「集団的自衛権行使容認」政府の想定問答集があきらかになりました。
そこにはこう書かれています。
「解釈の再整理という意味で一部変更ではあるが、憲法解釈としての論理的整合性、法的安定性を維持（「解釈改憲」ではない）。」
集団的自衛権とは「交戦権」であり、それは憲法９条２項で「国の交戦権は、これを認めない」と書かれており、これは解釈改憲以外の何ものでもなく、あきらかに憲法違反です。
また、「昭和47年の政府見解の基本的論理の枠内」と言ってますが、この見解は集団的自衛権は認められないと言ったものであり、それを１８０度捻じ曲げて「認められる」と言いくるめるのですから話になりません。
とにかく問答集１問１問が突っ込みどころ満載。無理に無理を重ねての集団的自衛権行使容認です。
さて昨日は、日本共産党三芳西後援会の決起集会でした。参議院選挙予定候補の伊藤岳さんにも来て頂き、来年の三芳町議会選挙での本名洋当選へ向けての大きな一致団結の場になりました。
さて今日は、富士見・三芳の「核兵器廃絶 国民平和大行進」。鶴瀬駅西口で午後６時からです。
６月２８日付東京新聞の記事から
世界農業遺産認定を目指し、「三富新田世界農業遺産推進協議会」が設立されたことが報じられました。私もこの設立総会に参加してきました。その内容については言いたいこともありますが、三芳町民として、みよしグリーンサポート隊の一員として、まずは評価したいと思います。
http://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/kanko/rekishi/santomeshinden.html
次に、その東京新聞「こちら特報部」では、育鵬社教科書に揺れる竹富島のことが書かれてました。
育鵬社公民教科書については２６日ブログで書かせて頂きましたが、この日も上記設立総会が終わってから、少しの時間でしたが、役場の教科書展示会を見てきました。
中学の歴史教科書を見ましたが、育鵬社版はほんと酷いです。
大東亜戦争が「アジア独立への希望」だそうです。確かに戦争初期はそういう評価もありましたが、そう評価したインド独立運動の人たちも結局日本のやってることは欧米の植民地支配と何ら変わらない、支配者が欧米から日本に変わっただけだと失望していくんですけどね。
そして「大東亜会議」なるペテン会議をわざわざ１項目設けて載せているんですね。
沖縄戦については、東京書籍版は「日本軍により集団自決させられた」と書かれているのに対し、育鵬社版は「米軍の猛攻により集団自決に追い込まれた」と書かれています。
例えば東京大空襲を見れば判りますが、敵の猛攻に追われ自殺する人などいません。みんな最後まで生きたいと思い力を振り絞るのです。隅田川に飛び込み息絶えた人々もたくさんいますが、それは迫り来る猛火に追われ飛び込んだり、橋の上での圧死を逃れる為に飛び込んだのであり、わずかな「生」への望みを最後まで求めたのです。
このような教科書を使う子どもたちが一体教科書からどんなことを学び取るのだろう？この教科書をつくった人たちの言う「『自虐史観』から脱却して、日本人としての誇りを取り戻す」ことにどんな意味があるのだろう？
今日の駅頭朝宣伝は公明党議員団、富士見市八子市議と重なり、各派入り乱れての宣伝戦となりました。
集団的自衛権のことと思われますが、公明党内藤議員に執拗に抗議する方がいました。最後に私たちに「共産党は公明党なんかに負けるなよ！」と言って駅に入って行きました。
集団的自衛権について
公明党内藤議員は「私たちが与党にいなければ、自民党は維新とかを取り込んで、もっとひどい内容になってる。ブレーキ役を果たしている」と主張した。
八子市議は「私は実は集団的自衛権には賛成です。でも解釈で憲法を変えてしまうことには反対です」と言った。
安全保障に色々意見があるのは当然です。でも憲法という絶対的なルールがあっての話です。それをないがしろにし、時の権力が手前勝手に憲法を解釈してしまうなんて言語道断です。どう理由を付けようがそれは許されません。
三芳町議会も富士見市議会も集団的自衛権行使についての意見書が否決されてしまいました。どちらも公明党が意見書に反対に回りました。八子議員は上記理由で意見書賛成でした。
今夜のニュース
NHKニュースウォッチ9
昨日の公明党山口代表に続き、今夜は自民党高村副総裁を生出演させ、政府の主張を垂れ流し。
報道ステーション
元経産省官僚の古賀茂明氏がゲストコメンテイター
「憲法９条は日本を守る最強の盾です」
ペシャワール会 中村哲氏
「アフガンで欧米人や韓国人は街中を歩けません。なぜなら彼らに国土を踏みにじられたからです。自衛隊も派遣されましたが、少なくとも人々を殺すようなことはしなかった。そのことはアフガンの人はみんなよく知ってます」
富士見市の寺田議員が「教科書展示会に来てます」とフェイスブックでアップされてたので、私も三芳町役場に行ってきました。急用の電話が入ったのでゆっくり見られませんでしたが、ちょっと感想を。
既に私の子どもたちの頃もそうでしたが、全部カラーで写真や絵図も多用し、とても見やすいですね。
しかし話には聞いている育鵬社の教科書は酷いです。中学「公民」を見たのですが、日本国憲法は「押し付け」という言葉こそ使ってはいないものの、文意としてはまさしく占領軍の押し付けということです。
原発については、「国民全体が原子力発電所と共存して安心して暮らせるよう」ですって。「安全」だの「環境問題」だのいう単語も並んでますが、先日の福井地裁の判決は何て言いましたか。原発の稼働は人格権の侵害である。電気代と命は並べて論じられぬ。福島事故は我が国最大の環境汚染であると。
また、「集団的自衛権」について早くも取り上げられています、これまでの政府見解では認められなかったという事実のみでその問題点には触れずに、PKOなどで一緒に活動している他の国の部隊が敵国に攻撃されても自衛隊は応戦できないとの指摘があるという一方的な書き方です。
明日も時間があれば、もっとよく見てこようと思います。
明日２７日迄 三芳町役場７階
アンケート用紙に意見を書くこともできます。
集団的自衛権で自民党と合意に達したと伝えられる公明党。
公明党本部前に抗議のため集まった市民を公明党は警察を使い強制排除した。「平和」という偽りの看板が剥がれ落ちた。
http://tanakaryusaku.com/
アップ遅れましたが、昨日は東武東上線鶴瀬駅前で「集団的自衛権の行使」についてのシール投票を行いました。
投票総数 35
賛成 4
反対 28
わからない 3
１時間でこのような結果でした。
賛成の方も遠慮なく投票して下さいという訴えもしましたが、やはり「反対」が圧倒的多数。安倍首相が悪あがきすればするほど世論は反対に傾いていきますね。
昨日の記事で、三芳まちづくり懇話会のことを書きました。
その懇話会の中で、町長は三芳スマートICを拡張しても「それほど大きな車は入らない。中型車まで」だと説明しました。私は質問の中で、その説明は間違っているので訂正して欲しいと発言しました。
昨日年金者組合の支部会議に出席し判ったのですが、他地域の懇話会でも町長は同様の説明をしているようです。恐らく町長側も私たちが三芳スマートIC「大型車導入反対」という署名運動をやっているのを知り、その点を意識しての説明だと思います。町長は「車長１２メートルまで」とは言ってますが、一般の人は１２メートルと言われてもよく分かりませんからね。利用できないのはトレーラーだけで、通常の大型車は全て入れる計画です。
６月８日アップの記事ですぐ大穴が開くような道路ですと、写真とともに書きました。役場に通報し、すぐに補修されましたが、既にこの通りです。
名物「緑のトンネル」も削られる計画です。そうなると片側は僅かしか木が残らないでしょう。
昨日は、三芳町主催のまちづくり懇話会に参加してきました。
「町長と一緒に将来の三芳町について語り合いましょう！！」ということで、
・三芳町第５次総合計画
・デマンド交通
・三芳スマートIC
上記３点について町長からの説明がありました。
私がこの間問題にしてきた「三芳スマートIC」についての説明に大半の時間を割き、印象としては反対の多い三芳スマートICの事業計画をしっかり町民に説明しましたよというアリバイ作りに思えます。
意見交換の時間が設けられていたので、私はこの問題を町長に質問しましたが、質問は１人１回ということで、これでは意見交換ではなく、お互い言いっぱなしですよね。結果、時間がかなり余ったわけで、自由に討論させるべきと思います。せめて時間までは。言いたいことはたくさんあったのですが、ポイントを絞ってしまったので、充分に突っ込めなっかたのが残念です。
町長は、「終わってから、直接お話は伺います」と言ったのに、終わったら、さっさと帰ってしまいましたよ。
今週末も町内６ヶ所で開催されます。
問い合わせ先
三芳町政策推進室 政策推進担当
049-258-0019 （内線424）
雨上がり、紫陽花が鮮やかでした。
２１日はさよなら原発デモ＠埼玉の２９回目のデモ。所沢で活動している皆さんとの共催で２００人を超える参加者となりました。
昨夜、特定秘密保護法を監視するための情報監視審査会を設置する改正国会法強行採決！
「頑張れ！頑張れ！仁比聡平！」のコール。衆議院会館前。
集団的自衛権と秘密保護法を「監視する」というこのザル法はセットだ。
ふじみーるさんところの盲導犬
