へこたれない母。
- 2019/12/03
- 08:06
母は、国指定の難病のシェーグレン症候群です。涙と唾液が出ず、日々不快な思いをしているのですが、合併症で内臓疾患や関節リウマチにもなったりする病気です。
同じく難病の橋本病もわずらっています。緑内障で目が普通の人の四分の一しか見えていなかったり、高血圧だったり、ひどい花粉症だったり、歯もかなり悪いです。脳梗塞も起こしました。
ビニール袋に水を入れて、鉛筆でいくつも穴を空け、そこから精気の水がチョロチョロと流れ出ているような状態。
こんな病気のデパートのような人なのに、へこたれません。体調のいい日にはストレッチに行ったり、童謡のコーラスに行ったり、ぬりえ教室に行ったり、自彊術(じゅきょうじゅつ)という古来の武道も始めました。また、能も。
この前は、東京ドームの近くの能楽堂で、夜能という宝生流の能を見てきて、感動していました。鼓(つづみ)、琴(こと)、笙(しょう)の迫力のある音に圧倒されたとか。
見てきた演目は、黒塚。「みちのくの安達が原の黒塚に鬼こもれりいうのは本当か」と詠まれ、鬼女伝説の一つとして、今も語り継がれる能・黒塚。36歳の辰巳大二郎先生が演じました。
結婚した頃から町の内科医の先生に「能はいいわよ」と言われてきたのですが、きっかけがなくて、始めてなかった能。
自分も上手くなったら、着物をピシッと着こなして、やりたいと意欲満々。まだ72歳。日大の先生が言ったようにまだまだ元気に生きてくれそうです。生きがいができて、よかった。
同じく難病の橋本病もわずらっています。緑内障で目が普通の人の四分の一しか見えていなかったり、高血圧だったり、ひどい花粉症だったり、歯もかなり悪いです。脳梗塞も起こしました。
ビニール袋に水を入れて、鉛筆でいくつも穴を空け、そこから精気の水がチョロチョロと流れ出ているような状態。
こんな病気のデパートのような人なのに、へこたれません。体調のいい日にはストレッチに行ったり、童謡のコーラスに行ったり、ぬりえ教室に行ったり、自彊術(じゅきょうじゅつ)という古来の武道も始めました。また、能も。
この前は、東京ドームの近くの能楽堂で、夜能という宝生流の能を見てきて、感動していました。鼓(つづみ)、琴(こと)、笙(しょう)の迫力のある音に圧倒されたとか。
見てきた演目は、黒塚。「みちのくの安達が原の黒塚に鬼こもれりいうのは本当か」と詠まれ、鬼女伝説の一つとして、今も語り継がれる能・黒塚。36歳の辰巳大二郎先生が演じました。
結婚した頃から町の内科医の先生に「能はいいわよ」と言われてきたのですが、きっかけがなくて、始めてなかった能。
自分も上手くなったら、着物をピシッと着こなして、やりたいと意欲満々。まだ72歳。日大の先生が言ったようにまだまだ元気に生きてくれそうです。生きがいができて、よかった。