ちはやふる神の御坂に幣まつり斎(いほ)ふ命は父母のため 信濃坂にて 万葉集巻二○防人の歌
恐怖劇場 【フリーマントル】
短編集 訳/山田順子 講談社
1994年発行
図書館からかりてきた本、すこし読む。
第1話 【森】はおもしろかった。
タルコフスキー監督【ストーカー】の
【ゾーン】を想起させる。
ゾーンとは地球生命体である。
森は人間を遭難させる。
1、昆虫情報体
2、機械生命族
3、日本内戦
などを考えながら【恐怖劇場】を読んでいたのだが、どうも乾いているのだ。
湿気がない。
論理文章によって物語りは説明されていくのだが、あまり恐怖感は味わえなかった。
日本の場合は【四谷怪談】がホラーの原型なのであろうか・・・
日本の怪談ものも読まなくてはならいと今気づく。
自分が考えているのは森というゾーンそのものが幽霊という実体となることである。
それが植物情報体の根源となる。
植物情報体とは森の樹木と樹木がインターネットのように交信している。
森はつまりインターネットゾーンなのである。
森は人間に復讐する。
森と村人の壮絶なたたかいは21世紀世界を荒廃させていく・・・
小説にもはや時代考証などはいらない。
年代などはいらない。
ただそこには物語という実体のみがあるという小説があってもいいだろう。
小説の論理とは事件の必然性と人物の発生整合性をお客様に説明する。お客様を納得させなければ、商品という小説はお客様に捨てられてしまい、読者を生み出せない。
読者を誕生させることこそ、小説の命がけの飛躍であり、小説の秘密は商品として解明されなくてはならない。
恐怖劇場 【フリーマントル】
短編集 訳/山田順子 講談社
1994年発行
図書館からかりてきた本、すこし読む。
第1話 【森】はおもしろかった。
タルコフスキー監督【ストーカー】の
【ゾーン】を想起させる。
ゾーンとは地球生命体である。
森は人間を遭難させる。
1、昆虫情報体
2、機械生命族
3、日本内戦
などを考えながら【恐怖劇場】を読んでいたのだが、どうも乾いているのだ。
湿気がない。
論理文章によって物語りは説明されていくのだが、あまり恐怖感は味わえなかった。
日本の場合は【四谷怪談】がホラーの原型なのであろうか・・・
日本の怪談ものも読まなくてはならいと今気づく。
自分が考えているのは森というゾーンそのものが幽霊という実体となることである。
それが植物情報体の根源となる。
植物情報体とは森の樹木と樹木がインターネットのように交信している。
森はつまりインターネットゾーンなのである。
森は人間に復讐する。
森と村人の壮絶なたたかいは21世紀世界を荒廃させていく・・・
小説にもはや時代考証などはいらない。
年代などはいらない。
ただそこには物語という実体のみがあるという小説があってもいいだろう。
小説の論理とは事件の必然性と人物の発生整合性をお客様に説明する。お客様を納得させなければ、商品という小説はお客様に捨てられてしまい、読者を生み出せない。
読者を誕生させることこそ、小説の命がけの飛躍であり、小説の秘密は商品として解明されなくてはならない。