仮想マシン上でVisual Studio 2010 beta 2 をやろう
正式タイトルは「みんなで人柱になろう Visual Studio 2010 Beta 2 編」です。Virtual PCのインストールから、VS2010Beta2のインストールまでを扱います。
Visual Studio 2010 Beta 2を使いたい
Visual Studio 2010 は、.NET Framework 4.0と同時リリースされるだけでなく、 Visual Studio 自体に大きな変化があるということで、大変注目されています。
発売が待ちきれない人たちが、Beta をインストールして、楽しそうにやっているのを見ていて、そろそろVisual Studio 2010 Beta をインストールしてみたいなと思ったわけです。というか、2010 の発売が待ちきれない!
そこで、Beta 2をインストールしたいのですが、Microsoft のBetaは、あとあといろいろbetaをインストールした人は、これをインストールしてから製品版を...とか困ることが多い。ということで、いつも使う環境にインストールしたくない。でもVisual Studio 2010を使いたい!
そんなときの常套手段が、「仮想マシン上のOSにインストールする」ということです仮想マシンが何なのかはさておき、とりあえず、「VS2010Beta2を気楽に利用できるんだ」と思ってもらえればOKです
もくじ
今回の記事は、大きく2つに分かれていて、
- Virtual PCのインストール方法
- Visual Studio 2010 beta 2のインストール方法
だいたい記事の原稿はできているので、書き始めるのは簡単なんですが、いつものように異常なほど詳しく書くつもりなので、いっぺんには記事が書けないと思います。分割します。
とりあえず、目次は以下のとおりです(予定)。「予定」に打ち消し線が引けますように
- Virtual PCのインストール方法(1) Virtual PCとは
- Virtual PCのインストール方法(2) 準備するもの・インストール
- Virtual PCのインストール方法(3) バーチャルマシン作成
- Virtual PCのインストール方法(4) OSインストール
- Visual Studio 2010 beta 2のインストール方法
それぞれの記事に目次と、このページへのリンクを書くつもりなので、タイトルは短め。明日あたり、記事が増えていることと思います。ちなみに、現在ゲストOSのアップデート中。VS2010Beta2の重さに耐えられるのだろうか
おまけ その他のシリーズ記事
せっかくなので、ほかのシリーズ記事の最初の記事を一覧にしてみます。気になる記事があれば是非読んでみてください。
シリーズ記事一覧
ちゃんと番号とかが付いてるのはこんなもん
TeX数式の入力中リアルタイムにプレビューを表示する簡単な方法
今回は、TeXの書き途中の数式がリアルタイムに表示されたら便利ですよね。というお話。そんなインタラクティブな機能をたまたま見つけたのでメモ。
TeXの数式は書きにくい
TeXの数式は、とりあえず書いてみて、できあがったDVIファイルやPDFファイルを見てちゃんと意図した式になっているか確認するのが普通だと思いますコマンドの入力支援はよくありますが、出力ファイルで確認が普通かと
書き途中の数式が表示されたらいいなぁ
そこで、入力途中の数式がリアルタイムで表示される機能があると、とても便利ですよね。実際、そういうソフトもあるんだとおもいます探してませんけど
ここでは、そんな機能を持つ、ウェブアプリを紹介します。それは、ずばり「Google ドキュメント」です。
Google ドキュメントでTeXの数式を作る
まず、「ドキュメント」を新規作成し、メニューの「挿入>計算式...」から、「計算式エディタ」を表示します。そして、入力スペースに、TeX形式の数式を入力してみましょう。すると、すぐ下のプレビュー画面にリアルタイムに数式が表示されます。便利。
Google ドキュメントの中にTeXの機能があること自体驚きだったのですが、この機能がとても便利でしかも手軽に利用できるということで紹介しました。
「VBScriptをPowerShellに変換する方法はありますか」 in Hey, Scripting Guys
VBScript を Windows PowerShell に変換する方法はありますか
VBScriptはPowerShellに移行していくのかどうなのかは分かりませんが、Microsoft TechNet のスクリプトセンターの「Hey, Scripting Guy!」にこんな記事が
Hey, Scripting Guy! VBScript のスクリプトを Windows PowerShell のスクリプトに変換する方法はありますかこれは期待大ですよね。PowerShellに変換できれば・・・と思ってしまいます。
(Hey, Scripting Guys! より)
そして、質問の内容自体は、次のようになっています
Scripting Guy さん、よろしくお願いします。ご相談したいことがあります。スクリプトセンターのギャラリーで、ユーザーのプロファイルにあるアイテムを一覧表示するとてもすてきなスクリプトを発見したのですが、VBScript のスクリプトなんです。これを Windows PowerShell のスクリプトに変換することはできますか。そういうことですか。あくまでさっきのはタイトルのようです。きっと、これを具体例として、汎用な変換方法を紹介してくれるんですよね…
Scripting Guy の雑談
この記事は、次のように続きます
AW さん、おはようございます。 Microsoft Scripting Guy の Ed Wilson です。早朝から、Zune でルチアーノ パヴァロッティによるヴェルディの 『椿姫』 第 2 幕「Lunge da Lei」に酔いしれていたところです。軽い挨拶と自己紹介をし、雑談と見せかけてさりげなくZuneを宣伝しています。この後も雑談とMicrosoftの宣伝が続き、
AW さんの質問に回答する準備は万端です。という文章で雑談が終了します。こういう記事って、おもしろいですよねちなみに、Scripting Guysのメンバー紹介ページなんてのもあります
質問の回答に期待していたが・・・
ここから、Scripting Guysは質問に答えてくれます。期待大です。
結論から言うと、ひたすら具体例かと思われたVBScriptのスクリプトを、1行ずつ意味を解釈して、PowerShellで書き直しています。あぁ、なんてこったい。さっきまでの期待は、最後まで読んで「これで終わり?」となった瞬間消し飛びました。
期待通りの回答ではなかったけれど
回答を読んでいると、たとえばVBScriptで
Set objShell = CreateObject("Shell.Application")と書くところが、PowerShellでは
$objShell = new-object -comobject shell.applicationと書けばいいということが理解できます。
もちろん、ほかにも例文がいくつもあって、例文を読んでいるだけで、PowerShellの使い方・書き方がだんだんと分かってきます。それでいて、しかもわかりやすい。とってもいい記事でした。
そして、記事の最後には次のように書かれています。
ListItemsInTheUserProfileFolder.vbs を Windows PowerShell に変換する作業を楽しんでいただけたでしょうか。はい!楽しめました!といったところでしょうか。一度は期待を裏切られましたが、なかなかよい記事だったので、blogで紹介することにしたわけです。(記事(日本語)のリンク)
実は
いい記事とはいえ、いくら何でもタイトルと内容にギャップがありますよね記事のタイトルを読んだときの自分のはやとちりな気が・・・実は、この記事の英語版日本語版から素直にLinkされていないのタイトルは、
Hey, Scripting Guy! Can You Translate This VBScript to Windows PowerShell?訳すと、「Hey, Scripting Guy! このVBScriptをPowerShellスクリプトに書き換えられる?」と言ったところでしょう、つまり、日本語版の記事の翻訳では、"This" VBScriptのThisの意味合いがあいまいだったので、汎用な変換方法を紹介してくれるのかと期待してしまったということになります。
ついでに
Scripting Guys の twitter があります。興味がある方はフォローしてみては。
Windows PowerShell実践システム管理ガイド
WSHクイックリファレンス
Windows PowerShellクックブック
5分で作れるTeXの「参考文献」(BibTeXを使った引用方法)
今回は、LaTeX+BibTeXを利用した「参考文献(Reference」の作り方・文献の引用方法をメモします。もちろん手作業で書き込んでも良いですが、卒論や修論を含めた論文に参考文献を書く場合、BibTeXというものを利用して形式の整った参考文献を自動的に生成するのが定番です。
目標 : BibTeXで文献を引用する
文献を引用する標準的な方法(BibTeX)を使うことが目標です。また、とにかく素早く最小限の手間で文献を引用して、「参考文献」という章を作成しようと思います。pdfができあがったらゴールです。
コピー&ペーストが出来ない病の原因
最近、コピー&ペーストができなくなるという現象が数回発生。コピーしても、ペーストができなくなります。
原因はSleipnir
症状を分析したところ、とりあえず原因がSleipnirにあることが判明。
とりあえず、分かったことを列挙します。参考までに
- Sleipnirを閉じれば問題解決
- とあるサイトを開いていたタブを閉じるだけでも解決
- 閉じた後、再び開いても大丈夫。問題なし。
- しかし、再び開いた後、ほかのアプリにフォーカスを移してから戻ってくると再発。
- 「オプション>クライアント>クリップボード>タブを閉じたときにクリップボードを空にする※脆弱性対策」をオフにしても解決せず。意外。
- ATOKのクリップボードビューアを見ると、該当タブが開かれているときに、Sleipnirからフォーカスを移すと、「現在のクリップボードの内容」が「(表示できません)」になる。
- クリップボードビューアを見ながらいろいろ試してみると、ほかのアプリにフォーカスを移さずとも、タブを切り替えるなど、IMEが利用できない状態になった瞬間クリップボードの内容が利用できなくなっている模様。
- さらにクリップボードビューアを観察すると、Ctrl+Cを押した瞬間はクリップボードにコピー内容が格納されているが、一瞬でまた「(表示できません)」に戻っている。
- ちなみに、右クリックからのコピーであろうが関係ない。
- 該当ページをセキュアモードで開く分には問題が発生しない→JavaScriptのせい?
- キーボードのショートカットの設定をデフォルトに戻しても関係なし
結論
ずばり、「原因はSleipnir」これだけ分かれば十分かと。そして、「特定のページが問題を起こしている」ということも重要かもしれない。
つまり、Sleipnirを再起動して問題が引き続き発生するなら、「最近開いたタブから順に閉じて、症状が発生するかどうかを確かめてみる」というのが私なりの処方箋。
コピペができない病になってしまったら、ぜひお試しあれ原因はほかにもいっぱいあるでしょうけど