29日、「安保法制廃止・立憲主義回復!野党共闘をめざす8区市民の会(略称:野党共闘8区の会)」は、小野塚勝俊氏(元民主党衆議院議員)と政策協定を締結しました。
8区の会総選挙共通政策
【基本政策】
1. 憲法を尊重し、平和、民主主義、基本的人権を守ります。
2. 新自由主義的政策を見直し、格差縮小、医療・福祉充実、国民の生存権を守る「憲法が活きる政治」を実現します。
3. 安保法制を廃止し、立憲主義を貫く政治を実現します。
【8区地域政策】
4. コロナ禍で深刻な影響を受けている人々の、くらしと営業を守る施策をすすめます。
5. 学校長期休業による学習の遅れを取り戻すために、20人規模での授業を可能とする教員配置をすすめます。正規教員を増やし小中学校の少人数学級実現につなげます。
6. 新型コロナウイルス感染拡大に対応する、安定的な病院経営の保障、発熱外来設置による診察や検査体制の抜本拡充、ワクチン・治療薬開発援助など医療体制拡充のための緊急措置をすすめます。
7. 日本の保健所発祥の地である所沢市に保健所を設置し復活させます。
8. 所沢通信基地の機能強化に反対し全面返還を推進します。オスプレイや米軍ヘリの離着陸訓練、低空飛行・夜間飛行訓練の中止を求めます。日米地位協定の見直しをすすめ、横田基地から搬入され野積みされている4万4千立方メートルの土砂の有機フッ素化合物を含む土壌汚染調査を実現させます。
9. 関越自動車道三芳スマートインターの拡張については、交通安全対策を徹底させます。
【全国政策】
10. 菅政権が安倍政権を引き継ぎ進めようとしている憲法「改定」とりわけ9条「改定」に反対し、改憲発議をさせぬよう全力で取り組みます。
11. 暴騰する防衛費、アメリカからの武器爆買いを見直し、国民生活の安全のための施策財源に振り向けます。
12. 沖縄県名護市辺野古新基地建設に反対します。地方自治を重視し、沖縄の民意を尊重します。
13. 唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約を批准し、実効ある発効を推進します。
14. 原発再稼働に反対し、原発ゼロ社会を目指します。
15. 再生可能エネルギーを中心としたエネルギー政策に転換し、地球温暖化防止に全力をあげます。
16. 消費税5%への減税をすすめます。
17. 最低賃金「時給1500円」を目指します。8時間働けば普通に暮らせる社会を実現します。
18. ジェンダー平等の視点から雇用・賃金など社会的・経済的格差をなくし、差別のない社会を目指します。
19. 公文書の改ざん・ねつ造を許さず、国民の知る権利を徹底して重視します。
前回の衆議院選では、小池都知事が希望の党を結成することにより野党が分断され、民進党(当時)が希望の党へ合流することを決定したため小野塚氏もそちらへ同調することになりました。8区の会としては希望の党を支持することができないため、日本共産党公認の辻もとみ氏の推薦を決定し選挙を戦いました。
小野塚氏がとられた行動には色々意見がありました。
しかし8区の会としては、どうすればアベ政治を終わらせられるか、どうすれば自民党柴山氏に勝つことができるかという視点で議論に議論を重ねて来ました。
柴山氏に勝つためには野党側の候補者を一本化しなくては勝てない。
そのためにはどうすれば良いのか。
議論の中では小野塚氏に対し批判的な意見も当然ありました。
色々、様々、経緯はあっても柴山氏に勝つためには候補者を一本化し力を合わせて戦うしかないということで小野塚氏で行くしかないという結論に達しました。
しかし政策が伴わない候補者の一本化はあり得ません。小野塚氏とも議論を重ねてきました。小野塚氏も真摯に応えて下さいました。そして今回の政策協定へとたどり着いた次第です。
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25日に議会広報広聴常任委員会が開かれました。
協議事項は2点。
1.議会だより178号の編集について
2.ふれあい座談会(議会報告会)について
これまで毎年議会報告会を開いてきました。
例年なら4月の下旬ころの開催でした。しかし今年は新型コロナウイルス感染症の拡大により延期となっていました。
延期後も委員会の中で度々開催について議論してきました。
中止ありきではなく、どうしたら開催できるかで議論してきましたが、参加者は高齢者が多いことや、公民館などの会場になる施設は参加人数が制限されているので、その点どうすれば良いのか。
YouTubeで議会報告だけでも流そうかなど様々協議を重ねてきましたが結局まとまらず・・・、ということは開催は無理ということですねということで”今年に関しては”もうタイムリミットで中止と決定しました。
来年の4月開催を目指し今後も協議は継続していきます。
変な朝顔。
ベランダの排水溝から芽を出し、花まで咲いた朝顔です。
普通は日が昇ってくればしおれるのが定めですが、この朝顔は夜まで元気でした。
しかも不思議なのは花の色。午前中は青紫色であったのが午後は赤紫色に変わりました。
この朝顔も変ですね。
双葉から本葉が何枚も付かず、ツルが伸びないままこの背丈で咲きました。
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9月議会の一般質問では、コロナ禍での子どもたちへの影響や先生方の負担について質問時間の多くを割きました。その中で1年単位の変形労働時間制についても質しました。
1年単位の変形労働時間制というのは、教員の多忙化が問題となっていることに対し、国の法改正により普段の勤務時間を延ばす代わりに、夏休みなどの比較的閑散期に休みをまとめ取りができる制度です。
今後は県の条例改正や市町村の導入への判断が必要になってきます。
ただしこの制度は、繁忙期と閑散期がはっきりしている業種が利用する制度であって、常に繁忙状態の教員に適用できる制度ではないと思います。教育現場からは「導入反対」の声が大きく上がっています。
「夏休みなどに本当に休みのまとめ取りができるのか」との質問に対し、担当課は「国、県の動向を注視し考えていきたい」としたものの同時に困難な課題も上げました。
「県や町の教員研修、学校ごとの校内研修を行うことが困難になる」
「夏期休業中を利用して実施する保護者面談、児童生徒の補充学習等が難しくなる」と答えました。
また、有給の取得についての質問の中でも「先生方が普段なかなか有給が取れない中で夏休みに有給を取得している現実があるが、1年単位の変形労働時間制を導入したらますます有給が取得できなくなるのでは」との質問に対しては「おっしゃる通りで、年休の取得の他にも夏期休暇マイリフレッシュというものも取れるようになっているのですが…」と答えました。
求められるのは、そのような小手先の改革ではなく、先生の人数を増やし、前回の投稿のように少人数学級にするなどの根本的変革ではないでしょうか。
サルビア。秋の花ですね。
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議会は17日に閉会しました。
最終日は議案の審議。意見書案の審議も行われました。
私が提案した「少人数学級の早期実現を求める意見書」案は7対7の賛否同数になり、議長裁決で否決、不採択となりました。
コロナ禍で多くの子どもたちが今でもストレスを抱えながら学校生活を送っています。
今までも大変な先生の業務も更に負担が増しています。
このような中、7月3日、全国知事会、全国市長会、全国町村会の地方3団体は、現在の小・中学校の40人学級では新型コロナウイルスの感染予防ができないとして、萩生田光一文部科学相に少人数学級の実現を求める緊急提言を手渡しました。
また日本教育学会や全国連合小学校校長会、教職員組合、その他多くの教育関係者が少人数学級の必要性を訴えています。
そのような中、政府も少人数学級の実現に前向きな姿勢を表明しました。
この議会では私は一般質問の中でも少人数学級の実現が必要ではないかと質問し、教育長も実現へ向け、県や国にも強く訴えていきたいと答えました。
そのような意見書であるのになぜ反対するのか私には理解できません。
意見書審議での他議員からの質疑では「国の財政が大変ではないか」と疑問を呈しながら、国に財政支援を求める他の意見書には全て賛成し、また「少人数の定義が分からない。何人が適当かという議論を求めるならわかる」など、そんな議論をしている暇があるなら3人でも5人でも1クラスの人数を少なくすることを考えるべきだと思います。
色々な考え方がある中での賛成・反対なら仕方ないと思います。しかし今回は党派を超え多くの人が望んでいること。三芳町教育委員会も望んでいることなのに、とても残念です。
今年は彼岸花の開花が遅れているようですね。
夏の到来も遅かったですが、いつまでも暑いです。
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三芳町のクーポン券(新生児と65歳以上の方対象)、「まだ届かない」というお声をかなり頂いているので担当課に聞いたところ、役場としては8月中に発送作業は完了しているそうです。ただし1万件もあるので郵便局の方で時間が掛かっているというお話でした。
まだ届いていない方、もう少しお待ちください。
さて、前回の続きで・・・
格差と分断これは世界的な流れで分かりやすいのはアメリカです。
新自由主義がもたらした格差を、それを是正するのではなく対立へ導き政権の求心力に利用しているという現状があります。
トランプ大統領のヘイトやフェイクまがいの、あるいは差別を煽るような言動が強く批判される一方で、それに賛同する多くの支持者がいます。いくら批判をされても一方で賛同する一定の支持者がいます。
同様にブラジルのトランプとかフィリピンのトランプとか言われる大統領がいます。
そこまで顕著ではなくとも大なり小なり世界的にそのような傾向が近年の状況としてあります。
これは日本も例外ではありません。
「アベ政治を許さない」という声が高まる一方で安倍政権を熱烈に支持するいわゆる「ネトウヨ」や超保守の人たち。安倍首相が街頭演説を行うと日の丸が林立します。
そして一見中立に見えながら黙し、結果として安倍政権を支えてしまっている多くの層があります。
マスコミが政府に取り込まれてしまっているという問題もそこにはあります。
それは前の民主党政権が不甲斐なかったという面もあります。
当初掲げていたことは良かったのですが、段々自民党政権と政策が変わらなくなり、だったら素人の民主党よりも長年政権を担ってきた自民党の方がマシでしょとなってしまいました。
安倍政権がもたらした格差と分断。私は相模原市の障害者施設やまゆり園の障害者殺傷事件がその典型的事例だと思っています。
特異な加害者ではなく出るべくして出てきた人物。
熱烈な安倍支持者だったようですが、障害者を非生産的な不要な者としてこの世から抹殺しようとしました。
これと同根の事案としては自民党内でも杉田水脈議員がLGBTの者は生産性が無いという意見を発し問題となりました。
また民族差別もトランプ大統領のようにあからさまではないものの安倍政権の特徴です。
「日本すごい」の宣伝はマスコミを使い、更に道徳教育として教育現場にまで持ち込まれました。
日本がすごいということは裏を返せば日本人は多民族に優っているという意識の刷り込みでしょう。
そして歴史と向き合おうとしない安倍首相は韓国との関係も冷え込ませました。
日本は加害者であったということを忘れてはいけません。
格差を放置し、分断を助長した安倍政権。
格差による不満のはけ口を他者へ向かわせる。政治の常套手段でもありますが。
格差、差別、分断、皆同根です。
一言で言うと、安倍政権は新自由主義と民族主義の融合でしょうか
経済では新自由主義という資本主義の純化。その結果の格差を民族主義という政治的な手法で不満を抑え込む。
また別な言い方で言うと、安倍政権がやってきたことは1%の人達のための政治でした。
これからは99%の人達のための政治に転換しましょう。
選挙も近いと思います。しっかり野党で協力し、アベ政治を終わらせたいと思いますのでよろしくお願い致します。
先日、近所のスーパーで南郷トマトが売られていました。しかも安い値段で。
もちろん即座に購入し食べました。
南郷トマトは私の父の実家奥会津昭和村の隣の南会津町(合併前の旧南郷村)の特産品です。
公表しているかどうか分からないので言葉は濁しますが、某ハンバーグチェーン店のハンバーグに使われているトマトです。
とても美味しいトマトなので見かけたら是非食べてみて下さい。
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議会の方は、一般質問、決算特別委員会と進み、ようやく一段落です。
昨日11日は議会が終わってから急いで毎月恒例のフラワーデモ川越へ。
さて、テレビは連日自民党総裁選で持ち切りですが、その前にマスコミは安倍政権の検証をしっかり行うべきでしょう。
総裁候補はその安倍政権の継承と言っているのですからなおさらです。
なぜ7年8か月も続いてしまったのか。
なぜこの続いた安倍政権を世論は評価するのか。
私は戦後最悪の政権だったと思います。それが7年8か月も続いてしまった。
それは少なくない人々がそう感じています。だから「アベ政治を許さない」という運動になっています。
では安倍政権の実際の成果から見てみましょう。
評価する人たちは経済、外交を上げます。
しかしアベノミクスは完全に失敗です。
確かに富裕層、大企業は空前の利益を上げました。しかし安倍首相が言っていた「全国津々浦々に利益がしたたり落ちる」ことはありませんでした。
これは既に世界的に歴史の数々で証明されていることであって、新自由主義経済では決して庶民におこぼれは来ません。貧しき者より吸い上げ、ますます金持ちの利益が積みあがるだけの話です。そして積みあがったバベルの塔が倒壊したのがリーマンショックという事態でもありました。
もたらされた格差と貧困。
まさか「貧困」なる言葉が今の時代の日本の日常に溢れるとは思いませんでした。
国の役割は所得の再配分でありながらそれをほとんど放棄したのが安倍政権でした。
もう一つの成果、外交は。
北方領土交渉の進展は全く無し。
拉致問題は反北朝鮮の政治利用に使われただけで全く進展無し。
中国や韓国との関係も悪化。
評価される理由は成果は無いものの、とりあえず外遊にはよく出掛け、やってる感は演出できたと思います。
一番評価された部分は日米同盟関係の深化。
これは世界中から酷評されたトランプ政権に日本だけ尻尾を振ってすり寄ったに過ぎないこと。
まさにトランプのポチ。
お陰で武器や農産物を大量に押し付けられ、何でもはいはいと言って買い込んでしまいました。
その上、自衛隊の海外派遣、自衛隊が海外で武力行使できるようになりました。自衛隊員の命すら差し出されたのです。この辺りは戦争をやりたい安倍首相と利害が一致したのでしょうけど。
見るべき成果は何も無いのに、その点は小池都知事と同じですね。やってる感の演出は上手い。そしてそれをただ垂れ流すマスコミ。
安倍政権の負の遺産前に上げた貧困と格差
秘密保護法や戦争法などの憲法違反の法律の強行という立憲主義の破壊
森友、加計、桜を見る会などの疑惑
それらを隠ぺいするための官僚の忖度と文書の改ざん隠ぺい、廃棄
それを可能とする人事権の掌握と独占
与党の圧倒的な議席数を背景にやりたいようにやってきました。
よく言われることは民主主義は多数決。同時に少数意見の尊重が重要であると。
安倍政権は、その少数意見を全くないがしろにしてきました。
それは党内においても。
ですから自民党内においてはかつてあった多様性が消えてしまい安倍一強となってしまいました。
安倍首相のお友だちだけが潤う政治の私物化。
社会の実態を見るなら格差と貧困。
「女性が活躍する社会」と言いながら男女平等を表す指数は世界で遥か下の方。
早い話が女性も男性のように働けと言っているに過ぎない。しかも家事・育児をこなしながら。
教育予算はGDP比で言うと、OECD諸国の中では世界最低(最新版ではかろうじて最下位だけは免れたようす)
G7の中で唯一経済成長が止まっているのが日本。
なぜこのような安倍政権が続いてきたのか?
長くなったので次回に検証します。
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しばらく投稿できていませんが、議会の方は只今決算特別委員会を開催中です。
昨日は調査日で休会でした。
ようやく一息つきましたが、本日以降の決算審査の予習です。
パパイアだそうです。
木陰は涼しい。
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「アベ政治」を支えた『功労者』菅 義偉。アベ政治の最も悪しき継承者。
一方、安倍首相の対抗馬とされながら、今の自民党内では反主流派となってしまった石破茂氏。
おそらく党員投票をやれば石破氏が勝つであろうから、そうはさせじと、「政治的空白を生まない」ことを理由に党内民主主義も蹴飛ばし議員投票で菅氏を総裁へ。
政治的空白を言うなら今まで野党の国会開会要求を無視し続け、この間いったい何をしていたというのか。
岸田文雄氏は安倍首相から総裁の座を禅譲されることを期待していたのに梯子を外された格好。
結局は皆勝ち馬に乗ってしまいそう。
安倍政権の評価についてはいっぱい書きたいことがあるので次にしますが、安倍政権を側近として忠実に支えてきたのが内閣官房長官として安倍晋三と共に歩んできた菅義偉です。
記者の質問に対しても「そのご指摘はあたりません」「そのような事実はありません」「お答えできません」と、ウソと言い逃れを続ける安倍首相をかばい、木で鼻を括ったような回答を続けてきました。それでも追求する記者に対しては、敢えて質問をさせなかったり、会見を打ち切ったり、圧力を加えたりと、まさしくアベ政治を支えてきた人です。
まだアベ政治が続くのかという気持ちです。
「アベ政治を許さない」スタンディング。提唱者の澤地久枝さんはまだ続けることを表明したそうです。「アベ政治」なるものが続く限り私たちも続けます。
本日3日はスタンディングの日です。
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