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三芳町議会議員 本名洋の「かけある記」

所沢ダイオキシン問題そして環境企業として

いつものように更新が遅れ、21日の話題です。

テレビはあまり見ないのですが、この夜の「カンブリア宮殿」は、「環境テーマパーク、ゴミを資源に変えた」というタイトルだったので、面白そうと思い、見てみれば「埼玉県三芳町」と出てきたのでびっくりでした。

三芳町を代表する企業の一つ、石坂産業さんでした。

20年くらい前になりますが、所沢のくぬぎ山と呼ばれる地域です。実際は、所沢市、三芳町、旧大井町、川越市、狭山市が接する複雑な境界の地域です。
東京近郊で、所沢インターに近いという地理的位置、森林が多く残り周りから見えにくい、或いは土地相続の問題などから、この辺りに産廃業者が多数進出、「産廃銀座」と呼ばれました。
石坂産業はその中の最大手だったわけです。確かに、石坂産業はしっかりした設備も持っていましたが、他の業者は満足な浄化設備も持たない焼却炉で真っ黒な煙を排出していました。

殊に、夜ともなると、目立たないので、煙がもくもくと多数立ち上り、野焼きも多数見受けられ、風向きによってはビニールを燃やす悪臭も酷いものでした。

私も現地の方の案内で現場を見てきましたが、全く酷いものでした。
林を切り開いた所に産廃の山と、真っ黒な煙を吐く煙突。注射器などの医療廃棄物も野積みでした。オオタカの巣も営巣途中で放棄されていました。

住民運動や報道で社会問題化し、多くの業者は撤退を余儀なくされました。

番組ではこの辺りの実態はあまり突っ込みませんでしたが、このような中から、石坂産業は社長の長女の典子さんが30歳で会社を引き継ぎ、産廃を資源として蘇らせる先端リサイクル企業として生まれ変わった。会社の隣には林を利用した環境テーマパークをつくり、多くの家族連れが遊びに来る。地域の人たちから愛される企業になったというストーリーでした。

実際、石坂産業は環境問題に取り組む私たちの間でも、環境企業として名前が知れている会社です。
ゴミとして処分するのではなく、リサイクルすれば資源です。

三芳町は企業誘致に熱心ですが、そのために林や畑を潰すより、これらの財産を活かし、もっと観光や農業に力を入れるべきと思います。


前回の投稿で取り上げたアカボシゴマダラが道路で踏まれてました。

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おお、これはアリジゴクです。子どもの頃、アリを中に落として遊んだものです。

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蝶の名

参院選が終わったのに、都知事選、富士見市の選挙。色々書きたいこともあるのですが、本日は全く関係ないネタです。

あまり見かけない蝶なのですが、最近は度々見かけるこの蝶。
蝶の貴婦人と呼ばれるアサギマダラに似ているが、後翅の赤い紋が違う。ゴマダラチョウでもないし、図鑑、ネットで調べたが判らない。マダラ蝶の仲間であることは間違いない。

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クロアゲハ。アゲハ科の蝶はよくヤブガラシの花にやってきます。

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ふじみ野市・三芳町環境センター視察

昨日は、ふじみ野市、三芳町で共同運営することとなる稼働間近の環境センターを三芳町議会として視察してきました。
これは9月議会に補正予算として議案提出される予定なので、そのための現地視察です。

建設敷地内から産業廃棄物の埋設物が見つかり、そのために工期が延びることにより追加費用が発生したことはやむを得ないとしても、様々な追加工事が行われ、それにより追加費用が発生しています。
その追加工事や変更工事などが、これまで三芳町議会に対し説明がなされず、ほぼ完成してから事後報告のように補正予算として計上されたことに対し、視察後の質疑で多くの疑問の声が上がりました。

これから共同運営され、しかも運営が業者に委託されるわけですが、議会として議員として、しっかり監視していかねばと思っています。

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変更工事のひとつ。見晴らしの良い窓にしました。
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追加工事のひとつ。見学コースの手すり設置。
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屋上緑化。
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現在の焼却施設。
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富士見市ダブル選挙

昨日、富士見市長選と市議補欠選挙が告示されました。

先日の参院選と同時に県議補欠選挙が行われたばかりですが、これらは市長選に伴い、県議が辞職して立候補。その県議選に市議が辞職して立候補というわけでの選挙です。

日本共産党は、富士見明るい市政をつくる会のせとぐち幸子元市議を推しています。
「困っている」を見逃さないまちに
憲法をくらしにいかすまちに

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市議の補選にはこみね孝志氏を公認しました。
塩川鉄也衆議院議員も応援に駆けつけました。

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基地反対派市民を警察車両がひき逃げ(続報)

幸い大事に至らなかった様子ですが、あわやの事態であったようです。

以下、メーリングリストに被害者本人が投稿されたものを、本人の許可を頂き転載します。
ただし個人情報的な部分は割愛させていただきます。




ご心配をお掛けし、お騒がせしてしまい申し訳ありません。


病院の緊急外来で緊急の措置が必要な異常があるかと、骨の検査をして一泊して

退院しました。特に異常は見つかりませんでしたが、整形外科の診察も必要なの

で、それは来週行うことになりました。



ごく簡単にご報告しますと、21日午後6時半ごろ、ランドクルーザーの警察車

両(「指揮車」というらしいですが)の前に私が立ちその進行を止めていまし

た。現場指揮官も、指揮車は動くな、という指示を出していたこともあり、私も

排除されることはありませんでした。時間も長引いてきたので、その場に座り込

んでそのまま止めていましたが、何分か経つと、私の帽子に車体が当たったの

で、指揮車が後退するために動き出したのかと思ったのもつかの間、ジリジリと

前進を始め、車を背にあぐらをかいて座っていた私を二つ折りにするようなかた

ちで、のし掛かってきました。私は瞬間的に「押しつぶされる」「殺される」と

の恐怖を感じ何らかの声を上げたのは覚えてますが、精神的にパニクっていたと

思いますので、その後の記憶は飛び飛びです(意識を失っていたわけではありま

せん)。



この後のことは周りから聞いた話しですが、このときの警察の対応もひどく、運

転手も降りて来ないし、もちろん被害者の救助もしようとしない。現場検証もし

ないまま、車も移動させてしまう。こうした対応に緊急抗議行動が取られている

と、救急車で搬送中に、同行してくれた仲間が教えてくれました。



なお、現場を見ていた女性が大きな声をあげたため、警察車両は止まったとのこ

とで、もしこの女性が声をあげていてくれなかったらと思うとゾッとします。



幸いにも、大きな異常も現在は見つかってないので、養生をしながら通院と名護

署の対応をしていきたいと思っています。事故翌朝、退院後に名護署に行きまし

たが、名護署としてはまだ事故として認定したわけではない旨の発言をしていま

したので、まだ先行きが不透明です。



重ねてではありますが、お心配をお掛けした皆さまにはお詫びとお礼を申し上げ

ます。



報道でご存知とは思いますが(「本土」でどれほど報道されているかわかりませ

んが)、圧倒的な数と力にものをいわせた機動隊による激しい排除により、22

日もけが人が続出したため、阻止行動は中止され、市民が設置していたゲート前

のテントや車などは機動隊により、あるいは自主的に撤去されたのち、防衛局に

よる金網が即座に設置され、これまた即座に工事のための伐採が始められてしま

いました。市民たちによって守られてきた森が目の前で伐採されていくのを見る

ことは、親の前で娘が乱暴を受けているのを見せられているようで誠に忍びなか

ったです。



今回、テントが撤去されてしまい、工事再開を許してしまいましたが、工事を中

止させるための抵抗運動はこれからも続きます。今後もぜひ高江、辺野古、そし

て伊江島、沖縄での軍事機能強化の動きへの異議申し立ての声を上げていただき

ますようお願い致します。



続いて、この事故の報道と思われる琉球新報の記事です。
画像も同記事からのものです。

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-321157.html

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沖縄 警察車両が基地反対派市民をひき逃げ

先程、沖縄の基地建設のことを投稿しましたが、とんでもないニュースが飛び込んできました。
 高江のヘリパッド建設で、警察車両が基地反対派の市民をひき逃げしたようです。被害者は友人のOさんのようで(T_T)







http://tanakaryusaku.jp/2016/07/00014077

沖縄は権力のやりたい放題。最早無法地帯。
これが法治国家なのか、民主主義国家なのか

沖縄の民意は

参院選、沖縄選挙区では野党統一候補が、自民の現職閣僚に10万票以上の差を付け圧勝しました。これで沖縄県選出の国会議員は、衆議院を含めてついに自民党議員がいなくなり、全て国会野党の議員となりました。
「基地はいらない」
これが沖縄の民意です。

ところが国は、選挙が終わるなり、東村高江のヘリパッドの建設工事を住民の反対を押し切り強行。
辺野古の基地建設は、裁判所での和解に基づき中断されているにもかかわらず、国が沖縄県を提訴しました。

また、米軍属による女性殺害事件を受けて、防衛省がパトロール要員の派遣を決めましたが、その任務に基地建設の警備が加えられたことは、この事件を利用した県民弾圧以外の何者でもないのではないでしょうか。

沖縄の選挙では(参院選前には沖縄県議選がありました)、常に基地の是非が争点となり、基地はいらないが民意として示されてきました。にもかかわらず、この安倍政権の有無を言わせない強行。

安倍政権のやり方(沖縄の基地問題に限らず)
選挙前- 話し合いの態度を示すなど一定の柔軟姿勢も見せる
選挙中- 一切語らない(争点隠し)
選挙後- 民意(沖縄は民意ではない?)を得たとして強行

これが民主主義か?!

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三芳町老人福祉センターの今後

昨日は、三芳町議会定例の全員協議会が開かれました。

その中で老人福祉センター(ふれあいセンター)のことで福祉課より報告がありました。

ふれあいセンターは耐震上問題があるということで閉鎖が決まっています。
現在、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼るなどの応急的な措置を施し、使用していますが、この9月末をもって業務委託契約が終わり、施設使用が終了することになっています。

この間様々な議論が行われてきました。
耐震補強するには費用が掛かりすぎる。新しい施設を建設すれば勿論費用が掛かる。
地域の集会所を使うなどの案も出ましたが、結局、社会福祉法人めぐみ会かしの木ケアセンターの地域交流スペースをお借りして事業を継続することになりそうです。

午後から厚生文教常任委員会が開かれ、先日視察した町内の学童保育室とこどもきっさについての感想・意見を出し合い、今後の委員会の方向などが話し合われました。


夕方は鶴瀬駅頭にて三芳九条の会主催、恒例の19日宣伝でした。
安保関連法=戦争法が強行採決された9月19日以来、毎月19日に行なわれています。
国会前でも行われ4500人が集まりました。

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ご近所の庭先家庭菜園。
トマトを頂きました(^^♪

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里山保全地域の無断伐採を許さない!

公益財団法人トトロのふるさと基金は、狭山丘陵の自然保護活動、ナショナルトラストによる保全活動を行っています。

現在、この地域で墓地開発計画が持ち上がっています。
5月24日、宗教法人大聖寺が里山保全地域の国有林62㎡を無届伐採しました。
一旦工事を中止したものの、すぐに再開しました。

所沢市は、工事の中止を指導したものの、業者は無断で工事を再開。
「ふるさと所沢のみどりを守り育てる条例」に違反することから告発に踏み切りました。
私も告発人の一人に名前を連ならせて頂きました。

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ところで、前回の投稿について、コメント、シェアして頂き、ありがとうございます。
補足をさせて頂きます。

原発事故避難者の住宅支援の継続を求める意見書が、7月15日、京都府議会では全会一致で採択されました。

頂いたコメントではチェルノブイリの事故について言及されていましたが、あのソ連でさえ、「チェルノブイリ法」というものが作られ、住民の避難の権利が保障されています。
ところが、日本政府と福島県は福島原発事故の避難者に対し、住宅支援を打ち切り、放射能汚染地に帰還を強要しようとしています。
原発事故を無かったことにし、東京オリンピックを「復興オリンピック」と位置づけ開催しようということでしょうが、未だに原発事故の収束も見通しが立たないのに、こんなことが許されるのでしょうか。

この夏も戦争展

今年も浦和駅西口 コルソ7階で戦争展が、7月30日から8月1日まで開かれます。

ここで「1000歳からのメッセージ」というコーナーがあり、私の母の東京大空襲の体験証言も展示して頂けるようです。
前に、「戦争体験聞き取りプロジェクト」という企画で、近所の公民館において私の母の戦争体験を聞く場を設けて頂きました。その時来て頂いた1人の小学生が、この戦争展のコーナーで発表するということで、再度聞き取りをしたいと、昨日私の母の所にご両親と共に訪れました。どんな発表になるか楽しみです。

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私の母は志木市に住んでいますが、ちょうどお祭りでした。

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遅くなりましたが、これも載せておきます。
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プロフィール

本名 洋

Author:本名 洋
本名 洋(ほんな ひろし)です
埼玉県入間郡三芳町
三芳九条の会・前事務局長
原発さよならデモ@埼玉
東京空襲犠牲者遺族会
みよしグリーンサポート隊

日本共産党三芳町議会議員
2011年の福島原発事故以来、脱原発運動に参加して来ました。毎週金曜日、官邸周辺の脱原発抗議行動、埼玉県内延べ31ヶ所で行ってきた原発さよならデモ@埼玉。他にも反TPP、護憲・平和運動等に携わってきました。

2015年4月、三芳町議選初当選。
高齢者、子ども、LGBT、障害者…、社会的に弱い人々の視線で活動してきました。
誰もが安心して暮らせる町づくりを!一人一人が大切にされる社会を目指しています。

メール [email protected]

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