枝先の芽吹き促す春の風 つとむ(えださきの めぶきうながす はるのかぜ)
推敲
枝先の芽吹き促す春の風(えださきの めぶきうながす はるのかぜ)※ 芽吹き(春・従)・・春の風(春‣主) 季語が重なる・・???
枝先の芽吹き催促春の風(えださきの めぶきさいそく はるのかぜ)※ 漢字の『催促』を『促す』とした・・より柔らかな句に
まだ羽毛のライトダウンを着て離せない寒さ
けれど春の風が頬を撫ぜていく。
枝先の木々の芽は春の風に催促され
競って春を謳歌する準備をしているように見えた。
・・一斉に芽吹く山は想像しても壮観だ。
先日、千葉県の七里川という
山の中の秘境の温泉に行ってきた。
横浜から海底トンネルを車で走って
はるばる千葉の芽吹き前の山々を眺めてきた。
温泉は硫黄温泉で
温泉効果か腰の痛みも和らいだ。
パンフレットでは綺麗な旅館だが実際は違った。
特徴は囲炉裏があって
思い思いの食材を持ち込み
焼いて食べさせるのが
この温泉旅館の良さで
リピーターも多いと聞いた。
次男が足腰の弱ってきた親を思い
硫黄温泉という温泉を見つけて
ドライブがてらに連れて行ってくれた。
『寝たきり老人』にならずに
外室出来ることを有難く思う。
ご訪問のん皆さんに感謝して。
(2016・2・23)
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- 2016/02/23(火) 22:01:06|
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谷風のそっと撫ぜゆく野梅かな (たにかぜの そっとなぜゆく やばいかな)谷風にひそと響きし梅一輪(たにかぜに ひそとひびきし うめいちりん) つとむ
推敲・・あれやこれやとひねくって楽しんで。谷風にひそと震えし梅一輪(たにかぜに ひそとふるえし うめいちりん)※ 谷風に花が震える(響く)・・谷風が花を撫ぜる・・谷風が花に触れる
※ 震える・より響く。触れる・より撫ぜる・・が適切かと。
※ 『に』と『の』違いで俳句がまったく変わってしまう。 谷風のそっと触れゆく野梅かな(たにかぜの そっとふれゆく やばいかな)※ 『撫ぜる』と『触れる』の微妙な違い・・さてど?
谷風のそっと撫ぜゆく野梅かな(たにかぜの そっとなぜゆく やばいかな)※ 撫ぜゆく・・擬人化・強すぎるかな?
谷風の触れゆく一輪野梅かな(たにかぜの ふれゆくいちりん やばいかな)※ ふれゆくいちりん ・・中七が8で・・5・8・5
※ 野梅(やばい) 野生の梅。野に咲く梅。《季 春》
Minnieの「花鳥風月」さんのブログの
・・『 野梅(やばい)』を拝見し
初めて『野梅(やばい)』というのを知りました。
白梅・紅梅・蝋梅・・などは誰でも知っていますが
恥ずかしいのですが・・初めて『野梅』を知ったのです。
改良されていない小さな野生の梅の花。
田舎の山間や竹藪にひっそり咲いている
・・梅の花を思いだしました。
椿にしても・水仙にしても派手さはありませんが
・・原種の花が好きです。
Minnieの「花鳥風月」さん教えていただき有り難う。
ご訪問の皆さんに感謝して!。
(2016・2・5)
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- 2016/02/05(金) 21:07:25|
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競いては冬芽枝枝を陣取りし つとむ(きそいては ふゆめえだえだを じんどりし)推敲競ゐては冬芽枝枝に陣を張り (きそいては ふゆめえだえだに じんをはり)
競ゐては冬芽枝枝を奪い合う(きそいては ふゆめえだえだを うばいあう)
冬芽
花も少なく木の実も少なく
・・虫たちもいない
雪国では雪に埋もれて
二月は小鳥たちには厳しい月だ
しかし枝先をよく見ると
冬芽が膨らみ
春の陽光を
心待ちし
二月は希望の月だ
🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸 🌸
厳しい生活を堪えて
『法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。』
日蓮大聖人のこのご金言を胸に励みとして
人生の荒波を乗り越えてきた人たちが何百万人といる。
病苦・経済苦・対人関係・など
色々な苦しみが津波のように襲って来る
たとえ襲って来ようと
『・・冬は必ず春となる』ことを信じ
希望をもって前に進もう。
ご訪問の皆さんに感謝して
(2016・2・1)
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- 2016/02/01(月) 12:02:56|
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