風紀委員
風紀委員(ふうきいいん)とは学校内における委員の一つであり、主にツンデレや眼鏡属性が就任する。創作物における、学園もののラノベ、漫画、ゲーム等に良く出てくるが、主人公だったりすることは少ない。
概要[編集]
風紀委員とは、文字通り風紀を取り締まる委員であり、校内の乱れや校外での迷惑行為等を取り締まる。取り締まると言った所で実際のところは教師や生徒会がやってしまうので、彼らに活躍の場は無い。あったとしてもポスターを作成し「廊下を走らないで下さい」等と貼り出す程度である。無論、これについても教師が毎日言っていることであるため誰も見向きもしない。
活動[編集]
概要でも記述している通り、彼らの活動は他の誰かでも出来る内容である。特段これといった活動は無く、風紀委員だということを伏せておけば優等生に見えるといった程度の活動である。
- 服装チェック
- 生徒が学校指定の制服を着てこない、着ているが崩れている等、服装に乱れが無いかチェックする。
- 挨拶運動
- 通学路に立って挨拶をする。歩きスマホなどを注意する。
- 学校規則を守らない者に注意
- 遅刻や不要物の持ち込み(ゲームや漫画等)など、規則に反する行為をとるものに注意する。
- 校外において学校のイメージダウンにつながる行為を取る者に注意
- 喧嘩や万引きなど、学校のイメージダウンにつながる行為をする者に注意する。
結構いい仕事をしているように見えるがそうではない。上記の「乱れ」を招く者達はいわゆるDQNであり、半ば強制的に風紀委員となった草食系の彼らにとって、「チェックする」は「見るだけ」であり、「注意する」は「○○くん……あの……ダメだと思うよ……」程度である。彼らの本当の仕事は、それらを報告することにある。生徒会や教師に報告し、あとはお任せするのである。そう、取り締まるという立場にありながら権力は無く、上に報告することで自分の立ち位置を守るという犬っぷりが彼らの仕事なのである。
創作物内における活動[編集]
現実世界における彼らの犬っぷりや不遇さは前述の通りであるが、創作物内における彼らの活動は尋常ではない。まるで現実での鬱憤を晴らしているかのような所業であり、時に学校を守るためと言い鉄拳制裁を振るうこともある。大抵のキャラは細身でありながらもなんらかの武術の達人であり、華奢な体してるのに強いというかっこいい設定である。また、規則が絶対の真実であり、自分はその真実を知らしめる使者であると、規則や自分を崇高なものに置き換え他者を虐げるという人格破綻者が多く、度々主人公などと衝突する。しかし、やはり創作物であるため、主人公が負けるわけにもいかず、結局のところ「真実とは……何だったんだ……」とか「それがお前の正義か……」とか妙に気取った台詞を吐きつつ負ける。不遇さは現実でも創作物内でも変わらないのである。
関連項目[編集]
- 学校
- 委員
- 走狗
- ジャッジメントですの!
- 生徒会 - 風紀委員会の上位互換。
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