ヘタクソ手品おばさん

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『ヘタクソ手品おばさん』(The Lady Who Stinks at Magic)はアズによる漫画。『週刊ヤングマガジン』にて連載されていた。

概要[編集]

『手品先輩』のタイトルで知られているが、それは正確には11-6話(アニメ2-4話)のタイトルであり『ヘタクソ手品おばさん』が正式名称である。あと『だがしかし』とは関係ない。無論『野獣先輩』とも無関係である。

そのタイトルの通り、手品おばさんの渾名で知られる女子高生がヘタクソな手品を披露しまくる漫画である。もちろんこれでは売れないと予想した作者によりエロ要素を足したところ、これが思わぬ売り上げに貢献。ネタとエロとスカトロ漫画で知られる『彼岸島』同様に、ヤングマガジンで人気の作品の1つとなっている。

手品を売りにしているように、作中では色々な手品、時折心理学・科学の解説が出ている。特に手品に至っては実際に作者が取材を行うなど、かなり力を入れているのが伺える。だが当然ながらそれは建前であり、それらからいかにしてエロい要素に結び付けるかが本作のテーマになっている。なので手品を目指しているからこの漫画を読もうだなんて考えない方がいい。

アニメ版[編集]

アニメは12話構成だが珍しく1話が通常の半分しかない。原作の1話が10ページにも満たないのだから当たり前なのかもしれないが、その割にはカットされている部分がいくつかあるのが勿体ないところである。

原作に忠実に作られていて、特に下着描写はやたらと力を入れている。一方で、妙におどろおどろしいSE(例えるならONE PIECEに使われそうなSE)が頻繁に使われているせいで、ほのぼのとしたギャグアニメの雰囲気がぶち壊されまくっている。

あらすじ[編集]

種無高校で始まった『帰宅部撲滅運動』の被害に遭った高校1年生のジョシュは、適当にくつろげるだらしのない部活が無いかを探すというのび太みたいなことを考えていた。そんな中、違う意味でとてつもなくだらしのない奇術部の先輩に出会ったジョシュは、その先輩の身体目当てに奇術部に入部することを決意。そこで人数不足に悩まされた奇術部を盛り上げるために一役を買うことになり……。

登場人物[編集]

先輩と助手
先輩 - CV:本渡楓
公園にてたまに見かける『ヘタクソ手品おばさん』。やたらと人に手品を見せたがる割には、あがり症になって失敗するよく分からない行動力の持ち主。
手品の失敗率こそ100%だが、そこから必ずパンツを見せるなどのエロに転じる才能の持ち主であるため、手品に興味のない助手(や読者)を虜にしている。作中ではむしろパンツを見せない方が珍しいレベル。
手品自体も全く失敗しないという訳ではなく、封筒に入れた千円札を切ったかと思えば、実は先輩の財布の中に入っていたという離れ業を披露している。そりゃ確かにタネを知れば逆に千円札を切ってしまう方が難しい手品だし……。
自分から見せるというポリシーを持っているためか、スカートをめくられたら怒る。
本名不明。実の姉に「妹ちゃん」という理解に苦しむ渾名で呼ばれている。御坂妹みたいなものなんだろうか。
助手/後輩 - CV:市川蒼
一応主人公。この手の漫画にありがちな「俺は苗字名前、この春入学(転校)してきた高校生」的な自己紹介のしない名無しキャラ。学園ハンサムほどではないが顎が長い。
手品には全く興味がなく、帰宅部志望だったため渋々部活を探していたが、そんな中で先輩と言う良いオカズを見つけたため奇術部に入部。それ故に先輩らに助手と呼ばれている。正確に言うなら彼は在日外国人とのハーフで、本名がジョシュ(Josh)であるため、洒落を効かせてそう呼ばれているだけである。
本人も先輩の助手をやるつもりは更々なかったのだが、ある日誰もいないと思って1人で『エイサイハラマスコイおどり』を踊っていたのを先輩に撮影されてしまったため、脅されて仕方なく手伝っている。
咲ちゃんの最期。
咲 - CV:喜多村英梨
風船を用いた大道芸を得意とする奇術部の新入り。この作品の例に漏れずお色気担当である。
ギャルまんまな性格と度を越えたブラコンで、先輩と同じギャグキャラかと思われたが、原作45話にしてまさかの死亡。読者はこの漫画が週刊ヤングマガジンにて連載されている本当の意味を知らされることになる。
流石に死なせるタイミングが早すぎたためか、以降の物語は全て「回想録」のような形式で登場している。
先輩とは同級生なのでどう呼ぶか気になるところだったが、何と「手品ちゃん」と呼んでいる。恐らく名前を覚えていないのだろう。
正志 - CV:浪川大輔
この項目は何者かによって監視されています。
間違っても本文に「DB」などと書かないようにしましょう。
同じく大道芸を得意とする奇術部の新入りにて、咲の弟。心理学担当でもあり、本作のイケメン筆頭。あまりにもイケメン過ぎるため、画像ではとても紹介ができない。
あまりにも迷惑過ぎる姉への愛にうんざりしており、一時期本気で怒ったこともある。その結果が上記の有様であるのだが、先の自業自得なので仕方ないと言うべきか。
彼にも色々な設定はあるらしいが、この漫画では必要ないから書かないとのこと。なら何の漫画なら必要になるんだ……?
化学先輩。可愛い。
斑 - CV:高橋李依
化学部部長で、通称『化学先輩』もしくは『カニ先輩』
本作の萌えキャラ担当。メイン2人がエロ要素満載なためか、程よいキャラクターとして人気があるが、それ故か出番の少なさを非難される。アニメではあれでも出番は増えている方なのだが。
スカートは長めなのだがやはりガードは緩々で、黒タイツ腰のパンツを披露するのがお約束。
ちなみに化学部であるが、劇中で披露しているのはどちらかと言うと科学の部類だったりする。
この手の作品にありがちな「いかがわしいことをしている誤解」をしているが、今作に限っては決して誤解ではなかったりする。
先生 - CV:茜屋日海夏
先輩のお姉さん。先輩以上にチャランポランな性格をしている……かと思えばキレると恐いので、元ヤンキー疑惑がある。
旦那がAV男優のせいなのか、基本的に先輩にセクハラをするのが日課。
深村 - CV:増田俊樹
先生の旦那さん。かなり穏やかで良い人っぽいが、職業は何と殺し屋である。
先輩の不倫疑惑があるがそれは誤解であり、実際は「ワンボックスでご当地食材fuck」なるAV企画に先輩を誘おうとしているだけである。

関連項目[編集]