が高いのでやはり注意。最悪の場合は部員に人体実験の被験体にされてしまうことも…。科学部のある学校では、生徒が一年につき一人や二人は「謎の失踪を遂げた」ことが珍しくないぞ。
- 生物部
- 生き物を育てたり、爬虫類やら、両生類やら、魚類やら、鳥類やら、哺乳類やら、無脊椎動物やら←(省略)を採りまくる部活。しばらく飼育した後に食べる。
- なのに環境問題を考える、とか言っている部活。女子は少数。植物を育てるほうは草食系男子が多い。あと、気が長い。ちなみに育てた生物を科学部が実験に使うことがあるので混合して生物化学部ともいうところがある。
- 英語部
- 受験対策(主に内申書アップ)のために入る部活の筆頭格。なぜか英語劇(英語が理解できていても大概つまらない)を行うことが多く、オスカー・ワイルドの演劇を取り上げる可能性は演劇部よりこっちの方が高いという場合もある。
クイズ研究部(クイズ研究会) ひたすらクイズをしまくる部活。賢そうなイメージを持たれている。早押しボタンを数時間ぶっ通しで押し続けているのでおそらく部活後には指が死ぬであろう。陰キャの溜まり場となっている。ちなみに、問題文で「手首に...」とよまれた瞬間に「アンクレット」と答えてしまう習性がある。
競技系部活動[編集]
- 囲碁・将棋部
- 非常に厳しい部。なかなか入れてもらえない。と思いきゃ授業で使うプリントの裏にエコと称し勧誘広告を印刷してくるツワモノ教師もいる。ちなみに聞いてもいないのに勧誘ではないとやたら強調していた(実話)。なお、囲碁将棋と言いながら囲碁をやることはほとんどない。編者は囲碁をしに行ったら、担当は10年前に退職したといわれた。
- 自動車部
- 工業高校のみに存在する。いかに軽量で低燃費で速度が出せ、華麗にドリフトが決めれる自動車を作るのかが重要視される。ドライバーは身軽さを要求されるため、身長156cm程度のチビが非常に多い。
- どこぞの部活動アニメのように戦車やらコスモスポーツやらを直したりする職人は滅多にいない。
- 競技かるた部
- ちはやふるという漫画により、近年人口が増えてきている部活。音にうるさいため、大きな音を聞くと顔をしかめる事も多い。ただし、実際はそんなに選手としては強くないことが多いので、無視しても構わない。イヤホンをすると耳が悪くなるとか言いつつ、普通に使う人間も多数。高い暗記能力、反射神経、長時間の試合に耐えうる集中力と体力まで必要とされるため、実際は運動部並。強豪校は外周を○○周走らされる。ほとんどは偏差値の高い学校に存在する。高校の競技かるた部は、中学の部活動でいい成績を残せなかったものが多く入部してくるため、みんないろいろできる。(ex.元吹奏楽、元水泳、元卓球、元サッカー等)中学でくすぶっているそこの君!ぜひ入部を!偏差値の高い学校の中でもさらに頭のいい奴らが集まることもある。そして、なぜかリア充率が高い様子も見られる。筆者の部活では約半数がリア充だった。大学のサークルに経験者として入ると凄い嬉しがられる場合も多い。試合は前屈みなので女子が緩めの服を着ていると、男子的にはおいしい状況になる。
- 麻雀部(マージャン部)
- 競技麻雀で物事を解決しようという事で新たに創部を認可された部の一つ。
- これによってこのような部(もしくは同好会)を創部する学校(中学校・高等学校)が相次ぎ、現在ではインターハイ(高校)・インターミドル(中学)が開催され、競技麻雀の高校・中学日本一を競い合っている。なお、更なる詳細は咲-Saki-参照。
- 決闘部
- 競技人口は多いがこの部活が存在する学校は少ない。
- 一応文化部ではあるが、最近ではバイクに乗ってデュエルするという運動部顔負けのアクティブな部活に変わりつつある。
- 極稀に、「ランニングデュエル」という、斬新でエコロジーなデュエルを行っているところもある
- ディベート部
- 社会の厳しさを学ぶための部活である。大人の嘘を見抜きたい人にオススメ。
その他部活動[編集]
- 囲碁サッカー部
- 日常的部。現在部員二名。入部希望者募集中。
- 現代視覚文化研究部(GSK)
- クールジャパンの代表格であるアニメやゲーム、漫画、アイドル、小説文化など視覚に訴える現代諸文化の統合的・越境的な研究活動をする指定特殊高等学術専門機関。略称は「GSK」「現視研」。本組織は未来都市を発祥とする説が濃厚であり、全国各地に数十と設立された 現視研 や派生組織の部員らは日々深い畏怖と敬意の念を抱いてやまない。
- これまで、これらの領域は漫研や美術部、コンピューター部、文芸部や新聞部などの管轄であったが、対象とする作品がメディアリミックス化されて展開されるようになると、個別での研究開発に困難が生じたため設立されるようになった。また、情報手段の急速な発展は、全国各地の青少年にこれら複数の文化領域への高い教養を与え、参加者の増加に貢献し、部活動設立のハードルである人数規定を解決させるなど新規設立の呼び水となる。さらに、研究対象の統合化は、継続困難になったグループを再編成して再起を図ろうとする選択肢に繋がる。実際に、慢性的な部員不足から継続困難になった複数の部活動をベースに、知識人や有識者、ボランティア、帰宅部などが加わり、ごく短期間ながらも複数の領域について研究活動した例が報告されており、このようなモデルは部活動の合理化が叫ばれる今日では大きく期待が寄せられている。
- ただし、知識人の把握する領域にも限度はあり、研究目的や動機も各々で異なるため組織として動かすことは活動内容とは裏腹にかなりシビアである。部員間のすれ違いや不仲で活動は簡単に停滞し、閉塞感から離脱者を続々と輩出することは決して珍しいことではない。さらに悪化すれば、瓦解や自然消滅へと至り、最後は辛酸を嘗めながら自らの視界をぼやかす研究で幕を閉じることもある。そのため、運営では知識や熱意よりも、日頃の現実的な事業計画や組織を引っ張る手腕が求められる。とはいえ、よくよく注意すれば問題は滅多に起こらず、部活動の設立や運営自体は人間組織を学ぶ上でも良い経験であり、活動内容も楽しく行えるため、気心の知れた仲の良い友人と設立するのも青春の一つとして見ることもできる。
- 隣人部
- 友達のいない奴が友達をつくるために入部する。活動場所は空き部屋。学校外でも可。ただし校舎が広く余裕がなければならない。
- 内容は雑談、エロゲー、王様ゲームなど様々。慣れてくると休日にカラオケや遊園地へ行くことも頻繁にある。ある意味リア充を期待できる。
- 古典部
- 文集を作ったり、ビデオ映画を見たり、かき揚げ丼を作ったりする部活である。
古典との関係性を質問してはならない。
分類不能の部活動[編集]
- 生徒指導部
- 学校によって体育系と文化系分かれるので分類不能。生徒が入部することがほぼ不可能な部活。この部の部員たちは非常に危険なので近寄らない方が良い。部員の99%は短気でうざい。
- プロアクティ部
- 体育系文科系に限らず、帰宅部の面々まで勧誘されてしまうという不思議な部。とりあえずラップを歌い踊りながら洗顔するのが部活動そのものらしい。
- 軍部
- 陸大卒の軍人によって構成される部活。活動内容は、クーデターを起こした軍人を鎮圧することや他国に戦争を仕掛けることである。
部活動における問題点[編集]
- 部活動における問題点として、次のようなことが挙げられる。
- ブラック部活
- ブラック部活は、現在では減少傾向にあるが、依然として運動部を中心に部活動における大きな問題の1つとなっている。ブラック部活の主な特徴として、
・先輩の言うことは絶対
・顧問の体罰や暴言(現在では体罰は違法となっている。)
・極端に長い活動時間 - これはスポーツなどを楽しむという部活動の目的に大きく反している。
- 根性論·精神論の横行
- 先程述べたブラック部活問題に関連するが、日本の部活動では未だに「苦難は耐え忍べ」みたいな根性論·精神論を生徒に押し付ける傾向がある。諸外国では、プロを目指すようなチームは別として、ほとんどのチームではスポーツは楽しむものとして見なされている。一方日本では、強いチームのみならず、弱小チームでも根性論·精神論が押し通される事があり、スポーツを楽しむ事が出来ている者はそう多くない。まして補欠は試合にも出れないので、尚更楽しめない。(これが日本でスポーツ離れする若者を増やしているのではないかと主張する人もいる。)
- 教師への膨大な負担
- 部活動の顧問は基本的に、教師が担当するが、部活動の顧問をやっても残業代は全然出ない。また、日本には教師に顧問を強制的にやらせる学校も存在し、そうした学校は最早ブラック企業も同然である。日本の教師の残業時間が諸外国のそれと比べて遥かに長かったり、「教師にだけはなるな」と言う人がいるのはこの為である。
- 部活動を強制する学校がある
- 中には部活動を強制する学校も存在する。(文部科学省の資料によると、岩手県の公立中学校の99%は部活動が全員加入制である。)校則で部活動を強制するのは、自主的な活動という部活動の概念と矛盾している。
- また、嫌々やっている部員は、他の部員と比べて上達が遅く、態度も悪くなりやすい。その結果、嫌々やっている部員への指導(恐喝)のために他の部員への指導(本当の意味で)が疎かになり、やる気のある、強くなりたいと思っている部員の足を引っ張ることになるのである。この項を書いた私のいた部もそうであった。
- 成績の低下
- 部活動に入って適度な運動をする事は、成績を上げるのに役立つが、活動時間が長い部活動は、勉強する時間の減少の原因となり、学生の本業である学業に支障をきたしかねない。
- 部活内での格差
- これは大きく分けて2つの事柄がある。
1つ目は先輩と後輩の格差である。後輩は雑用を任され、先輩に対して敬語を使う必要がある。しかしこれは、部下は上司に敬語を使うなどの社会的なマナーを身に付けるのに役に立つが、せいぜい年が1つ2つ違うか、年齢的には同い年の人同士であって、まして部活動をやるのは大半が10代のガキであるから、(この辺書いた人も10代のガキだけど)そこに上下関係を作るなんて馬鹿馬鹿しいと思っている人もいる。
より深刻な問題として、主に運動部で見られるもう1つのレギュラーと補欠の格差がある。この記事で前にも述べたように、レギュラーは「試合に出られる→速いペースで上達できる→スポーツが楽しくなる」と得するが、補欠は「試合に出られない→上達出来ない→スポーツがつまらなくなる」という負の連鎖に陥る事が多い。しかしこの問題は部活動における問題としては5本の指に入る程の大きな問題にも関わらず、文部科学省の部活動の実態を調査した資料にはこの問題についてほとんど記されていない。文部科学省の人達がこの大きな問題について誰も気にしないというのは、誠に遺憾なことである。 - 退部しようにもしづらい
- このような理由から退部する人が多少見られるが、その人達は、辛い事から逃げただとか根性無しとか罵られたり、いじめの原因となる事もあり、嫌々部活動をやっている人が後を絶たない。
- また、この項を書いた私の兄は、高校の剣道部を辞める時、顧問に「辞めたら後悔するぞ」、「辞めたら剣道すんなよ」などと言われたそうである。
もはや人間のクズ。ちなみに兄はその後、地元の道場で楽しく(ここ重要)剣道をしていた。
部活動の今後[編集]
- 活動時間の短縮化
- 昨今、国会で働き方改革が議論されるようになっている中、部活動の活動時間の短縮化も議論されている。先程述べたが、日本の教師の残業時間は、世界一であり、その原因は、部活動の指導に充てられる時間が多いからである。
- 具体的には活動時間を平日2時間以内休日3時間以内とし、週2日は休養日を設けると共に土日は必ずどちらかを休養日にするといった内容である。近く、ほとんどの中学校高校で導入されるかもしれない。また、地域との連携を強化するといった内容も国会で議論されており、教師の負担を如何に減らすかが注目されている。(でも、現実6・7時間あるいは12時間という活動時間の学校もある。平日も3時間以上4時間未満ある。)
- 部活動の廃止
- 世の中には、部活動が過酷だとか、ブラック企業の温床だとか、教師の負担がデカ過ぎるといった理由で部活動を廃止すべきだと主張する者もいる。名古屋大学の内田良准教授や教育研究家の妹尾昌俊氏などが著名な部活動廃止論者であり、部活動問題に関して様々な学術記事を執筆している。また、名古屋市の公立小学校の全部活動が2021年に廃止される事が決まり、部活動の全国的な廃止が現実味を帯び始めている。
注釈[編集]
関連項目[編集]
運動部 : | 駅伝部 | 剣道部 | サッカー部 | 山岳部 | 自転車競技部 | 卓球部 | 馬術部 | 麻雀(競技)部 | ミニバスケットボール部 | 野球部 | 勇者部 |
---|---|
文化部 : | SOS団 | 落研 | 化学部 | 学園生活部 | 仮面ライダー部 | ガンダム部 | 奇術部 | 帰宅部 | クイズ研究会 | 軽音楽部 | 光画部 | 古典部 | 米部 | 娯楽部 | コンピュータ部 | 情報処理部 | 女子部 | 新聞部 | 吹奏楽部 | スクールアイドル部 | 生徒指導部 | デジタル研究会 | 鉄研 | 鉄道部 | 討論部 | 文芸部 | 放課後楽園部 | ホロン部 | 隣人部 | ブラスバンド部 |
委員会 : | 学級委員会 | 給食委員会 | 極上生徒会 | 栽培委員会 | 新聞委員会 | 生徒会(執行部) | 図書委員会 | 風紀委員会 | 保健委員会 |