経産省前テントひろば
経産省前にみんながやってきて脱原発の広場にしてほしい。
経産省本館横で原発反対テントやってます!9/11から24時間体制で泊りこみ、交流、議論、行動の場になってます。相手の目の前にたくさんの人が集まれば、必ず原発は止められる!ぜひ来てください。福島の子どもの絵の展示や、今後の反原発行動を話し合い中!
http://tentohiroba.tumblr.com/
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<テント日誌 1/30(日)> 今日は“テントから社会が視える”一日だった ―― 経産省前テントひろば 142日目 ――
1月30日(日) 快晴。
国会前で座り込みをしていると、テントから情報が入った。在特会(在日特権を
許さない市民の会)がテントに押しかけてくるという。時間ははっきりしないが午後
の早い時間らしい。留守番を残してテントに向かった。彼らが現れたのは午後1時
過ぎ30人弱か。
ヘイトスピーチの名に恥じぬ差別、排外、罵詈雑言を我鳴りたてる。日本語という
言語をこれほどまでに下品・下劣なものにものにできるのか・・・と思える程。
他の民族派団体の諸君はどう感じているのだろうか。
テントは徹底して沈黙。これは、単に挑発に乗らないという防御姿勢と解すべきで
ない。彼らのあまりの低劣さに対する黙殺である。黙殺は防御ではなく攻撃だ。彼ら
はこの黙殺に苛立ち、眼を血走らせて挑発するが、やがて疲れて無力感に陥る。
天に唾するとはこのことだ。暴力の温床は差別である。差別の裏側に怯えがある。
関東大震災のときの朝鮮人虐殺はこの怯えに突き動かされた。在特会の妄言もこ
の類いである。
テントの巨匠乱鬼龍の至言“テントから社会が視えた”“歴史が視えた”1日だった。
( T/E )
テントひろばにメールで寄せられた便りです。
(メールの送り先は[email protected] 地域名・性別・年齢をご記入いた
だければ幸いです。)
◎テントのみなさま
凍てつく日々、底冷えにどんなに耐えていらっしゃることかと案じております。
谷さん すっかり元気になられましたか。抗議大集会の折久しぶりにお顔を
拝見してほっといたしました。
“枯れ木”でも必要なことが起きましたらいつでもお声をかけてくださいませ。
どうぞくれぐれもお身体お大切に。
O・T(女性 埼玉県新座市)◎経済産業省前は福島反原発闘争の最も大切な拠点ですね。デモや集会も 大切だが人々がいざという時に集まれる「確定された場」としてこれからも 大きな意味を持って行くと思う。頑張りましょう。◎お忙しいところ恐縮です。27日16時からのデモに参加させて頂きました○○ と申します。当日、人が多くテントに近づくことができませんで、ご様 子が分 からない状態での申し出で恐縮です。添付画像にある床に敷くタイプのマット が22枚うちにあります。色は茶色と薄いピンクの二種類ありま す。もし、お役 に立つようでしたら明日29日(日曜日)、テント広場まで運ばせて頂きたくお 願い申し上げます。小さい子がいるので平日に荷物持参 で伺うのは難しい ので、伺えるとしたら週末になります。どうぞよろしくお願いいたします。
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<テント日誌 1/29(日)> 風は変わるか 風を変えよう ―― 経産省前テントひろば 141日目 ――
1月29日(日) 快晴。
いきなり私事の話で申し訳ないが、昨夜来風邪で寝込んでしまった。どうやら27日の大抗議
集会の司会ということで、体が冷えてしまったからだろうか。
今日は日曜日ということで、きっとテントは賑わっていることであろうと思いを馳せる。
日誌をどうしたものかと迷っていると、日曜の夜の泊まり担当のKさんから送られてきた。
寒い夜、テントでチェックインすると、すでに第1テントでは宴会、第2テントでは足温こたつで
だんらん。寝床の確保が心配になる。
やむなく一杯飲んで身体を温めてから、第3テントで眠る。人のぬくもりなく寒いが個室ゆえ気楽
に熟睡できた。夜中に寝ずの番に起きると、案の定、寝床を確保できずに徹夜で情報交換してく
れる人がいる。27日からずっとテントは満杯状態が続いていると嬉しい悲鳴。
朝は、なかなか経産省担当が挨拶に来ない。しびれを切らしていると、やっと11時にビデオカメ
ラを持ってくる。ひとしきりの挨拶後雑談。担当者の一人は、福島のS市と姉妹関係の町に住んで
いて、福島にも脱原発にも関心ありという。なら、経産省内でそれをひろげてほしい。
昼のニュースで、政府が重大な原発にかかわる会議の議事録を残さなかったことを公明党が追
及し、それは世界に対する冒?だと厳しく攻めたらしい。
枝野経産相のテント排除会見以来、何だか風が変わってきているのかもしれない。
そう言えば、1/27付けの朝日新聞での枝野経産相のインタビュー記事は、経産省ー原子力ムラ
での彼の立ち位置の微妙なものを感じさせたりもする。
外務省の要請でIAEA事務所が福島にできても何のその、脱原発を実現するまで闘い続けよう。
(K.M)
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<テント日誌 1/28(土)> 熱気冷めやらず、テントに沢山の人が来訪 ―― 経産省前テントひろば 140日目 ――
1月28日(土)晴れ時々曇り
日比谷公園を散歩しながら、溶け行かぬ雪が残っているのに驚く。残寒と向春の
行きつ戻りつ、高年齢者には、最も危険な時候。27日、午後2時あたりから深夜に
かけて、のべ1000人になんなんとする来訪者があり、結果、テントへの弾圧指令は
こともなく、よどみに浮かぶうたかたの紙っぺらの文言として流れ去ったかのごとく。
その夜のテント防衛・おつとめも10人をこえる志願者があったという。ほんとうの闘
い、本当の主体性を問われるのは、この今だという感を深くする。
そして、東部富士五湖を震源地とするM5.4の地震が発生した。気象庁は、NH
Kなどへの取材・報道に対し、かなり遅く反応したらしい。「東海地震や富士山の火
山活動との関連は無い」(と思いたい?)という発表は、浜岡原発、東海第2などへ
の影響は、あったということか調べたい。
大阪万博での人工太陽としての「核開発宣言」は、もはや、風前のともしびであり、
現在稼働中の原発は、54基中、3基となった。残雪と廃炉の違いは、廃炉過程それ
自体が、一大ベンチャー事業であって、この事業を請け負うのは、推進してきたジョ
イント・ベンチャーであることは疑いえない。
脱原発を廃炉事業として請け負うのが、加害者組織であることの矛盾は解決され
ない。敗戦国は戦勝国によって裁かれる東京裁判。こうしたファシズム構造を打破
すべき段階であることを「脱」という蝶番から、どう回天・進展させるか、こうした3・11
以降の種々のレヴェルでの未来へのエスカレーションから取り残された声なき声・
被害者の状況を忘れてはならない。
本質は、被爆(曝)問題。経済復興とか、日本の再軍備化、海外のウラン・シンジ
ケートなどへシフト変換することは、平たく言えば、ひき逃げ犯の放置に等しく、強
者の長もの(究極兵器)にまかれて、自己喪失している武器産業の丁稚こそ、日本
のゾンビ化のエージェントとせざるをえない。こうした論点の現実可能性は、憲法へ
帰ることであって、福島特需を朝鮮特需のようにみなすことは許されない。ひき逃
げされた人々を救済することが第一命題なのだ。 (Q記)
今日のテントは昨日の熱気が冷めやらぬ中、80名程の人がテントを訪れる。中に
は昨日来れなかったから・・・という人もいる。
沖縄・山口・広島・愛媛・京都・滋賀・愛知・茨城等、遠方からの人も多い。海外か
らの人も。親子連れ、学生さん等、若い人が目立つ。経産省のテント撤去命令と大
抗議集会は、メディアも大きく取り上げ、テントの存在を一層クローズアップし、広め
たと言える。
暗くなってからは、埼玉や北区で地域での反原発運動で頑張っている人達が来て、
ちょっとしたと地域交流会の様相に。これもテントの新しい可能性だ。 ( Y・T )
海外からの便りが届いている。紹介しておきたい。
AVAAZの英語版の署名を米国で拡散しています。
郡山出身で、3月に帰国の際は、ぜひ寄らせて頂こうと思っています。
政府や大企業が力まかせで老朽化した原発の運転を延長させようというやり方は、
ここでも同じ。市民が戦わざるを得ません。
最前線で、いのちをかけてがんばっている皆さんに心の底から感謝致します。
デモには参加できませんが、この強い思いが届きますように。(女性 ヴァーモント在住)
※Avaazチームを通しての枝野大臣への抗議メールは26日の12時間で1万5千通。
現在は3万6千通が送られ、5万通を目標にしているそうです。
http://tentohiroba.tumblr.com/post/16812517816/1-28
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<テント日誌 1/27(金)> フクシマーテントー全国ー全世界 命よ叫べ 緊急大抗議集会に750名の熱気!経産省は登場もできず ―― 経産省前テントひろば 139日目 ――
1月27日(金) 快晴。
今日、27日はテントにとって重大な日である。
早くから人々は集まり始め、昼過ぎにはもうテントの前には多くの人が座り込んでいる。
誰もが、”午後5時”を意識している。けれども悲壮感など全くなく、しなやかに、あたり
まえに、今日の行動をやり抜く気持ちでいる。
午後1時から近くの弁護士会館で記者会見が行われる。テントから淵上・正清両氏、椎
名さん、福島から急遽駆けつけた女性3人、そしてたんぽぽ舎が出席。会場はメディア各
記者や、傍聴人等、40名程度で熱気に満ちる。
福島の女性達は「本当のことを書いて!本当のことを報道して!」と記者達に訴える。問
われているのは、メディアの、各記者の、姿勢それ自身なのだ。
テントの前は2時を過ぎるともう大きな人だかりができ、4時を待ちきれないで集会(前段
集会?)が始まる。様々な報告があり、歌があり、楽器演奏があり、・・・。
4時丁度に集会が始まる。参加者(受付で記帳された方)は4時で430名→5時590名
→5時半700名有余→集会終わり頃750名、集会後も記帳は続き、それから駆けつけた
人も多く、800名を超える程に達する。
淵上代表、とつきとおかの世話人・椎名さんのアピールの後、たくさんの方々が反=脱
原発、再稼働阻止、東電と国の責任・賠償追及、放射能から子ども達を守れ、テントの意
義、テントを守れ、等々と訴える。
原発いらない福島の女たち・全国の女たち、反原発弁護団全国連絡会、テント弁護団、
双葉町から避難されている女性、浪江町の被災牧場主、六ヶ所村で活動されている女性、
ジャーナリスト、たんぽぽ舎、福島緊急会議、東電前アクション、東京occupy運動、反原
発民衆法廷、市民法廷、中学生、テントひろばの座り込みやハンストの常連である80代
の男性と女性・・・。
とりわけ福島の人々のアピールは、原発被災の残酷さ、東電の非人間性、今も続く苦し
みと放射能の恐怖を明るみにし、その中で生き証人として生き、闘っていく決意に魂を突
き動かされる思いをさせられる。そして闘いへの意志を新たに掻きたてられる。まさに「命
よ叫べ」というものであった。
5時丁度に経産省に向かってコール。熱気は最高潮に。集会は、途中で「会津磐梯山」
の唄や替え歌「経産省の人」を挟みながら、6時まで緩むことなく続けられた。開始時は
明るかったあたりは、もう夜の闇に包まれて・・・。
集会の模様はニコニコ動画で実況中継されていたそうだが、その視聴者は1万名に達
していたそうである。
終了後もテント前は熱気冷めやらず、話したり、歌ったり、踊ったりといつまでも続く。
この日、経産省は全く姿を現さなかった。いつものように、5時には警官の護衛の下、通
告に来るかと予想されたが、大人数の熱気に気圧されたか影も形もなかった。
聞くところによれば、経産省はこの日、4時過ぎには入り口をシャットアウトし、「乱入を恐
れて」内張よろしく、内部の警備を普段の7倍にする対応をしていたそうである。経産省は
自らの蒔いた種に恐れ、人々の怒りと抗議の反響の大きさに恐れているのだ。
尚、この日の昼の時点で、枝野経産相・経産省には、8000通の抗議メールが殺到して
いたとのことである。さらに抗議の電話・メール・FAXを!
枝野経産相はテントひろばとの話し合いに応じよ!
( Y・T )
http://tentohiroba.tumblr.com/post/16812512868/1-27
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